2011年 08月 09日
突然の別れ
2人共ここに来るのが嫌だと言ってる訳じゃないけれど、夏のスケジュールの忙しなさ、やや教育方針の変化、というのがメインですが、どうも、これまでのこの家の姿勢からは、ピンと来ず。
近所の祖父母が2人共病、祖母が入院だったり多忙、と聞いていて、遠慮もあって、この所ややお母さんとの連絡不足、だったのは否めず。
6月下旬頃も、電話で夏期講習の意向を確かめたら、弟は中2この夏は剣道、将棋、ボランティア、学校の英語キャンプとか色々やらしたい、と聞いて、私は、それに水を差す気はないし、講習は特にしなくていいけれど、勉強的に、余裕か、というと穴もあるし、
前に挙げてた志望校レベルを思ったら、受験を思っても、もう中2、とも思う、と率直な所を言って、やや食い違いあったり、という事はあったのですが、
生徒達自身は、どちらも成績は順調だったし、コミュニケーション的に破綻があった訳じゃなく、兄は、お家とも確認して、英検準2級対策もしかけた所。しいて言えば、成績も順調なので、塾なしでやらせてみたら、という節かと思うのですが、余りに急な展開に、何だか胸がザックリ。
前に、何人か別の親御さんに授業料がちょっと負担で、と言われ、そういう相談、調整はしたことがあって、脳裏に浮かびましたが、このお母さんは特にそれは表立っておっしゃらず、私もあえて口にしませんでしたが、
どうもこの春から、それまでは割と積極的に申し出てくれてた季節講習、定期テスト前等のプラス授業、模試受験等にも、引き気味。そういう変化的に、経費面、というのがちらついたり。
それは、やはりこの春、この従姉妹のやはり2年間通ってた高1女子が、新年度の更新も済んで、受験後も続ける方向、だったのが、今回と似たような流れで、月の半ば、お母さんが来て、疲れ具合やら、クラブとの兼ね合いやらで、授業時間や日程調整、というプロセスもなく、突然退会、と同じ様な流れ。
体力面に不安あるなら、2つ入る、というクラブを1つにして様子を見た方が、とか、学校のカリキュラムが緩そうだからと言って、やはりちゃんと、基礎から積んでいった方が、とか、本来言うべき言葉も何だか出なかった、気忙しい様子。やはりこのお母さんとは同居の、病の祖父母の世話、という事情もあったとは思うのですが、
正直18年間やってきて、ちょっと珍しい忙しない別れ。理不尽さも思ったのでしたが、今回もそれに近い感じ。基本的に、去る者は追わず、来る物は拒まず、ですが、何だか、余りにプッツン、というか。これまでも、不愉快な縁の切れ方、はなくはなかったですが、
人柄的にはいい方で、悪気あるないは別として、特に春のケースは、時代の流れ、とは思いたくないですが、思えばネット上での、スクリーンの向こう側の、相手の心、感情に疎い、一方的麻痺感覚さ、と重なるような妙なしこりもしばらく残ったのでした。
今回のお母さんの行動は、その自営の親戚の、そういう影響もなくはない、と思いますが、母にちょっと愚痴ったら、それは、やはり、経済面じゃないか、という反応。
同業兼学校教師の友人に、丁度地震の見舞いついでにこの件をメールに書いたら、やはり、そういう気配もなく、突然辞める、と言われて、眠れなかった時があるし、私の気持は判る、と言ってくれて、少しだけ気持が和んだり。
振り返ってみて、やはり1回1回の授業は、彼らを励ましつつ様子見つつ、誠意持って出来る事はやってきたつもりで、親御さんには今一伝わってなかったかも、という部分は残念、
でも、授業も、もしかしてこれが引き金になったかもしれない、6月末お母さんとの食い違いの時の意見も、特に後悔もないし、私なりに筋を、と思って、2人宛に率直な気持をラフに書いた短い手紙も託しました。
こういう時余り突っ込んでも無駄だし、2,3度出入りする生徒もいますし、また良かったらいつでもどうぞ、またお世話になるかもしれません、と、このお母さんとも穏やかには別れたのですが、
兄はとにかく真面目、弟は受験の時からやってきて、中学で涙を飲んだ分、その時親御さん共々言ってた、高校受験でリベンジを、という方向のつもりで、私もあるレベル目指してやってきてて、やや性格はアバウトでしたが発想がユニークだったり、
2人共宿題のこなし方も、歴代、やり易い、感の生徒達、それなりに愛着もあったし、そういう意味では寂しさも。それと、差し当たって特に困る、という訳じゃないですが、正直収入的にも痛い所。
でもプラスに思えば、どちらも週1で、ややいつも内容的に、押し込み気味だったし、私の人生の時間の中で、そういう圧迫からは解放された、というのも正直な所。ちょっと立ち止まって見直す時、とも思ってます。
関連サイト:個人学習会 高円寺教室
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