2013年 07月 18日
風立ちぬ(’13) featuring 「ひこうき雲」<1>
開場になって、入り口の招待券を渡す辺りですでに「ひこうき雲」が聞こえてきて、場内でも開映まで繰り返し流れていて、
何だか私は始まる前に、コンサート会場でもない、映画の試写会の場でユーミン曲、しかも往年のマイDNA”荒井由実”曲が実際大音量で流れてる、という状況だけで、早くも胸にジワ~ッとくるものが。
そして秋公開の高畑監督の「かぐやの物語」予告に続いて、本編開始。<チラシ→>
少年が家の屋根から小型機で空を舞う、大らかなシーンから始まって、少年はその路線のままに成長、腕の立つ飛行機設計技師青年堀越二郎(声:庵野秀明)としての日々。
折々に挟まれる、ファンタジー空間での、ジャン・カプローニ(声:野村萬斎)との飛行機を通した交流、彼が開発、二郎に紹介する、多重翼のファンタジック旅客機とか、ドイツで二郎と友人本庄(西島秀俊)が見学する当時の先端メカ、
二郎らが開発する、当時の、戦闘機としての機能も要求された様々な機種、とか「僕達特急 A列車で行こう」じゃないけれど、飛行機マニア色全開、
宮崎監督は、とにかく今回1つには”飛行機”を徹底的にやりたかったんだな、としみじみ感じた中盤辺り。
7/21追記:そしてもう1つのストーリーの核として、やはり堀辰雄「風立ちぬ」のエキス、「私」と節子を二郎と菜穂子(瀧本美織)になぞらえたロマンス。
思えばこれまでジブリでのまともなキスシーン、というのも覚えなく、今回、駆け落ちに近い流れもあったり、初のジブリでの大人の恋模様、だけれど、
まあ大人版、とはいえさすがにジブリ女子、というか、菜穂子は原作や百恵&友和映画での、療養地でずっと婚約者に付き添われている受けのヒロインでなく、
残された時間を惜しみ、自ら二郎の元に押しかけてきて、そして引き際も自分で決める、決断力と行動力、と思ってたら、後で判ったのは、あの菜穂子は、堀辰雄の別の小説「菜穂子」のヒロインのキャラクターがルーツだったのだった、と。
その出会いも、乗合わした列車で、飛んだ二郎の帽子を菜穂子がキャッチ、ちょっとしたウィットの仏語でのやりとりとかあって、その直後関東大震災勃発、その中で二郎が菜穂子と連れの女性に見せた男気、とか、
高原での、小説の冒頭シーンの節子と同じ、イーゼルを立て絵を描く菜穂子、そこに登場して絡んでくる二郎、2人の率直な恋模様、とか、まあジブリ風躍動感あるアレンジ、という感じ、
節子には見られなかった、というか必要なかった菜穂子の積極性、というのは、相手の二郎が、小説や映画の「私」のように、療養地で傍らについててくれる身ではなく、
とても自分だけをかまってはくれない、時代の先端の大忙しの飛行機設計技師、という設定の違いもあってのことと思うけれど、
「私」(=堀辰雄)と今回の劇中の二郎、というのは、ある意味違う分野でのロマンティスト、どちらも恋した相手~婚約者への誠実さ、という所はあるのだろうけれど、その他類似点というのは浮かばず。
実写版の三浦友和演じた「私」とも、戦時中で出征を余儀なくされた青年、というのに対して、今回の二郎は、そういう若者達が乗り込む戦闘機を設計、という立場、という違い。
7/22追記:そういう風に、純粋に飛行機に魅せられ、優れた機種を造ることを目指す二郎、でも戦争が現実味を帯びる時代柄、求められるのは優れた戦闘機、
そこら辺の本人の心境、本音、葛藤や苦悩などについては詳しい描写なく、また実際の空中戦闘シーンなどは割愛されてて、ファンタジー空間で二郎がカプローニに、悲しいゼロ戦の顛末と共に、自身のくぐった波乱を短く告げるのみ。
そういう所は、今回当時の飛行機を徹底的にやりたかった宮崎監督、でも手放しで戦闘機賛美、という訳にもいかないし、ああいう表現に抑えたのかと。
正直、え、これで終わり? というあっけなさ、エンドロールと共に「ひこうき雲」、で、この大注目だった曲も、見る前に一案として浮かんだ、菜穂子へのレクイエム、という程には、二郎と菜穂子のロマンス比重が大きかった訳でもないし、
どうも見終えた直後は、確かに締めにこの曲、という感慨はあったものの、今一この曲をあえて、という趣旨が謎のまま。
私が、まさにドンピシャに感じ入るこの曲のハマり方、でのラストを無意識に期待しすぎだった、というのもあると思うけれど、やや肩透かし、というのか消化不良感。
で、翌日にふと思い出したのが、以前のユーミン本の1つ、「ユーミンの吐息 メトロポリスの語り部・・・松任谷由実」の中で「ひこうき雲」に触れてた部分。<←(C)ミリオン出版>
これは深海遙という人の、’89年出版、4章に分けての80年代までのユーミン分析本。
1章のこの人の偏愛名曲(マイフェイバリットソングス)として挙げてる7曲が「ベルベット・イースター」「消灯飛行」「中央フリーウェイ」「りんごのにおいと風の国」「埠頭を渡る風」「パジャマにレインコート」「霧雨でみえない」、
「中央・・」はさておき、他の曲はそう表には出ないけれど、自分のいわゆる偏愛ユーミン曲、に重なったり、ユーミンの感性から滲み出る曲の魅力分析、ある時代ごとの空気の捉え方、とかちょっと独特な切り口で、印象的な1冊。
この本の3章「音楽史の中で」の中で、「リンゴの唄」「エリカの花散るとき」「ひこうき雲」の3曲で、戦後日本の心のたたずまい史は語りつくされている。として、
「リンゴの唄」の、戦後の焼け野原に広がる「黙って見ている青い空」のニヒリズム、60年代の「エリカの花」の、「泣きながら夕陽を今日も見送る」日々、そして「ひこうき雲」はそういう60年代への鎮魂歌である、という趣旨。
>なにも恐れずに舞い上がり空を駆けていった「あの子」の姿に、「エリカの花」(理想)を求め死を賭して飛翔しようとした60年代をダブらせている。
だから「今はわからない ほかのひとにはわからない あまりにも若すぎたとただ思うだけ けれどしあわせ」とあの子を評し、そのうえ舞い上がるひこうき雲にたとえたのは、ずいぶんな優しさというべきだ。
空に憧れて空を駆けていったんだーそう荒井由実は60年代を手厚く葬った。・・ユーミンは何かを探して夕陽を見送るという構図を拒まれていたといいかえてもよい。彼女は全く別の地平から出発せざるをえなかった。
LP「ひこうき雲」では、60年代への決別と自己のポジションを明らかにした同名の「ひこうき雲」以外は、自分の置かれた地点から彼女の感性をストレートに表現している。<
とのことで、60年代の日本、やはりイメージとしてはまず、見えない理想に向けてあがいていた学生運動の戦士達、が浮かぶのだけれど。
また、特攻崩れだった鶴田浩二を引き合いに出して、この人が’53年「サンドイッチマン」で自分を道化者扱い、60年代生き恥を晒す照れとニヒリズムで東映任侠路線で人気を得、でも’71年「傷だらけの人生」で、エリカの花(理想)を見失って、時代に愚痴を吐き、足を掬われてしまった、
八王子の空にひこうき雲を見たユーミンの方が、倫理的たたずまいにおいて強く優しかったのだ、というような所。
ユーミンが果たして、この著者の言うように「ひこうき雲」製作時に60年代への鎮魂歌、の思いを意識していたのかどうか?だけれど、
夭逝した元同級生への私的な思いを辿りながら、鋭敏なその感性で、そういうエキスを意識して、または無意識に取り入れていた、のは有り得るだろうし、
何だかこの箇所を読み返して、今回「風立ちぬ」でこの曲は、60年代を通り越して、戦争への鎮魂歌、として起用されたのでは、とようやく思い当たり、
そういえば題材がもろ飛行機、これはここでは、やはり特にゼロ戦など飛行機での戦死者(、自殺者への、というニュアンスを思えば、当時余儀なくそうさせられた特攻隊員も含みそうな若者達)へのレクイエム、
今回宮崎監督は、当時の飛行機への愛着、マニアぶり全開、だけれど、現実的に、二郎の開発した戦闘機で少なからずの戦死者も出たのだし、
そういう描きたい世界と現実の重さの矛盾を和らげ、相殺するため、ある時代への鎮魂歌、という懐のニュアンスある「ひこうき雲」に白羽の矢が立てられた、と思えば、つじつまが合う気がして納得。
次数オーバー表示のため、風立ちぬ(’13)<2>に続く。
関連サイト:「風立ちぬ」(ジブリ)公式サイト、ユーミン×スタジオジブリ 「40周年記念盤 「ひこうき雲 / 荒井由実」、Amazon 「ユーミンの吐息 メトロポリスの語り部・・松任谷由実」、象のロケット 「風立ちぬ」
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