2012年 10月 27日
8月31日~最後の夏休み~<2>
俳優陣は、貫地谷しほりは春先に「僕達急行・・」に出てたのを見て以来、映画での脇役と劇での主演、という違いもあるけれど、やはり今回の方がメリハリあった感じ。
吉沢悠は、パンフの松任谷夫妻談によると、”文科系の感性や理性を持ってる””脳みそまで筋肉みたいなキャラクターではない”一彦、という役にフィットするソフトさ、定かに思い出せないけれど、「夕凪の街 桜の国」に出てたのだった、と。
脇役陣で印象的だったのは、看護婦兼千佳の叔母役の入絵加奈子。「リアリティ」で、看護婦コスチュームでのユーミンと共演、パワフルな歌声や、不穏な恋模様の医師(細見大輔)に不満をぶつける時のコミカルさ、小柄だけれど威勢いい感じ。
見た映画では「下妻物語」で、イチゴの母役、だったようだけれど、ミュージカル畑の人らしく、パワフル歌唱力も納得。
バックミュージシャンは今回余り表に出なかったけれど、ユーミン関連馴染みで知ってたのはギター中川雅也。
パンフには、各俳優陣のユーミン曲談のページがあって、(→(C)TOHO CO.,Ltd.)
貫地谷しほりは共演が決まった後、苗場のコンサートに、ユーミン大ファンのお母さんと一緒に行って、
お母さんはユーミンが歌い始めるとぼろぼろ涙を流し始めて、初めて親孝行が出来たと思った、とか、
各人の母、兄や姉が(大)ファンだった、のようなコメントも折々見かけて、そういう最盛期のファン層の、下の世代のスター達と共演、
表舞台に立って新たな試みのステージを創ってる、という驚異的スパンの長いエネルギー、というのも改めて。
そういう所で、一体どういうものだろうか、という期待で楽しみだったこの帝劇ステージ。
一つのユーミン曲から、膨らませた内容、でなく、一つの劇の中に様々なユーミン曲、というのも、前述のように、なかなか各シーンにドンピシャにフィット、も難しいものだな、とも思ったり、劇中、何かちょっと、という流れもあったのだけれど、
トータルで、余りステージで聞き覚えなかったもの含め、ユーミン曲16曲、また帝劇、という舞台で、俳優陣を率いて、その音楽+演劇の新たな試みにチャレンジしたユーミン&正隆氏夫妻の意気には拍手、という感じ。
先日終了の「ユーミンのSUPER WOMAN」に続いて、何というか、一時浮世を離れるファンタジー空間で、リフレッシュ出来て、満足でした。
関連サイト:帝劇10月公演「8月31日~最後の夏休み~」、「8月31日~最後の夏休み~」の曲目 曲順
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<スレッドファイルリンク(ここでは「KARAOKEー人生紙一重ー」は開かない場合あるようです。>
舞台やコンサートなどいろいろ楽しんでおらますね。
「8月31日~最後の夏休み」という舞台の話は初めてりましたので、興味をもって読ませていただきました。
吉沢悠は幅広い演技のできる俳優なので、私も常々注目してドラマなどを見ています。
ブログをよませていただき、彼の生の舞台をぜひ見たいと思いました。
ところで私は「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」が開催されルーベンスの傑作が出品されていますので、ルーベンスの絵画の魅力について書いてみました。ご感想、ご意見などブログにコメントなどをいただけると大変うれしいです。
吉沢悠は、私はこれまで印象になかったのですけれど、今回の役には割とフィットしてると思いました。舞台にも幾つか出てるようですね。
この公演については、もし具体的に興味がおありなら、明日が千秋楽(午後4時~)、現時点で、そのチケットは完売、今日(30日午後7時~)のS席は若干残りがあるようです。
また、当日席は帝劇窓口で午前10時~先着順で販売、前売り券が完売の公演では、1・2階の補助席を販売、枚数制限は1人1枚だそうです。
詳細:http://www.tohostage.com/yuming/toujitsu.html
そちらの記事のコメント欄にも、後程伺います。