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Something Impressive(KYOKOⅢ)

受験シーズン終了と新入会

先日27日、都立高入試の合格発表、昨日で受験生の1人の残りの3月分での期末対策も終わり、今期の私の担当の受験シーズンは終わりました。結果は、駆け込み直前対策をした男子は、残念ながら不合格、元からいる女子は、無事合格、でした。

今期志望中学に合格した女の子のお母さんから、先月中頃、近所のお友達のお母さんを紹介頂き、やはり大手塾Wに通っていたものの、喘息の持病でペースが合わず、止めていた、という小5の男の子と、その年子の、私立に行く事になったお兄さんの英語を、という事で体験授業、入会、またその繋がりで、その兄弟の従兄弟に当たる、都立入試直前の中3の男の子が、直前対策希望、との事で、やって来たのでした。

自習的な塾に行っているものの、実質なかなか進まないので、お母さんも見かねて、という事だったのですが、駆け込み受験生は、今まで確か、受験1ヶ月半程前からの中学受験生が一番直前、10日前、というのは記憶にありませんでした。

私立の滑り止めは確保してますが、模試結果等見ても、志望校は、内申合わせても、やや厳しめに微妙、結局2時間×8回分、お母さんの意向もあり、とにかくやりかけだった6年分の過去問を一通り終え、現状、似たものが出たら得点出来そうなレベルの間違い・不明部分をチェック、という所でタイムリミット。

本人はマイペースな穏和タイプですが、やはり実質、好きな理科はいつも8割近く取れて安定、でも英語が苦手で、基本単語や文法も怪しげなのが気にはなったり、他科目も大崩はないものの、倍率を見ても、志望校は結構微妙、最後には、いつも通りやれば大丈夫と思う、とは送り出したのですが、

受験翌日、期末対策で来た時、唯一理科で苦手な電流が出て、それは出来たけれど、結局いつもより結構悪かった、でも国語はかなり出来た、等という事でしたが、トータルで何とも言えない所。直接話題には出なかったですが、どの受験生にも降りかかった事ですけれど、当日試験開始が、中央線のアクシデントで2時間遅れた事等も、余りその子には、いい作用、とも思えませんでした。

そして発表当日、連絡がなく、ダメだったかも、とは思いどちらにしても気を揉みましたが、翌朝、本人から電話で、やはり不合格の報。「すみません・・ダメでした」「そうだったんだ、ちょっと、残念だったね・・」「頑張ったんですけど・・」「何か、役に立てなかったね・・」「いや、助かったんで・・行く事になった学校で、頑張るんで」「そう、やるだけやったんだし、切り替えて、ね」とか、話はしたのですが、こういうケースは久方、その時は何だか余り、言葉もかけられず。

正直、今回など期間も期間だし、例年(特に一般)受験は、こちらもやるだけやったら仕方がない、という気持が当然ベースですが、この生徒は親御さんの考えもあり、結果に関わらず、今後も英語中心に続ける、という方向になっていて、入試前なのに何かとお気遣い下さったり、それだけに、やはり形としていい結果で、喜べたら、という所でしたが。

やはり後味悪さはあって、その一因は、やはり都立前日の、自分の英検2次。今回準備も不備で、正直、パスする可能性も薄い、と思ったし、その日まで授業入りそうな受験生2人いるし、仕事優先、という意味では、見送りも考えたのですが、受ける事にしたのでした。

2人とも結局、前日もあった方が、という希望もあって、午後でもいい、というので入れた授業、英検後の自分の何とも言えない脱力感、からは、当然切り替えて、やったつもりですが、男の子の方は、結局2時間予定が、3時間になったり、

何かの煽りで、この期に及んで、なるべく力を出すべく、のリラックス的力の抜き具合のムードが、堅いままじゃなかっただろうか、見切りを付けて切り上げるタイミング、を見計らい損ねたのでは、とか、数日前からお母さんと、今後の日程、授業料とか、本番の時期にしては、本人の前で事務的すぎじゃなかったか、とか、些細な事でも後悔し出すと、キリがありません。

以前ガイド受験していた頃は、一応年間1~3次の日程前1週間程、仕事も休みになるよう調節していたりしたのでしたが、英検は年3回、いつ1次が通る、とも見えないし、それはその時、と思っていたのでしたけれど、実際、丁度受験期に重なってみると、やはり結構摩擦はありました。

その電話のすぐ後に、小6の子の最初の正式授業で、元々紹介下さったお母さんが来たので、お役に立てなくて、とモゴモゴと申し開きしたのですが、そのお母さんは、本人もそのお母さんも、こちらに来て今までやった事がない位勉強して、助かったし、行く事になった私立では、レベル的に多少余裕あって、特進で、と言ってますし、等と好意的に言って下さって、お陰で少し心和みはしたのでした。

英検受験の生徒がいる時は、「私も受けるし、まあお互い頑張ろうね」というスタンスでやってきて、今回、そういう形を当てはめるのもやはり微妙、ではあったし、実際、講師側の事情等、ほぼ無関係だったかもしれませんが、初めて2次を受けにいく、というそれなりの意気が、その男の子にいい方向で作用する所もあったかも、とか、良い方の解釈もする事にしました。

何にしても新たな3人、そういう紹介の形での入会は、久し振りでした。例年春頃新聞折込で近隣に入れる広告チラシ等でも、近年特に、反応があるとも限らないし、こういうケースはやはり嬉しいし、有難いものです。生徒の曜日時間帯の調整で、多少摩擦あったりしたのですが、こういうご縁は大事に、と改めて思ったのでした。

女の子の方は、やはり滑り止め私立は確保したものの、親御さんも都立志向、本人志望校は最後の模試判定で5段階のC、1月末の推薦入試もかからず、やはり内申合わせても微妙な所、でもランクを下げて他校にするつもりは毛頭ないのでしたが、

元よりピッチがなかなか上がらず、6年分の過去問も、結局終えたのは6割位。志望校倍率はそうきつくはなかったし、ある程度取れれば、とは思ったのでしたが、こちらも結構、冷や冷やものでした。理、社は最後までまさにつけ刃状態、でしたが、本番社会の記述で、それしか浮かばなかったので書いた、という「検察官」が当たったのとか、数学で、どの年度もミスしていた確率の問題が出来た、というの等は、聞いて、他愛ない事ですけれど、ラッキーというか、やった甲斐も、と。

以前チラシで来ていたお兄さんの繋がりで、中1から来ていた子で、無論駆け込みの男子と2人共合格、なら言う事なかったですが、とりあえず、受験対策してきた責任的にも、こちらはいい結果で、ホッと安心、という所でした。今回私立になっていたら、微妙だったと思いますが、当面進学後も続ける、との事で、そういう意味でも、もう1人中3では付属高校へ自動進学の男子も現状維持で、合わせて良かったのでした。

先月は加えてAOLサービス終了直後の脱力、移行で前ブログ修復中でもあったり、何かと気忙しく、どうも鑑賞モードにはなれませんでした。録画も溜まって、「遠き落日」以降「銀のシーズン」「くたばれ!ハリウッド」「SONGS 布袋寅泰」「ムーラン・ルージュ」「SONGS アンジェラ・アキ」「地球街道 ~疾走!冬こそ北海道!!知床の滝を目指して 」等。

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    <親御さんが下さった福島名産「あんぽ柿」、渋い風味、食べたのは初めて>
by MIEKOMISSLIM | 2009-03-02 00:00 | 仕事 | Trackback | Comments(0)