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’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!

by MIEKOMISSLIM

カテゴリ:芸術( 59 )

ゴッホとゴーギャン展

先週18日(日)、「デトロイト美術館展」に続いて母と東京都美術館に移動、ゴッホとゴーギャン展鑑賞。

a0116217_2133223.jpg「デトロイト・・」は特に混んでもいなかったけれど、こちらは予想に反して20分待ち、思えばこの日最終日、ということもあったかも。

まあ20数分して入館、館内も混んでて、比較的空いている作品から後ろから人波分けて侵入、見たら後退のパターンで。<↑チラシ>

ゴッホとゴーギャンだけかと思ったら、影響を与え合った関連画家のもあり、モネ、ピサロ、セザンヌ、ミレーetc4分の1程が他の画家ので、5章に分けて68作品の展示。

a0116217_22465341.jpgゴッホ、ゴーギャン作品は、自画像など「デトロイト・・」にもあったけれど、

ゴッホは久方に見て、やはりいつもながらアルル時代の鮮やか色彩は見応え、だし、<↑チラシ裏>

今回何だか改めてそのタッチのパワフルさひしひし、メンタル的カツを入れられる、という感じ。


今回どれが一番インパクト、という訳ではないけれど、後でカードを買ったのは、第3章「ポン=ラヴェンのゴーギャン、アルルのファン・ゴッホ、そして共同生活へ」のゴッホ「収穫」(↓カード)、

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これはやはりすでに手元に2枚あって、今回のカードはやや色彩抑えめ。何だかゴッホスタンダードとして、手に取ってしまう、というか。

それと同じ章の「ゴーギャンの椅子」(↓カード)、

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映像コーナーでも、有名な2人の共同生活~破綻のエピソード、ゴーギャンを迎えるために、部屋に「ひまわり」の絵を飾ったとか、

後にゴーギャンが第5章「タヒチのゴーギャン」にある「肘掛け椅子のひまわり」を描いたのは、ゴッホへの思い、とかのエピソード、この絵も、本を読むゴーギャンの擬人化、のような解説、

初見ではない?気はするけれど、改めて、うまくはいかなかったけれど、ゴッホのゴーギャンへの愛着漂う一品。

それとやはりこの章のゴッホグラスに生けた花さくアーモンドの小枝」(↓カード)、

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これはどうも覚えなく、初見かもしれないけれど、桜を思わすような柔らかな花?蕾?の色、

アルルのゴッホにしては抑えめ色彩、でもバックの赤ラインが効いてて、署名もその赤、というのがゴッホかも。

母が買っていたのは、やはり「収穫」とこの「・・アーモンドの小枝」。

その他目に留まったのは、第1章「近代絵画のパイオニア誕生」では、ゴーギャン「夢を見る子供(習作)」、

ピサロ「ヴェルサイユへの道、ロカンクール」「エラニーの牧場」、モネ「藁ぶき屋根の家」「ヴェトゥイユ、サン=マルタン島からの眺め」、

第2章「新しい絵画、新たな刺激と仲間との出会い」では、シャルル・アングラン「セーヌ川、朝」、ヤン・フェルカーデ「水差しと3つのリンゴ」、

第3章ではゴッホ「レモンの籠と瓶」、馴染みの「恋する人(ミリエ少尉の肖像)」、

第4章「共同生活後のファン・ゴッホとゴーギャン」では、ゴッホ「タマネギと皿のある静物」「ジョゼフ・ルーランの肖像」。


2展示ハシゴしたら1時半頃で、JR上野駅の2Fの「ぶんか亭」でランチ、少し混んでて2,30分待ちだったか、

私は「せいろそば(冷)とミニ唐揚げ丼」、母は「ミニ山かけ丼とせいろそばセット」にして、一休み。

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それから、私は母を地下鉄駅まで見送って、用があった田町に京浜東北線で移動、ここは初めて降りたけれど割とモダンな駅周辺、歩道橋から気が向いて撮影。

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途中三田図書館があって、用の時間まで少しあったので、本を借りようかと思って中野翠の本を選んだのだけれど、

そこは港区で、区が違うと新たな図書カードが必要らしく、それを作る位はいいけれど、返却時は杉並区からは出来ず、港区の図書館まで来なければいけない、そうで、諦め。

取り寄せの時は、他の区からでもOKだったはずだけど?都内なら融通が効いてもいいいのに、と思ったり。


そういう所で、2展示ハシゴ+用事のやや忙しなさで疲れはしたけれど、この日はそう寒くもなく天気も良く動きやすい方で、リフレッシュでした。

関連サイト:ゴッホとゴーギャン展 サイトぶんか亭 サイト
関連記事:ラウル・デュフィ展クリーブランド美術館展大エルミタージュ美術館展ポンピドー・センター所蔵作品展オルセー美術館展モディリアーニと妻ジャンヌの物語展大回顧展モネサーカス展フランス印象派・新印象派展フィラデルフィア美術館展ルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ルノワール+ルノワール展 美の巨人たち モディリアーニ新日曜美術館 モディリアーニフランス展/福岡・長崎展/パリ・モンパルナスに集う画家たち展没後50年 モーリス・ド・ヴラマンク展モディリアーニ展芸術都市パリの100年展美の巨人たち ラウル・デュフィルノワール~伝統と革新/味百選ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たちプレミアム8<紀行>夢の聖地へ モネの庭語りかける風景マネとモダン・パリ印象派はお好きですか?マン・レイ展 知られざる創作の秘密オルセー美術館展 「ポスト印象派」モネ・ルノワールと印象派・新印象派展ザ・コレクション・ヴィンタトゥール画家と庭師とカンパーニュ(’07)セーヌの流れに沿って 印象派と日本人画家たちの旅没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになったモネとジヴェルニーの画家たちワシントン・ナショナル・ギャラリー展エルミタージュ美術館展 世紀の顔 西欧絵画の400年ユーミンのSUPER WOMAN 「長谷川祐子と現代美術をめぐる」<1><2>メトロポリタン美術館展 大地、海、空ー4000年の美への旅奇跡のクラークコレクションールノワールとフランス絵画の傑作ーSONGS 徳永英明印象派を超えて 点描の画家たちモネ、風景を見る目ー19世紀フランス風景画の革新オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ー魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展チューリヒ美術館展新印象派 光と色のドラマと花見 in 上野公園フランスの風景 樹をめぐる物語 ーコローからモネ、ピサロ、マティスまでーポンピドゥーセンター傑作展デトロイト美術館展

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by MIEKOMISSLIM | 2016-12-29 22:53 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(0)

デトロイト美術館展

先週18日(日)、夕方田町に行く用があったので、ついでに午前中~午後、

上野で上野美術館での「デトロイト美術館展」~東京都美術館展でその日までだった「ゴッホとゴーギャン展」をハシゴで母と鑑賞。

a0116217_18511144.jpg余裕をもって、と思って朝8時半頃出発、9時半過ぎに着いてまず「デトロイト美術館展」、<→チラシ>

4章に分けて52点の展示、おそらく初見の、結構メジャー画家作品がちらほらで、なかなかの見応え。

後でカードを買ったのは、今回の一番の目玉、と思ってて、やはり一番インパクトだった、第1章「印象派」のモネの「グラジオラス」(↓カード)。

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手前の赤い花と後方に佇むブルー系ドレスのモネ婦人が、互いを引き立て合うような、絶妙バランス。

その他カードは、第1章では、ピサロの点描期作品「「小道(↓カード)、

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ルノワールの「白い服の道化師」(↓カード)。

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第4章「20世紀のフランス絵画」での、モディリアー二「女の肖像」(↓カード)。

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「白い服の・・」や「女の肖像」は、もしかしたら家にカードが?と思っていたけれど、確かめたらなく、やはり初見だったようで。

「白い服・・」は、ブカブカの白いコスチュームの滑らか質感が圧巻、+あどけない少年の表情、首元のオレンジが相まって、さり気なくなかなかのルノワール逸品。

母は、第4章のマティスの「窓」、

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そして、モネの「Vase mit Blumen」(↓カード)を買っていて、それって、展示はなかったけど、と言ったら、あれ、そうか?と・・でも、気に入ったようで。

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このタイトルはどうもドイツ語らしく、色んな花が描かれているけど、Blumenって何の花?と思ってたけれど、ドイツ語翻訳サイトで試したら「花と花瓶」、どうやらblumen=花のようで。

その他、目に留まったのは、第2章「ポスト印象派」では、平和な生活の一コマ、という感じのボナール「犬と女性」、ドニ「トゥールーズ速報」、セザンヌ「画家の夫人」、

第3章「20世紀のドイツ絵画」では、初耳のパウラ・モーダーゾーン=ベッカー「年老いた農婦」、オスカー・ココシュカ「エルベ川、ドレスデン近郊」、といった所。

そう作品数的にはそうボリュームあった訳ではないけれど、印象派中心~フランス、ドイツの個性的作品群で、好み的には満足の後味でした。

関連サイト:デトロイト美術館展 サイト
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by MIEKOMISSLIM | 2016-12-27 19:01 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(0)
先日11日(日)、気になっていた東京都美術館でのポンピドゥーセンター展を母と見に行ってきました。

a0116217_20384546.jpg6月からだったのだけれど、涼しくなってきたし、

母の特典で無料だし、丁度新宿の物産展とのセットになるので決行。<↑チラシ表>


いつも地下鉄出口から行くのだけれど、Suikaの残金がなくなってきて、カードでのチャージがJRでしか出来ない、とのことで、JRの方を通って、久方にその駅前から上野公園に入ったら、

「夏のおもてなしガーデントライアル」というイベント中らしく、西洋美術館の前辺りまで通路中央にオブジェっぽい花壇。母は綺麗やなあ、カメラを持って来たら良かった、と。

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会場は、混んでいるという程でもないけれどそこそこの賑わいで、ピカソ、マティス、ローランサン、シャガールなど有名どころから、

余り知らせれてない芸術家の絵画、彫刻、写真や映像などの展示だけれど、

今回ユニークなのは、1906~77年の、’45年だけ除いて毎年1年刻みでその年に制作の1作品の展示方式で、’06年のデュフィ作品から始まって、計71作品。

各作品と共に、作品、作者紹介だけでなく、割とスペースを割いての芸術家の写真+その一言つき。

’45年コーナーだけは、たまたま作品がなかったのか?第2次大戦終了の節目の年だからか、ピアフの「バラ色の人生」が流れてるだけ。

a0116217_21233973.jpgチラシによると「展示室内でつながるアートのタイムラインは、フランス近現代美術のさまざまな局面を浮かび上がらせてゆきます」とのことで、<←チラシ中>

とにかく’45年以外の毎年の制作作品を、マイナー芸術家のも含めてだけれど出展してみせる、ポンピドゥーの規模、懐にも感心。

前衛抽象っぽいものはやはり終盤、という以外は、そんなに顕著に20世紀序盤と後半の作品の違いって?だけれど、

まああえてそういう作品を選んでいるのかもしれないけれど、戦争のアートへの影響とか、新たな建築物が題材になったり、

社会の進歩や変化に連動していくアート制作の様子が判ったり、素人にもそれなりに興味を持たす工夫、っていうか、なかなかユニークな構成。


今回あえて一番インパクト作品、と言えば、久方のマリー・ローランサン、’40年の「イル=ド=フランス」(↓カード)。

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何だかここだけ他作品コーナーと雰囲気が違うような、4人の少女?女性?のソフトタッチ、フェミニン世界。「ローランサン知ってるよね?」とか母と話してたら、

傍にいた年配の婦人が私達ににこやかに、黒柳さんがローランサンを好きで「徹子の部屋」で壁に飾っていたんですよ、

今は(だったか、その後、だったか?)自分の絵を飾ってますけれど、と話しかけて、あ、そうなんですか~、と。

その後母が、さっきの人がローランサンの絵を持ってるって?と聞いてきたので、そうじゃなくて、と上の話をしたら、やっぱり耳が聞こえにくくて困る、と苦笑。

このカードは持っているような気もするけれど?と思ったけれど、後で見たら在庫の7枚の中にはなし。

他のと似たような作風だし、未見かどうか?も定かではないけれど、もしかして今回初見かも。


その他後でカードを買ったのは、初耳の画家だけれど’26年のロベール・ドローネの「エッフェル塔」(↓)

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’37年のカンディンスキーの「30」(↓)、

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’50年の、サガン文庫表紙画家ビュフェの「室内」(↓)

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その他目に留まったのは、やはり’17年のシャガール「ワイングラスを掲げる二人の肖像」、

’46年の初耳画家アンリ・ヴァランシ「ピンクの交響曲」、これはうねるリボンのようで、紹介文では「描くことで共鳴を表現できる」と言われれば、というような。

’53年のフェルナン・レジェの、活字に一部着色、の「自由」、’60年のアルマンの、ブラックユーモア、皮肉と言うか、実物らしきガスマスクを詰め込んだ「ホーム・スイート・ホーム」、

’72年のオーレリー・クレームの、黒地の正方形の中央に赤い長方形が一つ、の抽象画「白い騎士」、別にこれ自体何かインパクト、という訳ではないのだけれど、

その紹介文中の「(この絵が)偶数、奇数という概念を表している」というのに、これはこの画家が言ってるのか、美術評論家が言ってるのか?だけれど、

正方形=奇数、長方形=偶数の象徴なのか、何か、はぁ・・というか、面白い(見方)というか、一応ちょっとメモっておこうか、と引っ掛かった、という部分。


a0116217_2214248.jpg最後の’77年は、レンゾ・ピアノとリチャード・ドジャーズの「パリ、ポンピドゥセンターのスタディ模型」で、ポンピドゥの外観、周辺の模型で締めていて、<チラシ裏↑>

脇の’70年レイモン・アンス「ジョルジュ・ポンピドゥーの建物のために」の映像と共に、この外観って初めて見たけれど、正面の長い透明のエレベーターが結構印象的。

母が買っていたのは、ポスターやチラシで使われているピカソの「ミューズ」と、ローランサンの。


a0116217_22163029.jpg売り場を出た所に、台帳と記念スタンプがあったので、押してゲット。いつになくこういう風なコーナーを思えば、時系列に1作品1作家紹介構成といい、

まあ中学生以上かとは思うけれど、子供向けアピール、という意向も割とあったのかも?と今にして。

そういう所で、ポンピドゥー展は遡れば9年前、国立新美術館が出来た頃のに行って以来だったけれど、なかなか見応え+趣あるイベントでした。

関連サイト:ポンピドゥセンター傑作展  サイト
関連記事:ラウル・デュフィ展クリーブランド美術館展大エルミタージュ美術館展ポンピドー・センター所蔵作品展オルセー美術館展モディリアーニと妻ジャンヌの物語展大回顧展モネサーカス展フランス印象派・新印象派展フィラデルフィア美術館展ルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ルノワール+ルノワール展 美の巨人たち モディリアーニ新日曜美術館 モディリアーニフランス展/福岡・長崎展/パリ・モンパルナスに集う画家たち展没後50年 モーリス・ド・ヴラマンク展モディリアーニ展芸術都市パリの100年展美の巨人たち ラウル・デュフィルノワール~伝統と革新/味百選ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たちプレミアム8<紀行>夢の聖地へ モネの庭語りかける風景マネとモダン・パリ印象派はお好きですか?マン・レイ展 知られざる創作の秘密オルセー美術館展 「ポスト印象派」モネ・ルノワールと印象派・新印象派展ザ・コレクション・ヴィンタトゥール画家と庭師とカンパーニュ(’07)セーヌの流れに沿って 印象派と日本人画家たちの旅没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになったモネとジヴェルニーの画家たちワシントン・ナショナル・ギャラリー展エルミタージュ美術館展 世紀の顔 西欧絵画の400年ユーミンのSUPER WOMAN 「長谷川祐子と現代美術をめぐる」<1><2>メトロポリタン美術館展 大地、海、空ー4000年の美への旅奇跡のクラークコレクションールノワールとフランス絵画の傑作ーSONGS 徳永英明印象派を超えて 点描の画家たちモネ、風景を見る目ー19世紀フランス風景画の革新オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ー魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展チューリヒ美術館展新印象派 光と色のドラマと花見 in 上野公園フランスの風景 樹をめぐる物語 ーコローからモネ、ピサロ、マティスまでー

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       <ポスター>

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by MIEKOMISSLIM | 2016-09-14 22:22 | 芸術 | Trackback | Comments(0)
新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で、今日までだった、フランスの歴代樹木題材の展示会に、都合も合ったので母と行ってきました。


a0116217_15293544.jpgロマン派、バルビゾン派~印象派~フォーヴに渡って、様々な画家の作品を、3章に分けて約110点の展示、

モネ、コロー、ピサロ、ヴァロットンなどメジャー画家の作品もあったけれど、馴染みない画家達のそれぞれの樹木の、大作あり、楚々としたもの、ユニーク、パワフルなものなど、

まあ穏やかなテイストの展示会と予想してたけれど、意外とバラエティに富んでいて、なかなか見応え。<ジュニア版ブックレット(C)損保ジャパン日本興亜美術館→>


どれが一番インパクト、というのは今回ちょっと難しいけれど、目に留まったのは、

やはりモネの、1作品だけあった「ヴェトゥイユの河岸からの眺め、ラヴァクール(夕暮れの効果)」、これは個人蔵らしく多分初見、カードはなくて残念。

「ボール」で馴染みのヴァロットンの、「オンフールの眺め、朝」(↓カード)、

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これは、解説だと、戸外製作でなく、写真やスケッチを手がかりに、アトリエで記憶と想像にもとづいてモティーフを組み立てる方法で描いていて、

対象から距離を置く手法が、画面全体に漂う不思議な雰囲気をかもし出しているのかもしれない、とのことで、

まあ今回チラシやポスターにも使われているシャルル=フランソワ・ドービニー「ヴァルモンドウの下草」(↑一番上、↓一番下)とか、

オーソドックスなバルビゾン派作風と比べて、同じ樹木モチーフの緑メインの風景画、ではあるけど、随分個性的、自由に変遷、という感じ。



ルイ・アイエの「街路・夜景」(↓カード)は、家にあるカードはチェックしてないけれど、確かどこかで見たことがあって、

小品だけれど、実際の夜か、映画とかの中の夜景か、何か切ない記憶が掘り起こされるような感触の一品。

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初耳の画家だと思うけれど、ロベール・アントワーヌ・パンションの「曳船道」「ブランヴィル=クルヴォンの谷」(↓カード)。

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「曳船道」は、現物では手前の道がカードのように赤味がかってなくて、女性の前の子供の服?のピンクがもっと効いていて印象的、「ブランヴィル・・」も、色彩のメリハリが好ましく。


7/2追記:その他、少し時間が経って、やや記憶薄れてるけれど、目に留まったのは、

第1章:戸街制作の画家たち では、ピクチャレスク(絵になる)構図の画家、だというアレクサンドル・ルネ・ヴェロン「ロワン川のヌムール川」の夕方の風景、挿絵画家でもあったギュスターヴ・ドレの大作「嵐の後、スコットランドの急流」、

第2章:印象派の画家たちと同時代の風景画 では、シニャック作品「エルブレーのセーヌ川」もあったけれど、ヴィトール・ヴィニョンの「村の入口、ネル=ラ=ヴァレ」、

そして、カードはなくて残念だけれど、初耳画家の珠玉作的には、一番印象的だった、ジョルジュ・タルディフの「モンマルトルのマキ」という流動的タッチでの、黄緑~黄色の鮮やかな色彩の2枚。

第3章:ポスト印象主義と20世紀前衛芸術への試み では、シャルル・ラコスト「べアルンの風景、大木」、木の形が神秘的というか、解説だと、何気ない日常を幻想的な憂愁が漂う風景画に変貌させた、という作風。

黄昏や日没うなど自然界の微妙な光を描いたフェルディナン・ロワイヤン・ドュ・ピュイドゴー「月下の彫像」、

退廃芸術と言われたらしいエミール・ノルデの、2人の女性?少女?だったかが、森の道を歩いていく後姿、だった「ブーヘンヴァルトの春」、といった所。

母が買ってたカードは「ヴァルモンドウの下草」と「曳船道」。



帰りに、新宿東口店のビックカメラに寄って、店員さんに、PCのWindows10用のウイルスセキュリティのことを確認。

3年前PC買い替えた時に付録で付いて来たZEROのパッケージを持って行ってて、これはWindows8用で、今なら1480円で10用に拡張、という表示がPC画面出るのだけれど、

この10用パッケージ版は、8用と同じ1980円、拡張版には、サポートの相談は出来るけれどパッケージ版のように保証が付いていない、という差らしい、と判明、

今のは8,1で、まあ無償でアップグレードできる今月末までに10にしておいた方がいいかとは思ってるけれど、セキュリティは、やはり製品的にはZEROが手頃価格のようだけど、どちらにしたものか思案中。


そして小田急新宿店4Fの「プレンティーズカフェ」に寄って、例によって手元の商品券使って、2人共コーンのダブルアイスにして、

私は抹茶とバニラ、母は夏みかんシャーベットとストロベリー味のを味わって、一休み。やはり北海道展のとかの方が、味の濃さが違うね、とは話しつつ、それなりに美味しく味わい。

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そういう所で、思ったよりも多彩、フランスの様々な木の風景画を味わえて、そういえば何年か前に似たような「海」シリーズ展示会もあったけれど、

作品を集めるのは大変そうだけれど、こういう統一題材の展示会というのも趣あって面白いし、フランスの風景だったら、「パリの街」展とかも出来そうな、と思ったり。なかなか充実のイベントでした。

関連サイト:損保ジャパン日本興亜美術館サイト フランスの風景 樹をめぐる物語 ーコローからモネ、ピサロ、マティスまでー 小田急新宿店サイト  プレンティーズカフェ
関連記事:クリーブランド美術館展大エルミタージュ美術館展ポンピドー・センター所蔵作品展オルセー美術館展大回顧展モネフランス印象派・新印象派展フィラデルフィア美術館展ルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ルノワール+ルノワール展フランス展/福岡・長崎展/パリ・モンパルナスに集う画家たち展芸術都市パリの100年展ルノワール~伝統と革新/味百選ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たちプレミアム8<紀行>夢の聖地へ モネの庭語りかける風景マネとモダン・パリ印象派はお好きですか?オルセー美術館展 「ポスト印象派」モネ・ルノワールと印象派・新印象派展ザ・コレクション・ヴィンタトゥール画家と庭師とカンパーニュ(’07)セーヌの流れに沿って 印象派と日本人画家たちの旅没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになったモネとジヴェルニーの画家たちワシントン・ナショナル・ギャラリー展エルミタージュ美術館展 世紀の顔 西欧絵画の400年ユーミンのSUPER WOMAN 「長谷川祐子と現代美術をめぐる」<1><2>メトロポリタン美術館展 大地、海、空ー4000年の美への旅奇跡のクラークコレクションールノワールとフランス絵画の傑作ーSONGS 徳永英明印象派を超えて 点描の画家たちモネ、風景を見る目ー19世紀フランス風景画の革新オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ーチューリヒ美術館展新印象派 光と色のドラマと花見 in 上野公園

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        <チラシ>

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by MIEKOMISSLIM | 2016-06-26 23:55 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(0)
GW母との小紀行初日、国立新美術館「ルノワール展」に続いて、池袋東武へ移動、昨日までだった井上直久絵画展へ行きました。


今回テーマ「夢の庭」について、入口に「今展は、遠近を歩き風景を描くうち、今の世は、私たちの父祖が願った「夢の庭園」だと気付き、

そしてここに描いたのは私の祈り、未来の子供たちに捧げたい夢の庭です。さまざまな想いを一筆一筆に込めて表現しました。」という井上氏コメント。

例によって、ライブペインティング途中の絵が会場にあって、ご本人はいなかったけれど、その内に戻ってきて、ファンの女性と話していて、その様子を何気なく見ていたら、

一瞬私と目が合ったんで、2年半前画廊での「ィバラード ラピュタ展」で、宮崎作品関連で少し質問、答えて頂いたのは忘れていると思うけれど、会釈したら井上氏も軽く会釈して下さったり。

今回一番インパクト作品は、やはり案内カードでも使われている、大判「多層海を訪ねた日」(↓)。

その他、印象的だったのは、男女がそれぞれ別の道に進みかけている「ひとつの道」、多層海シリーズの「山吹き庭」や以前見たことはある「多層海好天」「多層海、伸びゆく峰」、「森の停車場」など。


昨年GWここでの絵画展以来、何度か展示会は知りつつ出かけられず、1年ぶりになるけれど、ルノワールに続いて、これも定番ファンタジック井上ワールド、久方の味わいでした。

関連サイト:東京バーゲンサイト 第19回 井上直久絵画展井上直久の世界 サイト
関連記事:イバラード時間(’07)井上直久新作展中間テスト対策終了(’10、2学期)ジブリ創作のヒミツ~宮崎駿と新人監督 葛藤の400日イバラードへの旅 第15回 井上直久絵画展イバラードの旅 第16回 井上直久絵画展イバラードの旅 井上直久絵画展井上直久 イバラード ラピュタ展第17回 井上直久絵画展イバラードの旅 井上直久絵画展イバラードへの旅 第18回 井上直久絵画展

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         <案内カード 多層海を訪ねた日>

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by MIEKOMISSLIM | 2016-05-05 20:12 | 芸術 | Trackback | Comments(0)
5月1日、2日と、国立新美術館~東武池袋~八王子のスパ&ホテル1泊、ユーミン実家の荒井呉服店~西立川駅~昭和記念公園で、美術展、物産展、スパ、ユーミン聖地巡り、公園散策に母と行ってきました。

まあどこか近場で手頃なスパはないかと探してたら、八王子のスパ&ホテルが目につき、母との恒例スパ、美術展、物産展、

+上京直後に一度行ったけれど記憶薄れてる荒井呉服店、念願の「雨のステイション」舞台の西立川駅、そこが最寄りの昭和記念公園、というルート。


で、初日午後、まず先月27日から国立新美術館でやってるルノワール展へ。彫刻、デッサン、パステル、資料など10章に分けて100点以上の展示。

オルセー、アランジュリーからの、とのことだし、馴染みある作品も結構あったけれど、今回の目玉作品、チラシやポスターに使われている「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」、

見覚えある気がするけれど、これは初来日、とのことで、実物は初見、これが見られたり、彫刻作品や、息子ジャン・ルノワールの映画「ナナ」「フレンチ・カンカン」「恋多き女」一部や、

同じ題材関連、影響受けあった画家達、ゴッホやコローなどの作品、モノクロの、気難し気に顔をしかめながら絵を描いている動くルノワールの映像、

細い筆が多かったのが印象深い絵具箱、パレット、油絵具の展示など、なかなかバラエティ豊か。


一番インパクト、といえば、やはり「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」(↓一番下)、賑やかなラフっぽい舞踏会だけど、どこかに書いてあったように、手前の柔らかなタッチの母娘に、絵の中に導かれるような風情。

母が後でカードを買ってたのは、この「ムーラン・・」と、Ⅲ章「風景画家の手段」の赤の「セーヌ川のはしけ」(↓カード)。

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私はやはり「ムーラン・・」と、後2枚、どちらも家に在庫はあったとは思うけどⅣ章”現代生活”を描くの中の「ぶらんこ」(↓カード)と、

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Ⅲ章の「草原の坂道」(↓カード)。

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あと、目玉的には、45年ぶりにそろって来日!らしい「田舎のダンス」「都会のダンス」のそろい踏みが見られたり。

定番+目玉の「ムーラン・・」もあり、充実ルノワール展でした。

関連サイト:ルノワール展 ホームページ
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         <チラシ>

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by MIEKOMISSLIM | 2016-05-04 18:36 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(1)
先日27日(日)、東京都美術館でのモネ展に母と行ってきました。

何だかこの所、ずっとそういう心のゆとりがなかったけれど、母とは無料で入れるこれ+新宿に寄って物産展で、久方にちょっと息抜き。美術展は6月のユトリロ展以来。

パリのマルモッタン・モネ美術館から、8分野に分けてモネの10代~晩年の作品約90点の展示。


今回一番インパクトは、改めてどう、ということもないスタンダードだけれど、ポスターにも使われていた、1903年作の「睡蓮」。

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華の散らばり方、水面に移る樹木の像とのバランス、淡い色彩など、いつになくバランスがとれた「モネ睡蓮」という感じ、一時心洗われる思い。

カードは実物より青が濃く、今一その淡い色感が出てなくて見送り。


そして、やはり今回目玉の「印象、日の出」。(↓カード)これは今回18日までの展示。

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今回21位年ぶりに東京で展示、らしく、私はその時だったかどうか?とにかく初見、ということはなく、これも今更改めてどうこう、ということもない超スタンダードだけれど、

目新しかったのは、作品の向い側のコーナーで、マルモッタン美術館がアメリカの天文学者と共に調査したらしい、この絵が描かれた場所や描いた方向、日時が示されていたこと。

場所は当時の写真や地図と絵を照合して、水際にあるホテルから、だったようで、時間は画面背後の風景、煙のたなびき方や水門が開いているという状況や、当時の気象分析で、1872年11月13日7時35分頃の可能性が高いそうで。

まあ空想画ではなく、確かに風景画、ではあるけれど、このある意味象徴的な茫洋とした絵から、そんなことまで遡って探れるとは、ちょっと驚き。


その他、後でカードを買ったのは、私は「「トゥルーヴィルの海岸にて」(↓)と、

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「テュィルリー公園」(↓)。

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母は、「印象、日の出」、「睡蓮」と「オランダのチューリップ畑」(↓)。

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モネ以外の画家作品で、モネが影響受けたり与えたりしたブーダン、ドラクロワ、ピサロやシニャックのや、同胞ルノワールによるモネ像などもあったり、

多分初見だと思うけれど、モネの作風からはやや意外な、10代の頃のカリカチュア(風刺画)シリーズなどもあったり、

モネの使ってたキャンバスや筆と共に、右が黄色、左が不透明グラスの特注らしきメガネの展示があって、

それは晩年白内障を患ってて、右目からは視界が青っぽく見えたので、その矯正用、らしいけれど、何だか光を失いつつあっても最期まで描き続けたモネの苦心、苦労が偲ばれるような一品。


そういう所で、定番ではあるけれど、それなりにバラエティあって満足のモネ展でした。

関連サイト:モネ展 「印象、日の出」から「睡蓮」まで 特設サイト
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ルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ルノワール+ルノワール展ルノワール~伝統と革新/味百選


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           <会場前に貼ってあったチラシ>
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by MIEKOMISSLIM | 2015-09-30 22:18 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(2)
昨日21日(日)、今週末まで損保ジャパン日本興亜美術館でやっている、ユトリロとその母ヴァラトン展に母と行ってきました。


a0116217_20444885.jpgここは結構ご無沙汰、損保ジャパン東郷青児美術館だったのが、

いつのまにか東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館に名が変わったようだけど、5年前やはりユトリロ展に行って以来。<→チラシ裏>

久方の高層42Fからの眺め、昨年末上ったスカイツリーの姿も。

今回、ユトリロ作品とヴァラトン作品約40点ずつ4章に分けての展示で、ユトリロの日本初公開作品がある、というのもさることながら、

注目は私は初見の、今回半数を占める母のヴァラトン作品。



a0116217_21203227.jpgユトリロの母が、ルノワールやロートレックの絵のモデルをしていて、ルノワールの「都会のダンス」(←カード)の女性だったり、

ユトリロは私生児だったけれど、ルノワールが父親説?!があったり、自らも割と名の知られた画家だった、というのは知ってたのだけれど、

ルノワール父子ではないけれど、こういう風に時を経て超メジャーな息子と並んで同数作品の展示、

しかも本人の生誕150年記念、というサブタイトルつきでの展示会、という程に有名だった、というのは今にして。


入口の人物相関図で、ヴァラドンは、ルノワールやロートレックとの関係以外にも、ドガから絵画を教わったり、エリック・サティとも恋愛関係だったり、実業家と結婚したけれど別れ、

ユトリロには同じ年代の義父がいた、というのは聞き覚えあったけれど、それが元々ユトリロの友人の画家のユッテルで、彼とヴァラトンが恋に落ちて再婚、

母に友を奪われた、だったか、友に母を奪われた、だったか、というようなこともあって、ユトリロがアルコール依存症になった、などの経緯がざっと判って、なかなか波乱万丈な母子画家だったのだ、と改めて。

第1章「ヴァラドンとユトリロ、ふたりの芸術家の誕生」では、少年時のユトリロを描いたヴァラドン作品、などもあるのだけれど。


ヴァラドン作品で一番インパクトだったのは、私も母もカードを買った「コルト通り12番地、モンマルトル」(↓カード)

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ヴァラドンはユトリロとは違い風景画よりも人物画中心、というのも覚えあったけれど、画風も全く息子とは違って、明るくメリハリのある色彩、

何だかもしマティスやゴーギャンの母としたら、なるほどさすがに血筋、と納得、というような感じ。

「コルト通り・・」は風景ではあるけれど、鮮やかな緑~黄の変化でのダイナミックな樹木の躍動感あって目をひかれた1枚。


その他ヴァラドンのでカードを買ったのは「小さなテーブルに置かれた花束」(↓)、これも静物画ではあるけれど、

同じ花瓶+花でも、今回あったユトリロの控えめな色調の「青い花瓶の中の花束」や「すずらんの花束」とは真逆の華々しさ。

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あとヴァラドン静物画では、もう少し抑えた色彩だけれど「花瓶の中のリラの花束」も好感。


6/23追記:ユトリロ作品は、久方にやはり楚々とした独特の風味、どれが特にインパクト、というのは特にないけれど、後でカードを買ったのは、白の時代のでは「ノルヴァン通り、モンマルトル」(↓)、

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a0116217_0182151.jpgこれは、もしかして手元にカードがあるような、と思いつつ、だったのだけれど、

後で確かめたら、すでに持っていたのは別物の「サン=リュスティク通り」(→カード)という絵で、

おそらく中央の丸屋根のは同じ建物っぽく、構図も似てるけれど、

「ノルヴァン通り・・」よりは5~7年位後年、白の時代が終わった後の作品だった、と。



この丸屋根の建物、そして「ノルヴァン通り・・」でのその左側の塔は、母がカードを買ってた「サン=ピエール教会とサクレ=クール寺院、モンマルトル」(↓)にも見られて、

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どうやら、左のがサン・ピエール教会、右のがサクレ・クレール寺院のようで。


6/24追記:その他カードを買ったのは、ユトリロ色彩の時代の「モンマルトルのラパン・アジル」(↓)。やはり白の時代のものにはない明るい色彩、その中でも、何だか見る者を和ませるような軽やかなタッチ。

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そういう所で、私はほぼ5年ぶりだったユトリロ展+初見のヴァラドン作品のコラボ、ヴァラドンが女性、画家として結構奔放、エネルギッシュな活動ぶりだったことや、

それゆえに若いユッテルとの恋がユトリロのメンタル面にも影響したらしい、2人の人生模様とか、そういう面もあってか?親子でありながら見事に対照的な作風など、なかなか見応えで面白い今回の構成でした。

関連サイト:損保ジャパン日本興亜美術館サイト 「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語ースュザンヌ。ヴァラトン西端150年ーFASHION PRESSサイト 「ユトリロとヴァラドン―母と子の物語」展、東京・新宿で開催 - 日本初公開作品含む約80作品
関連記事:大エルミタージュ美術館展モーリス・ユトリロ展フィラデルフィア美術館展ルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ユトリロ版画展芸術都市パリの100年展モーリス・ユトリロ展 パリを愛した孤独な画家印象派はお好きですか?ザ・コレクション・ヴィンタトゥールセーヌの流れに沿って 印象派と日本人画家たちの旅

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            <チラシ表>

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by MIEKOMISSLIM | 2015-06-22 21:43 | 芸術 | Trackback | Comments(0)
先日3日(日)、国立新美術館でルーヴル展、マグリット展に続いて、母と池袋に移動、池袋東武1番地 美術画廊でやっていた井上直久展に行ってきました。


入口の提示では、今回テーマは「光満ちる」のようで、あふれる陽光、優しく輝く灯火、心ひかれる窓辺・・様々な光がメッセージを紡ぎます、とのことで。

会場では、案内カードにあるイベントの日時ではなかったけれど、井上氏が作品のライブペインティング中で、描きながら傍らの女性達に、

スランプになったら(だと思ったら?)別の絵を描く、別の絵を描けるんだからスランプじゃない・・ようなことを和やかにに話しながら、

私達は今回特に接触しなかったけれど、グッズを買ったお客さんにテーブル挟んでサインをしたりしながら対応、スタッフの女性と話してたり、例によって快活な様子。

今回一番気に入ったのは、案内カードにもあった「光満ちて」(↓)。宵闇の中の欧風の建物、その仄かな灯火、それを移す水面、など藍色~パープル+抑えめのピンク混りのファンタジックな空間。

前にも触れてたけれど、どうも私はピンクなしか、あっても抑えめ色調の井上作品が好みで、これはまさに絶妙色彩バランス、歴代井上作品の中でも、好感度高いかも。

その他、やはり多層海シリーズの、母と娘がいる「多層階春風」、先日恵比寿での絵画展で一番インパクトだった「多層海 伸びゆく峰」や、「多層海望郷」、

女性が庭園を歩いてくる「水の庭」、めげゾウシリーズの「象と語る2014」、「歓びのメリーゴーラウンド」など。奥のスペースには、オーソドックスな田圃などの風景画も。

母は、特にどれが、というのは聞かなかったけれど、ルーヴルやマグリットの西洋画もいいのだけれど、正直こういう絵の方が親しみやすい、のような感想。


そういう所で、この日ルーブル展~マグリット展~井上直久展と、今回この日の美術巡りでリフレッシュイベントのGWでした。

関連サイト:井上直久の世界 サイト
関連記事:イバラード時間(’07)井上直久新作展中間テスト対策終了(’10、2学期)ジブリ創作のヒミツ~宮崎駿と新人監督 葛藤の400日イバラードへの旅 第15回 井上直久絵画展イバラードの旅 第16回 井上直久絵画展イバラードの旅 井上直久絵画展井上直久 イバラード ラピュタ展第17回 井上直久絵画展イバラードの旅 井上直久絵画展

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         <案内カード 「光満ちて」(C)INOUE Naohisa>

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by MIEKOMISSLIM | 2015-05-08 20:22 | 芸術 | Trackback(2) | Comments(0)

マグリット展

先日3日(日)、国立新美術館でルーヴル展に続いて、母と2Fでのマグリット展へ移動しました。


a0116217_2284458.jpg13年ぶりの本格的回顧展で、世界各国から5章に分けて約130点の展示。

マグリット作品、私は昨年秋のチューリヒ美術館展にあった「9月16日」以来で、これまでの馴染み作品もちらほら、だけれど、

これまで覚えないモノクロ写真作品なども。<→チラシ>

こちらは待ち時間もなく、会場内そこそこに観客はいたけれど、ルーブル展程程には混雑もなし。全般に割とゆったり鑑賞。



今回一番インパクト、というと、「第2章 シュルレアリズム」にあった多分初見の「不穏な天気」(カード↓)。青空に浮かぶ椅子、チューバ、トルソー=巨大な雲?なシュールな空間、で、今回カードを買ったのはこれのみ。

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また、「第5層 回帰」での「白紙委任状」(チラシより↓)は馴染み作品なのだけれど、やはり見る度何かしらインパクト、目を奪われたり。

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それと、これも多分初見の「シェヘラザード」(チラシより↓)。不条理ワールドの中の、見覚えあるパール細工?の中の女性の目と唇、がスパイス。

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その他、やはり馴染みの昼夜共存「光の帝国Ⅱ」(手元のカード↓左)、恒例パターンの胞子の男性シルエットシリーズの多分初見の「上流階級」(チラシより↓右)。

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母は、やはりマグリットはちょっと苦手なようだけれど、一番印象的、といえば今回ポスター(一番下)↓やチラシ裏に使われてる「空の鳥」のようで、全般に、色々トリックが不思議だけれど綺麗、とい感じ。


また今回、タッチ的に印象的だったのは「第4章 戦時と戦後」の「禁じられた世界」。ソファーに横たわる人魚姫の上半身の裸体の描き方が、まさにルノワールタッチ。

この第2次大戦へのアンチテーゼ、印象派っぽい明るい画風の「ルノワールの時代」のものは、以前のマグリット展でも人物や花の絵があったのだったけれど、

こういう風に、まさにルノワール風の裸体作品まであったとは、と、ちょっと引っ掛かった作品。

久方に見た、第5章での「レディ・メイドの花束」でのボッティチェリのプリマヴェーラ(春の女神)の再現など、デザイン的な処理だけでなく、色々多彩で器用な画家、とも改めて。

それと、会場出口にあった読売新聞特別面で、日本の漫画へ影響、と小見出しがあって、マグリット没後2年の’69年に、週刊少年マガジンが15ページのカラー特集したり、

’70年に「白紙委任状」風表紙にしてたり、藤子不二雄氏もマグリットのファンで、巨岩が宙に浮かぶ絵にヒントを得て「マグリットの岩」という短編を発表したりしていた、とかどその影響の幅広さ、というエピソードも。


そういう所で、ルーヴル展に続いて、こちらのマグリット展もモダンでシュールな味わい、一時リフレッシュ感、でした。

公式サイト:マグリット展 公式サイト
関連記事:画家と庭師とカンパーニュ(’07)アントワープ王立美術館コレクション展中間テスト対策終了(’10、2学期)YUMING FOREVER by LESLIE KEE<1>チューリヒ美術館展

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           <会場のポスター>

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by MIEKOMISSLIM | 2015-05-05 22:50 | 芸術 | Trackback(4) | Comments(2)