Something Impressive(KYOKOⅢ)


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三浦半島花めぐりの旅

今年のGW母と何処かへ、という計画は、結局昨年同様日帰りのバス旅で、昨日三浦半島への花めぐり+食べ歩きツアーに行って来ました。やはり花観賞、母は鎌倉へ行ければ、という所で、久里浜のポピーが一面に咲いている名所+鎌倉付き、が決め手で、このツアーに。この方面は私は’98年に旅して以来。天気は午前中晴れ間あっても薄曇、昼頃やや雨の気配もありましたが、午後は晴れて良かったです。

a0116217_160464.jpg朝8:10新宿集合、京王プラザ近くの駐車場への入り口がやや判り難く、やはり同タイプツアー客の女性と3人で右往左往していたら、中~高齢男性が声をかけて「行き過ぎちゃったから、見かねてさ。心配しちゃったよ」等と、案内してくれて、地図を持ってたので同タイプ客だと判ったと思いますが、後で世話好きそうな方だよね、と。

a0116217_155413.jpgそう渋滞もなく、大黒埠頭付近のサービスエリアで休憩を経て、最初の目的地久里浜の「くりはま 花の国」に。一昨日添乗員の女性から確認の電話の時、寒いせいでポピーは開花が遅れていて、湘南国際村のつつじも2部咲き位で残念、その代わりに久里浜ではネモフィラが見頃、と聞いていて、ポピーへの期待は消えてたのですが、少しは咲いていて、


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ネモフィラは、昨年の「ひたち海浜公園」程のボリュームはなかったですが、それなりに広がりあって、やはり北海道のラベンダー畑の小サイズ、という感じ。どうも今回、私の普通のカメラで撮ったネモフィラの青紫の色が出ておらず、レンゲのような白で残念です。スキャンの時明るさを落としたら少しは出てきたので、そうする事に。

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ネモフィラの合間にポピーがポツポツとあったり、1つ1つの花も健気な風情。やはりここでは滞在1時間で、奥の方まで行ったり、メルヘンな花トレインに乗ったりは出来ませんでしたが、予想よりは満足でした。

a0116217_15241098.jpgそこの次に、久里浜港のレストランでマグロ丼の昼食。レストラン名はペリー来航絡みで「黒船亭」。新鮮なマグロとご飯がまあボリュームあって、お味噌汁も貝のだし風味で、結構美味しく、母も満足したようでした。この港から、前の旅の時に千葉までフェリーに乗って、海ほたる開通もあってか、乗客はガラガラだった覚え、でも運行はしてるようでそれらしき船が止まってました。

そして、次の目的地三崎まで、車窓では海岸が続いたり、内陸に入ったら、キャベツ畑が目に付いて、そう言えばここらはキャベツの特産地で、後ろの席の年配の女性2人が、最近キャベツも高いわね、等と。海岸はあとで地図を見たら「三浦海岸」だったようで、思えば海は昨年「ひたち海浜国公園」でネモフィラ畑の向こうに見えたの以来、近くまで来たのも久方でした。

a0116217_1526159.jpg三浦、と言えば、私は元々ユーミン絡み興味だったのですが、「海を見ていた午後」で「ドルフィン」から見えるのは、実は観音崎、というのは早期に知ってても、結構ずっと「三浦岬」もあるんだと思ってたのを思い出して、ちょっとそういう検索してたら、「おもいでの夏」「冷たい部屋の世界地図」「誰もいない海」等愛着の作品に触れたエッセイ発見したのでした。

三崎ではフィッシャーマンズワーフ「うらり」で食べ歩き。車内で最初に、そこで使える1人60ポイント分の券+食品とポイント数の案内が配られてたのですが、私も母も最大の34ポイントを使った「さざえつぼ焼き」がどうも2人共今一で後悔。

a0116217_15175558.jpgでも、世界でここだけ、の売り文句看板あった「まぐろジェラート」(↑)は、添乗員さんの説明通り、バニラにマグロのチップが混じってるものでしたが、これは確かにマグロ風味でも生っぽさもなくいけていて、母はマンゴジェラートにして、これも美味しかった、と。

買って帰った「まぐろコロッケ」はまあまあ、あと野菜プリンで私はにんじんとキャベツ、母は苺とキャベツ味に。これも今朝食べましたが、どちらも甘みを控えて忠実に野菜味プリンにしてる、という感じ、にんじんの方が後味は良かったです。

ここでは潮風がやや強かったですが、久里浜港より、近くを船が通ってたり、ローカルな港の風情。以前城ヶ島にも行ったのですが、地図だとすぐ近くだったのでした。

a0116217_15301445.jpgそこから次の「湘南国際村」まで、折に「湘南~」という看板を見かけて、何だか懐かしい響き、でしたが、車窓を、というよりうとうとしていて、今回久方にウォークマン+麗美、ユーミン、今井美樹テープ等も、持っては出たものの、聞かずじまいでした。

つつじの名所「湘南国際村」では、トイレが結構高台にしかなく、そこまでに一並び13,4段の階段が10以上はあって、しかもその高台でも少し向こう側。トイレ休憩も兼ねてだし、45分間では、皆そこに何とか辿り着いて降りて来るのが目一杯で、2部咲きと聞いていたつつじは5分程になってようで、そこそこ咲いてましたが、鑑賞の余裕もなく、忙しなくややハード。唯一、高台からの海の眺めは「瞳を閉じて」モードで良かったです。

a0116217_15365975.jpgツアーパンフだと「冨士を望むツツジ名所」という謳い文句、それも忘れていて、多分霞み気味の空で、冨士山も見ようとしても見えなかったと思うのですが、添乗員さんも、トイレの場所の事で、完全に私の勉強不足で、と、しきりに恐縮、発車後、3人トイレに行けなかった方がいると判って、運転手さんに掛け合って近くのコンビニで、という手配してたり、冨士の事には触れませんでした。

a0116217_23342421.jpg昨年の旅でのバスガイド嬢と同じ多分20代半ば位の女性、私も同じ仕事を一時期1年弱ですがした事があるので、こういう時ってまあ気も使うだろう、と。立場的にもこの人(だけ)が行程を決めた、とも思いにくいですが、そういう風にこの人が悪びれず頭を下げる事で、疲れたし花も見れなかった、という不快さが実際緩和される部分も、という所も、と改めて。サービス業だし当然、と言えばそれまでなのですが。

少しアニメ声優のような声の人で、気配りや応対等そこそこ慣れてる感じもしたのですが、旅終盤「今度お会いする時は、パワーアップしてもっと立派な添乗員になってますので」等、新人のような健気な挨拶に、「頑張って、~さん!」等と声も飛んでいたり、男性客とカメラに収まったりもしてたり、特にこの件で文句を言ってる参加客もいませんでした。

母との旅も、宿(と列車)だけ取ってフリーで、というケースもあって、その方が、思わぬ発見もあったりエコノミーな時もあるし、こういうバスツアーというのは、行く所も限られ時間制限あって忙しない、というのは窮屈ですが、今回も、自分で鎌倉プラン等立てて、公共交通網の下調べして、等というのがやや大儀で、これに申し込んだ、という所もあるのですが、

何と言うか、観光スポットで、(2人の)写真を撮りましょうか?とか、食事の時お茶入れましょうか?とか他愛ないですが、他のお客さんともそういうちょっとした交流で、その場だけの団体、ではあっても、2人っきり、という孤独な感じが紛れる、というのはいい点、と近年になって新たに思うのでした。

a0116217_155669.jpgそして最後の鎌倉。時間は1時間で、鶴岡八幡宮か、小町通りかどちらか、という所でしたが、母は鶴岡八幡宮は初で、まずそこで本宮にお参りして、その後、また階段を上がり下がりで別の建物見物、というのもやや億劫で、道に出て、小町通り散策、帰りにまた八幡宮に少し入って、戻ってきました。

ここは、私は大分前に確か一度来たのでしたが、記憶薄れていて、赤い社殿や門とコントラストの緑の木々のボリューム、というか、濃さが、聖地、という空気、と改めて。小町通りは、竹下通りの古都版、という感じ。ぶらりと通っただけでしたが、じっくり見たら面白そうな店も。結構前、北鎌倉でしたが葉祥明の美術館に来たのだった、と思い出しました。

a0116217_1572521.jpg鎌倉を後にして、夕暮れ、対岸に横浜のランドマークタワー等みなとみらいのシルエットも見えたりしながら、改めて、今回久々の海だった、とか思いつつ、再び大黒埠頭サービスエリアで休憩して、都心部近くではやや速度落ちましたが、ほとんど渋滞もなく、新宿着は6時半過ぎ頃。

予定では8~9時着になっていて、それならもう1,2時間鎌倉にあっても良かったよね、と。やはり渋滞を見越しての行程かと思うのですが、昨年のように、渋滞で予定が押しに押して、あしかがフラワーパークで、夜の藤鑑賞、帰宅したのも11時頃、というのを思えば、今回、もしかしてああいう風に押したら、鎌倉が夜になるかも、というのも少し心配してたので、それはなかったし、母も今日用もあったので、まあ早く帰れたのも良かった、という所でした。やはりやや駆け足気味でしたけれど、花+海産グルメ+海でリフレッシュでした。

関連サイト:くりはま花の国三浦フィッシャーマンズワーフうらり海を見ていた午後(随想)湘南国際村鶴岡八幡宮
関連記事:花めぐりの旅

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                  <’10年4/29、三崎港にて>

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by miekomisslim | 2010-04-30 00:00 | 旅行 | Trackback | Comments(0)


麗美ファーストフライト(’85)

先日、近所の期間限定DVD・ビデオ・CD売り場でたまたま麗美のライブビデオを発見、見終えました。このビデオは検索しても情報出てこず、DVD化もされてないようで、パッケージ裏面に’85年7月11日中野サンプラザで、とあって、抜粋かもしれませんが11曲53分のコンパクトさ、タイトルからして初ライブだったのかも。なかなかの掘り出し物、と一瞬、感慨ありました。

麗美は大分前渋谷でのコンサートに行って、松任谷夫妻プロデュースの初期の3枚のアルバム「REIMY」('84)「”R”REIMY」('84)「PANSY」('85)と次の「MY SANCTUARY」('86)は録音してますが、今回のは全てその初期3枚からで、

「真夜中のシンフォニー」「ポニーテイル」「鏡の迷路(STRANGLED IN LOVE)」「パンジーとトパーズのネックレス」「恋の一時間は孤独の千年」「すぐそばにいるの」「空が一面海に見えた日」「CARRY ON」「愛にDESPERATE」「青春のリグレット」「Time Travelers」。バックでキーボード小林武史の姿も。

a0116217_12435462.jpg前半曲と曲の間に、本人が描いたのかは?判りませんが、ある村の少年と少女の物語のイラストと語りが挟まれ、麗美のステージ衣装も童話から抜け出てきたようなファンタジックさ。後半は赤いミニドレスで、シングルでもあった「愛に・・」「青春の・・」等も懐かしかったですが、一見アイドル風ルックスでもありながら、透明な声のオリジナリティや歌唱力は抜群だった、と改めて。

「霧雨でみえない」「ノーサイド」「残暑」等なかったのは残念ですが、久方の歌声と姿。4枚目の松任谷夫妻の手を離れてのアルバムにも結構好きな曲はあったのですが、やはりいまだに一時期のユーミンの”感情の震え”のようなものの質を損なわず、時にはさらに純化して表現してみせたのはこの人、という印象強いです。

4枚のアルバム後は余りチェックしてなかったですが、アメリカでも活動、「ノーサイド」カバー関連で「SHOUT at ・・」でも触れてたのですが、REMEDIOSの名で、映画やドラマサントラ、CM曲を手掛けていて、そういうクリエイターとしての顔もあって、岩井作品の「undo」('94)「打ち上げ花火 下から見るか?横から見るか?」('95)「Love Letter」('95)「PiCNiC」('95)「FRIED DRAGON FISH」('96)等の音楽担当がこの人だった、というのは、後で知ったのでした。

最近余り話題も聞かないですが、活動は続けているようで、ある時期のノスタルジー凝縮シンガー味わい、でした。

関連サイト:麗美のページ
関連記事:SHOUT at YUMING ROCKS(’09)


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by Miekomisslim | 2010-04-27 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)


SONGS 徳永英明

一昨夜、「SONGS」徳永英明の回オンタイムで見ました。先日新作の女性アーティストカバーアルバム「VOCALIST 4」試聴)リリースとの事で、今回その中から「赤いスイートピー」「時の流れに身をまかせ」、それと「あの日にかえりたい」「駅」「時代」

江ノ島の水族館や神社を訪れていて、水族館は息抜きしたい時来るそうで、日頃の煩わしい事を忘れられるし、多忙な中でもそういう普段の穏やかな時間を大事にしたい、と。どうもクラゲが好みのようで、というのも、何だかこの人”らしい”ような、気が。

以前この番組には2度、今回アルバムで初めて歌謡曲に挑戦、とのことでテレサ・テン曲カバーもあったり、やはり改めて、日本のバラードについては、この人が歌いこなせない曲はあるんだろうか?という、静かな圧巻ぶり。

冒頭の「赤い・・」は、聖子曲の男性カバーというのはこれまでどうも浮かばないのですが、50才手前の男性シンガーが歌って、気持悪くない、ちゃんと女の子的気持の曲として聞ける、というのは、さり気なく凄い、と。

a0116217_14505215.jpg次の「あの日に・・」は、男性カバーと言えばマイケル・フランクスの英語版があったのでしたが、本家(「あの日にかえりたい」)のボサノバ調というより徳永風バラード、になっていて、こういう感じでなら、ユーミン曲の「かんらん車」「心ほどいて」懐かしい所で「雨のステーション」徳永版、等も聞いてみたい、と。これまで「卒業写真」もありましたが、新アルバムに「翳りゆく部屋」も入っていて、これは椎名林檎の独特バージョンで聞いて以来、徳永版はもう少しオーソドックスだろうかと。

自分がアマチュアの頃よく聞いていて、純粋にいいと思ったユーミン、中島みゆき、竹内まりや等の曲、その時聞いた気持、メロディの感覚や見えた景色を追いかけている、というような感性も、この女性曲シリーズの源と思うのですが、

今回一番印象的、ハマっている、と思ったのは竹内まりや曲の「駅」。今までの徳永カバーでもマイベストかもしれません。本家(「駅」)に劣らずしっとりとドラマティック、この人の声、歌唱力での女性カバーの醍醐味、という感触。別に竹内曲の中で、特に好きという訳ではなかったですが、今にして改めていい曲、と再認識でした。竹内曲なら聞いてみたいのは、メジャー曲ではないし可能性低いですが徳永版「OH NO,OH YES!」。

「時の流れに・・」も幅広さ感じましたが、歌謡曲ジャンルも、なら「異邦人」、麻生よう子「逃避行」とかこの人版で聞いてみたい女性曲は数しれず、ですが、テレサ・テン曲ならやはり「別れの予感」や「つぐない」の方が聞いてみたかったです。

ラストは「時代」で、これは本人が出ていた「旅の贈りもの 0:00時発」('06)に挿入歌で入っていて、その時も感じたように、本家中島版(「時代」)の方がかえって力強く、徳永版はソフトな味も。新アルバムでは中島曲「あばよ」もあるようですが、

このアルバムで収録曲名見て、「あの鐘をならすのはあなた」も歌謡曲ですがやや珍しいタイプの選曲、と思ったり、「セーラー服と機関銃」も目に止まりましたが、一番興味あるのは宇多田ヒカルの「First Love」。「赤いスイートピー」でのナイーブ情感モードが、この「First・・」でどう出てるのだろうか、という所です。

4/25追記:聖子曲男性カバーは、昨年この番組で平井堅の「瞳はダイアモンド」を聞いていた、と思い出しました。そしてこれも徳永版(「瞳はダイアモンド」)があったのでした。これも松本隆+ユーミン曲、平井堅はこの曲に衝撃を受けた、という事だったのでしたが、改めてこらも聞いて、どちらも甲乙つけ難いですが平井版は唱歌のような印象もあって、やはり徳永版の方がソフトな気が。またYou tubeで見かけて、「異邦人」はすでにカバーしてたと判り、やはり徳永バラードな味でした。

関連サイト:SONGS 第132回 徳永英明
関連記事:SONGS 徳永英明プレミアム10 恋歌autumn&winter徳永英明~あなたに贈る僕の歌~SONGS 徳永英明旅の贈りもの 0:00時発(’06)SONGS 平井堅

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               <’96年3月、モントレーベイ水族館にて>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-04-23 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)


英検対策

昨日までで終えたのは、CEL模試’07年秋の6,7回と’08年秋の7回、「リスニング問題150」の2回の模試、「DAILY30日間」のリスニング日の分、「教本」のリスニング例題部分の復習。CEL模試は手元の12回分の半分6回分通りましたが、1番の選択肢の中の単語チェックや作文再構成はまだで、まあ折々進めようかと。やはり実際的にはリスニング強化と、時間内での仕上げの集中慣れメインで続けないと、という所です。

興味引っ掛かった読解は「Gods and Olympics」タイトルで、改宗禁止の中国で、政府は外人宣教師の布教活動を警戒、北京五輪では、慣例と違って、選手の宗教儀式係の各国の牧師を招待の予定はない、という文。

それと「Losing our voices」という文で、人間が使用している言語6809種、それを絶滅の危険度に応じて人口生態学者が分類すると、その3分の1が絶滅危機状態、という現状。言語がなくなる事で、植物等の種の情報も失われえて、生態系全体が不安定になりかねない、というような内容。

リスニングで、新しい服についての男女の会話で、「to boot」が「おまけに、その上」になる熟語だとピンと来なかったので、「ブーツに似合う」の選択肢に引っ掛かったり、1度はやってても覚えてないと、同じですね。

「トラッド・ジャパン」今週は昨年チェックしてた「東京タワー」、今年初旬頃の「こま」の回録画を見ました。アットキン氏は日本のこまの美しさは驚きで、工芸品でもあって、海外では曲独楽はそう知られてなくて残念、花火や折り紙のように人気が出ると思う、と。私はヒモを巻き付けて勢いで回す本式の、というのは覚えないですが、色とりどりのプラスティックの小さいコマで遊んだ記憶あって、郷愁アイテムのような。

地域によって種類も多彩で、京都の、細く切った着物の生地で作られたこまは、平安時代公家の女性達が遊んでいた、との事で、ちょっと異彩の優雅さ。江口先生が故郷の佐世保で昔遊んだ、というどんぐりを大きくしたような独楽を持参、喧嘩ゴマ、という遊び方で、スタジオでは実演出来ないけれど、と苦笑。

アットキン氏は英国では日本で程人気はないけれど、村の広場で誰でも遊べる大きなこまがあったり、シェイクスピアの「十二夜」に「こまのようにくるくる回る」のような表現がある、等とコメント。こまは「金が回る」「頭の回転がよくなる」等縁起良いもの、とも。でも「こま」で思いつくのは陽水の「二色の独楽」、思えば渋い題材だったのでした。

「Words&Culture」コーナーでは「子とchild」の違いで、どちらも比喩で「幼稚・経験のない者」という共通はあるけれど、「子」は「親分・子分」「親会社・子会社」のように親に従属するもの、でもchildは「a child of God(信奉者)」のように生まれ出てくる・継承する者、のニュアンスで、日本では儒教ベースの親子関係、西洋ではキリスト教ベースで人は(親でなく)神に従うべき、という東西の親子関係・考え方の違いが反映、というのも改めてそう言えば、という所でした。

(C)スクリーンプレイ出版(株)
a0116217_16293654.jpg「オズ・・」P15までチェック。ドロシーが庭で働く3人にも、ガウチのトトへの仕打ちを訴え、その内豚の柵の中に落ちて助けられたりしていて、エム叔母さんが一同に、ドーナツを振る舞いつつきつい口調で仕事をせかし、ドロシーには、邪魔をしないようあしらう所。このエム叔母女優名はどうも見当たりませんが、独断的態度での早口がなかなか判りにくいです。先日CEL模試でもあった「tinker with~」で「~をいじり回す」、ジークが豚を柵へ入れる時の「make a dime bank out of you(お前たちを10セント用貯金箱にしちまうぞ)」というのが、「piggy bank(豚の形の貯金箱)」をもじったダジャレらしく、ちょっと面白かったり。また「pigsty」=「豚小屋」、「jabber-wapping」=「たわごと」だったのでした。

関連サイト:トラッドジャパン
関連記事:英検対策(4/11)
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by MIEKOMISSLIM | 2010-04-22 00:00 | 勉強 | Trackback | Comments(0)


時をかける少女(’76)

新版を見た機会に、と、文庫ので「時をかける少女」原作を読み直してみました。この他、「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」という短編も収録されていて、ついでにこの2編も。以前持ってた本では、どうもその2編の覚えはなかったのですが、そう時間かからず割と読み易かったです。

「時を・・」も、記憶霞んでいて、こういうのだったのだと。大方の筋は元祖大林版(「時をかける少女」('83))等と同じ、序盤の和子が体験する同じ日が2度繰り返しで混乱、の部分等、ああそうだった、と懐かしかったり。

でも後半は、問題の午後の実験室で、深町が和子に経緯を説明する部分が長く、やはり映像化ではその代わりにタイムリープ場面を多く繰り広げていた、とか、原作では場所の特定はなく、大林版は、尾道という舞台+ヒロイン原田知世エキスもあって独特な世界に、と改めて、でした。

他の2編も、それぞれ女子中学生、女子高生が主人公で、「悪夢・・」は幼い弟や、少女自身が抱く、あるものへの見えない”恐れ”は、何気ない周囲の大人の言動、また記憶から締め出してしまっていた過去の出来事が原因、と判ってきて、という流れで、

SFと言うより、他愛ない幼い妄想から、ややシリアスなトラウマ的な恐れまで、ある種の感受性タイプによっては有り得そうな、という感じでしたが、ヒロインも弟も、不安や恐れの具体的なルーツが判った事でメンタル的に解放されて、という明るい後味。

「果てしなき・・」は、自分達の宇宙は、無限にある多元宇宙の中の1つ、という想定で、他の宇宙での事故がきっかけで、突然主人公が、自分の理想がそのまま現実になった世界に迷い込み、

そこでは、好意はあるけれどもう少し男らしかったら、とやや不満を抱く男子同級生が、過剰に暴力的キャラクターになっていたり、タレントになれたら、という夢が現実化、道で多くの人々にサインをせがまれ追いかけられパニック、「・・私をもとの世界にもどして!・・」という叫びで終わる、SFコンセプトは素朴でもややシニカルな味でした。


以前持ってた本は、細長の単行本、ちょっと検索してみたら、多分鶴書房盛光社「SFベストセラーズ」シリーズの’72年発行のだったかと思うのですが、ペアの「続・・」表紙が、宇宙空間バックで元祖ドラマ(「タイム・トラベラー」('72))のヒロインの島田淳子(後に浅野真弓)だった記憶はあっても、どうもこちらは表紙も思い出せません。

「続・・」は、オリジナル脚本担当の石川透氏著で、ドラマもこの「続・・」から見たのでしたが、このテーマ曲(「続・タイム・トラべラー」)が今だに色褪せない印象的な神秘的旋律、

これにプラス、和子がタイムリープする時の、「時間のひずみ」という呼び方だったと思うのですが、宇宙空間映像が、子供心に結構インパクトで、この影響で大きな紙を黒+青の絵具で塗って、白で星を散りばめて「宇宙」を描いて壁に貼ってたり。そして当時は、夜、故郷の家の二階から、無数の星が散らばる銀河が見えて、今思えばファンタジーのような眺めだった、と。

今思えば、このドラマ続編は、やはり先日の新版作品とは違い、ケン・ソゴルが行方不明の科学者を探すため、未来から再びやって来て和子と再会、任務というきっかけ、ではありますが、男気がある、というのか彼が自ら会いに来て、和子が彼に協力、という、やはりヒロインは潜在能力あっても受身スタンスだった、と改めて。

You tubeで未見の元祖番組の映像「タイムトラベラー」もあって、このツーショットも郷愁ですが、見ていたら「山形先生がバス旅行に行くのを止めたいの!」「それは出来ないんだ」というような2人のやり取り、先日の新版の内容が重なったのですが、

思えばそういう経緯は原作にも大林版にもなかったし、もしかしたらこの超元祖ドラマ版へのオマージュなんでしょうか。島田淳子は割とふくよかだった印象、改めて今見て、髪型もセミロング、透明感の原田知世より、正統派女の子らしさのヒロイン像でした。

筒井作品は、「農協月へ行く」とかその他何か読んだかも知れません。映画化作品では、岡本喜八作品の「ジャズ大名」('86)や、3年前「日本沈没」リメイクの折に、そのパロディとして「日本以外全部沈没」('06)を見て、何だか微妙な怪作、と思った覚えだったのでした。


そして、この島田&木下清コンビは、やはりNHKドラマシリーズの「マリコ」('74)でも共演してた、と先日思い出しました。これは「静かに自習せよーマリコー」('74)が原作、みつはしちかこの表紙はなくなってしまいましたが手元にあって、その続編「涙で顔を洗おうー続マリコー」('74)も何処かにあるはずですが、おきゃんなヒロインや取り巻く様々なタイプの友人達、エスプリも効いて、ほのぼの学園生活もの珠玉作だった、と。作者高谷玲子さんは25才でガンで夭逝したのでした。

新版の劇中ヒロインあかりがタイムリープしていた、その時代だったのでしたが、何というか時間の流れのおっとり感背景のドラマやジュニア小説、また表紙のみつはしちかこの「チッチとサリー」シリーズとかあった、等、キリがありませんが、色々連鎖ノスタルジーでした。

関連サイト:「時をかける少女」文庫Amazonサイト「時をかける少女」公式サイト
関連記事:「日本以外全部沈没」(’06)時をかける少女(’97)プレミアム10 神様がくれた時間~岡本喜八と妻 がん告知からの300日~時をかける少女(’06)時をかける少女(’10)

             (C)(株)角川書店
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by MIEKOMISSLIM | 2010-04-21 00:00 | | Trackback | Comments(0)


時をかける少女(’10)

一昨日、新宿ピカデリーで見てきました。これは2月中旬の監督ティーチイン付き試写会券が来てたのですが、都合合わずどうにも気忙しいし見送っていたのでした。やはりドラマ「タイム・トラベラー」('72)や大林版元祖「時をかける少女」('83)からの愛着+今回いきものがかりバージョンですが、劇場での「時をかける少女」を是非聞いておきたい、という所でした。

曲はオープニングで使われてましたが、イントロ段階で、さすがに何だかジーンとくるものが。いきものがかりは近年知って、「SHOUT at YUMING ROCKS」('09)で「卒業写真」カバーしてたり、昨年末「クリスマスの約束」に出ていて吉岡聖恵が委員会メンバーもしてたり、そうクセのない伸びあるボーカル、という印象、

これはユーミンもセルフカバー(「時をかける少女」)していても、やはり大林版テーマ曲だったか細い透明ボイスの原田知世曲(「時をかける少女」)、のイメージ強いですが、やはりこの曲も、まさに時をかけての平成バージョン、という感慨も。

作品も、ヒロインあかり(仲里依紗)の弓道部で弓を引く立ち姿や、終盤、あかりとケン・ソゴル兼深町一夫(石丸幹二)が病院の廊下ですれ違うシーン等、大林版がノスタルジックに彷彿。大林版への愛着・敬意のようなものもそこはかとなく感じられました。


4/18追記:今回元祖ヒロイン芳山和子があかりの母、パンフで大林監督も、通常なら原田知世を懇望する所だろうけれど、として、和子役安田成美を絶賛していて、確かに少女・和子=原田色強いですが、どうもその後世間的に他の相手と結婚・離婚、その娘がいる母、としては私はしっくりこず、

このシリーズに原田知世登場、なら、アニメ版「時をかける少女」('06)での、ヒロイン真琴の独身の絵の修復職の叔母としての和子役、で声で出演していた方が、深町(ケン・ソゴル)との純愛の記憶の断片を胸に生きるその後の和子像、としては、余り違和感なく繋がった気が。

今回もアニメ版の時も、出演オファーはあったようでしたが実現せず、本人は少女・和子役で封印、という感覚かもと思ったりして、一昨年特番で、「時をかける少女」は何だか恥ずかしくずっと歌ってなかったけれど、最近やっと新たな気持で歌えるようになった、等と言ってボサノバ版で披露だったのでした。

だから今回あえて原田知世で、というより安田版和子でまあ良かった、と。そして後半登場のケン・ソゴル(深町)役石丸幹二は、どうも、これまでの実写映画深町役、高柳良一、中村俊介や今回写真だけで登場の加藤康起等、というより、遠い記憶で、見たのは確か「続・・」だけでしたが「タイム・トラベラー」での硬質な木下清のその後の熟年版、的なイメージが一番フィットしました。

a0116217_1922480.jpgそして、新ヒロイン仲里依紗。昨年「サマーウォーズ」で声の出演、私は先日「ハルフウェイ」('09)で初めて姿を見て、その時の北乃きいとの掛け合いぶりが骨太少女感あったのですが、やはりアニメ版での真琴役のイメージも重なって、現代っ子能動的ヒロイン像で、等身大ナチュラルさも。

母を思うゆえ’74年にタイムリープ、亮太(中尾明慶)の”神田川”四畳半テイスト部屋に、彼女の物怖じしない平成感覚が混じって、銭湯、よしだたくろうの「春だったね」、亮太の打ち込む素朴(すぎ)なSF映画、等アイテムの、束の間の純愛不思議同棲、というかコミカルで甘酸っぱい恋模様。

ハイライトシーンの、彼のために走りに走る姿、アニメ版のように上手く時間操作が効かず、ある意味シビアな場面でしたが、ただただ相手を救いたいと思う、真っ向ストレートな臨場感、やはり一番脳裏に残りました。


そして改めて思うのは、女性側の積極性、という事。そもそも母になった和子も、再び遠い思い出の深町に会うためタイムリープ薬品を作っていたり、さり気なく粘り強く能動的。娘あかりも、その母のため、ではありますが、どちらも純な思いで”自ら”時空を飛ぼう、リープを活用しようとする、そこら辺はやはりアニメ版の真琴と同じ感覚、

昨年細田守監督がトーク番組で、未来を切り開くのは少女の躍動感、等と言ってたのでしたが、今回も、ケン・ソゴルが約束を果たすために、進んで’10年の和子の元へやって来る、というベースの話だと、何というか時代感覚に合わないのかも、とも。

そういう意味では、元祖ヒロイン和子は、普段男子生徒の世話役的しっかり者ではあっても、異次元体験、となると、アクシデントで否応なくタイムリープの混乱に巻き込まれ、未来人ケン・ソゴルに恋をしてしまって、という、受身ヒロイン像に、原田知世が見事にハマっていた感じ。

(C)(株)角川書店
a0116217_2112057.jpgこの筒井康隆の原作本は、以前石山透氏著の「続・時をかける少女」と共に持っていて、今は手元にないですが、そもそもがそういうヒロイン像だったかと。先日図書館で文庫(「時をかける少女」('76))の在庫あったので借りてきて、表紙の写真は一見面差しが原田知世かと思いましたが、やや制服が違う気するし、この第55版は’94年発行という事からして、未見ですが、パンフ年表では丁度その年放映、ドラマ版の内田有紀かもしれません。

そういう意味で、躍動的というより芯はあってもおっとりモード漂ってたのは、今回の高校生時代の和子役、石橋杏奈。原田知世の和子が、少し大人びて、という感じあるような、という気も。谷口監督がパンフで、仲里依紗は、常に新鮮な芝居を打ち出してきて、テイクを重ねない方がよく、石橋杏奈は、その逆で、テイクを重ねると良くなるタイプの女優、と語ってたのですが、対照的魅力、ではありました。

若い「五郎ちゃん」役千代将太は大林版の尾美としのりとそうギャップなく、現代の中年吾郎役勝村政信が相変わらず「芳山くん」と呼ぶ感じは、何だかほのぼの。

あかりの友人本宮役の柄本時生は「ホームレス中学生」でも感じたいいトボケ味、それと亮太役の中尾明慶も、当初あかりを泊める事に戸惑う様子や、朴訥な’70年代青年の感じ出てて、まあ好感でした。

小道具的に、お決まりのラベンダーや、それにプラス、丁度時節に合って、幾つかの桜並木のシーンも、儚さ+思い出の優しさ・切なさ等重なるアクセントで印象的。やや間隔空いてますが、大林版の続編、と言ってもいいのか、やはり冒頭の曲で感動モードオン、の今回でしたが、ノスタルジー+新たな純愛テイストで、予想より満足でした。

関連サイト:「時をかける少女」公式サイトhttp://www.paoon.com/film/qqdvhgixy.html
関連記事:時をかける少女(’97)時をかける少女(’06)原田知世 Life & Live「ホームレス中学生」(’08)ユーミンと映画・市川準監督SHOUT at YUMING ROCKS(’09)サマーウォーズ(’09)クリスマスの約束ハルフウェイ(’09)時をかける少女(’76)

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                 <’10年4月、井の頭公園にて>
  
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by MIEKOMISSLIM | 2010-04-16 00:00 | 邦画 | Trackback(21) | Comments(0)


そして、私たちは愛に帰る(’07)

先日の「ニューヨーク、アイラブユー」で注目の1つだったファティ・アキンパートが割と印象的、その前の未見だったアキン作品をDVDで見終えました。これは昨年1月「銀の街から」で沢木さんも取り上げてたのでした。やはりトルコ~ハンブルグに渡って、3組の親子、トルコ人の父・息子と母・娘、ドイツ人の母・娘の運命を交錯させた物語。

音楽ドキュメンタリー「クロッシング・ザ・ブリッジ」('05)は別枠として、これまで見たアキン作品中では、やはり破天荒さはあっても、何というか人間味、情が残って、一番好感でした。

そしてやはり前に旅したトルコの風物、本屋で客に気軽にチャイを出していたり、アクセントになっていた独特なリズムのトルコ音楽、石畳の質素な街並み、のどかな黒海付近の風景、「犠牲祭」という宗教儀式とか、エキゾチックさも味わい。

また、トルコの影の部分、政治運動に関わるトルコ人娘アイテン(ヌルギュル・イェシルチャイ)が、そういう象徴のような存在でしたが、国内での不均衡な格差問題等をこぼす彼女に、ドイツ人夫人のスザンヌ(ハンナ・シグラ)が、「トルコがEUに加盟すれば全て上手く行く」と諭すのに対して、アイテンがEUに対する不信を露骨に吐き出して、2人の摩擦になったり、トルコ人と周辺のヨーロッパ人の温度差漂うシーンや、

スザンヌの娘ロッテ(パトリツィア・ジウルコフスカ)が、街頭で子供達にティッシュを買うよう囲まれて、というようなシーンは、私の旅ではトルコ人の対応印象は大方良かったのですが、道中アヤ・ソフィア前だったかで、独楽のようなものを買うよう結構粘ってせがまれ、結局母が少し買ったのだったか、あの子供達は学校は行ってないのか、等と思った覚えが重なったりして、

劇中その後の、子供がロッテのバッグをひったくって、悲劇へ、というような成り行きまでには重ならなかったのですが、貧しさが青少年犯罪の種にも、というような部分も匂ったり。

それと、アリ(トゥンジェル・クルティズ)・ネジャット (バーキ・ダヴラク)親子とイェテル(ヌルセル・キョセ)はドイツ在住トルコ人でドイツ語も話せても、アイテンとドイツ人母・娘との共通語はやはり英語でしたが、私の旅の時、どうもトルコのレストラン等でも単純な英語が通じず、かえって日本語で通じたりした覚えで、トルコでは義務教育で英語を教わる訳でもなさそうだし、

イスタンブールから飛び出したアイテンが、片言、という以上に英語が話せたのが、やや?でしたが、母のイェテルが娘は教師にさせたい、等と言っていて、大学生でもなさそうでしたが、何らかの素地はあった、という設定かも、と。

3組の親子の絡ませ方は、偶然すぎにしてもなかなかの妙、でも、女子大生(+その母親)が、たまたま性癖的一致という面もあっても、行きずりの身寄りない異国人女性を、波乱の背景丸ごと受け入れ寄り添う、やはり現代の慈愛に満ちたお伽噺、とは思うのですが、

一番インパクト、胸に残ったのは、娘ロッテが破綻の道を辿ってしまったけれど、悲嘆にくれながら、それを越えて、娘の想いを継いで、その運命を変えた異国民アイテンを赦し、見守って行こうとする母スザンヌの姿。

またそれに触発されるような形で、距離を置いていた父アリに会いに行ったネジャット。この作品は「愛・死・悪」3部作の2作目との事で、海辺に座り父の帰りをじっと待つ、余韻あるラスト~エンドロールでしたが、荒れた海に釣りに出たアリまでがあのまま戻らない、というオチはないように、と思ってしまいました。

当時の沢木さんの切り抜き記事を読み返すと、最後に、「これは「赦す」者にもたらされる「救い」の物語なのだ」とあったのですが、何だかこの邦題にフィットするような、という後味でした。

関連サイト:「そして、私たちは愛に帰る」公式サイト
関連記事:トルコの旅<7><8><9><10>クロッシング・ザ・ブリッジ(’05)太陽に恋して(’00)愛より強く(’04)銀の街から(’09、1月)ニューヨーク、アイラブユー(’09)

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             <’95年5月、イスタンブールボスポラス海峡にて>

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by MIEKOMISSLIM | 2010-04-14 00:00 | 洋画 | Trackback(1) | Comments(0)


春の大北海道展/井の頭公園の桜

今年も一度位は花見に、と思ってたのですが、昨日母と井の頭公園に行って来ました。何処にしようか、という所で、母が最近知人にここを勧められてたそうで、私も大分前何かの折に行った事はある気しますが,花見では未踏で、まあ近場な方だし、そこにする事に。

a0116217_1627878.jpgまず新宿京王新宿店で明後日までの北海道展に行って、函館の「らあめん覿・麺(てき・めん)」イートインで、私は「海宝コクみそラーメン」(→)、母は「醤油ラーメン」(↓)でやや早目のお昼に。「海宝・・」は、こがしミソ、鶏ガラととんこつらしいスープ+蟹、ホタテ、うに、卵、海苔、ねぎ等の海の幸テイストで、確かにコクがあって麺も程好い食感でまあ美味しかったです。


a0116217_16545293.jpg母のは、一見味噌ラーメンと間違えてきたのかも、というような色でしたが、スープはやはり醤油風味で、ハム、椎茸、海苔、キャベツ、ねぎ、卵等入ってて、美味しかったようでした。少しブラブラ見て廻って、デザートは「あいすの家」店舗の「いちごソフト」の、2人共「生いちごミックス」に。苺の甘酸っぱさ+濃いミルク味のミックス、ソフトにしては少し珍しく、苺そのままの味が結構生きてる、という食感でした。

昨年の千鳥ヶ淵花見の記事を見たら、すっかり忘れてましたが、帰りにやはり京王の北海道展に寄っていて、多分同じ「海宝コクみそラーメン」を食べようとして品切れで、今回1年越しでそれを果たした事になりました。

a0116217_16214836.jpgそしてJRで吉祥寺へ。駅からすぐ近くが公園だったのですが、入り口へ続く細い竹下通りのような街路で、ふと「いせや」の看板、「タカダワタル的」('03)「タカダワタル的ゼロ」('08)でも登場の、高田渡氏行きつけの焼き鳥屋、と思って、建て直しで元の店ではないと思いつつ写真撮っときました。店内も賑やか、持ち帰り注文待ちも結構並んでいたり。

a0116217_1239082.jpg後でちょっと検索して確かめたら、同氏が通ってたのは総本店の方で、ここは公園口店という支店だったのでした。入り口付近で、池沿いに右回りのコース看板を見かけて、そのコースで進む事に。多分盛りは先週頃で、やや散り気味、ボリュームも昨年の千鳥ヶ淵の圧巻さに比べると物足りなかったですが、池に伸びている枝の桜が多くて、そういう水面と花びらの風情ありました。

a0116217_1241936.jpg桜の他、黄色のヤマブキや、アヤメ科の「シャガ」という白い花畑等もあって、これには母が、昔これが一面に咲いてた景色が浮かんでジンとくる、と懐かしがってました。

途中茶屋で、私はアイスコーヒー母はオレンジジュースで一休み。コース沿いの青いビニールシートでの多くの花見客は、千鳥ヶ淵ではスペースの関係か規制かで、なかったし、目に入らない方が有難かった、と。狭い池に散らばるスワンボートや手漕ぎボートは、まあ景色的にアクセントと思えば、という感じでした。

a0116217_12472989.jpg帰りに街路沿いの雑貨屋で、昨年千鳥ヶ淵近くの前山種美術館で買ったのと同じ、桜のワックスの香り袋を見かけてまた購入、「桜づくし」という名で、昨年のと全く同じのを買ったかもと思って見てみたら、「麗」(華やかで気品ある桜の香り)タイプで、今回のは「彩」(可憐で初々しい桜の香り)、昨年のも量が減る訳でもなく、まだ香りも結構してました。

出掛ける時には、夕方雨になるかも、というので一応傘も持って出ましたが、晴れがもって良かったです。やや駆け足でしたが、今年初花見出来て満足でした。

関連サイト:京王新宿店 ウェブチラシ4/8号あいすの家井の頭恩賜公園
関連記事:「タカダワタル的」(’03)「タカダワタル的ゼロ」(’08)桜さくらサクラ・2009

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                   <’10年4/11、井の頭公園にて>

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by MIEKOMISSLIM | 2010-04-12 00:00 | グルメ・散策 | Trackback | Comments(0)


英検対策

昨日までで、目安の5日に1回分、CELの模試4回と次のフルサイズ模試の回復習、「リスニング問題150」テキストは模試テスト以外は通りました。さすがに再度なので間違いも少ないですが、忘れていた語もあったり、リスニングでトリッキーな選択肢に引っ掛かったり、特に2番は、体内器官単語が色々出て来る出題文等、スクリプト見てもいまだ単語レベルでキツいものは、聞こえる分だけ集中で、余りこだわらない方が、と改めて。

英作は「定年を上げるべきか」と「環境保護」で、後者は2次での原稿そのままという所だし、英作のスピード自体は多少アップしたとは思うのですが。今回改めて興味引っ掛かった読解文は、「進化と宗教の共存」、宇宙の歴史で科学はhow~?には答えるけれど、Why~?に答えられるのは宗教、というような内容。

それと、博物館の標本の文で、地球上の種の総数は1~3千万種と推測されて最大94%の生物には、まだ名前がついてない、と。また先日「七夜待」を見た所で、ちょっと気になったのが、リスニングPart2で、東南アジアで仏教に先行して精霊崇拝があって、タイではアニミズムが仏教と共存してて、その現れの、神社のようなミニチュアの「スピリット・ハウス」というものについての文。

あと「怯える投資家」という読解、アメリカの金融危機の話で、当時も内容というより文脈で何とか、という所、余り逐一見直しもしてませんでした。「サブプライムローン」は昨年末見た「キャピタリズム~マネーは踊る」に出てきたので感じは判りましたが、「ストラクチャードプロダクト」という用語がよく出てきて、解説冊子では「従来の方法では市場で販売出来ないような商品を組み合わせて作られる金融商品」、だと。これや「国家ファンド」問題文は、どちらも2番の1点問題、やはり間口は広げるにこした事はないですが、経済ネタは現状しのいで、という所です。

「トラッドジャパン」先週は「広重」。安藤(歌川)広重の「東海道五十三次」テーマで、昨年も見たと思いますがチェックはしてなかったようで、改めて。アットキン氏はお気に入りの「庄野」について、西洋の絵では雨は雨粒を描くけれど、こういう風に斜めの線描写が独特、と。言葉のコーナーで、絵+depict+~で、~を描いた絵である、というのは素朴ですがそうだったか、と。

「Words&Culture」では、西洋画では色を塗るpaintが多いけれど、日本画は描線のdraw+
paintの両方で、明治時代にフェノロサも、日本画の特徴は輪郭線がある事、と指摘していた、と。日本ではwriteでの、文字を書いたものも、絵と同様に掛け軸として床の間に飾られていて、「かく」という多様性がある、というような事で、そう言えば、という所でした。

(C)(株)アルク
a0116217_20422229.jpg「カサブランカ」P135まで。フェラーリの店を出たリックとイルザの露天商での会話。以前の裏切り行為の真意を探るリック、いい思い出だけを残して、もう関わらないことにしましょう、というイルザ。未練を示すリックに、ラズロは夫だし、パリ時代もそうだった、と告げて立ち去り、まさに呆然のリック、という所。場面変わって店で出国ビザについて問答するフェラーリ、ラズロ、イルザ。「gentleman」の短縮形で「gent」というのがあったり、「flight」で「(一続きの)階段」だったのでした。


関連サイト:トラッドジャパン
関連記事:英検対策(4/1)
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by MIEKOMISSLIM | 2010-04-11 00:00 | 勉強 | Trackback | Comments(0)


SONGS JULIE with THE WILD ONES<1><2>

「SONGS」も録画が溜まっていたりですが、一昨夜久し振りにオンタイムで、沢田研二&ザ・ワイルドワンズのバンドの回を見て、2回シリーズの前回も録画で見ました。ジュリーは一昨年もこの番組2回シリーズあって、その時も加瀬邦彦がゲストだったのでした。

皆揃いの青いGS風スーツ衣装、ジュリーは一昨年同様金髪、歌ったのは、前回「渚でシャララ」、メドレーで、ザ・タイガースの「シーサイド・バウンド」「落葉の物語」とザ・ワイルドワンズの「愛するアニタ」「思い出の渚」、「涙がこぼれちゃう」、今回「プロフィール」「危険なふたり」「TOKIO」「FRIENDSHIP」。

前にも触れてたようにザ・ワイルドワンズは私は「思い出の渚」が浮かぶ位でしたが、今回映像で、タイガースとはジョイントもよくしていて、ジュリーと加瀬邦彦もGS時代からの交流のようで、同じ’71年に解散していて、ザ・ワイルド・・は4年前再結成、今年ジュリーとスペシャルバンド結成、と。やはり「思い出の渚」は牧歌的ムード漂うGS曲、「シーサイド・・」のノリも仄かな郷愁。

ジュリーがソロになって加瀬邦彦プロデュースで人気の頃、フランス語でのアルバムを出したり、「パリに1人」という曲がパリのヒットチャートで4位になっていた、等というのは初耳。「危険な2人」の紅白での胸をはだけた白いスーツ+手に紅いショール、という衣装等、やはりあの頃ならでは受けたセクシーオーラ、というか。

今回インパクトだったのは、御年63才のジュリーの、特に「TOKIO」での振り付きのエネルギッシュな熱唱。この曲は、当時パラシュート付き衣装だった、とか思い出し、作詞は糸井重里だったのでした。一昨年出演時にやや啓蒙的なバラードを歌っていたのは、余りしっくりこなかったのですが、やはりこういうロックテイストベース魂が、風貌はさすがに老いても芯に宿っている感で、

昨年井上陽水が特番でリリー・フランキーとの話の中で、冗談めかして、野球や相撲界だと、古株になると引退して監督、オーナー、解説者、という風にステージが変わっていくけど、そういう風に、自分がプレイするより、番組で人の演奏を聞いたりして、出だしのピッチはバッチリだけどサビの所でちょっと気持が揺れるのかな・・とか、解説してギャラを頂いて帰りたい。でも、音楽界では誰もそういう先陣がなくて、ずっとミュージシャンはミュージシャンだよね、というような話をしてたのが浮かんだのですが、

今回のジュリーの姿には、そういう生涯現役感、が滲み出てるようでした。

関連サイト:SONGS 第129回第130回
関連記事:SONGS 沢田研二Part1Part2大阪物語(’99)ー追悼・市川準監督ー東京日常劇場<哀愁編>('91)-追悼・市川準監督ー

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                  <’10年3月、お隣の桃の花>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-04-09 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

    

’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!
by MIEKOMISSLIM
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