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’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!

by MIEKOMISSLIM

靴職人と魔法のミシン(’14)

一昨日27日(水)、新宿明治安田生命ホールで来月5日公開の「靴職人と魔法のミシン」試写会、「いい加減な・・・」ブログのYamato(いい加減人)さんとご一緒して見てきました。


a0116217_242464.jpg監督はトム・マッカーシー、俳優でもあって、私は見ていた中では「カールじいさんと空飛ぶ家」の原案、脚本を手掛けてたそうで。

主人公はNYで小さな靴修理屋を営む靴職人マックス(アダム・サンドラ―)、彼がふとしたことから、店の片隅にあった旧式ミシンが”魔法のミシン”であることに気付いて、

色々騒動に巻き込まれたり、活躍したり、というヒューマンコメディ。<→チラシ>

そのミシンで修理した靴を履くと、瞬時にその人物に変身する、というファンタジーで、マックスは序盤はそのマジックでの非日常の刺激に高揚、次々利用していくけれど、

まあ舞台もNY、結構危ない目にもあいながらのサスペンスっぽい所もありながら、ちょっと「ひみつのアッコちゃん」中年外人職人版というか、その変身で周囲に巻き起こす状況のコミカルさ、

年老いた母シムキン夫人(リン・コーエン)への、ややほろ苦い魔法の使い方の温かみ、などもあったり、仄かに人情味も漂ってて、なかなか面白かったという後味。


ダスティン・ホフマンがどんな役か?も注目だったけれど、マックスの、近年家を出たきり音信不通の父アブラハム役。

終盤、意外な形で彼の秘密が明かされるキーパーソンで、私はホフマンは、声優をしてた「レーシング・ストライプス」、姿は「ネバーランド」以来、久方に見てやはり年は取った、とは思ったけれど、渋い風味。


劇中しみじみシーンとして一番印象的だったのは、マックスが演出したアブラハムと母の再会食事シーン、その後の母の運命も含めて、だけれど、

この母役のリン・コーエンは、これまでどうも覚えなかったけれど、耄碌気味ながら、マックスを気遣い、失踪した夫アブラハムへの思いを湛えてた風情など、ホフマンに劣らずなかなか味わい深い物腰で、登場した女優の中で最もインパクト。


a0116217_1402031.jpg5/30追記:あまり事前に詳しい内容はチェックしておらず、見る前には、ファンタジーにしても、子供も絡むような、もう少しほのぼの系、かと思ってたら、

意外な”中年男の変身もの”で、まあ「アッコちゃん」よりは、その人物の靴を履かないと、という制約はあって、マックスが変身するのはほとんど足のサイズが合う男性ばかり。<←チラシ裏>

唯一、赤いヒール靴を履いての女性に変身時は、女優ではなくアダム・サンドラ―がゲイ風?の女装してて、またこの姿で要のシーンで登場、

一番の悪役、黒人レオン(メソッド・マン)とのヤマ場の攻防シーンも、その女装姿、だったり、そのレオンとに成りすました時の、彼のセクシーな恋人との際どいやり取り、

また靴の持ち主が故人になってたようでゾンビ風老人に変身、その姿に戦いたワル達から逃れられたり、通りすがりの人々に怖れられたり、というような色々コミカルシーン。


また靴のヒューマニズム的、というか人情味ある使い方では、まず母のための、ということと、

ワル達に捕まってる時耳にした、ビルからの立ち退きを巡る老人ソロモンの危機を救うため、終盤躍動、一瞬これは本人なのか?マックスが変身してるのか?という目まぐるしさもあったけれど、そこら辺は正義の味方風だったり。

魔法のミシンは、マックスのだったかアブラハムのだったか、祖父の代に、親切のお返しに客が置いていって、代々受け継がれてたもので、

アブラハムも、もしかしてマックスのように靴マジックの危ない使い方をして、身を隠すはめになった?過去があるのかも、とも思ったけれど、

終盤、隣の世話役的な理髪店主ジミー(スティーブ・ブシュミ)絡みで、そのマジックを家族への配慮のため使ってた、と判ったり、そういう、ギャグっぽいコミカルさだけでなく、ヒューマニズム的なエキスも入ってて、

ロマンス、という部分では、マックスが序盤少し心ひかれる、地域活動に熱心な女性カーメン(メロニー・ディアス)が、ソロモンの件で男気を見せたマックスに好意、発展の兆し有りそうな?という位だったけれど、

会場で配られてたアンケート用紙で、誰に一番共感できるか?という問いには、どうも男性陣には皆難しく、主な女性陣も、母シムキン夫人、というには何だか切なすぎるし、

半悪役エレーン(エレン・パーキン)にも特に、だし、結局そう要の人物という訳ではないけれど、なやはりこの真っ当でしっかり者のこの中では一番等身大っぽい女性カーメンかも、という所に落ち着き。


そういう所で、前述のようにやや当初のほのぼのファンタジー?という予想とは違った作風だったけれど、それなりに人情味も漂って、NY下町舞台の変身騒ぎを楽しめたヒューマンコメディでした。

関連サイト:靴職人と魔法のミシン公式サイト
関連記事:カール爺さんと空飛ぶ家(’09)地球街道 「卒業」ロケ地レーシング・ストライプス(’04)シャーロットのおくりもの(’06)


  
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by MIEKOMISSLIM | 2015-05-29 02:44 | 洋画 | Trackback | Comments(2)
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Commented by いい加減人(Yamato) at 2015-05-29 09:49 x
先日はお世話になりました。

ファンタジーにありがちな、最初は調子に乗ってたけど、良い事ばかりでは無く・・・。でも、人情もので有ったりって感じでしたね。
Commented by MIEKOMISSLIM at 2015-05-29 23:12
いい加減人(Yamato) さん、改めて、先日はお付き合い頂いて楽しかったです。

思っていたよりコメディタッチで笑えましたけど、母のこととか、父の秘密も含めて、人情ファミリーものっぽい感じもあったですね。