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’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!

by MIEKOMISSLIM

語りかける風景

一昨日、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで今週末11日(日)までの、気になってた「語りかける風景」展に行ってきました。フランス、アルザス地方のストラスブール美術館からの、約80点の風景画。

a0116217_11571848.jpg窓、人物、都市、水辺、田園、木の6つのパートでのユニーク構成で、今回の人物パート、というのも、風景の中の人物にスポット当てた、風景画の1パターン、という捉え方のようで。まず目に留まったのは、このパートの「女性とバラの木」という作品。

そっとバラの様子を伺ってる女性の優雅な仕草、白いレースのブラウスや青いスカート、同じ青い髪飾りのブロンズの髪に、光が当たって、その一画とバックの深い緑とのコントラストで、何ともエレガント。今回一番インパクト作品、でもありました。

後ろでバラの世話をしているらしい人物、性別判り難く、解説だと男性、とあったかと思うのですが、その存在も、さり気なくこの小世界を支えてるような。このギュスターヴ・ブリオンは初耳でしたが、ミレーの影響受けたフランス人画家だったのでした。

各パートで印象的だったのは、「都市の風景」では、モネ作品にも似たアンリ・マルタン「雪化粧のパリ」や、抑えた色調のロタール・フォン・ゼーバッハ「雨の通り」。「水辺の風景」では、淡い水色、穏やかな水際風景の「レマン湖」、このフランソワ=ルイ・ポシオンは、ずっとレマン湖を描き続けたスイス人画家だと。あと豊かな緑の河岸のイポリット・プラデル「ガロンヌ河畔の風景」。

a0116217_14401686.jpg「田園の風景」では、最初にあった、大自然の中、狩に来た人々や犬をごく小さく、でも精密に描いていたアンリ・ルーベルの「ヴォージュ地方の狩り」(↓)、そして、今回ポスター、チラシ、チケット(↓)等にも使われてるシスレーの「家のある風景」や、モネの「ひなげしの咲く麦畑」(←)。シスレー作品がこういう風に前面に、というのは覚えなく。

「ひなげし・・」はジヴェルニーの風景で、チケット売り場や売店で、この美術館での予告として、「モネとジヴェルニーの画家たち」展ポスターを見かけ、今年末からでまだ先ですが、先日モネとジヴェルニーの庭番組も見た所で、これも楽しみです。

a0116217_17464610.jpg最後の「木のある風景」では、大樹とその向こうの景色のスケール感あるフランソワ=ルイ・フランセの「アンティーブの眺め」(一番下)と、ちょっと珍しかったのが、カンディンスキーの「サン=クルー公園」。荒いタッチで緑・黄緑が広がって、手前は池と蓮、奥の方は芝生と木陰のようにも見えますが、カンディンスキーの風景画、というのは見た記憶なく、これは抽象画に入る、手前の頃の作品、と。

今回買ったカード7枚も、上記から。それと「家のある・・」のA4ポスターと、人気の2枚が表裏になって、クリアファイルに収まってるような”ラミネートカード”というのを見かけ、下敷きにも使える、との売り文句で、身近に置けて実用的でもあるし、と、「女性とバラの木」と「家のある風景」のを2枚買って、1枚母の土産に。やや駆け足でしたが、館内は割と空いてて、その分にはゆったり見られました。

関連サイト:ストラスブール美術館蔵 語りかける風景
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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-07 00:00 | 芸術 | Trackback | Comments(0)
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