2015年 04月 12日
’14年度音楽鑑賞ベスト5
一番の目玉イベントはユーミンの2回目の帝劇、だったけれど、振り返ればインパクト残ってるのはやはりユーミン関連中心。+大貫妙子トリビュートアルバムや、見事に色褪せず深み増す薬師丸「Woman~Wの悲劇より」や、本関係では大貫エッセイ「私の暮らしかた」。
1、あなたがいたから私がいた ユーミン×帝劇Vol.2
歌声劣化などという噂も耳にして、正直どうか?と思っていたけれど、特に気になる程ではなかったし、ユーミン曲+演劇コラボのカオス感?の妙も前作よりアップ、さすがのパフォーマンス。ベテラン藤真利子などのスパイスもあったり、今ふと浮かぶのは哀愁シーンでの「残されたもの」。<↓チラシ>
2、「音楽の達人 Vol.72」~ユーミン特集~
JVCケンウッドショールームでのイベント、音楽ライター岩田由記夫氏とフォークシンガー青木まり子さんが選んだユーミンソングを、クリアな音響で鑑賞。それぞれの曲やユーミンにまつわるエピソード、最後に青木まり子さんの、ユーミン提供石川セリ曲「ひとり芝居」や「ダンデライオン~遅咲きのタンポポ~」ライブも。
3、僕らの音楽 「僕らのユーミン」
この番組でのシンガー達の歴代のユーミン曲カバー、ユーミンとのコラボ映像、スタジオライブでNOKKOの「Cobalt Hour」やマッキーの「春よ、来い」など多彩。ゲストに正隆氏、「あなたがいたから・・」出演の藤真利子、石黒賢で、正隆氏から「春よ、来い」のやや意外な創作エピソードなども。一番耳の残ったのは、流れたのは一部だけれど、平原綾香の「晩夏~ひとりの季節~」。
4、薬師丸ひろ子「Woman~Wの悲劇より」
(SONGS ~プレミアム薬師丸ひろ子~)
「SONGS」や、初出場の紅白歌合戦でも聞いて、今改めて、本人の年輪に比例するように深みを増したような、薬師丸ボイスでのこの曲の世界の崇高さに、しみじみ感慨。
5、大貫妙子トリビュート・アルバム Tribute to Taeko Onuki(’13)<1>・<2>
注目はユーミンの「色彩都市」だったけれど、馴染みのものから初耳のものまで、多彩なシンガー、ミュージシャンの大貫曲カバー、久々の往年の曲自体色々懐かしさ。<↓ <歌詞カード表紙 (C)commons>
★書籍編:私の暮らしかた / 大貫妙子(’13)
音楽のことにも少し触れているけれど、葉山などでの楚々とした暮らしぶり、身近なご両親との介護・別れエピソード、自然、環境に対する率直な言葉など、読んでじんわりと納得、という感じだった大貫エッセイ。 <↓(C)(株)新潮社>
気になるCD、DVDなど日常的にちらほらとあるのだけれど、今年は今の所、ユーミン関連なども特に予定イベント、トピックなどなし。でも折々に、やはりリフレッシュ効果、心の糧になる音楽に触れていきたいものです。
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