2011年 07月 20日
マリン・ブルー / マザー・グース(’77)
マザー・グース、という女性グループの曲ということと、「ヨットハーバーで おまえは待っていると言う・・・車飛ばして20分で来てよ・・・OK19分で行くよ」という断片的な歌詞の記憶、
夏の海の一コマ的な映像+なんと言っても、繊細なメロディの流れがインパクトで、ずっと頭にありつつ、曲名不明だった曲。
子供時代の、好きな歌詞や、本、コミックからのフレーズ等書き出したノートの、気になるSONGS、という欄の中に、このグループの「Cool」という曲。これも今、どんな曲だったか思い出せず。
多分その謎の名曲は、ラジオ(の録音)で知って、このグループ曲、というのも判ってたし、その気になればアルバムを聞けば、この曲も判ったのでしょうが、それはせず、謎のまま、だったのですが、
今回You tubeで「マザー・グース」で検索して出てきた中、「Cool」はなかったですが、聞いた2曲目が、まさにその曲。今にして、「マリン・ブルー」というタイトルだった、と。
マザー・グース自体は、Wikipediaで見たら、金沢出身の3人グループ、見出したのは、元「トワ・エ・モワ」の芥川澄夫、2枚アルバムを出した後解散してて、
「マリン・・」は、セカンドアルバム「パノラマ・ハウス」からの曲で、シングルカットもされて、それは山下達郎がプロデュースしてた、とか、そのアルバムには、東芝EMI関連でなのか、ユーミンがジャケットのイラストを描いて、このアルバムの透明感を称えるコメントも寄せてた、とか、今にして。
私の覚えあった「マリン・・」は、おそらくアルバム版だったと思いますが、You tubeにその別アレンジシングル版(↓)もあって、その映像に使われてるグラスのイラストが、ユーミン作品のようで。ユーミンイラストのアルバム、といえば、正隆氏のを思い出す位ですが、こういうのもあったのだった、と。
今改めて、この曲と遭遇、記憶の感触ではもう少しソフトなボーカルのイメージでしたが、確かに、このメロディと歌詞。内容は、イメージ通り何気ない恋模様、だったのでしたが、
確かに、冒頭「ヨットハーバーでおまえは・・」なので男側からの歌詞ですが、「ブラインドから見える夏の初めはおれを見捨ててる・・」「夏を避けておれ1人・・」と、いうような、硬派「おれ」人称がやや意外。
赤毛のアンのおまえには、有刺鉄線が張り巡らされてる、なんて、男側からのジレンマ、という歌詞だったのだった、と今にして。
色々なミュージシャンから目をかけられ、でも、2年間で表舞台から去ったグループ、だったのでしたが、やはりこうして曲は残ってて、今、この季節に再会、で、感慨。有難うYou tube、という所です。
関連サイト:Amazon 「パノラマ・ハウス」、Wikipedia マザー・グース
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福井県在住の三國屋太郎です。
マザーグースの書き込みを見つけてまいりました。
小生も、リアルタイムでマザーグースを聞いていました。
石川県はお隣の県ですので、福井のラジオでも流れていました。
COOLは、パノラマ・ハウス (1977)に収録されていますね。
アルバムは何回かCD化されていますが、小生手元にはなく
通販へ発注しています。(LP盤は持っていますが、なかなか聞く機会がありません。)
マリンブルーは、自分にとっても印象的な曲です。
それ故(?)今の住まいは海まで5分の所です。
2011年に書き込みされていらっしゃいますので、
既にご存知の事かと思いましたが、おせっかいさせていただきました。
3928taroh@excite.co.jp
http://taroh3928.exblog.jp/
「Cool」はシングルでも出ていたせいか、当時ノートの「気になる曲」欄に曲名を書き留めてて、聞き心地いいアップテンポ曲だった覚えはあるのですが、曲名も不明だったこの「マリン・ブルー」の方が何だか、謎の珠玉曲、としてずっと頭にありました。
この記事を書いた折に検索で、マザー・グースは2枚アルバム出していて、「パノラマ・ハウス」の方にこの2曲が入ってる、と判りました。ユーミンがジャケット担当、というのも+αで、気になる1枚ではあります。
LP盤を持っているということは、今となっては知る人ぞ知る?!というマザー・グースですけれど、地元がお住まいの隣県、という縁もおありだったようですけれど、当時愛聴されてたのですね。懐かしい曲記事に反応頂いて嬉しいです。
マザーグースのアルバムを集めようと思ったきっかけは、
クリスマスイブのラジオで「魔法がとけた朝」を聴き、
そしてグループの解散を知った時でした。
今でこそ、山下達郎もすっかり有名になりましたが、
その頃は音楽ファンといえども十分に認知されている訳ではなく、マザーグースの人気を押し上げることはできなかったようです。
ユーミンの描いたジャケットは、それなりに話題になりました。LPサイズにぴったりの絵だと思います。
明日には、「パノラマハウス」のCDが手元に届きます。
20年ぶりに彼女たちの歌声が聴けることを楽しみにしています。(LPをかけるには、準備がたいへんですから。)
これからもブログ読ませていただきます。私もユーミンファンです。大した内容ではありませんが、小生のブログへもお立ち寄りください。
そちらのブログの音楽記事を少し拝見したのですが、山下達郎ファンでいらっしゃるのですね。
私も、遡ればユーミン関連で知った彼や、大貫妙子、吉田美奈子なども好きで、特に’90年頃まではアルバムを追ってました。SUGAR BABE「SONGS」なども愛聴盤の一つです。
山下達郎はマザー・グースのプロデュースにも関わってたようですけれど、本人も当時はまだ、「CIRCUS TOWN」などは出していても、ブレイク前だったのですね。でも今聞く「パノラマ・ハウス」CDは楽しみですね。
世代感や、音楽の好みが重なる所があるようで、よろしかったらまたいらして下さい。そちらのブログも拝見して、折あれば立ち寄らせていただきます。
小生のブログを見ていただけたようで、ありがとうございます。
昨日、CDのパノラマハウスが届きました。聴いていて気が付いたのですが、リアルタイムでラジオで聞いていたのは、地元のAMラジオ局です。
当然、その頃はラジオはモノラルでした。今改めてCDで聞くと、音の広がりや楽器の使い方など、しっかりとした音作りで
驚いています。当分、ドライブの愛聴盤となりそうです。
マリンブルーですが、アルバム盤とシングル盤どちらも
それぞれの味があって、甲乙つけがたい感があります。
しかしながらこのシングル盤では、洋楽ファンにはアピールできるものの、一般的な音楽ファンへの浸透は難しいかな?と、感じました。機会があればぜひ聴き比べてください。
当時は、SUGAR BABE と 山下達郎 大貫妙子 それぞれの関係を知らずに別々に聞いていました。荒井由実とSUGAR BABE の関係もかなり後に気が付いた次第です。その辺の経緯も自分のブログに書いております。
LPで集めていた時代から、CD中心となった時期がはっきりと分かれてしまっていて、LP時代の楽曲はCDリマスターが出ないと聞く機会がなくなってしまっています。
LP 荒井由実 SUGAR BABE 竹内まりや EPO
CD 杏里 渡辺美里 以降
みたいになっています。
大貫妙子は、アコスティックのライブをするころから再度集め出したので、CDが大半です。アコスティックのライブCDは
何回も曲を追加して出されているので、3種類ぐらいはあると思います。
ユーミンの楽曲に対して、深い造詣をお持ちのようですので、じっくりブログを読ませてください。わたしの女性観も
多少ユーミンに影響されているようですので、自己分析してみたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
「マリン・ブルー」は、上の記事を書いた時、You tubeにどちらのバージョンもあったのですが、現在はシングルバージョンのみになっていて、記憶にあったのは、このスローバラード風よりはアップテンポだったような覚えで、多分アルバムバージョンだったのでは、と思います。
「パノラマ・ハウス」は、一応TSUTAYA DISCUSで検索してみましたが出てこず、付近の店でも、多分レンタルでは難しそうですね。
またゆっくりブログを拝見しようと思いますが、少し該当の記事を拝見した所、山下、大貫それぞれソロ作品→SUGAR BABEへと繋がったのですね。
私はやや記憶曖昧ですが、SUGAR BABE「SONGS」LPを買ったのがジャケットにある日付で’76年3月だったので、ユーミンの「MISSLIM」バックコーラスとして多分同時にグループと個人名を知って、山下、大貫ソロアルバムも追っていった、という流れだったかと思います。
コンサートは、山下達郎のは経験ないですが、大貫妙子のは確か5回位行ったことがあり、ライブ盤はCDで「PURE ACOUSTIC PLUS」「Shooting star in the blue sky」を持っています。
色々好きな曲はありますけれど、ベスト、といえばやはり当時じんわり鮮烈だったSUGAR BABE時代の「いつも通り」です。先日からたまたま、やっと図書館の予約が回ってきた大貫新刊の「私の暮らしかた」を読んでいました。
杏里などもお好きなのですね。私も一時期、角松敏生などの路線で、割と聞いていました。以前LPも色々持っていましたが、今手元にあるのはCDと録音テープのみで、ユーミン、大貫妙子、吉田美奈子、SUGAR BABEのなどのは、名残で一部LPジャケット、歌詞カードは保管してます。
では、今後ともよろしくお願いします。
何かと(出来れば低価で)入手したいDVD、CDもあって、ですけれど、頭に入れておきたいと思います。
色々ライブも、懐かしそうなものから最近も行かれてるのですね。大貫&坂本コラボのは、チケット入手し損ねもあるとは、結構盛況だったのですね。
私は近年は、5年前井上陽水のに行った以外は、都合が合えば、ユーミンの位です。一昨年の夏、山下達郎パフォーマンスのライブ映像の限定上映がありましたけれど、随分迷った末見送りでした。
ちなみに、陽水やオフコース(~小田和正)なども結構好みです。
では取り急ぎで、失礼します。
ついに「インディアン・サマー」のCDも
入手してしまいました。
当時はカントリー系はあまり好きではなかったのですが、
マザー・グースにはそれ以上の魅力を感じました。
先日長距離ドライブへ出かけたのですが、何回聞いても
飽きることはありませんでした。
誰か、カバーしてくれる歌手は現れないでしょうか?
ドライブのいいお伴にもなってるようで、良かったですね。
私はほぼ「マリン・ブルー」のみの馴染みですけれど、この曲イメージで、カバーが似合いそうな現役の、という所で浮かんだのは、aikoですけれど、どうでしょう。
何だか余り37年程前、という古さを感じないし、確かに誰かのカバーなりで、もっと陽の目を見て評価されても、とは思います。
HN は 三國屋 太郎です。
よく三國連太郎さんのファンですかと聞かれます。
今の住まいが三国なので・・・・
地元のおいしいお茶屋さんで、三国屋善五郎さんがあります。
近年、全国展開されているので、お住まいの近くの
ショッピングモールに店舗があるかもしれません。
(店の回し者ではありませんよ。)
aikoさんにカバーしてもらうと合いそうですね。
裏声なんかもうまく使って歌ってもらえそうです。
aikoさんの声でバラードは心にしみます。
ちなみにaikoさん 三国駅という曲もあります。
もっとも大阪の三国駅がテーマだとおもいますが。
マザーグースのCD解説をみますと、
「貿易風にさらされて」の英語バージョンがあり
アメリカ人シンガーを使ってデモレコーディング
されているとの事で、音楽出版社は海外への
売り込みを意識していたようです。
時代を先取りしすぎていることで、運命が変わるのだと
思わずにはいられません。
MIEKOMISSLIMさんのおかげで、マザーグスを
再認識できてよかったです。
音楽以外に、日本画もご興味をお持ちのようですね。
私は東山魁夷の、独特の緑の色彩が好きです。
当地では、いま院展が来ています。
時間を作って見にゆきたいと思っています。
「貿易風にさらされて」は、確か「マリン・ブルー」以外で唯一You tubeにあったので、聞いてみたことがあります。英語版で海外向き企画もあったのですね。
レコーディングのバックメンバーなども豪華だったようで、いかに期待されていたか、というのも偲ばれて、本当に出る時代が違っていたら、というグループの1つかもしれないですね。
日本画にも興味おありなのですね。私は美術の方は、一番好みはヨーロッパ印象派ですけれど、日本画では画家を挙げれば上村松園、東山魁夷など好きで、壁にずっと貼ってるポスターの中に東山魁夷の「緑響く」などもあります。