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’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!

by MIEKOMISSLIM

オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ー

先日13日(日)、午前中に「思い出のマーニー」試写会の後、国立新美術館で開催中のオルセー展と「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」、に母と行ってきました。

「・・マーニー」の後、会場のビルの下階のクレープ屋で、母も私も「ハニーレモンクレープ」を食べて一休み、その後移動して美術館に。


今回、丁度家族的にちょっと節目に当たる日でもあったので、出かけるついでに美術館ででも何か食べて、とは言ってたのだけれど、普段は、館内でお茶か食事をするにしても鑑賞後、

a0116217_22321374.jpgでも今回は試写会とハシゴスケジュールで、家を出たのも朝早め、

私は朝食抜きだったし、クレープを食べてもまだやや空腹気味、母も別に今でもいいというので、異例で、先にB1Fのカフェレストランで昼食することに。

母も私も、せっかくだし、と、今回のオルセー展特別メニューの、「ホエー豚バラ肉の煮込み トマトソース バターライス添え」に。

これは、今回のチラシ、ポスターなどにも使われてて目玉作品の一つ、マネの「笛を吹く少年」(→チラシ)の色彩をイメージしたメニュー、とのことで、

トマトソースの赤や、今一何なのか?アクセントの輪切りの黒い具材などで、そう言われれば、というビジュアル。

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やはりこれまで何度かここで食べた特別メニューのように、そうボリュームはないけれど、柔らかく煮込んだバラ肉やじゃがいも+まろやかなトマト風味、仄かにバター味のライスで、まあ普段自分達では作らない系の一品で、普通に美味しく味わい。


で、腹ごしらえも済んで、珍しく2階が会場のオルセー展から鑑賞開始。テーマの”印象派の誕生”に沿って、馴染みの印象派や、同時代の画家達の84点を9章に分けての展示。


7/20追記:今回一番インパクト作品というと、8章「近代生活」にあった、大作のモネの「草上の昼食」(↓カード)。

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「草上の昼食」といえばマネの、で、セザンヌにも同名作があるとは覚え、また’08年ルノワール父子展でジャン・ルノワールの映画「草の上の昼食」があったのを知って、その頃のジャン・ルノワール特集で見たのだったけれど、

モネにもこういう大作があったのだった、と。やはりマネ版を意識して、マネ版の3年後の制作だったようで。

大きさが違う長方形2枚組?と不自然な感じだったけれど、会場の解説などだと、そもそもこの部分を含む大作だったのが、当時家賃未払いのために大家に取られてしまい、

数年後取り戻した時には、損傷がひどく、モネは画面を切断、損傷部は破棄しなくてはならなかった!というエピソードだそうで。

今まで実際に見た一番大作のモネ作品(の断片)でもあるけれど、こういう風に、作品の形態として、モネの当時の画家としての暮らしのリアルな不遇ぶりを目の当たりにしたのも初めて。

作風としては、マネ版の裸婦のようなスキャンダラス性なく、優雅で品の良いな装いの女性と紳士達、中央の男性はクールベだそうだけれど、木陰でのくつろぎムードが柔らかく広がって、

ややいわくつきの変形作品ではあるけれど、これがモネ版「草上・・」、とちょっと感慨。


モネ作品で後でカードを買ったのは、こお「草上・・」の他、5章「印象派の崇敬 田園にて/水辺にて」にあった「アルジャントゥイユの船着場」(↓カード)、

似たような構図のモネ作品はいくつかあるとは思うけれど、画面左の、木陰が川岸に作る縞模様が独特かと。

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そして「アルジャントゥイユのレガッタ」(↓カード)。これは以前のオルセー展で買っていたカードが、すでに手元に。

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それと、この章のシスレーの「洪水の中の小舟、ポール=マルリー」も、見たことがある気がしつつカードを買ったら、やはり手元に。

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また、モネ版「草上の昼食」もマネへのオマージュ的な意味合いもあった作品だったけれど、今回は、1章「マネ、新しい絵画」で最後の9章が「円熟期のマネ」で、マネにフォーカスした構成のようで、

マネ作品ではやはり1章の、人盛りだった目玉作品「笛を吹く少年」(↓カード)、特別メニューでもピックアップされてた、少年の服、帽子のメリハリの効いた赤と黒のコントラストが絶妙なインパクト作品。

躍動感、という訳ではないけれど、そう大柄でもなさそうな、前を見て笛を吹く少年のフォルムそのものから、無心に笛に集中する佇まいが漂ってくるような。

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それと9章の「ガラスの花瓶の花」(↓カード)。

マネの静物画、というのは余り意識になく、手元のカードもほとんど人物画、1枚だけ風景画だったけれど、今回、印象派の静物画で覚えない、魚を描いた「ウナギとヒメジ」や9章の「アスパラガス」、「シャクヤクと前定ばさみ」がなどが。

「ガラスの・・」は、ベルト・モリゾなどの女性肖像画も思わせる、柔らかなタッチで好感。

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母は、「笛を吹く少年」「アルジャントゥイユのレガッタ」を買ってて、やはり「アルジャントゥイユ・・」は前に見て買ってる気するけれど・・と。


そういう所で、馴染みの印象派の作品群+今回初見のモネの「草上の・・」や、特別メニューも味わったマネの「笛を吹く少年」なども見られ、満足な今回でした。

関連サイト:オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ー 公式サイト
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草の上の昼食(’59)

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                   <チラシ>

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by MIEKOMISSLIM | 2014-07-19 22:34 | 芸術 | Trackback | Comments(0)
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