2017年 11月 20日
読売新聞・報知新聞が報じたユーミンの45年
企画そのものも面白そうだけど、一番気になったのは会場限定販売らしい冊子、で、
全展示記事+展示されない記事、歴代全アルバムジャケットも載っているしい、ということにそそられ、
何ならゲットしておきたかった、ということ。<↑冊子表紙(C)読売新聞東京本社>
だからそれが売り切れにならない内に、なるべく早く出向いて、と思ったけれど、初日10日(金)、11日(土)は行けず、12日は予定が空いたのだけれど、生憎日曜は休みのようで、13日朝一で。
地下鉄大手町駅からほぼ直通、読売ビルのエスカレーターを上がった2Fのフロアが会場。並べられた各パネルに見入る、中~高年層のお客さん。女性の方が多かった気が。
まず売店で冊子をチェック、大きさはB4サイズだけれど、何だかコンサートのパンフレット的、イメージ。期待していたボリュームよりも結構薄めで、2千円でゲットするか・・しばらく迷ったけれど、
店員さんに、今回の展示以外のものも確かに収録、と確かめて、アルバムジャケットも最後の2Pにあったし・・結局ゲット。
で、展示を見始め。70本余りの記事を、パネル、ガラスウインドーに40点で展示。
時代順になっていて、初期の売れ始め(前)の「地味でも着実に人気呼ぶ★4人のシンガーソングライター」という(そもそものサイズは多分)小さな記事で、吉田美奈子、荒井由実、高木麻早、中沢厚子、
その他「女性フォークソング、四枚のLP」で、浅川マキ、リリイ、山室英美子、荒井由実、
「コンサートを開く三人の女性シンガー」で、高木麻早、荒井由実、宮前ユキ、とか他シンガーとひっくるめの記事で、
75年すでに「MISSLIM」が出ていた時に、ユーミンが浅川・リリイ・山室と共にフォークソングくくり??というのも不可思議、ユーミンの個性もこのくくりだったのか、と、時代が偲ばれたり。
高木麻早って、名前を目にするのも随分久方、「ひとりぼっちの部屋」「想い出が多すぎて」が浮かんで懐かしいけれど、
宮前ユキ・・何か名前は覚えあるような、で、中沢厚子に至っては、どうも記憶になく・・それにしても、
こういうくくりで扱われてた中から、それぞれ個性豊かな世界を持って活動した、してきた女性ミュージシャンのうち、
何だかユーミンは一人独自の領域を突き進んで巨大化、社会現象化、モンスター化したんだなあ、と改めて感慨、だったり。
その後の記事はユーミン単独のものばかりで、折に正隆氏登場したり、だけれど、多彩なステージ模様、活動、アルバム売上加速の最盛期の勢い~今に至るコンスタントな活動ぶりが偲ばれ、
まあ私の実家でも読売・報知新聞はとってなかったし、家を離れた’80年代以降のものも含めて、話題的にはほとんど知ってても、まさに読んだ覚えがある、という記事はなかったけれど、
70年代~ずーっと一線を華々しく走って来た足跡をピンポイント的にも辿れて、やはり興味深いものが。
目に留まったのは、’98年のツアー終演後に、ユーミンが「こういうコンサートはあと15年、2013年まではやりたい。それ以降は殿堂入りします。」と長期計画と引退時期を初めて口にした、とあったけれど、
その計画+今で4年、まだバリバリやってるじゃない?!という、勿論ファンにしたら、喜ばしい現状、ということ。
今回のはもうすぐスタート、私は千秋楽に鑑賞予定の帝劇公演とのコラボ関係もあるようで、
会場には、低い音量でだけれど「朝陽の中で微笑んで」が流れてたり、パンフや入口ポスターも、そのテイストで、<←冊子裏表紙(C)読売新聞東京本社>
気付けば、冊子の裏表紙は「朝陽の・・」のポスター版で、列車に乗ってる現在のユーミンだけど、表紙、ポスターのユーミンは若かりし頃の姿。
まあ相変わらず色々な切り口で話題提供してくれて、生活のハリになっている、最新ユーミンイベントでした。
<会場のポスター>
関連サイト:読売新聞サイト デビュー45周年「ユーミン」パネル展 読売東京本社で開催中関連記事:松任谷由実EXPOドームライブ、あの歌がきこえる「魔法の鏡」・「海を見ていた午後」・「卒業写真」、松任谷由実コンサート THE LAST WEDNESDAY、天国の本屋~恋火(’04)、さよならみどりちゃん(’04)、時をかける少女(’97)、瞳を閉じて、プレミアム10 松任谷・寺岡・ゆず等、シャングリラⅢ、Yuming Films(’07)、「いちご白書」をもう一度(’75)、ユーミンと映画・市川準監督、そしてもう一度夢見るだろう/松任谷由実(’09)・No Reason~オトコゴコロ~/高橋真梨子(’09)、TRANSIT2009チケット、Music Lovers・SONGS 松任谷由実<1>・<2>、探検ロマン世界遺産 ユーミン×世界遺産、TRANSIT2009コンサート、Shout at YUMING ROCKS('09)、VIVA!6×7/松任谷由実(’04)、時をかける少女(’10)、RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の話(’10)、ミュージックポートレイト~人生が1枚のレコードだったら、東日本大地震<2>、Music Lovers 松任谷由実、松任谷由実のオールナイトニッポンTV4、僕らの音楽 松任谷由実・薬師丸ひろ子・おすぎ、MUSIC FAIR 松任谷由実、NHK 東日本大震災チャリティー企画 ユーミン×SONGS 「春よ、来い」プロジェクト、SONGS 松任谷由実、RoadShow/松任谷由実(’11)、手のひらの東京タワー/松任谷由実(’81)、押入れの整理<1> 、<2>、<3>、<4>、RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(’11)、春よ、来い in 紅白歌合戦、SONGS 山本潤子、SONGS 松任谷由実~2012スペシャル~、鈴子の恋(’12)、「春よ、来い」カバー 男性シンガー編、「春よ、来い」カバー 女性シンガー編、マンタの天ぷら(’97)・僕の散財日記(’05)/松任谷正隆、虹色ほたる 永遠の夏休み(’12)、才輝礼賛 38のyumiyoriな話 / 松任谷由実(’11)<1>・<2>・<3>、ユーミンのSUPER WOMAN スペシャルプロローグ~「森本千絵と歩く霊峰」<1>・<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と訪ねる女神」<1>・<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「長谷川祐子と現代美術をめぐる」<1>・<2>、「8月31日~最後の夏休み~」チケット、ユーミンのSUPER WOMAN 「軍地彩弓と歩く東京ファッション最前線」、ユーミンのSUPER WOMAN 「軍地彩弓と歩く沖縄」<1>・<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「中村うさぎとめぐる東京の夜」<1>、<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「草間彌生の世界を訪ねて」、ユーミンのSUPER WOMAN 最終回スペシャル 直感の旅、そして未来へ、8月31日~最後の夏休み~<1>・<2>、時をかける少女(’83)<1>・<2>、松任谷由実 デビュー40周年 はてない夢の旅、YUMING FOREVER by LESLIE KEE<1>・<2>、ひこうき雲 / 荒井由実(’73)、風立ちぬ(’13)<1>・<2>、MASTER TAPE~荒井由実「ひこうき雲」の秘密を探る~<1>・<2>、ひこうき雲/荒井由実(’73) ミュージッククリップ放映、Dialogue / 今井美樹(’13)、SONGSスペシャル 松任谷由実~生きるよろこび歌にこめて~、POP CLASSICO / 松任谷由実(’13)、「音楽の達人 Vol.72」~ユーミン特集~、僕らの音楽 「僕らのユーミン」、ユーミンの罪 / 酒井順子(’13)<1>・<2>、あなたがいたから私がいた ユーミン×帝劇Vol.2、YUMI MATSUTOYA LIVE - GYAO! MUSIC LIVE 、北陸新幹線開業記念特別番組「金沢花紀行」by ユーミン、ユーミン曲 in 北国のストリートライブ、八王子 スパとユーミン聖地巡り<1>荒井呉服店、西立川 ユーミン聖地巡り<2>西立川駅、「雨のステイション」歌碑と昭和記念公園、荒井由実「ひこうき雲」(’16)~”青の時代”名曲ドラマシリーズ~ 、YUMING×LOFT 缶バッジ、SONGS 松任谷由実 / MUSIC FAIR 松任谷由実・JUJU、YUMINGと伊勢丹新宿店と130の出来事、宇宙図書館 / 松任谷由実(’16)、なりきりユーミン、僕の音楽キャリア全部話します /松任谷正隆(’16)、ユーミンとフランスの秘密の関係 / 松任谷由実(’17)