Something Impressive(KYOKOⅢ)


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SONGS 平原綾香

今週の「SONGS」は平原綾香、一部オンタイム、一部録画で見ました。この番組では3年前秋山雅史と共演以来、今回歌ったのは、「Sailing my life」「ノクターン」「JOYFUL,JOYFUL」「威風堂々」

a0116217_19215851.jpgやはり全てクラシック曲カバーで、最初の「Sailing・・」はベートーベン「悲愴」をアレンジ、初耳の人でしたが同世代シンガー藤澤ノリマサと詞も共に書いて、デュエット。これや、ラストのエルガーの「威風・・」は一部分旋律に聞き覚えあって、やはりこういうクラシックのスケール感を、大らかなニュアンスの歌詞で歌い上げるのが似合う声質・歌い方な人、と改めて。

2曲目ショパン曲の哀愁の「ノクターン」は、一昨年「風のガーデン」での馴染み曲で、聞いたのは1年半ぶり位。

そもそも、本田美奈子さん追悼のたけし番組に出ていた時インプットだった人で、マイベストはその時歌ったユーミンカバー「晩夏(ひとりの季節)」、次が「Jupiter」でしたが、今回ディスコグラフィーをざっと見ると、「Eternally」という曲が「四日間の奇蹟」('05)のデーマ曲だったようで、

曲はどうも思い出せませんが、その時に劇場で聞いてたのでした。これはクラシックカバーでなく、作曲松井五郎・作詞本人曲でしたが、思えば「四日間・・」はクラシックがアイテムの作品だった、と。

今回母校の洗足学園を訪ね、ここは高校から音楽科があって、この人のクラシックルーツはここからで、元々はサックスプレーヤー志望だった、と。家系的にも父や祖父がミュージシャンで、ある種サラブレッド的な、というイメージでしたが、

歌での表現にも興味を持って、文化祭でのミュージカル「天使にラブソングを2」オーディションでを通ってリタ役、歌った「JOYFUL・・」が音楽会社の社長の目に留まったのがデビューのきっかけだったらしく、

今回、同校のミュージカル科,ジャズ科の生徒達とその「JOYFUL・・」をコラボ。このメロディは「第9」、とは思ったのですが、「天使にラブソングを2」('93)でのこの曲、というのは覚えになく、こういうゴスペルになってたのだった、と。

その練習風景で、当初動きが硬かった生徒達に、リズムに乗ることや、笑う事に必死になるのでなく、歌う事に集中して、歌って楽しいから笑顔になるように、等と身をもってレクチャー、

後で女生徒達が、高揚した面持ちで「すごい勉強になりました、気持が伝わってきて・・」「笑顔と歌の順番が逆、と言うのが、分かって、笑わなきゃいけないんじゃなくて笑っちゃう、みたいな、すごく楽しかった」「全身で音楽を楽しむ事はミュージカルで大事になってくるし、平原さんの言葉を思い出して、これからも頑張っていきたい」等と言っていて、

特に講師として授業、という訳ではなく、先輩としてラフにアドバイス、という感でしたが、テクニック的な事+、何かしら気持が伝わる、というのは貴重な事、と改めて、で、ちょっと印象的。

この人はじっくり歌い上げるバラード系のイメージでしたが、今回「JOYFUL・・」の時は服装も赤のミニドレスに黒のベスト・スパッツ姿、途中ラップも入ったり、この人のこういう躍動感あるノリの歌は珍しくもあって、この曲が今回一番インパクトでした。

関連サイト:SONGS 第143回 平原綾香
関連記事:四日間の奇蹟('05)SONGS 秋山雅史・平原綾香SONGS 五輪コンビネーション久石譲in武道館~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~風のガーデン(’08)~第1話スノードロップ~第5話カンパニュラ~最終話ナツユキカズラカンパニュラの恋/ノクターン(’08)紅白歌合戦(’08)タビうた 岩崎宏美・平原綾香LIFE 井上陽水~40年を語る<1>クリスマスの約束(’09)

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                 <’09年5月、ひたち海浜公園にて>

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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-31 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)


印象派はお好きですか?

「マネとモダン・パリ」に続いて行って来たブリヂストン美術館の印象派展について、「マネ・・」の記事と一緒にしてましたが、記事・関連記事もかさばってきたので、別途にしておこうかと思います。

この美術館へは随分久し振り、前来たのはいつか思い出せませんが、今回のタイトルもあって気になったのでした。19世紀以前~印象派~20世期前半の絵画、日本の印象派、抽象画の展開等の流れのコレクション展示で、こちらは観客はまばら。

a0116217_14594594.jpgコローやブータン等作品から始まって、メインの印象派コーナーで、ルノワールの「座るジョルジェット・シャンパンティエ嬢」は馴染みあり、ここで見たのだった、と。後で見たらカード(→)も買ってました。

ルノワールのオレンジ色調のふくよかな「花のついた帽子の女」も好感、表のディスプレイで大きく使われてた水色ドレスの「少女」のモデルは、少し君島十和子似、とも思えたり。

マネも「メリー・ローラン」「オペラ座の仮面舞踏会」の2点があって、メリー・ローランは、マネ展の方で、親交あった作家の馴染みの高級娼婦で、マネの気に入りのモデルの1人、と解説、肖像画もあったのでした。

「睡蓮」「睡蓮の池」等モネ7点、ピサロ、シスレー、セザンヌ等、やはりスタンダード所、モネの「雨のベリール」は、岩に激しく打ち上げる波、で、モネにしてはややワイルドタッチで、珍しい感も。

「マチィス・ピカソ」コーナーで、中央に四角の建物が並び、一見ピカソらしくない風景画が目に留まり、「生木と枯木のある風景」という絵でしたが、よく見たら木や雲や奥の山の形は抽象的。

「ルオーと20世紀前半の絵画」コーナーでは、シャガール、ユトリロ、モディリアーニ、マリー・ローランサン等も見られましたが、デュフィの賑やかな演奏風景の「オーケストラ」がインパクト。

それと、日本の印象派コーナーで、黒田清輝作品等もありましたが、目に留まったのは、馴染みない名でしたが、山下新太郎の2枚。「読書」は緑のショールをまとった女性、「供物」はおそらく青い着物の上に白いショールをかけた女性の、どちらもうつむき加減の絵ですが、もしモネ作、とでも言われれば一瞬そう思えそうな、柔らかな色遣いや光の加減で、気に入りました。

a0116217_9511418.jpg7/28追記:あと、「19世紀から20世紀へ」で、一画にロートレック「サーカスの舞台裏」コーナー、馬を囲むサーカス団員のモノトーン作品で、これは新収蔵作品としてコーナーになってたようで。それとアンリ・ルソーやボナール作品も。

ルノワールの「花のついた帽子の女」モデルは、ルノワールの最後のモデルのカトリーヌ・ヘスリング(通称デデ)、と後で確認出来て、息子ジャン・ルノワールの妻となって、「女優ナナ」('26)主演女優だったのでした。

カードを買ったのは、シスレー「サン=マメス六月の朝」(↓)、ピカソ「生木と・・」、アンリ・ルソーの「イヴリー河岸」(↑)。作品は気に入ったもののカードの色合いがしっくりせず、見送ったのも割と。母は「生木・・」とピサロの「ビージヴァルのセーヌ河」を買ってました。

これも最終日に、でしたが、ここの印象派中心のコレクション充実ぶりが改めて、で、良かったです。帰りに駅までの途中にあった高島屋の地下レストランで、私はピリ辛五目麺、母は中華丼で夕食に。

私のは思ったより辛め+細麺でそうコシがなく、まあまあ。母のは、味はまあ美味しかったようですが、少し噛み切れない具も。ハシゴでやや忙しなかったし、ですが、せっかくならこの代わりに、シックな三菱一号館でのカフェで軽食・デザート+飲み物でも良かった、と少し後悔でした。

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<ピリ辛五目麺、中華丼>

関連サイト:印象派はお好きですか?
関連記事:クリーブランド美術館展大エルミタージュ美術館展ポンピドー・センター所蔵作品展オルセー美術館展大回顧展モネフィラデルフィア美術館展ルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ルノワール+ルノワール展ロートレック展ジャン・ルノワール名作選女優ナナ(’26)美の巨人たち シスレーモディリアーニ展芸術都市パリの100年展美の巨人達 ラウル・デュフィルノワール~伝統と革新/味百選ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たちプレミアム8<紀行>夢の聖地へ モネの庭モーリス・ユトリロ展 パリを愛した孤独な画家語りかける風景マネとモダン・パリ

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              <シスレー「サン=マメス六月の朝」のカード>

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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-27 00:00 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(0)


マネとモダン・パリ

昨日、三菱一号館美術館で最終日の、気になっていた「マネとモダン・パリ」展、そしてやはり近隣のブリヂストン美術館で最終日の「印象派はお好きですか?」展に、母と行ってきました。美術展のハシゴは久方。

a0116217_1358398.jpg「マネ・・」は、3パートに分けて、マネの油彩、素描、版画約80点+同時代のアーティストの油彩、建築素描、彫刻、写真等約80点の展示。昼過ぎで、待ち時間30分。入り口前の通路に、使い捨ておしぼりコーナーがあって、皆取ってましたが、美術館でこういうサービスは覚えなく、軽く手や首筋に使って、この時節柄、幾分でも爽やかに。

戦前の建物再現、というこの美術館の開館記念展、でもあったのでしたが、レンガ造りのシックな外観、内部も西洋館風。入館後は進むにつれ、そう込み合って、という程でもありませんでした。

国内でこういう雰囲気の美術館は私は余り覚えなく、ちょっとアメリカのこじんまりした個人邸宅等の美術館のような感じもしたり。通路からの中庭の眺めもエレガント。母はこの美術館自体割と気に入った、と。

a0116217_1437234.jpg展示は、マネの、墨での絵、リトグラフ等、また、パリ・コミューンの頃の、内戦風景や、メキシコ皇帝の銃での処刑シーン等、馴染みなかった画材やテーマでの作品も色々あり、一般人の生活に根ざした幅広さも改めて、でしたが、一番インパクト作品はやはり、ポスター、チラシにも採用の「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」(←)。

これは3年前のオルセー美術館展で見ていて、今回「親密さの中のマネ:家族と友人たち」パートの中にあり、他のベルト・モリゾがモデル作品も見られた中、やはり馴染みのせいもあるにしても、この絵が別格、な印象。解説の作家のコメント等にあったように、独特なデザインの帽子、そしてとにかく黒、というのが効いていて、モリゾの内気さ、また聡明さが滲み出ているようで。

他のモリゾを描いた作品も、やはり黒の服、凛とした表情が多かった感で、今回なかった、'96年のオルセー展での「バルコニー」でも、ドレスは白でも、バックの黒とのコントラスト、引き締まった表情だったのでしたが、

a0116217_19315565.jpgやや異色だったのが「テラスにて」。これも以前見て馴染みあった絵で、海を望むテラスに彼女が座っていて、淡い明るさ漂い、モリゾの表情も穏やか。

ふと製作年を見ると、マネの弟ウージェーヌと結婚したのと同じ年、その他の作品はそれ以前のもので、それまでの画家とモデル、の関係から、弟の妻で義理の妹、という関係に、というある種緊張感から穏やかさへの変化の現れ、とも思えたり。結婚後のモリゾを描いたマネ作品は見当たらず。

その他マネ作品で印象的だったのは、「黒い帽子のマルタン夫人」や、以前見て手元にカードある「フォリー・ベルジュールのバー」の習作で、同じ女性バーテンダーが、ややくだけた違うポーズをとってた作j品、木や鳥の屏風や着物姿の男等、日本風の背景もあった「エミール・ゾラ」の肖像画、静物画「花瓶に挿したシャクヤク」、シャンフルーリ著「猫」のための、黒と白の猫2匹のポスター等。

マネ以外の画家作品では、「マネとパリ生活」パートでの、風景画ではシニャックの「ジェヌヴィリエ街道」や、ヨンキントの「パリ、セーヌ川とノートルダム大聖堂」、また、エヴァ・ゴンザレスの「イタリア人座の桟敷席」や、見覚えあった、黄色いドレスが艶やかなジェームズ・ティソの「舞踏会」等、オペラ座舞台の華やかで優雅な作品が目に付き、この2点はオルセー展であったのでした。

カードを買ったのは、マネでは、手元にありつつ再度「すみれ・・」「バルコニー」、そして「・・マルタン夫人」。あとドガの「ル・ぺルティエ街のオペラ座の稽古場」、「舞踏会」、これはやはりカードもすでに在庫が。母は「すみれ・・」と「パリ、セーヌ川・・」を買ってました。

単独でのマネ展、というのは、これまで覚えなかったのでしたが、様々なタイプ作品や、他の画家達の作品と共に変貌中のパリの社交界の息吹を切り取ったもの等、またこのシックな新美術館自体も体感で、何とか最終日にこられて良かったです。

関連サイト:マネとモダン・パリ
関連記事:オルセー美術館展美の巨人たち ベルト・モリゾベルト・モリゾ展美の巨人たち ドガルノワール~伝統と革新/味百選印象派はお好きですか?

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               <’10年7/25、三菱一号館美術館にて>

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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-26 00:00 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(0)


期末テスト対策終了・夏期講習

2週間前に期末対策が終わっていて、一昨日から夏期講習日程がスタートしました。今回期末の平常にプラス分は、普段英語の中2男子が、やや苦手という国文法30分×2回、あとは振り替えで。

その中2生の学校では、各学期、期末で文法だけの国語Ⅱテストもあって、範囲もやった所まで全般、特に、という不得意な所もなく絞りにくく、学校の問題集で進めてる所までを在庫の問題で練習、それと前のテスト復習をしたのですが、一応70点台だったのが80点台になったので、まあ良かったという所。

色々多忙+怪我、体調不備、やる気希薄等の中2女子の英・数は付け刃的で、結果もやはり今一、全般に良くなかったようで、お家でテスト期間中はTVを禁止されてしまった、と。

夏期講習は当面、中3女子が、平常も移動して月・火・木・金の午前、午後に英・国、数、理は90分、社は60分で平常休みにしてるお盆前後省いて、入れる事になったのと、中1男子の英語(メイン+数・国)で120分×5回分。

この中3生の、先日の英検3級2次結果が判るのは2学期ですが、試験当日の話では、多分大丈夫そうかと。余り聞いた事ありませんでしたが,女性の試験管が、終わり頃日本語で「暑いわね、窓開けていい?」等と話してた、という所からしても、まあリラックスして出来たような?とは。

中1生の方は、なかなかクラブ等日程都合もあって、8月下旬にまとめてする事に。数学は問題ないですが、英語は、期末前もなかなか単語インプット出来にくく、やきもきでしたが、テストは記号問題も割とあって90点台、成績も5がついて結果は安泰、でも親御さんは心配していて、やはり強化を、という事に。

やはりスペルになると、今日やった教科書準拠の単語問題集でも、6割5分位の出来に落ちて、余り予習をどんどん、というより、基礎固めしておく方が、という感触で、講習も入ってまあ良かったかと。

中3生の講習は、苦手の理科の特に計算強化、国語は当面苦手の文法のみで英語とセットで。貧血系の持病等、やや体調面の波もあるので、余り押し過ぎても、心身ダウンしそうで、そこそこに詰めて、というつもりで、という所です。

午前スタート日が多くなり、いつもながら、私自身も、なるべくテンポ良く、過ごしていきたいと思います。

関連記事:春期講習終了中間テスト対策終了

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a0116217_14121578.jpg<先日親御さんから頂いたお中元のコーヒーセット、油と缶詰セット、モロゾフのケーキ>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-24 00:00 | 仕事 | Trackback | Comments(0)


SONGS 久保田利伸<1><2>

先週、一昨夜の今週と「SONGS」は久保田利伸、どちらも一部録画、一部オンタイムで見ました。歌ったのはPart1は「LOVE RAIN~恋の雨~」「M☆A☆G☆I☆C」「Rock With You」「Nyte Flyte」、Part2では「LA・LA・LA LOVE SONG」「海へ来なさい」「Missing」「Tomorrow Waltz」。

姿も歌も久方、「LA・LA・LA・・」は「ロンバケ」絡みで懐かしく、先頃再びこの人主題歌+キムタク主演で話題ドラマが、と、少し気になりつつ未見で終わってしまいましたが、「LOVE RAIN・・」を聞いて、こういう曲だったのだった、と。ややマイルド、でもそうテイスト変わってない気しました。

今回語りでもあったように、早すぎた日本でのR&Bシンガー、でも一時期結構馴染み、テープ置き場を見てみたら’90年前後のアルバム7枚分録音発見。今回「Missing」も懐かしかったですが、マイベストは「TIMEシャワーに射たれて」、次点で「You were mine」「MAMA UDONGO~まぶたの中に~」「Missing」 が横一列。

少し流れた「Just the two of us」カバーなんて、メロディ自体郷愁、これは忘れてましたが「PARALLEL WORLD1 KUBOJAH」('91)に入ってたのでした。あと洋楽では、バーでTOKU達音楽仲間と、アドリブしながら何気なく歌い始めたM・ジャクソンの「Rock with you」も、肩の力抜いてこなしていて印象的。

その他、少し映ったMISIAとコラボシーンや、ヒップホップのKREVAとの「M☆A☆G☆I☆C」もラフなグルーブ感でちょっと新鮮でしたが、今回一番インパクトは、Part2で故郷静岡の海で、ギター伴奏+弾き語りでの陽水の「海へ来なさい」カバー。

この曲を聞いた時、衝撃を受けて、自分が普段海や人生について漠然と思っていて、辿りつけそうでつけない事が詰まってた、と。こういう曲を書きたい、書けなくても歌いたい、と思った、との事で、余りこの人と陽水、というのはイメージ繋がりませんでしたが、久保田版「海へ・・」は意外としっくり。

この曲は、後半期陽水曲の中では好きな曲で、昨年特番や「SONGS」でも久方に聞いて、陽水の父の故郷の高知の海がルーツ、というのも聞いたのでしたが、今、久保田ボーカルで聞いてみて、穏やかなスケール感ある曲、と改めて。時期的にもフィットな和みの夏曲でした。

特に陽水カバーはしてないようですが、ナイーブ系曲はともかく、似合う曲もありそうで、「クレイジーラブ」「リバーサイドホテル」久保田版等も聞いてみたい気したり。

この人も、年代的には徳永英明等と同じ、独身のイメージでしたが、見かけたサイトで、6年前結婚、息子も誕生してたのでした。

関連サイト:SONGS 第141回 久保田利伸 Part1第142回 久保田利伸 Part2
関連記事:LIFE 井上陽水~40年を語る~<1>SONGS 財津和夫<1>/井上陽水<1>~<4>

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                     <’90年5月、LAにて>

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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-23 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)


大阪ええもん・うまいもん市

昨日、都合も合ったので、小田急新宿店で最終日だった、大阪の物産展に母と行ってきました。大阪物産を見かけたのは、春先の小田急での「ぐるり全国味と技」展以来、今回イートインは「カレーや まどらす本店」のみ、そこで私は小田急限定の「オムレツカレー」、母はカレー(小)+半熟卵トッピングでお昼に。

a0116217_13233869.jpg大阪名物でカレー、というのは聞き覚えありませんでしたが、「オムレツ・・」はカレー+卵+トンカツで、結構ボリツュームありそうで、残している人も割と見かけ、食べてしまえるか?判りませんでしたが、やはり最後少しだけご飯残しました。カレー自体は超辛口、という程でなくても、滑らかなスパイシーさ、という感じ。カツは柔らかく食べ易かったです。

a0116217_13242580.jpg母のは量も丁度良かったようで、味も、やはり自家製のとは違うけれど、と言いつつまあまあ満足のようでした。デザート類は、ソフトクリームは見当たらなかったですが、551蓬莱店に、アイスキャンディー各種あって、母はパスでしたが、私は「ミックスジュース」味(↑→)に。こういう棒型は久し振りでしたが、味はあっさりめで、口当たり爽やか。

少しブラブラ見て廻り、今回そうスペースも広くなかったですが、たこ焼き店舗は2軒、前に食べたイカ焼き店もあり、お好み焼き「千房」の名は少し懐かしいものが。「玉木木村屋」というパン店舗が一番人盛りでした。

関連サイト:小田急百貨店新宿店 webチラシ
関連記事:にっぽん味めぐり/ぐるり全国味と技東西有名寿司と全国うまいもの大会/おめざフェア

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<オムカツカレー、カレー+半熟卵>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-20 00:00 | グルメ | Trackback | Comments(0)


借りぐらしのアリエッティ(’10)

昨日、新橋のヤクルトホールでの、ぴあ夏の3連夜試写会初日「借りぐらしのアリエッティ」に、「いい加減な・・・」ブログのいい加減人(Yamato)さんとご一緒して、行ってきました。

「崖の上のポニョ」('08)以来のジブリ新作、どんなものだろうと楽しみにしていて、宮崎作品のアニメーター米林宏昌初監督作品、との事で、宮崎アニメ色でややソフトそうな、というイメージしましたが、企画・脚本で宮崎監督の名前も。
                               (C)(株)岩波書店                     a0116217_1673481.jpgこの原作本、イギリスのメアリー・ノートン著の「床下の小人たち」('69)も、先日から少しずつ読んでいて、一昨日終えました。
                                      
この物語自体は、小人一家の床下での様子から始まって、後半、その一人娘アリエッティが外に出始めて、少年と出合い、起こっていく変化、という所で、前半は一家の細かい暮らしの描写、後半から、展開に引き入れられて割と一気に、という感だったのですが、

作品は、ほぼその後半部分から脚色、舞台を日本の田舎にして、異次元に住むアリエッティと少年との純粋な交流、のエキスを生かした内容で、時間も1時間34分、と、割とコンパクト。余り大作、というより、珠玉作、として割と満足、という感触でした。


7/15追記:最初原作本は、久し振りの一時代前の児童文学、小人一家の暮らしぶりを味わうモードになるのに少し時間かかり、読み進んでいく内に、人間にとっては何でもないわずかな日常品、廃品、カケラのようなもの、例えば古い切手を絵画のように飾っていたりとか、それは映像化もされてましたが、必需品、貴重品になる生活のユニークさや慎ましさ、

また、人間目線だと笑ってしまうような、一家のために父ポッドが小さな身体を張って、巧みに紐や留め金等用具を使って、まさにロッククライミング、家具を昇ったり降りたり、苦労して物を運んだりする様子、等メルヘンがじんわりときました。

でも、そういうものを人間から”盗む”のではなく”借りる”という呼び方もやや?でしたが、原作中少年が、出会ったばかりのアリエッティに、率直にそういう疑問を投げかけた所、どうも”盗む”=小人達の間で起きる事、で、人間からは”借りる”と呼ぶのは、後で返す、というより、自分達は家の一部なので、暖炉が石炭入れからの石炭を使う、ように、家の物は人間と”共有”してる、という感覚のようで、

後で作品サイトのプロダクションノートを覗いたら、この作品はすでに40年前、宮崎・高畑監督が企画していたそうで、宮崎監督が「今ならこの作品は多くの人に受け入れられるだろう。今の時代の方が深刻だから」等とコメントしてましたが、

やはりかつては、人間も動物も植物も持ち物の境がなく、自然の営みを”借りて”共存共栄していたのに、今の、人間の”所有物”に溢れた世知辛い物質主義の社会、また、そこからの環境破壊、を思わす直接の描写はなかったと思いますが、今、借りぐらしの小人、の話を持ってきた、というのは、ジブリテーマとしてそういうものへのアンチテーゼ、という背景も、と思ったり。


7/16追記:登場人物は、小人一家は名も同じ、原作の少年(名前なし、10才)→作品では翔(12才)、大叔母ソフィ→貞子、料理人ドライヴァ→家政婦ハル、また原作にはなかった野生的な小人少年スピラーが登場したり、ソフィは寝たきりでしたが、貞子は車を運転したり元気な様子、でも小人の存在については、ファンタジー的なものとして、ですが優しく見守る、というスタンスは同じ。

a0116217_23305476.jpgアリエッティの声の志田未来は、私は「椿課長の7日間」('06)以来だったのでしたが、躍動感、情感等特にソツなく、という印象。このヒロインは、原作では前半ずっと狭い所に両親とだけで住むジレンマを抱え、やっと父と”借り”に出られ、劇中では最初から、屋敷の庭の草花の陰から登場、でした。

やはりアクティブタイプ、ではあって、翔との交流は、「・・ポニョ」の宗介とポニョが重なったりもしたのですが、ポニョのように、宗介の元へと怒涛のように波間を走ったり、金魚の身から人間になっても側にいようとする、ダイナミックな情熱、というより、
                                    (C)(株)徳間書店
a0116217_4542168.jpg今回は、人間と小人の世界の壁、という前提もあってか、原作同様、出合った当初は、互いにi相手の世界は自分の世界よりずっと些細なもの、と、やや敵対ムードさえあったり、劇中では特に、警戒しながらおずおずと接近、という感じ。

ジブリ少女にしては、やや控えめキャラクター、それでも翔の示す無償の好意には、勇気を持って応えていく、という筋、というか、芯の強さは感じられたヒロイン。ポニーテールの髪を束ねてたのは、ずっとピンクの洗濯バサミかと思ってましたが、後でYamatoさんとちょっと話にも出て、翔の指の上に乗った時の見え方だと、それにしては小さ過ぎで、小型クリップ?か何かかと。

翔の声の神木君は、「ハウルの動く城」('04)等にも出ていて、やはり本作公開前夜でもあってか、丁度今夜放映していて、一部見て懐かしく、ハウルの弟子役で、声が幼かったな、と。昨年「サマーウォーズ」('09)での主役少年の声の時は、弾けた所もありましたが、今回は病気静養中で、アリエッティ達に素直に対応するナイーブ少年役にフィットなソフトさ。

やはり「・・ポニョ」での宗介の、5才なりのポニョを守ろうとする男気、のような、初めて見たアリエッティの姿に、素直に綺麗だ、とつぶやいたり、彼女や小人一家の役に立とうとする、偏見ない柔らかな心、12才なりの率直な誠意・仁義、というか。

家政婦ハルは、ドライヴァの路線と同じで、小人達を毛嫌い、駆除しようとするのですが、ほくそえんだりする様子が、樹木希林の声もハマり、なかなかの怪演で一番笑いを誘ってたキャラクター。今回、特に戦闘シーン等はなかったですが、ハルが、翔の部屋の網戸に突進したカラスを、スリッパで撃退したのが、唯一やや派手なバトルシーン、だったかと。

このハルが、ここでは、一応唯一の悪役でしたが、小人達は、人間とのモノの共有意識、はあっても、人間に見られてはいけない、という不文律もあるし、追い払われた苦い歴史もあるようで、

やはり現実世界で、彼女のように、”自分の理解・範疇にない真摯な存在”への寛容さや、色んな意味で余裕もなく、余儀なくあっさり駆除へ、と走る世知辛いタイプ、またケースが決して少なくはないでしょうし、これはある意味、後でYamatoさんと少しお話にも出たのでしたが、相容れないマイノリティ(の排除)、という悲哀も含んだ物語、とも。

ただ、原作では、終盤アリエッティと少年は否応なく引き離された形で、小人一家の新たな生活を仄めかしながら、物語自体も、その空想好き少年の創作?という可能性も匂わせた、やや儚いファンタジーの終焉、だったのですが、作品では、そこら辺は、前向きにケジメをつけた形だったのは、後味的には良かった、と。


見ている内に、大林作品「水の旅人ー侍KIDS-」('93)が頭に浮かんだりはして、そう言えばアリエッティが見つけて服の脇に刺してた待ち針も刀のような、でしたが、後で、ミクロの世界の危機、といえば一昨年のアニメ「ホートン 不思議な世界のダレダーレ」('08)もそうだった、と。ただ「ホートン・・」のミクロの国は、人々は独特な造詣、街自体も浮世離れのファンタジー世界、視覚的にもそういう魅力でしたが、

今回の背景は、床下の一家のいわば地道な暮らしで、本では折にペン画でのシンプルな挿絵でしたが、やはり劇中での、居間の窓に張った海や星空のポスターや、何気ない素材でのアリエッティのこじんまりカラフルな部屋、しその葉+砂糖で、ホミリーが作る、と言ってたジュース、とか、

a0116217_1158314.jpg翔が持ってきてくれた人形の家の、彼らにとっては、豪華な台所(セット)、一家が道中食べる、黄色いチーズらしきものが盛り上がって載ってる食パン(の破片)等、ふと子供の頃の「リカちゃんハウス」をおぼろげに思い出したりもしましたが、生活に根付いたミニチュア世界、のような趣の映像化も楽しかったり。

上の屋敷自体もつたが絡まって、そこをアリエッティが翔の部屋へと昇っていったり、周りの、ポピー等咲き乱れてる草原や、終盤シーンの高台も少し「耳をすませば」('95)のような雰囲気だったり、ジブリ風手描きの緑豊かなのどかな景色もやはり安心感、な味。


7/17追記:今回音楽は、特に耳に残るメロディはなかったですが、ラストの楚々としたワルツテーマ曲は、会場でもらったチラシ裏に歌詞が載っていて、セシル・コルベルという名が作詞・作曲にあり、歌っているのは日本人シンガーと思って、誰なのか?でしたが、作品サイトを見ると、セシル・コルベルはフランスのハーブ奏者で、色々外国語堪能らしいこの人自身が歌ってたのでした。作品の音楽担当も、久石譲ではなくこの人だった、と。

そういう所で、スケール的に大作感はなかったですが、期待を裏切らなかったし、ある面期待以上でした。個人的には、ジブリ、という事を抜きにしも、もしあえて特に子供層に勧めるとしたら、色んな意味で、原作本含め、こういう作品だけで十分、と、改めて思いました。


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上映後Yamatoさんとホール近くの宮越屋珈琲 東京新橋店という店(平日AM1時まで)に寄って、感想等話しながらブレンドコーヒー+クッキー、チーズトーストを食べて帰りました。店内シックで照明も押さえ気味、デジカメのフラッシュ調整具合不調で、フラッシュたいた写真は白く明る過ぎで、やや暗めですがそのまま撮ったのをアップしました。

a0116217_17582881.jpg7/22追記:図書館に在庫があったので、この機会に、と、原作本と一緒に借りた原書「The Borrowers」('52)も、鑑賞後原作と照らし合わせて、意味の不明語書き出しながら読んでますが、やや忙しないし、少しずつ。今20章中12章まで終わった所で、期限もあるし今週中には終えたい所です。<(C)PUFFIN BOOKS→>

7/28追記:一昨日で一通り原書を読み終えたのですが、せっかくなので書き出した単語を整理に取り掛かり、終えてから感想を書こうかと。図書館に「床下・・」と共に返却に行って、その続編邦訳版「野に出た小人たち」「川をくだる・・」「空をとぶ・・」「小人たちの新しい家」も在庫あって、読んでみたい気がして、とりあえず「野に・・」「川を・・」を入手。劇中ラストのやかんでの旅立ちは、「床下の・・」にはなかったのですが、この続編のエピソードから、と判りました。

(C)岩波書店
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関連サイト:「借りぐらしのアリエッティ」公式サイトamazon「床下の小人たち」http://www.paoon.com/film/lbpuxiixnu.html
関連記事:ハウルの動く城(’04)カルテット(’01)プロフェッショナル 宮崎駿スペシャルゲド戦記(’06)椿山課長の7日間(’06)Little DJ 小さな恋の物語(’07)東京タワー オカンと、ボクと、時々オトン(’07)ホートン ふしぎな世界のダレダーレ(’08)崖の上のポニョ(’08)プロフェッショナル 宮崎駿のすべて<1><2>スタジオジブリレイアウト展東京マリーゴールド(’01)ー追悼・市川準監督ー風のガーデン(’08)~最終話ナツユキカヅラサマーウォーズ(’09)借りぐらしのアリエッティ(’10)<2回目>The Borrowers(’52)/床下の小人たち(’52)野に出た小人たち(’76)ジブリ創作のヒミツ~宮崎駿と新人監督 葛藤の400日川をくだる小人たち(’76)借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展空をとぶ小人たち(’69)小人たちの新しい家(’82)小人の冒険シリーズと「借りぐらしのアリエッティ」

*7/15関連記事リンクについて:エキブロを始めた当初は、AOL期MBの新作スレッド(今回では「ハウルの動く城」「LIttle DJ 小さな恋の物語」「ホートン 不思議な世界のダレダーレ」「崖の上のポニョ」)の、保存ファイルURLでのリンクが効かず、それが効く前ブログ移行先のteacupブログに、「新ブログ記事スレッドリンク用」欄を作ってずっと間接リンクしてきたのですが、たまたま、今はここでもそのリンクが効くと判ったので、当面直接リンクにします。

(*保存あった自分の、また他の方の作品スレッドファイルを、一般公開前提だったものなので、その再現、という考えで、自分の投稿感想提示のためリンクしています。何か不都合な点あれば、その旨Autumnroom@aol.comまでご連絡下さい。)
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                         <試写会券>

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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-13 00:00 | 邦画 | Trackback(35) | Comments(2)


E.YAZAWA ROCK('09)

一昨日、矢沢永吉ドキュメンタリー「E.YAZAWA ROCK」DVDがリリース、近隣店にも出ていたので見ました。これは、昨年末公開時、気にはなりつつ見損なった作品。本人の姿は、昨年末「紅白」にサプライズゲストとして登場、を見て以来でした。

監督した増田久雄は、石原軍団にいた映画プロデューサーで、以前にも矢沢ドキュメンタリー「RUN&RUN」のプロデュースを手掛けた人だったのだった、と。

a0116217_21363430.jpg今の本人を追った映像+回顧映像交えて、ダイナミックなステージ模様、また、曲によって、PVのような趣のライブ+映像や、ライブ+練習での歌をミックスした構成、本人の語り、リハーサルの様子等。

冒頭やラスト、中盤で、本人がランニングしたりくつろいでた南の島らしき場所は、後で見た作品サイトでは、南太平洋のミクロネシアでしたが、そういう場所の美しい海や空の自然、渡米した時の映像、等もスパイスで、多彩な味わいでした。

今回新たに思ったのは、ステージでの身のこなしでの、意外な身体の柔軟さ。また改めて、日本人男性シンガーで、この年のなっても、胸をはだけた衣装、またサスペンダー姿が一番似合う、というか違和感ない人では、と。

それと、リハーサル等での、本人自らの演出へのこだわりぶりやリーダーシップ、外人ミュージシャンとのセッションでも、「自分がもう少し上手く英語がしゃべれたら、日本のロック界は変わってた。でも、そう出来たら出来たで、失ったものもあったと思う」等と、冗談交じりに言ってましたが、そう語彙あって流暢という訳でもなくとも、豊かな表情やアクション交えながら自分の意思を伝えて、場を盛り上げるパワー、才、のような所。

歌った曲で印象的だったのは、パワフルな「Oh Yeah」、ステージ上で煙草を手にしての洒脱な「バーボン人生」、横浜国際競技場で途中感極まって歌が止まった「アイ・ラブ・ユー、OK」、本人が、グレイハウンドバスに乗ってる昔の映像バックでの「トラベリング・バス」、そして、スタジオでギター一本で歌ってたり、クルージング映像と共に、の「コバルトの空」、エンドロールでの「時間よ止まれ」等。

また、本人の語りで頭に残ったのは、「自分は欲しいと思ったものは手に入れてきたけど、(誰かを)後ろから殴って、ガサっと、という事はまずなくて、いつも真正面から取ってきた」、

「小学生の頃、生活保護を受けてる生徒は、給食をこっそり裏口からもらわなくちゃいけなくて、冗談じゃない、上に行かなきゃダメだ、と思った」というような、ストレートなハングリー精神のルーツ。「成りあがり」('78)は、内容記憶薄れてて、文庫はありそうと思って本置き場を見てみましたが見当たらず。

また「アイ・ラブ・ユー、OK」の時に、下にテロップだけ流れた、広島から単身上京した時の「岡山から東に行ったこともないのに、冗談だろ、一体何をする気だ」のような車中のあてどない心境、には、何だかキュッとするような感触がしたり。

3年前の「SONGS」で、浅野忠信との対談等でも、季節感を大事にしたい、ような事を語ってましたが、やはり、「矢沢と言えば、真夏と冬だけ、のようなイメージかもしれないけれど、この頃春や秋もいいと思う。ただ走ってきて、夏だけで、ポツンと1人、というのは空しいし、残りの人生は、どれだけ春や秋を持てるか、だと思う」、とか、やや老境、という心情も垣間見えたり。

7/12追記:若い頃の、今回も映像にあった、「俺は天才」と豪語して憚らなかったようなツッパリぶり、に対して、近年の「SONGS」でも、人生先輩格として、若者と語り合ったり、甘過ぎはしないアドバイスをしてる、温みも漂う様子に、やや印象変わってました。

「自分は一般の人には持てないものを得てきたかもしれないけど、一般の人が持ってるものを沢山失ってきたとも言えるし、誰も彼も、そういう風に満足、と思えれば、いいんじゃないか」のような、余裕、ともある種本音、とも取れるようなコメント。

「毎日新聞に、戦争や殺された、ような事が載ってない日はないし、皆、世界はどうしちゃったんだろう、と思ってると思うし、そういう事を歌で告発する人はすればいい。でも自分はそういう事は歌わなくて、やっぱり歌うのは「LOVE」だ」、とか、矢沢のステージを見て、また1年頑張れる、と思ってくれればいい、とか、何もなかった頃からやってきた自分を知ってるから、という、ブレのなさ。

自分は16才の頃、ビートルズにスパーン!と来れたのが良かった、やはり14~16才の頃、何かにスパーンとこれるかどうかで、人生決まってしまう、等とも語ってましたが、最近特に、豊かになった分現実的には、若い層の人生の方向付けも、なかなかつけにくいし、まあスパーンとくる感性自体、育ち難い気はするし、幾ら年をとっても、方向に惑いつつ行くのが大方の中、

やはり、「キャロル」からソロへとロックスター道を走ってきた、一握りの人生。でも華やかに見えても、実際色々とあったかと思うのですが、馴染みの年下のミュージシャンの、「ドアを自分で蹴破って進んできたのって彼位で、すごく感化される」のようなコメントもあって、やはり日本のスーパースター達の中でも、自身叩き上げできた、それでも作って歌う曲に、そういう激しさだけでなく、ロマン、洒脱さ、包容力、繊細さも持つ、稀有な存在、という感が。

最新シングルの「コバルトの空」は、昨年聞いた時、まるで往年の曲のダイナミックさキープで、少し驚いたりもしたのでしたが、今回も最後の方で流れ、また耳に残ったし、エンドロールの締めの南の島バックでの「時間よ止まれ」も、この人の30年のキャリアの渋みバラード、という余韻。

この人だって、ある意味「矢沢永吉」を演じてきた、かもしれないですが、かといってその息遣いは、その場その場の”お芝居”でない生っぽさでした。

関連サイト:「E.YAZAWA ROCK」公式サイトhttp://www.paoon.com/film/eeksgowxii.html
関連記事:SONGS 矢沢永吉<1><2>SONGS 矢沢永吉SONGS 矢沢永吉<1><2>SONGS 中森明菜<1>過去問SONGS 安全地帯<1>/高橋真梨子

a0116217_21344442.jpg

                 <’90年5月、キーウエストにて>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-11 00:00 | 邦画 | Trackback(4) | Comments(0)


ファックス

3日前、突然、ファックスの電源を入れても効かなくなり、何度か試してる内に、一時的にオンになっても、すぐ消えてしまう状態。製造元に問い合わせてみたら、スイッチ部品の故障のようだけれども、生憎この機種の部品は在庫がない、と。

思えばこのファックスも、やはり丁度昨年の今頃、ついに動かなくなって買い換えた冷蔵庫、程ではありませんが、20年弱位になるか、随分と長年選手で、ついに寿命が来たようでした。

この所、コピーで使う時、中央に線が入るようになり、最近その線が太くなって、これも問い合わせて、聞いたように、ローラー間を綿棒でそうじしてみましたが、効果なし。他に方策はないようで、元々冊子コピーは出来ず、コンビニ等で、の時もありますが、その場でのちょっとしたプリントコピーの時、線が邪魔だし、相手に渡すものだと場合によっては使えないし、と思ってた所。

見てもらいに訪問修理は頼めるけれど、訪問のみでも1万円近くのようで、使えないと日常仕事に支障出る場合もあるし、この際、買い換える事に。近所の家電売り場で見かけたパナソニックのを買ってきて、とりあえず、最低限電話、ファックス通信、コピー機能は確かめて、使えるようにはしました。

白い機種、記録紙スタンドが折畳み式で、前のよりコンパクト。ただ、前ののように、電話機コード差し入れ口のモジュラージャックが3つ、でなく1つのみなので、別にある電話機への接続が出来ず、アダプターに、このファックスか電話機か、どちらか一方しか繋げなくなり、

留守電等も、機能的にはこのファックス機で、電話機より劣る事はなさそうですが、やはり、受話器デザインが流線型で、持ち慣れさ、等もあるし、普段は電話機に接続で、ファックス通信の時に、ファックス機に差し替える事にしようかと。

前のファックスは、近々廃品回収に出すと思いますが、冷蔵庫同様、どんな時も側にいて、働いてくれた、という古株家具の1つ。これも写真撮っておきました。やはりさようなら、有難う、と言いたいです。

関連記事:冷蔵庫

a0116217_14304411.jpga0116217_1432542.jpg







<新旧ファックス>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-10 00:00 | 日常 | Trackback | Comments(0)


語りかける風景

一昨日、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで今週末11日(日)までの、気になってた「語りかける風景」展に行ってきました。フランス、アルザス地方のストラスブール美術館からの、約80点の風景画。

a0116217_11571848.jpg窓、人物、都市、水辺、田園、木の6つのパートでのユニーク構成で、今回の人物パート、というのも、風景の中の人物にスポット当てた、風景画の1パターン、という捉え方のようで。まず目に留まったのは、このパートの「女性とバラの木」という作品。

そっとバラの様子を伺ってる女性の優雅な仕草、白いレースのブラウスや青いスカート、同じ青い髪飾りのブロンズの髪に、光が当たって、その一画とバックの深い緑とのコントラストで、何ともエレガント。今回一番インパクト作品、でもありました。

後ろでバラの世話をしているらしい人物、性別判り難く、解説だと男性、とあったかと思うのですが、その存在も、さり気なくこの小世界を支えてるような。このギュスターヴ・ブリオンは初耳でしたが、ミレーの影響受けたフランス人画家だったのでした。

各パートで印象的だったのは、「都市の風景」では、モネ作品にも似たアンリ・マルタン「雪化粧のパリ」や、抑えた色調のロタール・フォン・ゼーバッハ「雨の通り」。「水辺の風景」では、淡い水色、穏やかな水際風景の「レマン湖」、このフランソワ=ルイ・ポシオンは、ずっとレマン湖を描き続けたスイス人画家だと。あと豊かな緑の河岸のイポリット・プラデル「ガロンヌ河畔の風景」。

a0116217_14401686.jpg「田園の風景」では、最初にあった、大自然の中、狩に来た人々や犬をごく小さく、でも精密に描いていたアンリ・ルーベルの「ヴォージュ地方の狩り」(↓)、そして、今回ポスター、チラシ、チケット(↓)等にも使われてるシスレーの「家のある風景」や、モネの「ひなげしの咲く麦畑」(←)。シスレー作品がこういう風に前面に、というのは覚えなく。

「ひなげし・・」はジヴェルニーの風景で、チケット売り場や売店で、この美術館での予告として、「モネとジヴェルニーの画家たち」展ポスターを見かけ、今年末からでまだ先ですが、先日モネとジヴェルニーの庭番組も見た所で、これも楽しみです。

a0116217_17464610.jpg最後の「木のある風景」では、大樹とその向こうの景色のスケール感あるフランソワ=ルイ・フランセの「アンティーブの眺め」(一番下)と、ちょっと珍しかったのが、カンディンスキーの「サン=クルー公園」。荒いタッチで緑・黄緑が広がって、手前は池と蓮、奥の方は芝生と木陰のようにも見えますが、カンディンスキーの風景画、というのは見た記憶なく、これは抽象画に入る、手前の頃の作品、と。

今回買ったカード7枚も、上記から。それと「家のある・・」のA4ポスターと、人気の2枚が表裏になって、クリアファイルに収まってるような”ラミネートカード”というのを見かけ、下敷きにも使える、との売り文句で、身近に置けて実用的でもあるし、と、「女性とバラの木」と「家のある風景」のを2枚買って、1枚母の土産に。やや駆け足でしたが、館内は割と空いてて、その分にはゆったり見られました。

関連サイト:ストラスブール美術館蔵 語りかける風景
関連記事:クリーブランド美術館展大エルミタージュ美術館展ポンピドー・センター所蔵作品展オルセー美術館展大回顧展モネフィラデルフィア美術館展美の巨人たち シスレー芸術都市パリの100年展ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たちプレミアム8<紀行> 夢の聖地へ モネの庭

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by MIEKOMISSLIM | 2010-07-07 00:00 | 芸術 | Trackback | Comments(0)

    

’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!
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