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’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!

by MIEKOMISSLIM

ルノワール~伝統と革新/味百選

昨日、国立新美術館で開催中の「ルノワール~伝統と革新展」に母と行ってきました。先月の特別鑑賞会券があったのですが見送り、気になっていて、来週月曜で終わってしまうし、都合も合ったので。4テーマに分け、国内外コレクションからの約80点の展示。

ルノワールは、個人展では一昨年、息子ジャン・ルノワール監督との「ルノワール+ルノワール展」以来、その後「芸術都市パリの100年」で「ボニエール婦人の肖像」があって、一番インパクト残ってた作品、今回また見られました。

その他ちらほら馴染みの作品もあったのですが、今回最後の「ファッションとロココの伝統」コーナーで、両親が仕立て屋とお針子、という環境もあって、自然とファッションに敏感で馴染みあり作品に表れてる、というような解説もあって、再度ざっと見直してきた時に、各絵の女性の帽子に注目してみたら、色々花飾りや形がエレガントで面白かったり。

また、出展の箱根のポーラ美術館蔵のルノワール作品を、X線と赤外線で分析、というコーナーがあって、40代の時の作品「水のなかの裸婦」は、元々もっとスリムだった女性の太もものラインを、ふくよかに描き直したりした跡があったり、緑の絵具も、明るいエメラルドグリーン系と濃い目のビリジャン系を併用、

でも70代での「水浴の後」では、2人の豊満な裸婦を、そういう直しなく一気に描いているし、緑も作風に合ったビリジャン系のみ、との事で、科学的な分析で、晩年、迷いない創作の域に達していたのが判る、というような所がちょっと興味深かったり。

紹介映像コーナーで、印象派的な表現に行き詰った時、イタリアで見たラファエロの幼子イエスを抱くマリアの「小椅子の聖母」に感慨、その後輪郭のはっきりしたタッチで、自分の赤子を抱いた妻を描いたり、という作風の変遷も改めて。

あとモデルで気になった肖像画は、親交あったマネの弟とベルト・モリゾの間の娘の「ジュリー・マネの肖像」、16才で孤児に、という境遇漂うような、抑えた色調でやや憂いの表情の少女像だったり、成人したジャン・ルノワールが登場の「風景の中の3人」等。

今回一番脳裏に残ったのは、穏やかな色遣い+澄んだ表情の「アンリオ夫人」、とポスターやチラシでも使われてた華やかな「団扇を持つ若い女」が双璧、後でカードを買ったのは、肖像画ではその「アンリオ・・」「団扇・・」、「テレーズ・ベラール」、上記の一昨年「ボニエール婦人の肖像」は、その時も買ったのでしたが、背景のオレンジがどうも濃すぎで残念、と思っていて、今度の色の方が現物に近く、再度買いました。

風景画では「エッソワの風景、早朝」と「シャトゥーのセーヌ河」。母は「団扇・・」「シャトゥー・・」「静物」等買ってました。また、B3サイズポスターで、「団扇・・」を買ったつもりで、確かに売り場の女性に、壁の見本の左のを、と指定したはずでしたが、帰ってから筒を開いたら、このサイズでもう1種類の、「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」の方になっていていて一瞬憮然。その時に確かめれば良かった、と。

a0116217_17354244.jpg今回この作品はなく、大阪展だけのようで、これは以前もう少し大判のを買って押入れにあると思うし、やや気分のモードは違いますが、まあ仕方ないし悪くはないので、これを壁に貼って、代わりというか、「団扇・・」チラシを小ボードに飾る事に。

この帰途、新宿タカシマヤで明日までの「味百選」展に寄って、銀座「寿司幸本店」イートインで、2人とも「ばらちらし」で夕食に。卵、椎茸、きゅうり、ワカメ、かずのこ、蟹、いくら、でんぶ、のり等見た目も賑やか、味も色々バラェティで、まあ美味しかったです。母も、これは食べやすいし美味しかった、と割と満足そうでした。

a0116217_17372444.jpg今回も、その場で食べられるデザート系はなし。少しブラブラして、栃木の「日光金谷ホテルベーカリー」店舗でマーガリンを見かけ、丁度なくなりそうだったし、買って帰りました。このホテルと言えば、後で「春、バーニーズで」で主人公の日常逃避行先だった、と。市川作品のドラマ化でのロケ地も、当地だったのかは不明ですが、そのような雰囲気のロビーだったのでした。


関連サイト:http://www.renoir2010.com/http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/http://kanayahotelbaker.sakura.ne.jp/
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by MIEKOMISSLIM | 2010-03-29 00:00 | 芸術・グルメ | Trackback | Comments(0)
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