Something Impressive(KYOKOⅢ)


カテゴリ:音楽・旅行( 11 )



西立川 ユーミン聖地巡り<2>西立川駅、「雨のステイション」歌碑と昭和記念公園

八王子 スパとユーミン聖地巡り<1>荒井呉服店から続く

GW母との小紀行、2日目昼過ぎに八王子を出て、立川で青梅線に乗り換えて、最終目的地西立川へ行って、

ユーミン「雨のステイション」の舞台、西立川駅に初めて降り立って、近くの「雨のステイション」歌碑に対面、昭和記念公園を散策してきました。


西立川駅は、ついに念願の、という聖地の一つ、この曲を聴いて以来約40年間、イメージ的にはもう少し都会的な駅構内、だったけれど、実際は割とのんびりしたローカルっぽいムード、

洗練、というより、ナイーブ、素朴な点で「雨の・・」にフィット感、というのが改めて、という感じで、やはり感慨。

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そして、注目の電車発着時の音楽は、You tubeにあったようには長くもクリアでもなかったけれど、確かに「雨のステイション」のサビで、実際やっと聞けた!という瞬間。
      



改札を出て、昭和記念公園入口へ向かう途中、右手に目当ての一つだった、「雨のステイション」歌碑も発見。

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刻まれているのは、多分ユーミン直筆のを彫ったと思われる文字。

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a0116217_19391427.jpg手前に、「ルージュの伝言」の中の、この曲のことに触れたユーミンの文章と、平成14年この歌碑が出来た時の説明の文。

もう一つのユーミン歌碑、長崎の奈留島の「瞳を閉じて」のは、やや遠すぎで、その歌のルーツ地と共に、拝みに行けるかどうか?難しいかもしれないだけど、こちらのはやっと確かめられて、という瞬間。

八王子の街並み、「荒井呉服店」に続いて来たせいか、こういう風に、瀟洒な歌碑が立っていること自体、この界隈ユーミンご当地、という感触もじわじわ。



そして、すぐ入口があった、昭和記念公園へ。もう少しこじんまりした所かと思っていたら、意外と広い敷地。入口の前に「水鳥の池」があって、ボート、スワンボートもちらほら。

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池を右手に見ながら、池の向こう側の花畑まで行って、そこに咲いていたのは、鮮やかなオレンジのカリフォルニアポピー、紫のこぶりのリナリア、そしてネモフィラ。

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やはり一番目を引かれたのは、これまで余り見た覚えなかった、カリフォルニアポピー。

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これより奥の方は、見渡す限り緑、

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a0116217_20162275.jpg地図では色々花畑もあるけれど、どうも今咲いていそうなのはなさそうで、奥行き半分弱位だけれど、ここでUターン。

母はこの公園は2度目、以前来た時は何月頃だったか覚えてなかったけれど、チューリップが綺麗だった、と言ってたし、多分4月、

まあ夏はプールなどもあるようだけど、花鑑賞だと、4月上旬頃~中旬がチューリップの他、桜、菜の花とか色々見ごろで、ベストなんだろうと。(←チラシ)


で、中央線で帰途に。今回ツアーなどでなく、自分達で計画、手配、母と私の共通の美術、物産展、スパ、どちらかというと母が好きな花鑑賞、

+私の、近場の範囲だし一度は訪れたかった八王子、西立川のユーミン聖地巡りが出来て、リフレッシュなGW前半1泊小紀行でした。

関連サイト:昭和記念公園サイト
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by MIEKOMISSLIM | 2016-05-09 20:29 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(5)


北陸新幹線開業記念特別番組「金沢花紀行」by ユーミン

先月22日(日)TOKYO FMで放送のユーミンナビゲートの金沢旅番組、録音を聞きました。


石川県観光グランドプロデューサーに任命されてたユーミンが、北陸新幹線稼業日に実際新幹線に乗って金沢に出かけて、近江町市場~金沢21世紀美術館~金沢城公園~浅野川河畔~卯辰山と巡りながらのルポ番組。



かえすがえす、TV企画じゃなくラジオで、音声のみ、というのが惜しまれ、おかげでこの放送の当日PM7時~7時55分、私は「エイプリルフールズ」試写会と重なってしまい、

手元のCDラジカセに予約録音機能はなく、でもこれは聞き逃すには余りに惜しいし、再放送の期待もまあ望み薄そうだし、困ったものだ、と。

仕方なく、普段CDラジカセも使わない機械音痴の母に、何度も手順を説明しておいて録音してもらい、半ば不安だったけれど、無事入っていて一安心、ということも。


ユーミンの旅ルポは、一昨年のNHK「ユーミンのSUPER WOMAN」以来、今回も色々、各スポットについて興味深いコメントもあったのだけれど、とにかく何をおいても聞きたかった目玉スポットルポは「浅野川河畔(の桜)」。

金沢の浅野川というのは、ずっと前から「花紀行」の舞台、ということでインプット。「花紀行」はマイベストユーミン曲ベスト10には不変に入る好きな曲で、勿論”聖地巡り”もしてみたいスポット、

思えば1度、1年弱添乗員をしていた頃2泊3日だったかの北陸ツアー、その中に金沢もあって、兼六園だけは薄ら覚えあるのだけれど、浅野川散策などは日程にもなくスルー。

まあ「瞳を閉じて」の奈留島、程ではないけれど、普段気軽に出かけられる、という距離でもないし、ずっと幻の憧れ聖地の一つ。特にこの場所についてのユーミンのコメントや記事、というのも覚えなく。

で、先日ユーミンが石川県から白羽の矢を立てられた時も、即そのことが浮かんで、勿論実際この曲がユーミン抜擢の要因にもなったはずで、今回の番組で必ず通るはず、と、結構楽しみに。


いざ番組を聞いていくと、最初は旅での録音音声にかぶせてユーミンが後で解説的にコメントを入れているのか?と思ったけれど、どうもリアルタイムでの音声のようで、

やはり後半、いよいよ浅野川河畔登場。ユーミンは、

>「花紀行」実際ここを歩きながら創った、丁度その時は桜の花がわんわん散っている時で、15センチ位花びらが河畔に積もっていた、

それをポケットにたくさん入れながら歩いて、それをその日の夜のライブで撒いた、

本当に何とも言えない、フェミニンな美しい川、日本中色んな川に行くけれど、浅野川は日本女性、ということを思い出させてくれる、

今話している目の前にも、古い立派な枝ぶりの桜が、まだ蕾も色づく直前、位に張り出しているけれど、本当に桜の木が浅野川にずっと沿って植わっている・・<

などと、曲のルーツ時を回顧、この場所に対する思いを語って、まあ音声のみだけれど、だからこそその光景も浮かぶような、というか、

「薄紅がなんて優しいの 拾い集める人もいないのに」だけれど、ユーミンはそういう花びらを拾っていたのだ、とか、

この曲を聞く度ぼんやりと浮かぶ、桜吹雪の下を、何を思うでもなくゆっくり歩く少女=ユーミン自身と重なって、今にして、ちょっとした感慨。

     



その他金沢の各名所ルポ、金沢までの経路の土地についても到着前に少し触れてて、長野はおそば、そば巡りでお勧めは戸隠、

新潟はお米、おにぎり屋が寿司屋のようにネタがあって、何個食べるとタダ、のような店もある、魚も美味しいので寿司がとんでもないお手頃で食べられる、とか、富山は何といってもお魚、ブラックラーメン、などとグルメにも触れてたけれど、

印象的だったのは、新潟について、人があまり感じない新潟、港に出るとロシアとかに行く船が停泊していたり、ロマンティックな厳しい雰囲気、そこに特別な情緒を感じる、作家も坂口安吾とかが出ていたり、なるほど、と思う、などと語っていたのが、ユーミンらしいアンテナ、というか。


各地でのルポの区切りに、何曲か旅や春のユーミン曲が流れたのだけれど、メインの浅野川での「花紀行」の他で印象的だったのは、近江街市場~金沢21世紀美術館の間に流れた「ビュッフェにて」。

a0116217_232036100.jpg聞くのも久方だったけれど、これは「昨晩お会いしましょう」<(C)(株)東芝EMI→>の1パーツ、という意識強くて、

アルバムでこの曲前後の「街角のペシミスト」「夕闇にひとり」曲調もパックで同時に「昨晩・・」の懐かしい空気感が頭を巡る感じ。

それとこの曲にはずっと、旅先での山の景色や城下町、などのフレーズから、漠然と松本とか、信州舞台イメージがあったのだけれど、

思えば金沢も城下町、車窓には山も見えるはずで、金沢であってもおかしくはないかも、と今にして。


この曲も今回メインの「花紀行」も、大概のユーミン曲同様元歌はYou tubeにはないのだけれど、検索してて、ふと目に留まった路上ライブ男性ボーカルでの「花紀行」、
      

一応、というつもりで再生してみたら、意外とその歌声に引きいれられて、ちょっと驚き。で、どうもその石谷嘉章という人は、他にもユーミンの割と初期の曲のライブを色々投稿してて、

男性ボーカルでの「MISSLIM」一通り!など、初耳だし、結構好印象でついついまとめて聞き入ってしまったりで、これは後日別枠記事で挙げておこうかと。


それと、金沢について、この機会にちょっと具体的に行き方チェックしてみたら、まあ北陸新幹線で、確かに東京~金沢間最速2時間28分で行けるようになったのだけれど、

多少強行日程だけれど、夜行バスで夜新宿・東京駅出発~翌朝金沢着、帰りもそのパターン、という便もあって、これなら乗り換えもなく、平日なら新幹線の片道料金で往復出来て、向こうに泊まらなくても済むし、

まあもしピンポイントで浅野川河畔の桜、だけメイン目当て+少しだけ他の観光、ならこれでもOKそうで。勿論コストをいとわなければ新幹線で当日日帰り、飛行機だと羽田~小松片道1時間で料金は新幹線の2倍弱、とか楽なのだけれど、という所。

思い立って、金沢での桜情報見てみたら、今3分~5分の散りかけ、だそうで、今の春はちょっと敢行するには遅かった、という感じだけれど、

とにかく漠然としてた「浅野川聖地」も、実際行こうと思えば行けそうな、というのも、この機会に具体的にチェック出来て良かった、ということも。


そういう所で、今回の北陸新幹線開通~’75年の曲「花紀行」が結びついたのも、ユーミンの健在ぶり、曲自体の持つ色褪せない抒情的魅力もあって、だけれど、

とにかくこの折に、今にして当地で本人からの、曲にまつわる浅野川の桜エピソードが聞けた、という貴重な番組でした。

関連サイト:FM石川・TOKYO FM共同制作 北陸新幹線開業記念特別番組『金沢花紀行』サイト産経ニュース 金沢を愛するユーミンが北陸新幹線で行く、春の金沢!FM石川・TOKYO FM共同制作 北陸新幹線開業記念特別番組『金沢花紀行』
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     <「COBALT HOURジャケット(C)(株)東芝EMI>

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by MIEKOMISSLIM | 2015-04-14 00:00 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(6)


恋するドライブ ゲスト大貫妙子

昨年12月17日(水)、24日(水)BS朝日で放映の「恋するドライブ」ゲスト大貫妙子の回、オンタイムで見ていて、先日録画でも見直しました。


ツイッターで知った大貫出演番組、どうも毎回渡辺真理がドライバー件ホスト役で、ゲストとドライブしながらのトーク&紀行番組、のようだけれど、以前からの友人、渡辺真里は大貫ファンでもあるようで、

渡辺真理のおっとり受け、率直な質問に、大貫さんもざっくばらんに色々話し、SUGAR BABE時代~今の雑感まで、色々初耳のエピソードや、率直な大貫節、というか、らしい発言も聞けて、なかなか面白く、さり気ない濃さ。

途中ふと、こういう風に、インタビューしながら実際ハンドルを握って運転、という渡辺真理の技も、運転に慣れてないと、注意がそがれたり、結構大変なのでは、と思ったり。

会話の合間、風景や車だけの映像の時はBGMに明るいサウンドの洋楽が流れているのも洒落た感じで、今回のドライブコースも私は何度か馴染みあった三浦半島巡り、

今回師走の快晴の下、大貫さんホームタウン葉山~城ケ崎~横須賀美術館へと走るルートの景色も、陽光輝く青い海、のどかな大根畑など傍らに、清しいリフレッシュな後味。



a0116217_46287.jpgやはり一番興味深かったトーク部分は、今まで具体的に聞いたことのなかった、SUGAR BABE誕生期、大貫&山下達郎の出会いエピソード。<(C)ELLEC RECORDS→>

元々中学の頃からバンド活動をしてた大貫さんが、SUGAR BABEの前に組んでいたバンドが、これからプロに、という道筋はあったけれど、自分が好きな音楽とは相いれない部分があって、

その時のプロデューサー矢野誠に、君はこのバンドは向いてない、ター坊の好みの音楽を好きな人達が集まってる場所がある、と紹介されたのが四谷のロック喫茶「ディスク・チャート」という店。

こういう世界もあったんだ、と判って、前のバンドは辞めて、当時’73年頃女性シンガーソングライター、ボーカルはほとんどいなくて、彼女をデビューさせる、ということになって、

店が終わった後、皆でデモテープを創ったりしていた所に現れたのが山下達郎。元々この店に時々来ていた彼が時々見に来てて、ある時朝の4時頃、ギターを手に取って、何か洋楽のカバーを一人で歌って、

それを聞いた大貫さんは、何この人!ヤバイ、声も凄く、歌も上手い、と思って、話すようになった、というのがなれそめ、

彼はバンドをやりたい、出来ればバンド全員でコーラスも出来るようなバンドがやりたい、女性もいるといいな、という話で、一緒にやらない?という感じで、私も何も決めてなかったから、いいよ、と言って、そこから始まった、のような話。

音楽指向的に、また互いの才能に引かれあうように、出会うべくして、のような流れもあったのだろうけれど、大御所2人の若い頃、真夜中、とある音楽たまり場店での、何ともラフな出会い、接近だったのだった、と今にして。

  

ただそのSUGAR BABE時代自体は、今までにも聞いたことがあるように、2人共いい思い出はなかった、というのは今回も言ってて、

ブルース・ロック全盛の当時、夏のフェスとかでは異色で、軟弱、何じゃお前ら、そのメジャーセブンスは何だ!?とか言われて、

渡辺真理が、やっぱり時代が経たないと判らないことってありますよね、としみじみ。いい思い出はない、というのはバンドに、ではなくて、その時の評価や時代に、ということですよね、と、確かめてて、

大貫さんが、時代はしょうがないけれど、昔の夏のフェスは、皆飲んでるし、ビール瓶とかが飛んできて、帰れ!とか、ひどいもんですよ、と。

ヘビーなロックの隙間に、「ダウンタウンへくり出そう~」とか出てくると、「なんじゃ!?」というのは判らなくもない、と苦笑しながら自嘲気味に話してたけれど、

やや意外だったのは、そういう風にけなされて、お大貫さん自身も、本当は世の中から癒えて欲しい、歌が下手、演奏もひどい、歌詞も嫌な所がある、とか、当時のSUGAR BABEの音楽には低い自己評価だった、ということ。

渡辺真理は、でも大好きなファンも一杯いるじゃないですか!ととりなしてたけれど、彼女にとっては、これを何とかしなければ、と何とかやり続けている、そういう当時の低い評価が今後へのモチベーションになった、という部分もあったようで。

まあ聞き手側にとっては、アルバム「SONGS」は、やはり山下達郎、大貫妙子のルーツ足跡、やはり、原石のような手触りの甘酸っぱい懐かしさ、ではあるけれど。

   


3/20追記:後半初めに、山下達郎さんは妙子さんから見たらどんな方ですか?と聞かれ、真面目で、学校の同級生みたいな感じなので、どういう人、とか余り考えたことがない、今も会うと、全然あのころと変わらない、のような話。

まあこの2人は同い年、縁も浅からず、だけれど、大貫&坂持龍一のようなロマンス話も全く聞いたこともないし、ういう雰囲気も漂わず、その後それぞれに飛躍した、やはり一時の同志、という所なのだろうかと。


その他、今の時代について、やっぱり情報過多で、自分もそうならなきゃ、みたいな所がある、知らなければ普通に生きていける、昔みたいに生きていたのに、

何でも右も左も何もかも判るようになってると、自分は遅れているとか、ある意味人と比べる、それが問題なんじゃないかと思う、とか、

水、空気、食糧というのは絶対必要なもので、これを汚す、ということだけは絶対タブー、これを汚したら生きていけない、そういうことが起きているので今、

それに対して、水、空気、食糧より利権や既得権が大事ですか?!と私なんか思うけれどね、普通。お金あっても、それが全部汚染されたら買えない、生きられないんだけど、と苦笑、

それに対して、

渡辺:自分の後はいいやっていうような働き方をするケースがある、今の人って、まだ石油も今の所枯渇しないだろうし、そうはいっても、孫の代とかひ孫の代とかって・・

大貫:考えてないよね、今の年寄りは、というか政治家もそうなんだけど・・

渡辺:何か逃げ切り型でやろうとしてるのかなって言う所は感じますよね・・

大貫:自分が生きた世代だけで何かをなそうとか、財をなそうもそうだけど、その考えがセコイよね。

渡辺:セコイ、確かに・・(笑)

のようなやり取り。


また、テロップに「人として大事なこと」と出た後に、人って人のこと良く見てて、特に目立ったことしなくても、夢中に仕事してる男の人の横顔なんてすごい素敵、その顔が一番好き、

・・そういう顔が出来る位に集中して、やる時はやった方がいいと思う、それを見てる人がいるんで、結構上司とかも見てるしね、

会社を首になった男の人が、その大会社のトイレ掃除になって、ビックリするくらいトイレを磨いてやる!と、朝来てピカピカに掃除して、

そしたらえらい人が、トイレが凄いきれいだな、誰がやってるんだ?という話になって、いきなり凄い高いポジションに返り咲いた、という話があって、

何かの作り話かもしれないけれど、まあそういうことで、有り得るなって思う、よく一芸に秀でてる人はっていう位に、仕事が出来る人って、本当にトイレ掃除させてもきれいにする、のような話。


最後の方に、音楽が一番好き、レコーディングしてる時は楽しい、没頭してしまう、だから続けられる、好きなものしか絶対一生続けられない、

好きなものは楽しい、その裏には苦しい部分もあるけれど、楽しいことがあるから忘れちゃう、というような話や、

自分の思い通りに声が出なくなったら、即辞める、歌ってりゃいいってもんじゃない、絶対嫌、絶対歌ってない、80才で。

いつ辞めるとも言わないで、ヒュ~っとフェイドアウトして、そういえば大貫さん最近見ないね、っていうのが最高、引退コンサートなんて最悪、戻ってきちゃうのに、止めなさいって言いたくなっちゃう(笑)

それに対して渡辺真理が笑いながら、大貫妙子さんらしいなあ、それは、のような所。


印象的だった話はそういう所だけれど、渡辺真理の大貫妙子印象談として、最初の方の会話で、大貫さんの書いたものもかなり好き、のようなことも本人に言ってたけれど、

前・後半の各回最後のモノローグで、歌声は、他で聞いたことがないような、佇まい含めてステージ、アルバムからも、もしかして地上から5センチくらい離れているのかな、とか、

透明な羽が生えているんじゃないのかな、という、透きとおっていて、透明で繊細で、本当に妖精みたいな存在、フェアリーっぽい所があるけれど、

素顔、ご自身は、清々しい程しっかりと、杏奈に小柄なのに、自分の足で大地を踏みしめて立っていて、一歩一歩丁寧に歩みを進めている方、という印象があって、その潔さとか、背筋がピンとした所とか大好きで、

ご自分の中にある、スーッと一つと通ったものというのはいつ見ても清々しくて綺麗で、つい、生きていくことの何かの欠片を見つけたくて、妙子さんの本を読んだり、妙子さんに聞いたりして、そこで何か一言ポンって言われると、それが自分の中に残ったりする、のような内容。


近年の楽曲はそう逐一チェックしている訳ではないのだけれど、本当に、独特な透明+エレガントな大貫ワールドのイメージに対して、結構チャキチャキっとした本人のキャラクターのギャップ、その魅力、というのも改めて、という今回。


それと、景色的には、前述のように全体に清々しさあったけれど、特に前回のラスト2人が行きついた城ケ島の、見晴台のような所からの、海に突き出た絶壁の雄大な眺めがインパクト。

私も、城ケ島は行ったこといったことがあるけれど、ここは初見、と思ってたら、’98年3月にしてた三浦半島~房総半島~海ほたる一人旅の写真を取り出してみて見たら、

何とその同じ絶壁バックに自分の写真。誰かに取ってもらってて、すっかり記憶からは抜けてたけれど、この景色も見てたのだった、と判明。

写真と比べても、今回ブラウン管ごしにみた方が崖の緑、海とのコントラストも鮮やか、どうも当時そんなに感慨あったような覚えがないのだけれど。


そういう所で、大貫ソングは最後に1曲だけ、「小さな足跡 大きな足跡・・」と始まる、ちょっと聞き馴染みなく、タイトル「森のクリスマス」だと判った曲が流れただけだったけれど、

なかなか珍しい大貫トーク+清々しい冬の陽光の元の三浦半島車窓、絶景地、など楽しめた異色番組でした。

関連サイト:恋するドライブ<前編><後編>
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天使('06)恋愛寫眞(’03)サマーウォーズ(’09)追悼・佐藤博~山下達郎曲

三浦半島花めぐりの旅


     
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by MIEKOMISSLIM | 2015-03-20 03:35 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(0)


ユーミンのSUPER WOMAN 「中村うさぎとめぐる東京の夜」<2>

元記事の続きです。>

それと、中村うさぎに、1死ぬこと、2家族や友人を失うこと、3仕事を失うこと、の中で、一番怖いのは?と聞かれて、ユーミンは、2かな、唯一、老後の孤独が怖い、

a0116217_23223935.jpg死ぬ、というのは、死ぬ時メチャ苦しかったり、痛い思いをするのは嫌だけれど、死ぬこと自体はそう怖いと思わない、

死を意識することで、生が輝く、創作が出来る、という所がある、でも孤独は怖い、という答え。(→トリップアドバイザー提供)

中村うさぎは、2か3その時によって違って、夫も友達もいらないから、仕事をやり続けていたい、と思う時があるかと思ったら、

仕事なんかいらないから、ずっとこのまま、私のことを理解してくれる人がせいぜい2、3人いれば、それが幸せかな、と思う時もあって、本当に決めかねてる、というような会話。

自分は、と考えたら、確かに2も3も、もちろん嫌、でも、2人は死ぬのはさして怖くない、と、やや超越したように言うけれど、やはり一番怖いのは、死ぬこと。その大終焉、の前には、2も3も及ばない、と思うのだけれど。

やはり創作活動してるユーミン達にとっては、日頃”死”前提のリミット、あってこそ生み出せるもの、という意識が強いから、死そのものへの恐怖も薄らぐ感覚があるのだろうか、と思ったり。


そして中村うさぎが、私はそもそも、本当に欲求不満な女なんだと思って、常に満たされないものがあり続けて、それが書く原動力になったきたけれど、

最近さすがに歳のせいで、これでいいか、みたいに、満たされてる、というか、あきらめも入って。ユーミンさんも、何か満たされないものがあって、創り続けた、と自分で思ってらっしゃいますか?と聞くのに対して、

ユーミンが、私の場合は、何か突き動かされるように・・どう言ったらいいのか、もがいて取ってくるんですよ、何処かに行って取ってくる、でもそれをしないではいられない、という性(さが)・・

という所から、前述の、今回一番印象深かった、トーク終盤へ。

a0116217_2325281.jpg>今回一番印象的だったのは、トーク終盤で、作品を創るにあたって、(自分の)地面を掘り進む感覚、地下に潜っていく、という中村うさぎに対して、

ユーミンは、どこかへ行って、自分に繋がっているもの、懐かしいものを取ってくる、という感覚、ありきたりなんだけれど、自分は何処から来て何処へ行くのか、

なぜある感じが懐かしいのか、知りたいし、誰とはなく伝えたい、などというような言葉。<


そういう所で、今回も、印象的な所を、と思いつつ、結構そのまま追ってきて、ちょっとこれまでの回とは趣向違って、中村うさぎという人のテリトリーも、美容整形、ホスト、買い物依存とか、

これまでの芸術系女性パートナー、とはやや異質、私の興味も合わない、と思ったけれど、他者からの庇護、でなく、何にせよ自ら実践してきた事を、地面を掘り進むように晒してきた、というある種の潔さ、のような風情、

VSユーミン、の、やり取りもそれなりに面白く、それって、やはりこの人が元々ユーミンファン、というのも、どこか関係あるのか?

また、そうじっくり映ったわけではないけれど、夜の東京タワー、六本木、東京湾の夜景、とかその背景も、「手のひらの東京タワー」「コバルトアワー」ノスタルジー、とかもあって、単発だったけれど、やはり色々引っ掛かった回でした。

関連サイト:ユーミンのSUPER WOMANユーミンのSUPER WOMAN 「中村うさぎとめぐる東京の夜」
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by MIEKOMISSLIM | 2012-10-05 15:07 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(0)


ユーミンのSUPER WOMAN 「中村うさぎとめぐる東京の夜」<1>

9月14日(金)の「ユーミンのSUPER WOMAN」は、作家の中村うさぎと、夜の東京をめぐって、東京湾クルーズ客船で色々トーク。録画で見ました。

中村うさぎという人も私は初耳。元々ライトノベル作家で、美容整形、買い物依存、ホストクラブ通いなど自らの体験を赤裸々の綴ったエッセイで幅広い人気、だと。


ユーミンは、女性としての自分をディープに掘り下げる中で生まれてきたこの人の作品に、ずっと興味を持ってた、そうで、

a0116217_23352846.jpg中村うさぎは、さばさばした語り口人っぽい印象、ユーミンについて、デビューした時、私達の言葉で私達の気持ちを歌ってる、という感じが凄くして、物凄く影響を受けているので、

思春期から20代にかけての人格形成のベースにユーミンの歌があるから、私を作った人、みたいな所がある、のようなコメント。

この人は今54才、ユーミンより4つ下、ユーミン曲って、マツコ・デラックスとかも思春期にはまったり、ゲイ層などにも根強い人気、というのは、ある種のピュアさ、的に判るような、という感覚、

でも正直、今回初期のユーミンで性格形成→美容整形、ホスト通い、また番組中は話に出なかったけれどデリヘル嬢(デリヘルって初耳で何?と思ったら、派遣型のファッションヘルスのことで、デリバリーヘルス、略してデリヘル、で、

ファッションヘルス?は、一般に女性従業員が男性客に個室で性的なサービスを提供する、日本における風俗店の一種、だと)経験も持つ作家、というのは結びつきにくい、気がしたのだけれど、

そういう人に、自分を作った人、と言わしめる、ユーミン曲の幅広さ、も改めて、というか。


初対面の2人、ユーミンは銀のラメ入りの黒のワンピース、中村うさぎは濃いオレンジのワンピース姿。ライトアップの東京タワー~リムジンっぽい車で六本木界隈を走り~豪華客船で東京湾クルーズしながら、互いについて語り合う、という内容で、

一応夜の東京観光、ではあるけれど、これまでの旅のように、目的地、観光地を巡りながらの旅ルポ、というより、2人の人生、女性トークをお洒落な野外で、という感じ。


今回一番印象的だったのは、トーク終盤で、作品を創るにあたって、(自分の)地面を掘り進む感覚、地下に潜っていく、という中村うさぎに対して、

ユーミンは、どこかへ行って、自分に繋がっているもの、懐かしいものを取ってくる、という感覚、ありきたりなんだけれど、自分は何処から来て何処へ行くのか、

なぜある感じが懐かしいのか、知りたいし、誰とはなく伝えたい、などというような言葉。

六本木を車で通ってる時も、中村うさぎは言語で記憶、に対して、自分は映像記憶系で、歌詞を書いてる時には、ある映像を念写、歌う時もそうで、その書いた時の映像を思い出してる、などとコメント。

”念写”というのは、ユーミン語録で聞いたことがあるけれど、今改めて聞いて、聴く者にはさり気なく詩的、情景が浮かぶような曲を創るまでの、超能力者が見たこともない風景を描いてみせるような、凝縮した能力、集中力、とか、

またそういう映像念写、+多くのリスナーに共通するような感覚的懐かしさ、というものへの感性、そういうものを込めた曲を創る意識、裏側、というのも改めて。


a0116217_2332667.jpgまた東京湾クルーズで、最初、青~緑にライトアップのレインボーブリッジに差しかかった時も、ユーミンが、ここは40才位の時に工事をしていた覚えがある、段々できている様を見た、と回顧、

中村うさぎに、やはりこういうシーンとかも脳裏に焼きついちゃうんですか?と聞かれて、そうかも、でも、その時どういう心境だったか、というのも大きいかな、と答えて、中村うさぎ:やっぱり、彼氏と2人、とかいう方が特別なんじゃないですか。

ユーミン:そうかもしれないですね・・恋愛ってすごいですね、全部をビビッドに見せるでしょう、知覚のドアを開く、かな。中村うさぎ:そうですね、女の人は特に、恋愛が、大きな事件だから、人生の。

のような会話からも、ユーミンの”念写”には、情景だけでなく、その時の微妙な心境、時には恋絡みの揺れ、なども入ってるから、そこはかとない切なさ漂ったり、”恋愛の神様”とも言われる由縁、

中村うさぎが、自分の体験そのものをエッセイで晒してるらしいのに対して、ユーミンは、そういうものを曲の中で再現、というメカ、というのも改めて。



2人はまず、増上寺という所へ青くライトアップの東京タワーを見に行って、バックに「手のひらの東京タワー」。聞いたのは数年前、「ミュージック・ポートレイト」で、今井美樹がこの曲を挙げてた時以来か、

中村うさぎもやはり、あの曲好きですよ、最後の「本当は(銀色の)鉛筆削りなの」っていう所が、凄く好きです、私は東京タワーと同い年で、のようなコメント。

前回、今回もアップしたYou tubeのこの曲(↓)コメント欄をちょっと見たら、スカイツリーのこういう曲は出来ないだろう、っていうのを見かけて、私はまだ実際未踏だけれど、確かにスカイツリーにこういうリリカル要素、は少なそうな。


10/4追記:そして、賑わう六本木界隈ドライブ。ユーミンは、いやー変貌振りが凄い、謎の外国人だらけになって・・六本木が一番SFっぽいですよ、と。

中学生の頃出没してて、と、エスプレッソを飲んだ店の名を思い出そうとしてて、思い出せず、(今の)SF(的映像)に頭がスライドして、

映像人間なので、それが強烈だと、その前の映像が思い出せないし、単語も出てこない、などと、前述の”映像人間”話に。


今回ユーミン語録、的には”六本木はSF”なのか、だけれど、私はこの界隈の夜の映像自体も久方、20年数年前、南麻布の出版社に勤めてた頃、遅まきながら六本木へ足を踏み入れたけれど、

それ以来思えば全く行く機会もなく、手元の当時の何冊かの外国向け日本紹介雑誌以外、六本木~南麻布での経験は、泡のように、色んな意味で、見事に何も残ってない、私には何も残さなかった、というのが今思っても正直な所。

でも、その頃のアルバム「天国のドア」、特に通勤電車の中からのビル群と「時はかげろう」や、南麻布のレストランと「ホタルと流れ星」、「Man in the MOON」のノリ、など、あの頃の空気、切なさとかは、ユーミン曲と共にインプットされてる、という感じ。

今回この六本木ドライブシーンの時、バックに流たのが、久方の「コバルト・アワー」。確かに冒頭「夜の都会をさあ飛び越えて・・」だけれど、夜の都会の映像と共に、というのは初。

でも何だかこの曲で瞬時に引き戻されるのは、いまだに、この曲で始まるアルバム「COBALT HOUR」を聞いてた子供時代の自分の部屋の、夏の午後、のやや眩しい感覚、という感じ。

        


そして700人乗りの客船を2人で貸切、という東京湾クルーズしながらのトーク。東京タワー前で、今回のトークについて、中村うさぎは、

ユーミンさんの歌って、女の人のことを凄く(詞に)書くし、女の人がテーマでしょう?女の人ってやっぱり恋愛にしろ何にしろ、凄く複雑じゃないですか、と言うのに対して、

ユーミン:そうですね、複雑なんだけど、あれ?っていう所に単純だったりも。中村うさぎ:そうですね、そういう女の人の面白さみたいなのをお話できたら、というようなやり取り。


まず美容整形について、本人は面倒くさがりで、面倒な日々の美容努力は出来ない、でも美人じゃなくていいから、自分の好きな顔になりたい、というのが整形へのきっかけだったようで、そういう風に変わっていくのが楽しくて、コスプレみたいな感覚、だと。

ユーミンも車の中で、バービー人形体形が理想、'80年台頃には、誇張か本当か?お風呂にバービー人形を持って入ってた、のような話もあったり、やはりそういう願望への理解はあるようだけれど、

自分は、色々化け方は判ってるからそこで持たそうと思って、メスを入れることには恐れがある、エスカレートが怖い、一歩を踏み出すのが、とめどなく行くっていう自分の要素を知ってるから怖い、というコメント。

中村うさぎも、マイケル・ジャクソン的にエスカレートしてしまうかとも思ってたけれど、ならないのは、主治医からドクターストップがかかるから、その時には、あきらめる、と。

それに対してユーミンは、凄い抑止力を持ってる、行って帰ってこれる人、その距離が凄い長い人、行って帰ってこれない人っているけれど、そうじゃなく、確実に帰れる、というバランス感覚があるから、

買い物、美容整形とか、凄い行っちゃう人、というイメージがあるけれど、誰よりも遠くに行って、何かゲットして帰ってこれる人、というような中村評。


中村うさぎは、女の人って、彼氏から愛されるとか同性から羨ましがられるとか、他人の欲望で、若い時輪郭を作る人が多いと思う、

ホスト通いにしても、若いイケメンのホストを、自分にないもの、若さと美のシンボル、ブランド品も、社会的成功のシンボル、として手に入れたかった、のように語ってて、

この人の人気って、そういう物欲、そこへ向けて突っ走って、でも、その実情をエッセイにして、それが受ける、というのは、

ある種、女の”他人(の評価・目)絡みの物欲”という単純さ、を身体を張った実践、で突いて、またユーミンが指摘したように、行きっぱなしにならないバランス感覚、そのミックスなんだろうかと。


私自身は、美容整形の門をくぐったのって、もう大分前、気になってた目の真下のほくろをレーザーで取るため、意を決して、の1回だけ。

違う顔、身体だったら人生も変わってるかも、とか思わなくはないけれど、メスを入れてまで、という生理的な壁、

またブランド物、についても同様だけど、あえてそういう所に費用を、という気にはなれないし、億万長者だったとしても、そこに費やす、というのはまずなさそうな。

そういう風に、全く興味のアンテナがなかったので、出版界で近年人気らしいこの人も、今回初耳、だったのだろうけれど。


a0116217_415783.jpg10/5追記:ユーミンは、持って生まれた抜群のプロポーション、はあるけれど、やはりショービジネス界の人だし、

中村うさぎの指向に重なる部分もあるようで、でも自身は整形に走ってないのは、上記のように、エスカレートの恐れ、

また、他人の欲望で形作られる、というのを受けて、やはりユーミンであること、が染み付いちゃってて、他人に見られることの、実際の実生活での悦楽、を超えてしまうものを味わってしまう、

それを超えられないことが判ってるから、しかもビジュアル、というだけでなく、メロディラインはボディーライン、と言ってるんだけど、自分がなまくらになると、曲に出ちゃうと思ってる、

その両輪で回転して進んでるから、仮に整形して、バービーに本当になれたとしても、それをした所で、もっと衰えていく所というのはあるから、そっちが怖いですね、と。

中村うさぎに、それは、ユーミンでいられなくなること、が怖いんですか?と聞かれて、うーん、っていうことかな、今言われてグサっときたけどね、というのに対して、

中村うさぎ:あ、すみません・・自分の欲望のままにあれもこれもとやっていくと、ある意味ユーミンでいられなくなるってことですね。ユーミン:そうですね。中村うさぎ:なるほど、面白い・・のようなやり取り。


まあ、通常のゲストなら、ユーミンが、・・そっちが怖いですね。と語った所で、その姿勢、整形=精神を充足させるものではあり得ない、という仄めかしに、ああ、さすがですね、とかなりそうな所で、

ユーミンでなくなることが怖いんですか?と斬り込んだ辺りは、自ら整形に没頭してそれをカミングアウト、晒してきた文筆家ゆえ、か、対談の中では、この辺りが一番印象的。


その他印象的だったのは、バランス感覚、について、ユーミン自身も、中学生の頃、グループサウンズの追っかけから始まって、単独で大人の世界に遊びに行ってて、

周りの大人もセンスが良かったのか、変なエロな目には遭わなかった、単純にスーパー中学生、として喜んでもらえてた、という「ルージュの伝言」にあったような回顧で、

中村うさぎ:ハイソな、センスのいい遊び心判る大人達の場所だったから良かったけれど、一歩間違ったら、ユーミンさんは、何処かに売り飛ばされて・・。

ユーミン:私も、うさぎさんとは違うテイストで、バランス感覚があるのかも。中村うさぎ:そうかも、ギリギリの所まで行っても帰ってくる戻、突飛な事をしてるようでも、大きく間違えない、とか。というようなやり取り。

15才にして、加橋かつみの「愛は突然に」で作曲家デビュー、というようなことからも、やはり、周りの大人も、少女ユーミンの並々ならぬ才能、に応じた対応、だったのかもしれないけれど、

大人になってからも、割と早婚で公私のパートナーとして正隆氏と結婚、今に至る、というコンサバさも、ある種の抜群のバランス感覚かも、と。

<2>に続く。

関連サイト:ユーミンのSUPER WOMANユーミンのSUPER WOMAN 「中村うさぎとめぐる東京の夜」
関連記事:松任谷由実EXPOドームライブあの歌がきこえる「魔法の鏡」「海を見ていた午後」「卒業写真」松任谷由実コンサート THE LAST WEDNESDAY天国の本屋~恋火(’04)さよならみどりちゃん(’04)時をかける少女(’97)瞳を閉じてクレイジー・キャッツプレミアム10 松任谷・寺岡・ゆず等シャングリラⅢYuming Films(’07)SONGS 石川セリ「いちご白書」をもう一度(’75)ユーミンと映画・市川準監督そしてもう一度夢見るだろう/松任谷由実(’09)・No Reason~オトコゴコロ~/高橋真梨子(’09)TRANSIT2009チケットMusic Lovers・SONGS 松任谷由実<1><2>探検ロマン世界遺産 ユーミン×世界遺産TRANSIT2009コンサートShout at YUMING ROCKS('09)VIVA!6×7/松任谷由実(’04)クリスマスの約束(’09)時をかける少女(’10)音楽のチカラ「青春の言葉 風街の歌 作詞家 松本隆の40年」RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の話(’10)クリスマスの約束(’10)ミュージックポートレイト~人生が1枚のレコードだったら東日本大地震<2>Music Lovers 松任谷由実松任谷由実のオールナイトニッポンTV4僕らの音楽 松任谷由実・薬師丸ひろ子・おすぎMUSIC FAIR 松任谷由実NHK 東日本大震災チャリティー企画 ユーミン×SONGS 「春よ、来い」プロジェクトSONGS 松任谷由実RoadShow/松任谷由実(’11)マリン・ブルー/マザー・グース(’77)RAINY DAY HELLO/須藤薫(’82)SACHET/門あさ美(’80)手のひらの東京タワー/松任谷由実(’81)押入れの整理<1> <2><3><4>RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(’11)SONGS 沢田研二ザ・タイガースを歌うSONGS 山本潤子春よ、来い in 紅白歌合戦SONGS 松任谷由実~2012スペシャル~鈴子の恋(’12)「春よ、来い」カバー 男性シンガー編「春よ、来い」カバー 女性シンガー編マンタの天ぷら(’97)・僕の散財日記(’05)/松任谷正隆虹色ほたる 永遠の夏休み(’12)才輝礼賛 38のyumiyoriな話 / 松任谷由実(’11)<1><2><3>ユーミンのSUPER WOMAN スペシャルプロローグ~「森本千絵と歩く霊峰」<1><2>ユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と訪ねる女神」<1><2>ユーミンのSUPER WOMAN 「長谷川祐子と現代美術をめぐる」<1><2>「8月31日~最後の夏休み~」チケットユーミンのSUPER WOMAN 「軍地彩弓と歩く東京ファッション最前線」ユーミンのSUPER WOMAN 「軍地彩弓と歩く沖縄」<1><2>ユーミンのSUPER WOMAN 「中村うさぎとめぐる東京の夜」<2>



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by MIEKOMISSLIM | 2012-10-03 14:41 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(0)


ユーミンのSUPER WOMAN 「軍地彩弓と歩く沖縄」<2>

元記事<1>に追記しようとしたら字数オーバー表示が出たので、別記事にしました。)

a0116217_1155260.jpg9/29追記:そして洋子さんの案内で、久高島の先端にあるカベール岬(→この記事内の風景写真はトリップアドバイザー提供、右は島内の写真、似てるけれど当地かどうかは不明)へ。

キャプションで、アマミキヨが降り立ったとされる場所、とあって、開けた眺め、岩場下のエメラルドグリーンの水の透明度も抜群、2人は凄い、綺麗!と感嘆。


その海をバックに、久高島の旅の感想として、ユーミンは、幾多の女性がいたから私達もここにいるんだ、と、神代の昔から綿々と、女性達の営みが、ここに連れてきてくれました、と述べて、

軍地彩弓は、女性が神として存在する場所、というのが、最初は不思議な感覚だったけれど、すごく自然にとって自然な形のような、こういうシンプルな生活の中で、女性が神として生きていく、というのがすごく然なことのように思えて、

私もその女性を相手に仕事をしてるんだけれど、何か女性が一つ国を創っていく、みたいなイメージを思いました。

男性的な社会も必要だと思うけれど、これからこういう感性で、女性的な生き方、というのもが要なのかなと。力じゃなくて、とてもこう守られるような、ゆりかごにいるような、そういう優しさで、人を守れるんだな、と思いました、のようなコメント。

洋子さんが、そのお言葉を聞いて、本当に嬉しいです、そういう方々に出会ってね、何か娘のような感じ、してました。最初来る時は、どんなかな、という不安もありましたけど、そういう方々だったんだということをね・・と話した所で、

ユーミンが、都会の毒を撒き散らしに来てたんだ・・とおどけて笑いが起こり、洋子さんが、いや、どうやって話せばいいのかな、というのがちょっと思ってましたけど、

そういうこともなく、自然に話されたので、本当にお言葉を聞いて、嬉しいです、有難うございます、と明るい穏やかな笑顔で語り、ほのぼのとした交流。


a0116217_0223566.jpgそして港で別れの挨拶をしてて、ユーミンが洋子さんに、お名残惜しいけれど、離れても会える感じもします、洋子さんが、そうですね、また会いましょうね、

軍地彩弓が、何かこう別れる気がしません、お会いできるというか・・などと言いながら、ユーミンが洋子さんに歩み寄って両手をとり、ハグさせて、洋子さんが、はい、としばし抱き合って、

ユーミンが、忘れません、洋子さんが、はい、と答えて、有難うございました、と手を取り合い、2人に片手ずつを握られながら、洋子さんが、私もまたね、元気をもらったので頑張ります、と声をかけて、ここら辺からバックに「MODEL」が流れ出して、

2人が、有難うございます、いつの日かまたお目にかかれることを・・洋子さんが、頑張ってください、などと言いながら帰りの船に乗って、

港を離れながらも、洋子さんが、差し出した両手をひじから自分の方に動かして、また、いらっしゃい、と言いながらの見送り、2人が、行きまーす、と言いながら、ユーミンが両手を差し出すポーズ。

軍地彩弓は、両手を合わして拝むポーズ、ユーミンが、泣けちゃう、といいながら2人が両手を振りながらのラストシーン。


何だか印象に残った所を記録、と思いつつ、瀬戸内の回もそうだったけれど、録画を再度見ながら、いつしか実況中継のように、内容を追ってきて、まあ逆に言えば、全てが印象的。

思えば近年、私は実際の遠出の旅というのはしてないし、ユーミンや旅のパートナーの女性の感性を通して、色んな風景や出会う人の言葉、それに対する2人の思い、感想とか、自分も擬似旅をしてる、ような感じ。


a0116217_21294.jpgちょっと思ったのは、ユーミンが、洋子さんを通してヒデさんを感じた、ように語ったり、別れの時のハグなど名残おしさの表現、など、地元の老婦人に見せた愛着が、特に余りユーミン(の音楽)を知らない人が見たら、

人によっては鼻白んだり、というベタさもあるかもしれないけれど、何だか私は違和感なく自然にこの人らしさの一環、と思えたのは、

やはりその音楽がずっと好きだったり、大分前ラジオに投稿したリクエストハガキの、ちょっとした恋の悩み、に短かったけれど答えてくれたり、

若い頃は率直な、子供は嫌い、などの発言もあったりしたけれど、「クワタとユーミン」だったかか、ユーミン本で、ユーミンが東芝EMIIのロビーで掃除していた老人とのにこやかに5分程か話をしてて、「じゃあね」「頑張ってね」と声を掛け合って別れた、のようなエピソードなど、

そこにいる時は完全にその世界の住人になれる、とか、天才である前に、いつも一人の立派な人格者、また夫の正隆氏に対して女性としての健気さ、人としての忠誠心を持つ人、のような見方に、感覚的に納得、があるからだと思う。


9/30追記:この久高島は、Wikipediaを覗いたら、産業として、「漁業では、主にモズク、海ぶどう等があるが、イラブー(エラブウミヘビ)を燻製にし、煮込んだイラブー汁はこの島の名物である。

また農業では、ノニが有名で、ぷっかかー茶と呼ばれるその葉を用いたお茶が特産品となっている。」とあって、登場した洋子さんも、普段は農業をしてるのか、

何だかまあ、そう威圧感がある訳でない、市井の「おば(あ)ちゃん」なんだけれど、伝統を率直に守って暮らしてる、ちょっとさり気なく浮世離れしたような風情も。

この人は元々、軍地彩弓はもとよりユーミンも知ってたのか?だけれど、何というか、この土地で地味でも誠実に、伝統を尊びながら生きてきた、という、1本筋の通った風情が漂って、そう言葉多くはなかったけれど、

都会で躍動するユーミンや軍地彩弓の濃さ、に押されない静かなオーラ、包容力を持ってた感じ。ユーミンもそういう包容力に、ヒデさん、がオーバーラップしたんじゃないかと思うのだけれど。


a0116217_264370.jpgこの島が観光開発はほとんどされてない、というのも、彼女のようなカミンチュ、女性達の存在、もキーかと思うけれど、

最後のカミンチュらしい彼女達の世代がいなくなったら、この”神の島”にも、開発の手が伸びていくんだろうか、

それともカミンチュはいなくなっても、数は少なくてもしっかり後世に、そういう伝統、精神が受け継がれていくのだろうか、とかふと思ったり。


日本本土では、相撲の土俵とか、伝統的にいわゆる女子禁制、の場所があるのに対して、この島では、同じ日本、と言っても、男子シャットアウトの女性だけの儀式、祭り、の伝統、というのもユニーク、と思ったのだけれど、

Wikipediaで、ここでは以前に風葬の習慣があったけれど、「1966年のイザイホーの際に取材に来た芸術家の岡本太郎は祭りの最中に男子禁制のクボー御嶽に入り、

風葬の地に入って墓を写真にとるばかりか、棺を開けてふたを破って死者の写真まで撮り、撮影した死者の写真を中央公論に掲載した。

これを見た死者の遺族には精神に異常をきたした人もいる。以後、久高島では風葬は行われなくなったとのことである(『葬と供養』 五来重 著  東方出版 (1992/04))。 」とあって、

この通りのことが実際あったのだったら、岡本太郎の破廉恥さに絶句。男性芸術家のした事、だから輪をかけて、というか。

この人の沖縄の美術研究の一環、の行動らしいけれど、刑事上の犯罪、じゃないとしても、何だか”死体を表現するため平然と殺人を犯す芸術家”などと紙一重、な印象で、

人間としてのモラルを踏みにじってまでしなければ表現出来ない”芸術(研究)”に、何の価値があるのか?私は全く不明。何だか幼い頃見た大阪万博でのこの人の「太陽の塔」が、今にして、だけれど、妙にグロテスクなイメージになったり。


a0116217_285184.jpgそういう事件を目にしてしまって、やや不快感、も残ったり、

今この界隈のもっと西方で、尖閣諸島を巡る問題も起こってるのだけれど、そういうことが妙に世知辛く思えるような、穏やかな神の島、への旅。

今回もなかなか、そういう伝説の島、女性伝統の島+ユーミン感性、今回は案内人、でなく、森本千絵との時のような、旅の道連れ、的だった軍地彩弓とのコンビ、2人に故人を偲ばせる、沖縄の懐、というか神秘性、

素朴で芯のある洋子さんとの接触、斎場御嶽、クボー御嶽の自然の佇まいや、癒し空間としての神秘性、知念岬公園の伸びやかな空間や、久高島周辺の海の美しさ、など様々な見所。


やはり、割とじっくり追ってみて、結構一時脱日常、というか私にとってはリフレッシュ効果。瀬戸内の島とはまた違う、沖縄の持つディープさ、もあったけれど、

この海の風景、からも、瀬戸内旅で思ったように、またユーミンの、海をテーマ、題材にした、ナイーブ名曲が生まれたらいいのに、とも思えた今回でした。

関連サイト:ユーミンのSUPER WOMANユーミンのSUPER WIMAN 「軍地彩弓と歩く沖縄」久高島ーWikipedia
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<スレッドファイルリンク(ここでは「ニライカナイからの手紙」)は開かない場合あるようです。>

知念岬公園
知念岬公園

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by MIEKOMISSLIM | 2012-09-29 01:03 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(0)


ユーミンのSUPER WOMAN 「軍地彩弓と歩く沖縄」<1>

9月7日(金)の「ユーミンのSUPER WOMAN」では、先週に続いてファッション雑誌編集者軍地彩弓と、今度は沖縄への旅。録画で見ました。


軍地彩弓が手掛けた写真で、今風ファッションのモデル+バックがごつい岩場、というのが映り、これは沖縄の史跡、斎場御嶽(せーふぁうたき)に触発されてイメージを作った、らしく、そういう縁もあってか、

2人が巡ったのは、まずその沖縄本島の斎場御嶽、知念岬公園、そこから正面に見える、”神の島”久高島。

そのメインの久高島では、昔から女性が中心の祭り、儀式、の伝統があって、現地の老婦人に案内してもらってその縁の自然の地を歩いたり、話を聞いたり、プリミティブな風土に触れる趣向。


一番印象的だったのは、メイン場所ではなかったけれど、沖縄本島の南部、知念岬公園。私は沖縄本土へは前に2度行ったりしたけれど、斎場御嶽やここは初耳。

広々とした緑の空間、その向こうに広がる海の眺め。前々回の瀬戸内海に続いて、何だかここの風景だけでも、心洗われる思い。

(C)エルゴ・ブレインズ
a0116217_15205287.jpgまず最初に訪れた斎場御嶽。御嶽(うたき)というのは、そもそも沖縄の聖地、神を祀る場所で、

確か'05年マイベスト映画だった「ニライカナイからの手紙」('05)(←パンフ)は竹富島がメイン舞台だったけれど、

電子辞書のブリタニカ解説だと、神がニライカナイといわれる海の彼方の他界から、祭りの時に御嶽を訪れるものと考えられてる、とか。

斎場御嶽は、15~19世紀に沖縄を治めてた琉球王国が、最も重要な聖地、と定めた場所で、5万平方メートルの森、世界遺産にも登録されてる名所だった、と。


2人はその緑濃い自然の中を歩きながら、昆虫の話とかしたり、蝶々が飛んでいるのを見てか、軍地彩弓が、亡くなったき父が蝶になってる、という幻想、妄想みたいなのがある、と思い出話を初め、

亡くなった後のお盆の時に、毎年家に蝶は来るけれど、特に綺麗な青い蝶が来て、自分が動くたびに周りを行ったりきたりしてて、あ、青い蝶だ、お父さんだな、と直感的に思って、

何処かにお父さんがいる、と思い込んでて、1年間位虫が殺せなかった時期があった。その後仕事を始めて大事な時、

a0116217_1142285.jpg東京のど真ん中、丸の内とかで撮影してる時、青い蝶がふっと過ぎって、汐留に移動しても、そこでも(蝶が)ふっときて、それが2,3年続いたんですよ、

夏場、一番大事な撮影の時に、青い蝶を見る、という自分のジンクスがあって、この前も一番最初の撮影で表参道で撮ってたら、ふっと青い蝶(がいた)・・というような話。

お父さんは彼女が19才の時に突然病死、父は全ての先生で、今の仕事に至る道に、文学、絵、文章、虫、花の名前など色んな事を教えてくれて、(亡くなったのは)一番多感な頃で凄くショックで、立ち直るのに10年位かかったけれど、

何か仕事していると、父が凄く近くにいてくれて、さっきの蝶じゃないけれど、何かの時にふっと、ここにいるよ、進みなさい、と言ってくれてような、そういう存在ですね、などという話。

そういう風に父のことを語りだした彼女に、御嶽が持つ不思議な力を感じた、とユーミンのモノローグ。

まさに時代の最先端をリードする業界のキャリアウーマンにしては、ファンタジックでナイーブな、とも思うけれど、そういう、目に見えない何か、をキャッチ、また大事にする感性、というのもこういう人ならではかも、とも。

大分前、母子家庭の友人が、お母さんと、亡くなったお父さんのことを、今日は来てるね、とか来てないね、とか割と自然に話に出る、と言ってたのを思い出したり、

私は日常では、そういうのはないけれど、ふと、これって故人の家族の配慮、仕業?と頭を過ぎることはあるけれど、御嶽、という場所は、大らかで、そういう時空を超えたものを思わすエキスが濃い所なのかも、と。

そう言えば「ニライカナイからの手紙」も、ファンタジー話、ではなかったけれど、時空を超えた、母からヒロインへの手紙の話だった、というのも思い出したりも。


a0116217_1162370.jpg9/27追記:そして、この旅へのきっかけ、元々軍地彩弓がインスパイアされて、多分ファッション写真のバックに使われてた場所、三庫裏(さんぐうい)へ(←この記事内の風景写真はトリップアドバイザー提供)。

寄り合った2枚の大岩の隙間が細長の直角三角形のようになってて、そこから風が吹き込んでくるようで、風が気持ちいい、と言ってて、ユーミンが”海風浴”ですかね、とか、

2人で、ここにいると何だか御伽噺、神話、ですね、古事記なのかギリシャ神話なのか沖縄の神話なのか、というような感想。

後でちょっとWikipediaで見たら、ここは元々三方を岸壁に囲まれた空間で、近世になって三庫理の岩壁の一角が崩れて、今のような形になったようで。


a0116217_1183660.jpgそしてその奥に、久高島が正面に見えるエリア、久高島遥拝所、があって、ここでも祈りの儀式が行われてきた、と。

そういう場所がある、というのも、冒頭ユーミンモノローグで、この斎場御嶽が久高島と深い繋がりがある、と言ってた由縁なのか、

草に覆われた丸いスペースから望む平たい久高島は、遥拝所、という名前のせいもあってか、知念岬からの雄大な眺めの中の久高島、よりも、何だか神聖な、という印象もしたり。

ユーミンは、この島影は永遠ですね、日本の中ではもう一番位に、最古の形が残ってる所でしょうね、

軍地彩弓が、私達が現世の中で、東京にいると、ビルが何か変わったり、風景が変わっていくことに慣れすぎていて、

こういう変わらない風景に出会える場所って、そこで自分がまたリセット出来る場所、みたいに、自分の中にこの場所があったらな、と思います、のような呟き。

開発の名の下に、ダムに沈んだ村、埋め立てられた海岸、ゴルフ場用に削られた山、とか無数の風景を失くしてきた日本の南の片隅で、古来から”神の島”と拝まれてた島の姿、そのままの眺め、というのも、ある意味現世のメルヘン、のような。


そしていよいよ船で、本島から東へ約5Kmの久高島へ。岩場の下の海の青のグラデーションに、綺麗!、こんなにはっきり色が違うのが、生まれて初めて見たかもしれない、こんな綺麗な色、などと歓声。

a0116217_22192339.jpg

2人共沖縄で離島に来たのは初めて、だそうで、私も沖縄の離島は映画などで見てきただけ、でも、ここまで鮮やか、綺麗な海、というのは余り覚えなく。


周囲8Km、人口200人余りの小さな島で、神話によると、アマミキヨと呼ばれる女性の神がこの島に降り立ち、沖縄の国づくりを始めた、そうで、

そういう古来の信仰を、琉球王国が国を挙げて守り、歴代の国王は久高島への参拝を欠かさなかった、という歴史。

島では、その頃から延々と続くお祭りや儀式が今も行われていて、その伝統は、生活の一部として、何世代にも渡って、島の女性たちによって守られてきた、のようなユーミンモノローグ。

それに重なって、白装束、緑の草か葉の付いた白い輪を頭に被った老女達が、小さな太鼓を叩きながら踊ったり、祈ったりしてる様子。


2人は、外間殿(ふかまでん)、という祈りの儀式が行われる場所で、今回の島の案内役の、おっとりした老婦人、洋子さんと対面、彼女から2人に、手作りらしい揚げたお菓子の袋のプレゼント。

この人は神に使える女性、カミンチュ(神人)の一人として長年お祭りや儀式に参加してきた人、だと。何だか普通の市井の老婦人、でも、そういう伝統的な肩書き、というのが渋い、というか。

外間殿の建物の中の百甕(むむはめ)という賽銭箱は、健康など祈願のものらしく、それぞれ賽銭を入れて手を合わし、何が口の中で唱えてた洋子さんに、軍地彩弓が、その内容をそれとなく聞いたら、

今(2人が)久高島に来てるので、何事もなく、今日1日を無事に・・という素朴な内容。


ユーミンが彼女に、小さい頃お母さん達がしていたお祭りや儀式で、一番印象的だったのは?と聞いたら、祖先から受け継いでいる12年に1回の「イザイホー」、という答え。

それは島で最も神聖な儀式の一つ、らしく、その映像が映って、白装束の女性達がゆったり歌いながら踊ったり、手拍子と共に行進してたり、

30才から41才までの女性が4日間、島内各地で先輩達と神への祈りと歌や踊りを捧げ、この儀式に参加した女性達がカミンチュとなる、そうで、何だか一見、カルト宗教っぽい雰囲気も。

’78年のイザイホーに洋子さんも参加、カミンチュになったそうだけれど、当時38才の時の踊ってる映像が映り、そう言えば面影が、という凛とした風貌。

その後、儀式を取り仕切る後継者がいなくなって、この年を最後に途絶えてしまった、そうで、今72才位らしいこの人の世代が最後のカミンチュ、なのか、と。


a0116217_193357.jpg9/28追記:ユーミンが洋子さんに、イザイホー以前に、そういう祭りに抵抗を感じたりしたことは?と聞いたら、いいえ、そんなことないです、祖先がやったことだから、いつも信じてる、

今でもずっとそれを、家でも、祖先のなさったことは、毎日、行事とかいつも拝んで、皆守ってる、のような率直な答え。

それを聞いてユーミンが、さっき斎場御嶽で(軍地彩弓が)少し涙ぐまれたじゃないですか、お父さんを思い出して。私にも母以上に母のような人がいて、10年程前に亡くなったんだけれど、

何か洋子さんを見ていたら、その人が来ちゃって、と、両手を胸に当てながら、胸が一杯になりました。凄く自然を愛する、というか、妖精のような、私が生まれる前から家にいてくれたたお手伝いさんで、

その人がいなくなると泣いちゃう、というヒデちゃん、という人で、亡くなったら余計近くなった、というか、自然の中に彼女が歌ってくれた歌が聞こえたり、というのが、

今、洋子さんを通して歌が聞こえたような気がして、胸が一杯になりました。時空を超えるんですね、人を守ろう、という気持ちが。と切々と話すユーミン、それが、深いから・・と相槌を打つ洋子さん。

愛ですよね・・。と言うユーミンに、洋子さんが静かに、愛です、はい、というようなやり取り。そしてモノクロの、幼いユーミンと、その宮林秀子さんがブランコに乗ってる写真。私にとってかけがえのない、尊い存在です、というユーミン。

「ルージュの伝言」に、お母さんは多忙で、ヒデちゃんというお手伝いさんが育ての親、と登場してて、覚えはあったけれど、ふくよかで朗らかそうな、今にして見たその姿。

軍地さんはお父さん、私はヒデちゃん、亡くなった後も、私達を暖かく見守ってくれっている大切な人の存在が心の中で蘇って、ここは魂が宿る神秘的な場所だと、改めて実感しました、とユーミンモノローグ。


a0116217_172160.jpgそして洋子さんの案内で、島の人々が大切に守り続けてきた場所、沖縄で最も重要な聖地の一つ、というクボー御嶽(←島内の写真、似てるけれど当地かどうかは不明)へ。

ここは普段立ち入り禁止で、年に数回の儀式だけ、島の選ばれた女性達が入るのを許させてる、というまさに聖域。

3人は斎場御嶽のような森をしばらく歩いていって、軍地彩弓が、その立ち入り禁止区域の前で、この入り口の狭い所が、女性の子宮に向かっていくような、産道のようなイメージ、凄い女性性を感じた、などと表現。

ユーミンは、この風景が神武以前、もっと前から、全く変わってない、と思うと、古代に繋がっている、という感じが凄くする。

この御嶽にここから先は入ったらいけない、という決まりがあるように、この時にこうしましょう、この時はこうしないようにしましょう、という綿々と決まりがあることで、

人間そこから侵して一歩入った時に、ずっと進んでいかなくちゃならない、その前に食い止めてる、という気がする、そうしてないと、このクボーの森も、今頃なくなってたんだと思うのね、のようなコメント。

軍地彩弓がそれを受けて、守るべき所、不可侵なもの、境界線がある種あって、人が踏み入れられるもの、出来ないもの、というのを自然と皆さん知恵として土地の方は思ってらして、だからこれだけ美しいものが残っていて・・と話したところで、

2人の話を聞いてた洋子さんが、それだけ、神を信じて、祖先を信じて守っている、という強さですね、という締め。ああ、そうですね、とうなずく2人。

ユーミンの”決まりを侵して一歩入った時”ということで思えば、一体世間のあちこちで、そういうこと、また”入ってしまった者”が、”あえて入らない者”を見下したり攻撃したり、ということが、どれだけ頻繁に起こってきた、起こっているんだろう、とか、

やはりこの島のディープな神聖さ、は、先日の瀬戸内の島々などのように、現代アートによって再生、活性化、というような範疇にも当てはまらない、そこに住む人の意識を含めて、あるがままの自然の根強さ、という感じ。

<2>へ続く。

関連サイト:ユーミンのSUPER WOMANユーミンのSUPER WIMAN 「軍地彩弓と歩く沖縄」
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知念岬公園
知念岬公園

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by MIEKOMISSLIM | 2012-09-26 01:20 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(0)


ユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と訪ねる女神」<2>

<元記事に追記投稿しようとしたら、次数オーバー表示が出たので、2週目分を別にしました。>

a0116217_0203890.jpg8/16追記:そして2週目は、タイトル中の”女神”、聖パトリックと共にアイルランドにキリスト教を広めた聖ブリジットを巡る旅メインで、まず2人は、ダブリンの南西50Kmにあるキルデアの聖ブリジット大聖堂へ。

鶴岡女史の説明で、聖ブリジットは、元々神の木、とされる樫の樹木が植わっていたケルト人の聖地に、ヨーロッパでも最古級、アイルランド初の男女共同体の修道院、を開いたそうで、男女参画の実験場、というか、

銃後に回らない、男を叱咤激励する女性のパワーを押し出したのが、大地母神、グレートマザーと呼ばれるゆえん、のような話。

Wikipediaにあったの(↑)とは違ったけれど、幾つか映った、ステンドグラスなどに描かれた聖ブリジットは、そう威圧感やパワフルそうな、というより、ナイーブな少女漫画にあるような、髪が長く華奢で優しそうな横顔だったり、

クレア地方の、聖ブリジットの泉の脇にあった、電話ボックスのうようなガラスの覆いの中の像の表情も、柔和で穏やか、ではあるけれど。

鶴岡女史は後で、キリスト教は男性の力で邁進してきた、というイメージがあるけれど、キリスト教が聖ブリジットのような女性の力を取り入れた、のではなくて、

延々と何万年も大事にされてきた女性の力が、キリスト教で、花開いた、という感じ、どちらか一方が、でなく、男女のいいバランスで、第3のスーパーパワーが生まれる、という感覚が打ち出された、のような話も。


a0116217_0214038.jpg大聖堂では、聖ブリジットクロス、という畳の材料でもなる灯心草(イグサ)で編んだ十字架が、2月1日の聖ブリジットの日のイブに編まれて、当日色んな所に飾られる、という慣例も紹介、

一見手裏剣の形みたいで、素材も質素だけれど、世界は永遠に再生する、のようなニュアンスが込められてる、とか。


そして次に行った聖ブリジットの泉は、特に説明はなかったけれど、悩みを持つ人々の癒しの聖地スポット、のようで、直接泉自体は映らなかったけれど、そこへ行くまでの狭い洞窟に、所狭しと、人形や写真、メッセージカードなどの祈祷物。

この回の録画がないのでちゃんと確かめられないけれど、ユーミンがそこで、信仰の力でブリジットがいる、のようなことを言ってたのは、

前の高野山の奥の院での僧侶達の勤行で、空海が実在するような、というような感覚と重なったり。

ユーミンと宗教、といえば、私はやはり反射的に「ルージュの伝言」にあった、宗教は処世術、というフレーズを思い出すのだけれど、

a0116217_045698.jpg今回この聖地で祈祷物の山を見て、(ここに来る人は)悩んでいるのは自分だけじゃない、と、孤独が癒されるだろうし、

ここに向かわせるプロセスに、癒す力がある、行こうと思う時から、癒しが始まっているんですね、などと、何というか、宗教のメカを突いたような呟き。

そして鶴岡女史が、意志の力、を挙げて、生むものは意志を持って生むんですね、女性は男性よりそういう力が強い、のようなことを言って、

ユーミンが、それは具体的に子供を生む、というだけでなく、形にならないクリエーション(創造)ですね、のようなやり取り。


最後に、アイルランド西海岸の、モハーの断崖へ。そこで道端で、老人が一人黒い笛を吹いてて、これは「タイタニック」のティン・ホイッスルでなく、キーホイッスル、という笛のようだけれど、

2人はしばらく聞いてて、音色に合わせて腕を組んで回ったり、コサックのようなポーズをして、こんな感じ?もっと複雑ですよね、リバーダンスを研究してくれば良かった、などと言いながらステップを踏むシーンも。

モハーの断崖自体は、高さ200m、全長8Kmというスケールで切り立った断崖が続き、やはり”果て”という感じで、アトランティックエッジ、と呼ばれてるらしいけれど、

地図で見てみたら、沢木さんの「深夜特急」旅でのユーラシア西の果て、ポルトガルのロカ岬よりも、わずかにさらに西寄り、のようで。

a0116217_045098.jpgそこで、鶴岡女史は、’72年にソビエト船でユーラシアに渡ってユーラシア横断の旅に出て、

40年目の今、アイルランドを東から西へ1万Kmの旅をユーミンさんとして、これからの再生のさらなる旅の弾みにしたい、のようなコメント。

ユーミンは、その40年の半ば頃鶴岡さんと出会って、アイルランドへのきっかけになって、この旅が実現して、今また新たな旅を目指したい、のようなコメント。

最後に、これは毎回最後のゲストへの問いかけのようだけど、SUPER WOMANとは?について、鶴岡女史は、最初から特別な場所にいる、のではなく、SUPERな所へ行く、という明確な意志を持つ、ということで、

聖ブリジットは、そういう意味で聖女、大地母神で、旅をし続ける、というのがSUPERなWOMAN、というような答え、ユーミンが、私もそう思います、意志を持って次なる場所を目指す、ということですね、のような締め。


すでに5世紀に、キリスト教という土台でしなやかに女性の意志、パワーを体現してみせた聖ブリジット、は確かにスーパー、

でも今の日本でも、女性が意志を持つ、その個々の意志?のあり方、また表し方、とか、何だか摩擦、無理解、偏見とか、なかなか一筋縄では、とは思うのだけれど、

人生でも色々遠い旅を経てきたこの2人の口から、大スケール断崖のスポット、で語られると、何だか色んな意味で大らかに勇気付けられる、そんな後味もあったり、

前回は、ユーミンと森本千絵が、共に未知の場所を巡る、という趣旨、今回はアイルランドスペシャリスト鶴岡真弓がユーミンのガイド役、でしたけれど、

行く先々で、鶴岡女史の豊富な知識での割と判り易い解説+ユーミンならではの反応や見解、素朴な感想、などのバランスも良くて、今回も、色々と興味深かった2回目の旅ルポでした。

関連サイト:ユーミンのSUPER WOMANユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と訪ねる女神」<1><2>NHKオンデマンド
関連記事:松任谷由実EXPOドームライブあの歌がきこえる「魔法の鏡」「海を見ていた午後」「卒業写真」松任谷由実コンサート THE LAST WEDNESDAY天国の本屋~恋火(’04)さよならみどりちゃん(’04)時をかける少女(’97)瞳を閉じてクレイジー・キャッツプレミアム10 松任谷・寺岡・ゆず等シャングリラⅢYuming Films(’07)SONGS 石川セリ「いちご白書」をもう一度(’75)ユーミンと映画・市川準監督そしてもう一度夢見るだろう/松任谷由実(’09)・No Reason~オトコゴコロ~/高橋真梨子(’09)TRANSIT2009チケットMusic Lovers・SONGS 松任谷由実<1><2>探検ロマン世界遺産 ユーミン×世界遺産TRANSIT2009コンサートShout at YUMING ROCKS('09)VIVA!6×7/松任谷由実(’04)クリスマスの約束(’09)時をかける少女(’10)音楽のチカラ「青春の言葉 風街の歌 作詞家 松本隆の40年」RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の話(’10)クリスマスの約束(’10)ミュージックポートレイト~人生が1枚のレコードだったら東日本大地震<2>Music Lovers 松任谷由実松任谷由実のオールナイトニッポンTV4僕らの音楽 松任谷由実・薬師丸ひろ子・おすぎMUSIC FAIR 松任谷由実NHK 東日本大震災チャリティー企画 ユーミン×SONGS 「春よ、来い」プロジェクトSONGS 松任谷由実RoadShow/松任谷由実(’11)マリン・ブルー/マザー・グース(’77)RAINY DAY HELLO/須藤薫(’82)SACHET/門あさ美(’80)手のひらの東京タワー/松任谷由実(’81)押入れの整理<1> <2><3><4>RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(’11)SONGS 沢田研二ザ・タイガースを歌うSONGS 山本潤子春よ、来い in 紅白歌合戦SONGS 松任谷由実~2012スペシャル~鈴子の恋(’12)「春よ、来い」カバー 男性シンガー編「春よ、来い」カバー 女性シンガー編マンタの天ぷら(’97)・僕の散財日記(’05)/松任谷正隆虹色ほたる 永遠の夏休み(’12)才輝礼賛 38のyumiyoriな話 / 松任谷由実(’11)<1><2><3>ユーミンのSUPER WOMAN スペシャルプロローグ~「森本千絵と歩く霊峰」<1><2>ユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と訪ねる女神」<1>

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                     <ラウンドタワー前>

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by MIEKOMISSLIM | 2012-08-16 23:53 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(2)


ユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と訪ねる女神」<1>

先月末と今月最初の「ユーミンのSUPER WOMAN」は、美術文明史家の鶴岡真弓との、アイルランド巡りの旅。1週目はオンタイムと録画、2週目はNHKオンデマンドの動画で見ました。

2週目の放映、再放送共うかつにもチェックし損ねてしまって、ややショック。まず「鈴子の恋」の時のような無料動画サイトやYou tubeなど探したけれど見当たらず、

そうしてるうちにNHKオンデマンドでネットで見る方法がある、と判って、その登録や、必要なプレイヤーのインストールとかちょっと手間取ったけれど、何とか無事視聴。

これは、月額945円で見逃した番組見放題、単品だと1番組につき視聴期間1日間で105円、カード決済などで、というシステム、

私の年期入りPCだと、どうも全画面にしたら上手くいかなかったり、画面がややモザイク状気味になったり、録画もないのも残念だけれど、まあこれで内容は見られたので一安心。


a0116217_1644860.jpgロンドンまではよく来るけれど、アイルランドは初、というユーミン。

鶴岡真弓は、私は初耳の人だったけれど、日本でケルト文化研究の第一人者、だそうで、先日の初対面で結構年下だった森本千絵の場合とは違って、

ユーミンとは「30年ぶり・・」と言ってたか、昔からの知り合いのようで、年代もユーミンより2才上でほぼ同世代。落ち着いた話し方で、おっとりした物腰の感じの人。この人に出会ったことが、アイルランドへの興味のきっかけ、とも。

東海岸のダブリンを拠点に、クロンマクノイズ、キルデア、クレア地方など、最後は西の果てモハーの断崖へと、大学図書館、修道院や教会、宗教的な名所など巡りながら、古代のケルト文化の美術や音楽に触れたり、

聖パトリックと共に、ここでキリスト教を広めた伝説の聖女、聖ブリジットの縁の場所を巡ったり、元々の自然信仰とキリスト教の融合、アイルランドと日本の文化の意外な繋がり、とか、なかなか今回も興味そそられて面白かった。

私はイギリス、ましてアイルランドも未踏、今回風景的には、好きな作品の一つだった「ライアンの娘」の、モハー断崖ほどの険しさ、規模じゃなかったけれど、崖のあった海岸沿い、田園風景など仄かに思い出したり。


そして一番インパクトだったのは、1週目の最後、2人が聖バーソロミュー教会で聞いた、ANUNA(アヌーナ)という男女合唱グループの歌った曲。

2人に説明してた、リーダーらしいマイケル・マクグリンという人は作曲家で、この人が’87年に設立したグループで、中世のケルト音楽を現代に伝えるため活動してる、そうで、皆ろうそくを手にして、教会内で響く美しい声、で、厳かかつ神秘的。

特に、2曲の後の方、主に男性コーラス、終盤女性コーラスが入る「生の只中にありて」は、10世紀に創られた「死」をテーマにした曲らしく、女性が一人叩く太鼓のような楽器での拍子と共に、朗々となだらか、メランコリックな旋律、だけれど、

        

聞いてるうちに、何だか懐かしい、という感覚、しばらくして、こういう感じのユーミン曲があったような、と。

曲名はぱっとは出てこず、後でちょっとディスコグラフィーの曲名見て、アルバム「KATHMANDU」辺りの曲だった気がして、CDでまず第一候補「命の花」、そして何曲か最初の方を聞いてみたけれど、どうも違うようで、

その前の「THE DANSING SUN」の「砂の惑星」を聞いて、ああこれだ、と。

       


ユーミン自身は、生のケルト音楽の肉声を聞いたのは初めて、これまで色んな場所で、もっとプリミティブ、エスニックな音楽、ジプシー音楽なども聞いてきたけれど、

今だから言う訳じゃなく、それは、今日ここでこの音楽を聞くための準備だったと思う、などと、1曲目の女性コーラスでの「エルサレム」を聞いた後、しみじみその感動を語ってたのだけれど。

       

毎回番組冒頭でも、「春よ、来い」は、ペルーに行った時感じた直観を元にして書いた。ペルーの空気感は、古き良き日本が持っていた素朴で懐かしいもので、南米の民族音楽フォルクローレをサウンドに取り入れた、のような紹介があるけれど、

何だか、個人的な感覚だけれど今回この初耳のケルト曲~「砂の惑星」、と繋がったのは、特に創る時ユーミンが意識した訳でなくとも、蓄積してた様々な音楽の片鱗、という感じもして、ちょっと感慨、というか。


8/15追記:アイルランド音楽についてはその他、エンヤ、アイリッシュダンスを現代風にアレンジしたリバーダンス、

そして「タイタニック」の音楽に伝統的な笛「ティン・ホイッスル」が使われてた、などと紹介あって、セリーヌ・ディオンのテーマ曲の伴奏の澄んだ笛の音がそうだった、とか。

       


ユーミンがずっと興味持ってきた、というケルト文化は、2700年の歴史、とのことで、ケルト民族自体、そもそも余り世界史の中でも覚えなかったけれど、

冒頭の紹介だと、ヨーロッパで暮らしてて、紀元前1世紀にローマ人の勢力拡大で、徐々に衰退、でもローマ人の影響が少ないアイルランドなどで、その文化が色濃く残った、と。

教室の世界史の教科書で見てみたら、確かに紀元前1世紀、カエサルが、今のフランスの地に住んでたケルト人を平定、とか、

メジャーなゲルマン民族皆(37)移(5)動、の語呂合わせの375年より前に、すでに原住地のバルト海沿岸から、先住のケルト民族を圧迫しながら四方に広がってた、などでその名が登場。

ローマ人やゲルマン人にヨーロッパの中心からは追いやられたけれど、その文化はアイルランドに残った、というような歴史だったようで。


そして鶴岡真弓の話で、彼らは大地、太陽を神々とする自然信仰を持ってて、5世紀に、イギリス人聖パトリックがここで、キリスト教を広めたのだけれど、

それは、聖パトリックが土地の三つ葉のクローバーを用いて、人々がそれに生・死・再生というような3つのトリニティの意味合いを持ってたのを、

キリスト教の三位一体の、父・子・聖霊に置き換える、のようなことを穏やかに教え諭す、というようなやり方で、無理やり、でなく、そういう”なだらかな改宗”、というのがちょっと興味深かったり。

ユーミンがしゃがんで傍らの三つ葉のクローバーを手にして、植物だって不思議ですよね、何故神様がこの形にしたのかっていう・・などと呟き。


a0116217_22595248.jpgそして2人は、ダブリンの西のクロンマクノイズの修道院跡に。そこはケルトの黄金時代、7~12世紀に栄えた修道院だそうで、緑のなだらかな平原に、数多くの、アイルランド独特の石の十字架「ケルト十字」が。

これは太陽の形+従来のラテン十字が結び合って出来たケルトキリスト教独特の十字架、とのことで、十字架に丸い輪がかかって、太陽(自然)+キリスト信仰の融合の具体化、という感じでちょっと見覚えない形。

鶴岡真弓は、聖書の話が刻まれてる十字架の役割+側面には、ケルトのキリスト教以前の信仰の動物や文様が刻まれてて、かなりユニーク、と言ってたけれど、確かに生粋の十字架+他信仰シンボルミックスの墓碑、というのは初耳、初見かも。

「ケルト十字」で検索したら、実際のものよりタロット占いのケルト十字法、が多く出てきて、以前タロットカードを持ってた時、そう言えばそういう方法もやったことがあるけれど、何かそういうルーツでもあったようで。


ケルト十字を見た後でユーミンが、古来、日本でも太陽は信仰の対象だったし、アイリッシュケルトの文化に触れて、何処か懐かしい印象を受けた、と言ってたけれど、

2週目に、別の所でケルト十字を見た後で、鶴岡真弓も、日本の太陽崇拝は「日の丸」になって、ケルトのはケルト十字になって、信仰を目に見える形に視覚化する、という意味で、

この2つは、ユーラシアとアジアを繋いでいる、人類の太陽崇拝の2トップ、と言えるかも、などと語ってて、まあ日の丸は、ケルト十字のような含みとか融合、というよりまさにそのまま、という感じだけれど、ちょっと印象的。


a0116217_111469.jpg8/16追記:そしてもう一つ、意外なアイルランドと日本の共通点、としてインパクトだったのが、トリスケル=三巴(みつどもえ)文様。

それは、2人が、鶴岡真弓がかつて留学してたダブリンのトリニティ・カレッジの、かなり広い細長い図書館を訪れて、見た「ケルズの書」にあった文様で、

「ケルズの書」は、1200年前、ケルトキリスト教の修道士達が、手で聖書に美しい装飾を施したものの最高傑作、だそうで、ユーミンがそれを見て、曼荼羅みたい、と言ってたけれど、

中央にキリストらしき人物、その周りに文様、のものもあって、そう言えば菩薩が中心にあった曼荼羅、のようでも。全体に抑えた色彩、そしてその中に渦巻き文様のトリスケル、があって、

ユーミンが言ってたように、日本太鼓の模様、で馴染みのまさに三巴と同じ、祭りで太鼓や神社の幕に見られる日本の伝統文様の一つ。

この文様が世界の何処で生まれたか、突き止めてる人はいないそうだけれど、この文様を一番よく見てるのは世界で、ケルトの修道士の次に、日本人かも、と。

やはり三つ葉のクローバーに通じるものがあるのか、ケルト人にとっては再生の祈りや観念に通じるものがある、らしいけれど、片や日本では、神社の社文、祭り太鼓の文様になってて、その似たイメージにユーミンも驚き。

鶴岡女史はその小さな太鼓を取り出し、20代でここに留学した時、40年後にここで、日本の太鼓の三巴を叩くとは思いもよらなかった、しかもユーミンさんと一緒に、と笑いながら言って、太鼓の一本締め。

この人の専門は、特に美術装飾、らしいけれど、こういう世界に散らばる、意外な類似・共通イメージの研究、なども、面白そうな、と思ったり。

1週目はそういう、ケルト+キリスト教融合、ケルトと日本文化の共通点、そしてケルト音楽にユーミン曲が重なったり、など、なかなか見所盛り沢山でした。

<2>に続く

関連サイト:ユーミンのSUPER WOMANユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と訪ねる女神」<1><2>NHKオンデマンド
関連記事:松任谷由実EXPOドームライブあの歌がきこえる「魔法の鏡」「海を見ていた午後」「卒業写真」松任谷由実コンサート THE LAST WEDNESDAY天国の本屋~恋火(’04)さよならみどりちゃん(’04)時をかける少女(’97)瞳を閉じてクレイジー・キャッツプレミアム10 松任谷・寺岡・ゆず等シャングリラⅢYuming Films(’07)SONGS 石川セリ「いちご白書」をもう一度(’75)ユーミンと映画・市川準監督そしてもう一度夢見るだろう/松任谷由実(’09)・No Reason~オトコゴコロ~/高橋真梨子(’09)TRANSIT2009チケットMusic Lovers・SONGS 松任谷由実<1><2>探検ロマン世界遺産 ユーミン×世界遺産TRANSIT2009コンサートShout at YUMING ROCKS('09)VIVA!6×7/松任谷由実(’04)クリスマスの約束(’09)時をかける少女(’10)音楽のチカラ「青春の言葉 風街の歌 作詞家 松本隆の40年」RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の話(’10)クリスマスの約束(’10)ミュージックポートレイト~人生が1枚のレコードだったら東日本大地震<2>Music Lovers 松任谷由実松任谷由実のオールナイトニッポンTV4僕らの音楽 松任谷由実・薬師丸ひろ子・おすぎMUSIC FAIR 松任谷由実NHK 東日本大震災チャリティー企画 ユーミン×SONGS 「春よ、来い」プロジェクトSONGS 松任谷由実RoadShow/松任谷由実(’11)マリン・ブルー/マザー・グース(’77)RAINY DAY HELLO/須藤薫(’82)SACHET/門あさ美(’80)手のひらの東京タワー/松任谷由実(’81)押入れの整理<1> <2><3><4>RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(’11)SONGS 沢田研二ザ・タイガースを歌うSONGS 山本潤子春よ、来い in 紅白歌合戦SONGS 松任谷由実~2012スペシャル~鈴子の恋(’12)「春よ、来い」カバー 男性シンガー編「春よ、来い」カバー 女性シンガー編マンタの天ぷら(’97)・僕の散財日記(’05)/松任谷正隆虹色ほたる 永遠の夏休み(’12)才輝礼賛 38のyumiyoriな話 / 松任谷由実(’11)<1><2><3>ユーミンのSUPER WOMAN スペシャルプロローグ~「森本千絵と歩く霊峰」<1><2>ユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と巡る女神」<2>

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                     <ラウンドタワー前>

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by MIEKOMISSLIM | 2012-08-14 23:45 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(0)


ユーミンのSUPER WOMAN 「森本千絵と歩く霊峰」<2>

元記事に追記しようとしたら、次数オーバーになったので、旅の2週目分を分けることにしました。

8/3追記:2週目も最初の方は、奥の院散策で、墓碑銘に織田信長、豊臣家、とか見かけたり、だけれど、ここは弘法大師の懐を示すような、宗派を問わず、の墓地で、

サイトで見かけた所だと、分骨も多いそうだけれど、他にも武田信玄、法然、松尾芭蕉、そして現代人だと鶴田浩二、など様々な人の墓碑がある場、だと。


a0116217_22404621.jpg番組で寺の人が、一番大きな供養塔、として指したのが、6メートル以上ある”江姫”の墓。森本千絵は昨年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のポスター(→)などビジュアルデザインを担当、という縁も。

私はドラマは未見だったけれど、ヒロイン役上野樹里が長い髪を広げて飛んでいるようにも見えるポスターについて森本千絵が、水の上に浮かぶ、というか天と地を無くして重力をなくして、流されていく中の女性の強さ、空を見上げる強さ、

天から見て真っ直ぐ立ってこっちを見つめる女性を意識、剣を持って戦う立場でない時、何を戦わせながら生き抜いていったんだろう、というのを想像した、などとコメント。

自分が手掛けた作品について語っている様子に、おっとりした印象のこの人が、この旅で初めて垣間見せた内面の職人魂、という感じ。


そして参道脇に、この2人の旅での、曼荼羅と、もう1つの目当てだった、”景教”の石碑。

804年、空海は31才の時遣唐使として中国の長安に渡って、密教の修行を積んできた、というのはメジャーな歴史のエピソードだけれど、

ユーミンは、当時の長安はシルクロードの拠点として栄えた国際都市で、仏教、キリスト教、イスラム教などが共存、原始キリスト教も入っててそれはそれで賑わってたそうで、空海はそれに触れなかったわけがない、という感じで、持ち帰ったんじゃないかな、と。

空海の長安での足跡に詳しい、という霊宝館の館長のお坊さんの話で、空海は、長安の留学生会館、のような寺に滞在、そのすぐ近くに大秦寺、というキリスト教の寺院があって、そこにペルシャ人の景教師、景浄がいて、

その碑は、空海がやって来た15年程前に立ってて、空海は非常に歩き回ってるし、景浄さんにも会ってて、景教の碑を見ていると思う、空海とキリスト教との関係は、空海自身が書いたものがないし、何とも言えない、などの説明。

ユーミンが、長安に西域の人達は沢山いたのか?と聞いて、館長さんが、沢山いて、お寺の前が門前町で、飲み屋街があって、そこで働いていたのが青い目の人で、ものすごいカルチャーショックを受けたと思うし、

空海は確かにここで国際人になった、そういう日本人っていないんじゃないか、というような答え。

で、帰国して816年、高野山に真言密教の聖地を開いた、という史実、ユーミンは、高野山に入って、まず最初にインターナショナルな都市と感じた、と言うのを受けて、

館長さんは、非常に狭い空間だけれど、やっていること、空海が目指したのはインターナショナルなんですね、というようなやり取り。


そういう所から、2人がこの地で感じたインターナショナルさ、宗派問わずの奥の院の墓碑群、のような寛容さ、空海が長安で受けたカルチャーショック、メインの密教だけでなくそういう国際性がルーツ、のようで、

表向きのメジャーな仏教聖地高野山、の背後に、そういうエピソードもあった、という、ちょっとした歴史教養番組、のような趣もあったこの初回。


8/4追記:森本千絵は今回の旅について、(ユーミンの)見る物からの発想の転換に、一緒に物事を見ていくのが楽しかった、発言とは別の所で、一緒に旅してた気がする、

見るもの全てが懐かしくもあり、初めて見たものであって、私は結構点で、あ、あ、ってなるけれど、(ユーミンは)繋げていかれるじゃないですか、などと語って、

ユーミンは、昔に体験してよく判らなかった事が、今回そういうことだったのか、って判ったり、例えばイスラムの方で聞いた宮廷音楽みたいなものが、今回声明を聞いたことで、昔の体験が鮮やかに蘇ってきて判ったりとか、

今回見たことも、森本さんがいたからより自分の中で新鮮に入ってきたことが、一回沈殿しても、ずっと創ることを続けてれば、3年後か、5年後か、きっと何かを見た時に出てくるだろうな、と思った。

・・今の方が、肉体的にはきつくなったけれど、いったん集中に入ると、経験値、というか色んな引き出しがパアーと開いて、昔よりひだひだが多いみたい、などという語り。


ユーミンのかなりの記憶力の良さ、というのは、以前、一瞬忙しなくさっとすれ違っただけの人が、何年か後ユーミンに会った時、

瞬時に、いつどこどこでお会いしましたよね、と切り出された、ようなエピソードで、聞き覚えあって、様々なユーミン曲の中に、そういう細かい経験も息づいてるようだけれど、

今回も、色んな対象物を見ていて、頭の中で活発にそういうメカが働いてるんだろう、と思えるような節。色んな旅の中で、そういう部分も、ユーミンと共に、またそのガイドで、未知なものを学ぶ、というような所も併せて、今後も楽しみ。


また、今回の旅のパートナー森本千絵を通して直観、インスピレーション、そういう部分もエキスにしてたり、率直に評価してたり、

最後の方で、今みたいに可愛い森本さんでいて下さい、自分でも戒めてるけれど女に貫禄はいらない、損しちゃうし、作品で心に届けばいいんで、周りを威圧する必要はまったくないし、のようなエールとか、

カメラが回ってる、云々はそう意識ないような感じで、アーティスト女性同士、だけれど、特に余り張り合う、というより終始和やかなモード。

それは今回の森本千絵のキャラクターや、年代的にもユーミンが一回り上、というような要素もあるかもしれなしけれど、そういうまったり感も好感。そういう最初の旅でした。

関連サイト:ユーミンのSUPER WOMANユーミンのSUPER WOMAN ~スペシャル・プロローグ~ユーミンのSUPER WOMAN 「森本千絵と歩く霊峰」<1><2>霊峰高野山
関連記事:松任谷由実EXPOドームライブあの歌がきこえる「魔法の鏡」「海を見ていた午後」「卒業写真」松任谷由実コンサート THE LAST WEDNESDAY天国の本屋~恋火(’04)さよならみどりちゃん(’04)時をかける少女(’97)瞳を閉じてクレイジー・キャッツプレミアム10 松任谷・寺岡・ゆず等シャングリラⅢYuming Films(’07)SONGS 石川セリ「いちご白書」をもう一度(’75)ユーミンと映画・市川準監督そしてもう一度夢見るだろう/松任谷由実(’09)・No Reason~オトコゴコロ~/高橋真梨子(’09)TRANSIT2009チケットMusic Lovers・SONGS 松任谷由実<1><2>探検ロマン世界遺産 ユーミン×世界遺産TRANSIT2009コンサートShout at YUMING ROCKS('09)VIVA!6×7/松任谷由実(’04)クリスマスの約束(’09)時をかける少女(’10)音楽のチカラ「青春の言葉 風街の歌 作詞家 松本隆の40年」RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の話(’10)クリスマスの約束(’10)ミュージックポートレイト~人生が1枚のレコードだったら東日本大地震<2>Music Lovers 松任谷由実松任谷由実のオールナイトニッポンTV4僕らの音楽 松任谷由実・薬師丸ひろ子・おすぎMUSIC FAIR 松任谷由実NHK 東日本大震災チャリティー企画 ユーミン×SONGS 「春よ、来い」プロジェクトSONGS 松任谷由実RoadShow/松任谷由実(’11)マリン・ブルー/マザー・グース(’77)RAINY DAY HELLO/須藤薫(’82)SACHET/門あさ美(’80)手のひらの東京タワー/松任谷由実(’81)押入れの整理<1> <2><3><4>RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(’11)SONGS 沢田研二ザ・タイガースを歌うSONGS 山本潤子春よ、来い in 紅白歌合戦SONGS 松任谷由実~2012スペシャル~鈴子の恋(’12)「春よ、来い」カバー 男性シンガー編「春よ、来い」カバー 女性シンガー編マンタの天ぷら(’97)・僕の散財日記(’05)/松任谷正隆虹色ほたる 永遠の夏休み(’12)才輝礼賛 38のyumiyoriな話 / 松任谷由実(’11)<1><2><3>ユーミンのSUPER WOMAN スペシャルプロローグ~「森本千絵と歩く霊峰」<1>

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                 <高野山奥の院の参道>

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by MIEKOMISSLIM | 2012-08-04 00:12 | 音楽・旅行 | Trackback | Comments(0)

    

’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!
by MIEKOMISSLIM
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