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Something Impressive(KYOKOⅢ)

母の引っ越し祝い<1>

先月末母が引っ越し、昨日その引っ越し祝い1弾目として、宅配寿司の「銀のさら」のお寿司やサイドメニュー、デザートを食べました。


先日「学年末考査対策終了」記事で触れたように、ボツボツと片付けをしてて何とか部屋もそれらしく落ち着いてきて、

先月半ば右腕にひびが入ってた怪我も、1週間ほど前にコルセットが取れて、少し突っ張ることはあるらしいけれど回復、落ち着いたら慰労、景気づけに引っ越し祝いで外食にでも、と計画。

候補として、近場の高円寺界隈でなら、この機会に一度、不動産屋でもちょっと話を聞いてた、新たな大家さんが経営してるカフェ・レストランのサービスコース+来週末、試したことはないけれど、宅配寿司でも、と話してて、

今日の昼過ぎ、徒歩20分位のそのカフェレストランへ行ってみたら、私は初対面のそのオーナーの大家さんの女性が、母を見てちょっと驚いて、「あら、娘さん?」と愛想よく迎えてくれたのだけれど、生憎パーティーで貸し切り日なので食事は無理、とのことで、こちらを来週末にでもして、出直すことに。


その代り、折角今日と決めてたし、帰りに「銀のさら」に直接寄って注文、配達でなく取りに来れば10%引き、とのことだし、まさにすぐ近くなので、茶碗蒸しにかかる20分後位に自分達で取りに行って、母の所に運んで会食。

食べたのは、メインの寿司は期間限定メニューでエビネタが多い「躍(おどり)」2人前、サイドメニューで母は茶碗蒸し、えびの生湯葉包み、8品目の黒ごまサラダ、赤だし味噌汁、

私は茶碗蒸し、エビの生湯葉包み、和風竜田揚げ、赤だし味噌汁、デザートに、母はスイートポテト、私はフランポワーズソルベ、というチョコをまぶした木苺のシャーベット。

お寿司はやはり回転寿司などを思えば2.5~7倍位の値段ではあるけれど、ネタも新鮮そうで、普通に満足、ただサイドメニューは、正直思ったよりどれも小振り、まあこの宅配ものだとこういう相場なのか、と。

味はどれもやはり普通に美味しく、母は、えびの生湯葉包みはもう少し柔らかいと思ってた、らしいけれど、カップ式だったけれどしじみ入り赤だし味噌汁や、普段2人共自分で作ったり、ということのない茶碗蒸しなども、久し振りに食べてみたかった、そうで。

私のデザートの「フランポワーズソルベ」も、先日のジョナサンのパンケーキ同様、春らしい色で決めた節もあって、やはりそうボリュームはなかったけれど、甘酸っぱさ+仄かなチョコレート味で、まあ満足。

寿司以外は思ったより小振りとはいえ、2人共結構お腹一杯で、まあボリューム的には丁度良かった、という所。


母は、とにかく無事こうして新居に落ち着いて、私と祝いで食べられるのが本当に嬉しい、と言ってて、私も、この冬ずっと気を揉んでたこの母の引っ越しが、前と距離的にはそう変わらない、自分の所から徒歩2分の所にそれなりの物件が見つかって、何とか着地、

母の腕の怪我も良くなって、こうして一応祝う段階まで来れた、というのも一安心、一段落で良かった、という所。

母とも話してるのは、まあこうしてささやかながら祝い、という気分になれたのも、近くてそれなりの所が見つかって、引っ越しも意外と安くてすんだ、ということ。


そもそもこの引っ越しは、積極的に、ではなく、母が13年間住んでいたアパートの、92才のやや痴呆が入ってそうな老人の大家さんが、昨年末、母が家賃を払いに行った時、急に、自分はガンにかかってて身体の事もあるし、経営を止めることにしたので、2月中には立ち退いて欲しい、などと言い出したのが発端。

他の住人に話を聞いても、同様に言われた人もいれば、いずれそうするかもしれない、程度でそう具体的なことは言われてない、という人もいたり、どうも一貫性がないようで?だけれど、

母は高齢でもあるし、いざとなって新たな物件が見つかるか?不安もあって、年明けから物件探し開始、以前母が上京の時には、たまたま入った一番近所の不動産屋で、すぐ近くの物件があって、ラッキーだったのだけれど。

母は知り合いに聞いた不動産屋に行ってみて、そこで、そういう場合大家さんから立ち退き料が出るはずで、いくら出してくれるか確かめてほしい、と言われ、どうもそういう話をしにくいし、私から聞いてくれないかと、言われて、

一緒に行って、私は初めの契約で、母の年齢もあって私の名で借りた当時はその娘さんが大家さんで、その人とは折に挨拶、短く世間話をしたこともあったけれど、

その後、折に親族らしき人は出入りしてても、娘さんはじめ親族とは別居になったようで、借主も次の更新から母名義になったし、その老人の大家さん自身とは、ごくたまに挨拶する程度。

一応ネットで調べた資料なども持って行って、なるべく事務的に、こういう場合の立退料の相場は新たな物件での半年分位、などと見かけるんですけれど、今回どの位頂けるんでしょうか?と切り出したら、烈火のごとく怒りだして、どうにも意味不明のことをまくしたてるので、私は退散、

母が何とかなだめて?出てきたのだけれど、どうもあの様子では、立退料とか望めそうもないね、という感じで、ため息。

以前その物件を決めた不動産屋は引っ越してしまってて、その大元の会社の近隣の店舗に行ってみたけれど、そこでは、そういう大家さんとのやり取りには介入してない、それは弁護士さんの領域です、などという対応、

また、そこで新たな物件も探してはもらったけれど、どうも高齢者には厳しい、というムード。


そうこうしてて、私がネットで見てた物件サイトで、幾つか近くのそれなりの所をピックアップして、問い合わしたのが縁で、アパマンショップの人が紹介してくれた近隣の高齢者OKの一つが、今回の物件、

2階なのがネックだけれど、出来たら今の所の近く、に加えて、母の希望の、風呂洗いは大変だし、風呂なしでいいからとにかく銭湯に近い所、にドンピシャの、まさに今通ってる銭湯の真裏、ごく近く、そこそこの広さ、家賃の所があって、

もう1件の候補、前の所からは同じ位の近さで一階、室内は意外とこざっぱり、家賃も安いけれど、どうも外見がいかにも気が滅入りそうな、という所と秤にかけて、母はやはり今の所に、と決定。


それが1月半ばで、まさにアパマンに契約に出向こうとしていた前々日、母の郵便受けに、当時の大家さんの名刺が入ってて、「経営を続けることにしました、ご迷惑をおかけしました」のような趣旨のことが書いてあって、とあきれ顔。

物件案内してくれた時アパマンの人に、事の次第をちょっと話したら、その大家さんは無茶苦茶ですね、何なら間に入ってもいいですよ、とは言ってくれてたのだけれど、その人が丁度連絡をくれた折、そのことも言ったら、

勿論取り消しは全然大丈夫ですけれど、まあそういう大家さんとは縁を切った方がいいですよ、と言われ、私は、今なら新しい所もキャンセル出来るし、母の思うようにしたら、と言ったのだけれど、

母は、今回のことで結構気苦労もあったし、まあ前からしんどそうな時もあって病気というのは気の毒だけど、また今後いつ何を言い出すか判らないし、先日のやり取りで、確かに水道代は大家さん持ちだけれど、水の使い方で全く身に覚えのないことで文句言われたり、

気が変わったなら変わったで、せめてもっと早く言ってくれないと・・こんなにバタバタした挙句に、などと不快感もつのってて、やはり新しい所にしたいと思う、と言って、私も正直、その方が、と。

その旨、もう新しい所に契約もしてしまったし、ということにして、母が大家さんに伝えに行ったら、2月中に出て行けなどとは言ってないのに!とか、やはり意味不明に怒り出して、ちょっと言い合いにもなったようだけれど、

まあとりあえず、敷金返却、新たな所での2か月分は、引っ越しの時払う、ということで、また前言覆されても困るし、一筆書いてもらった、と。

翌日、母が住人の中年位の男性、女性と立ち話をしてて私も加わって、概して皆、急にそんなことを言われても、行き場がなければしょうがないし、という鷹揚な構えだったようで、経営も続けるとのことで、どうも住み続けそうな様子。

私が、大家さんがどうもお歳もあってか、まともに話が出来なかったんですけれど、と言ったら、あの大家さんはもう1軒アパート経営もしてて余裕はあるはずだけれど、何か焦ってたみたいですね、色んな人の話を聞いて、そう急がない方がいいですよなど、とも言ってくれたけれど、やはり母の気持ちは変わらず。

結局、住人の中で、知る限り母だけが、大家さんに言われたのを馬鹿正直に真に受けて、バタバタと急いで引っ越しの事を進めてしまった、とも言えるけれど、

後で母と、多分あの時、キレて怒ってはいたけれど、私達が具体的に立退料の話をしに行ったから、相場的に実際そういう経費がかかるんだったら、と思い直して経営を続けることにしたんじゃないのか?と推測してるのだけれど。



そして、次の段階で、1月後半私は合間に引っ越し業者をネットで検索、まず「価格com みんなの引っ越し」というサイトで大まかな荷物の量、引っ越し先など入力したら、10軒の引っ越し業者がピックアップされて見積もり表示、

続々と各業者から電話やメールが来る中から、費用や対応の感触で、アークと七福、そしてその中にはなかったけれど、近隣の赤帽に実際の見積もり依頼して来てもらったら、

まず赤帽は、面倒見よさそうなおじさんが、4万円弱、の提示、次のアークは、色々資料も見せてくれて説明もかなり丁寧な30代位の男性が、メールでは確か2万台だったのが12万円!台の提示、

これまでにもどこかに見積もり頼まれましたか?と聞かれたので、率直に赤帽で4万弱と言われた、と言ったら、赤帽ですかあ~と頭を抱えて苦笑い、ちょっと作業員の年齢とか、アークと赤帽の差のような話もしてたけれど、どうも望み薄と見たようなムードで去っていった次第。

ほぼ赤帽か、と思ってたら、次にやってきた七福の人の提示は、メールでのと同じ2万千円、赤帽では購入必要な段ボールなどもくれるようだし、母と顔を見合わせて、ここに決定。

先にアークの人が、他に頼んでる業者は七福、と言った時も、七福ですかあ~、あそこは元が運送会社なんんですよね~と、苦笑いの、何だか赤帽と同じような反応で、ここももしかして安い業者かも、と頭をよぎってたのだけれど、赤帽よりもかなり安かったのにはやや驚き。

引っ越し当日も、その時の人ともう一人の2人でやってきて、新たな所の路地への入り口に逆U字型の鉄が埋まってて、これは前もって区に届けてどけてもらわなくてはいけなかったようで、そlこまで下調べはしてなかったようだけれど、

仕方なく、その路地の手前にトラックを止めて、路地の20~30m位余分な距離荷物を運んでくれたそうで、母はちょっと帰りしな2人に心づけを渡したそうだけれど、特に荷物の雑な扱いとかもなく終えてくれて、まああそこにして良かった、という所。


3/26追記:その他、思いがけず区から出た助成金。

まともに探し始める前に、母が知り合いから、高齢者で緊急の時、都営住宅に優先で入れてくれる場合もあるとか聞いて、そんな都合のいいことって余りなさそうなとは思ったけれど、一応都営住宅をサイトで検索。

高円寺の割と近くに都営住宅が1件ありはするけれど、そこを初め、どこも結構な倍率だし、募集時期とも合わず、電話で聞いてみても特に、という高齢者優先システムなどないようで。

なので公的機関を通して、というのは余りあてにはしてなかったけれど、ほぼ今の所に決めかけていた時、ふと思いついて、一応区役所で、優遇の物件斡旋サービスがないか確かめてみた方が、と提案、住宅課に出向いた所、

「高齢者等あっせん 協力業者」という紙をくれて、不動産屋が高円寺で6軒紹介されてて、ここならまず高齢なので入居を断る、というのはないですよ、ということ。帰りにその内の2軒に寄って、1軒には電話で問い合わせたけれど、生憎希望物件はなし。

でも、区役所に出向いた価値があったのは、特にそういうあっせん業者を通した物件でなくても、「高齢者等アパートあっせん事業」から、申請すれば、69,800円限度の不動産屋の仲買手数料支給はOK、とのことで、

こういうシステムはネットでも見かけず、母も知らず、意外な所で1か月分支給、となって、「区役所も行ってみるもんやなあ」とちょっと感動。母が先日転居届の折にこれも申請。


それと、前の母の所で、動かなくはないけれど結構怪しくなっていたエアコン、新居では幸いというか、前の人が置いていった割と新しいエアコンが付いてるし、処分を、ということになって、

区のごみ関連冊子の「家電リサイクル受付センター」では、取り外しは各自業者にしてもらった上で、粗大ごみでは出せず、リサイクル料金+収集運搬料金で4,500~5,600円程。

以前それを買った近所の電気屋に聞いてみた所、取り外しと処理で1万数千円、引っ越し業者を選んでる時、折につけ聞いてみても、取り外し+処分で、大方電気屋と同じ1万円程で、一番安かったのが七福の確か6か7千円台。

ちょっとネットで見てたら、「エアコン無料回収王」という所があって、メールや電話で確かめたら、リサイクル料金、出張・回収費は無料で、取り外し料3,150円のみで済む、とのことで、本部は福岡の会社のようだけれど、メール文面や電話対応も丁寧だし、ここに決定。

引っ越し1週間ほど前の予定の当日、ちゃんと聞いていた通り、まず電気業者から連絡~取り外し作業に来て、その後ヤマト運輸が回収に来て、かかった金額もそのまま、これも、まあまともに電気屋などに頼むより安くついて良かった、という件。


3/28追記:まあそういう所で、トータルで意外とエコノミーに済んだ引っ越し。まあ思えば前述のように、母の前のアパートの他の住人達のように、もっと鷹揚にいれば、結局現状のままで済んだのかもしれないし、

前の大家さんからの立退料も、結局敷金返却+2か月分、というのは相場的には少なそうな?だけれど、そういうのは規定がなく、一銭も出ない場合もあるし、大家次第、ともきくし、あの全く意味不明さ?対応からしたら恩の字、かもしれないし。

新居の方が、若干手狭で2階、というマイナスはあるけれど、陽当たりは良く、水道水も前の所よりきれいらしく、家賃も7千円安くなって、

何より、芯はしぶといけれど気の小さい所のある母が、これまでそれなりに付き合ってきて、いきなり傍若無人さ全開、の大家老人の所からは出られて良かった、いたとしても、今後またいつ何を言い出されるか判らないし、落ち着かなかっただろうし、という率直な心情も。


私も、この冬バタバタと忙しなかった高齢者の住居探し、14年前の母上京時同様結構ラッキーだったのか、その時よりは多少時間かかって、高齢者NG物件もそれなりにあって、一時は結構厳しそうな、とは思ったけれど、

まあそんなに実際足を使って物件探し、というのも、仕事もあるし風邪もひいたりで、多分無理あった分、今回ネット検索、というの結構役立った実感で、10日程で、これまでレベルの近いそれなりな所が見つかって、安い引っ越し業者、エアコン処理業者など見つけられたし、区からの助成金も出たり、

今78才の母、もっと高齢になると実際?だけれど、現状世間にそれなりに受け入れ所、補助システムもあるものだ、とか新たに知ったり色々思ったり。

母の足の事もあるし、新居が1階なら申し分ないのに、とは思って、一応不動産屋には、大家さんにもし1階が空いたら移らせてもらえれば、とは伝えてあるのだけれど、

それ以外では、まあ前向きに、来年や再来年同じことが起こりえることを思えば増税前に事が済ませたし、母の手の怪我などもありつつ、とりあえず前と同じような近い所に落ち着けて、心機一転で良かった、と思おう、という、今回の出来事でした。

関連サイト:CHINTAI 検索サイト七福引越センター サイトエアコン無料回収王 サイト杉並区 高齢者等アパートあっせん事業 サイト銀のさら サイト
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by MIEKOMISSLIM | 2014-03-24 02:36 | 日常・グルメ | Trackback | Comments(0)