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Something Impressive(KYOKOⅢ)

日本フィル出張コンサート

昨日、近くの高円寺障害者交流館で、日本フィルハーモニーから弦楽四重奏団の出張コンサート、都合も合ったので、母と行ってきました。

このイベントは、母が商店街でそのチラシ(↓)を見つけてて知って、誰でも参加OK、そのチラシや、同館の担当の人の説明だと、’94年から杉並区は日本フィルと友好提携を結んでて、その活動の一環、だと。

ここはその上階に福祉事務所、確か母の用事で一度来たことがあったけれど、この障害者交流館、というのはそういう施設があった、というのも初耳、ステージになったホールに観客は50人位、その3分の1位は車椅子の方々。


日本フィル出張コンサート_a0116217_1173125.jpg拍手の中現れた4人、ヴァイオリン2人、ヴィオラ1人、チェロ1人のカルテット、

チェロの女性は中年層、後の3人は割りと若手のようで、皆割とラフな装いで、余りクラシックコンサート、という格式ばった感じはなく、チェロの女性が進行役。

序盤、簡単に弦楽器の紹介もあって、種類の違いや、弦は羊の腸から、弓は馬のシッポで出来てて、羊と馬のこすり合いで音が出る、というようなラフな説明で、折に笑いも起こったり、

クラシック初心者も馴染めるような、というアットホームなムード。

演奏曲も、日本のスタンダード歌謡曲、唱歌、演歌など、私は余り弦楽器で聞いたことのなかったタイプ曲も多く、とにかく馴染み易さ、というコンセプトのようで。


曲目は、

モーツァルト:アイネクライネナハトムジーク(小夜曲) 第1楽章 / 沖縄の遊び歌 / ピアソラ:リべルタンゴ / 早春賦 / 花 / 涙そうそう / 津軽海峡冬景色 / いい日旅立ち / 昴 / アンコール 上を向いて歩こう

の10曲、1時間弱、「早春賦」以降は、「いい日・・」「上を向いて・・」以外は受付で歌詞の用紙を渡してくれてて、進行役の人から「歌ってください!」の呼びかけで、

合唱+伴奏状態、思えば歌番組のような生伴奏付き即席合唱、という、ちょっとした贅沢さ。


一番インパクト曲は、と思えば、3曲目の「リベルタンゴ」。ヨーヨー・マの演奏で有名、という前置きがあったけれど、そのメロディは何処か聞き覚えで、ドラマティックなタンゴのうねり。
          
           

今回、開演15分位前に会場について、席も空いてたので、中央辺りの1番前に座って、おそらく母もだけれど、私は初めて、ほんの数メートル先、という至近距離で弦楽奏を聞いて、

やはり最初の3曲、馴染みメロディのモーツァルト「小夜曲」や、「リベルタンゴ」のダイナミックさ、弓を使わず指でつまびくピチカート奏法での「沖縄遊び歌」のエキゾチックな音色、など体感的に聞き応え。


プラス、日本の唱歌やポピュラー馴染み曲を、弦楽器演奏と一緒に歌って、という、これまた初体験。

アンコールの「上を向いて・・」は、先日、神社でのジャズコンサートでも聞いて、シンガーと共に合唱したばかり、心なしか、3.11震災以降、聞くことが多くなった気するけれど、今回もこれで締め。

母は、やはり「小夜曲」はメロディを知ってて、あと「昴」なども、改めて結構いい曲と思った、とか。私も、やはり実際足を運んでみて、結構満足なローカルイベントでした。

関連サイト:日本フィルハーモニー交響楽団 音楽の森プログラム高円寺障害者交流館
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by MIEKOMISSLIM | 2013-05-15 00:44 | 音楽 | Trackback | Comments(0)