「ほっ」と。キャンペーン

’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!

by MIEKOMISSLIM

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2ヶ月前、「借りぐらしのアリエッティ」原作の、小人の冒険シリーズ3冊目「川をくだる小人たち」の原書「The Borrowers Afloat」を読み終えてたのですが、不明・あやふやで書き出していた語句B5の紙に12枚分を、辞書でチェックしながら、アリエッティノートにアルファベット順整理してたのが一昨日、終わりました。
                                
a0116217_1353836.jpg少しずつボチボチと進めてたのですが、一段落ついて、このノートは「The Borrowers」(「借りぐらしの小人たち」)での語句と、今回ので、丁度一杯に。<(C)GNTHDDTW→>  

新たに、ちょっと面白いと思った表現は、叔母ルピーが、スピラーの事を考えてボーっとしていたアリエッティの事を「Miss-butter-wouldn't-melt-in-her-mouth」と呼んで、「ミス・バターが口の中で溶けない」が訳では「猫っかぶりやさん」、これは大き目辞書にもなく。

またスピラーの平舟で川を下る事に決まりそうだった時、戸惑うホミリーが、やかんではどうか?と言った時、ポッドが「・・you'd be on at me day and night・・」、「(もしそうしたら、やかんだと快適じゃないので、何か他の乗り物を見つけるように、)お前は夜も昼もやいやい言うだろう」というような訳で、「be on at~」で「~にくどくど不満気に言う」、とか、

終盤、川の浮島にいる一家にジプシー男マイルド・アイが迫った時、ポッドが「We'll be for it.」と言って、訳では「のっぴならない羽目になる」、「be for it」で「困ったことになる」とか、シンプルでも目新しかった慣用句も。

(C)PUFFIN BOOKS (C)(株)岩波書店
a0116217_12254889.jpga0116217_122906.jpgその他の小人の冒険シリーズ3冊原書は、図書館に在庫なく、その検索で出た「The Borrowers Afield」と、5冊分そろった「The Complete Borrowers」をリクエストしておいたら、先日、「The Complete・・」の方が届いた旨連絡があって、特に4冊目「空を飛ぶ小人たち」は原書でも読めればと思ってたので、ちょっと嬉しいものが。

いっそ他のも順に読んでしまおうと、2編目「・・ Afield」に少し取り掛かり、日本語版「野に出た小人たち」も再び入手。今年中にまず、これを終えられれば、という所です。

関連サイト:「借りぐらしのアリエッティ」公式サイトAmazon「床下の小人たち」Amazon「野に出た小人たち」amazon「川をくだる小人たち」Amazon「空をとぶ小人たち」Amazon「小人たちの新しい家」Amazon「The Complete Borrowers」
関連記事:借りぐらしのアリエッティ(’10)借りぐらしのアリエッティ(’10)<2回目>The Borrowers(’52)/床下の小人たち(’69)野に出た小人たち(’76)ジブリ創作のヒミツ~宮崎駿と新人監督 葛藤の400日川をくだる小人たち(’76)借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展空をとぶ小人たち(’69)小人たちの新しい家(’90)小人の冒険シリーズと「借りぐらしのアリエッティ」英検対策(10/3)

             (C)PUFFIN BOOKS  
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-29 00:00 | 本・映画・勉強 | Trackback | Comments(0)

SONGS 長淵剛<1><2>

「SONGS」先週、今週と長渕剛で、先週分録画で、今週のはオンタイムで見ました。この番組では、一昨年TOKIOの時、長渕提供曲「青春」があったのでした。今回歌ったのは前半「Success」「HOLD YOUR LAST CHANCE」「激愛」、後半「STAY DREAM」「TRY AGAIN」。

手元にアルバム「乾杯」('80)テープがあって、これをくれた友人が自分の結婚式で「乾杯」を流してたか、誰か歌ってたのだったか、という微かな記憶。やはり印象的と言えば「順子」「乾杯」という所。

前半は、親交ある元ボクシングの2階級世界チャンピオン戸髙秀樹と、よくトレーニングに来た、という故郷宮崎の海岸に行ったり、試合で下あごを砕かれ敗戦と大怪我、苦境にあった彼の支えになったのが長渕曲、という回顧。再起のリングに昇る時の曲が、その「HOLD・・」でしたが、これが今回一番頭に残った曲。

冒頭、少しだけ、清原の引退セレモニーで、球場で長渕剛本人が「とんぼ」を熱唱してる映像がありましたが、そう言えば、清原打席のテーマ曲が、これだった、と。アスリート応援曲、的テイストも改めて。


11/27追記:戸髙秀樹は「HOLD・・」について、ストレートに弱さを歌って、その弱さをバネに立ち向かおうとする、それが嘘じゃなく、歌が素直に入ってくる、そこが魅力と思う、と語り、

長渕剛は、自分自身を立ち上がらせるために作った歌が、彼のような人に影響を及ぼす、というのが、やりがい、というか、良かった。僕のようなひ弱な生き方をしてきた人間でも、大きな人間にエールを送れる、というのは嬉しい、等と語ってましたが、

この人の弱み、汚点、という事で浮かぶのは、以前の大麻所持での逮捕の件、と、同時期の国生さゆりとの不倫スキャンダル。またその前の石野真子との離婚で、彼のDV(家庭内暴力)が原因とされる事等。

大物シンガーらしからぬ、「ひ弱な生き方をしてきた」、等という言葉から、どうしてもそういう過去が連鎖反応でした。印象的だったのは逮捕当時の、国生さゆりの会見。

検査も受けた、として自分の大麻に関する身の潔白と、不倫関係の事実は認めて、長渕夫人志穂美悦子を交えて3者で話し合って、関係は清算させた、旨語って、タイミング的に大麻疑惑を払拭の必要、という事情、清算後、ではあったにしても、

女性芸能人が単独で、自らの言葉で不倫関係をはっきり認めた、というのは、余り他に覚えなく、表には出ない、壊された家庭の妻や子供の立場を思えば、それは称えられる、とか、そういういう類の事では全くなかったですが。

逮捕は歴然たる事実で、夫婦・女性関係は、実際何処までがどうなのか、どちらが巻き込まれたのか、巻き込んだのか判りませんが、逮捕と不倫沙汰で、彼を巡る、前妻石野真子、夫・愛人との3者会談を持った志穂美悦子の実際の心情は、芸能界というのは差置いても、傍目には想像を絶する推し測り難いものが。

不倫と言えば、最近、全くの偶然でしたが、ネット上で公然と交わされるやり取りで、ある不倫関係に気付いてしまって、他人事とはいえ、ある理由で私は心が傷つかざるを得なかったのですが、

少し頭を冷やせば、そういう風な、言葉の切れ端での駆け引き、しかも人目に晒す場で、というのがどうも生理的に、気持悪い、としか思えないし、自分は全く出来ない(出来なかった)し、したくもない(なかった)、そこから発せられるものに、やはり接点はない、そういうものに、傷つく謂れもない、という落ち着き所でした。


今回の後半、再び宮崎で、故郷鹿児島の隣、という事もあって口蹄疫被害にあった農家、がらんとした牛舎を訪ね、彼が、多くの牛・豚を処分せざるをえなかった2組の主人、家族の辛さを労い、激励する様子の映像で、

実際現場に足を運んで、直に言葉を交わし、どん底、苦境から立ち上がろうとする者へのエール、というこの人の姿勢は、そう偽善めいた感じもせず、真意かとは思うのですが、

彼自身が、一家の主人と子供達、家族の絆を称えたり、推奨したり、という姿には、反射的に違和感が。現在は、長渕家の長女も女優デビューしてるようで、子供3人、家族関係も安泰、なのかもしれないですが、どうも鼻白む、というか、

現地でのコンサートでの、ハングリーからの人々への鼓舞、アピール力、という、ある種カリスマ感、はあっても、1対1で対応して、「立ち上がるきっかけになったのは、やはり家族」と朴訥に語る、市井の農家の主人の言葉に対しては、ああ、と呟いただけで沈黙の反応だったのですが、

個人として、言うべき言葉がないのかもしれない、短絡に比べるのも、ですが、もし三浦友和等なら、何らかの、心情に添った共感を見せたかもしれない、と。

不倫沙汰騒ぎの芸能人は、この人だけではないですが、やはり時期的に、大麻、異例の国生さゆり会見、とも絡んで、記憶にあるのかもしれません。

前半ラストに、赤い炎のディスプレイの中歌った「激愛」は、馴染みなかったですが、ラブソング、というか肉体愛ソング、で、先日の郷ひろみの誠実なラブバラード、のような白々しさ、は感じず、ある意味男女の官能を晒して、この人の、そういう過去絡めても、ありのままな性愛を浄化した歌、かもしれないですが、どうも、正直余り趣味のいい感触しませんでした。

アーティストの実体と、その表現するもの、というのは、別物でも、どうしても滲み出るものもあるかと思うのですが、やはり、後半の、この人個人、が浮かぶ立場より、前半の、ある意味純な、苦境を超えるアスリート応援歌、ひいてはそれを聞いた個々の苦境への応援歌発信者、のようなスタンスを出ない方が、違和感なかったです。

関連サイト:SONGS 第157回 長渕剛Part1第158回 長渕剛Part2
関連サイト:宙船(そらふね)(’06)

    

  
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-26 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
「BANDAGE」で「LANDS」ドラマーのリュージ役だった金子ノブアキが、金子マリの息子、と知って、頭を駆け巡った曲、金子マリとバックスバニーの「あるとき」。特にファンという訳ではなかったのですが、この曲は鮮烈で、子供時代、好きな曲の歌詞や、本、コミック、雑誌等の中で気になった詩、散文等書き留めてたノートに、この歌詞も。

多分、ラジオ録音から書き起こしたのだったと思いますが、そのノートの歌詞は他はフォーク~ニューミュージック系の中、ロック色のはこの曲だけ。とにかく幼心に、圧巻な声の力とメロディのうねりで押し広げられた、乾いた景色のイメージの鮮烈さ、だったのでした。

You tubeにライブ版と録音版2バージョン発見、思いがけない所での、この曲との再会、でしたが、今改めて聞いても、これはノスタルジー、というにはやや不似合い。淀んだ気持も一瞬吹き飛ぶかのような、ダイナミックさ。

             
手元に何か録音があっただろうか、と見てみても、「金子晴美」「中本マリ」等あっても、この人のはなく、この1曲で「金子マリとバックスバニー」の名インプット、だったかと。今改めて、下北沢出身で当時「下北のジャニス(ジョプリン)」の異名、今も活動中らしく、

金子マリサイトを覗いたら、Newsの所で、昨年今頃、大瀧詠一の「A LONG VACATION」('81)を、各曲女性シンガーがカバーしたトリビュート・アルバム「A LONG VACATION from ladies」が出ていて、これに参加してるようで。その他大貫妙子、尾崎亜美、今井美樹、太田裕美等、という顔ぶれで、折あれば聴いてみたい所。

「あるとき」は誰の作詞・曲だったのか?ちょっと検索したら、作詞:金子真梨・ 谷口康清、作曲:鳴瀬喜博と出てきて、金子真梨はおそらく金子マリ本名、谷口康清という人は不明、鳴瀬喜博はカシオペアのベースですが、バックスバニーのメンバーだったのだった、と。

カシオペアは、大分前ライブに行ったり、録音アルバムも何枚か。一時期馴染んだのでしたが、このメロディ発信者で、またこのバックの音に、この人や、メンバーとしてCharもいた、等、今にして、ですが少し感慨でした。

関連サイト:金子マリ オフィシャルサイト
関連記事:BANDAGE(’10)


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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-24 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
今年初め公開、気になっていたこの作品を、先週からDVDで少しずつ、昨日見終えました。岩井監督が脚本・プロデュース、やはり岩井関連絡みで、最近「ハルフウェイ」('09)もそうでしたが、岩井監督とタッグを組んできた小林武史が監督の音楽もの、という所も興味でした。

原作は、元々同監督のWebシナリオコーナーに応募された、菅知香という人の小説「グッド・ドリームズ」で、すでにラジオドラマ化もされてた、と。
                                    (C)(株)角川書店
a0116217_1425463.jpg小林武史は、自身の、というと私は浮かぶのは「MY LITTLE LOVER」の頃ですが、元々は、大貫妙子アレンジで、だったか、気付けば馴染んでいた名、という感で、最近では、’85年麗美のコンサート発掘ビデオでのキーボード姿、があったり。

映画音楽では、岩井作品以外で見た中では、「稲村ジェーン」('90)「深呼吸の必要」('04)「地下鉄に乗って」('06)等もそうだったのでしたが、

やはりインパクトだったのは、先日種田陽平展でも久方に見た「スワロウテイル」('96)でのナイーブ名曲、Charaの「Swallowtail Butterfly~ あいのうた~」作曲。

「スワロウ・・」は特に好みの岩井作品ではないのですが、この曲だけは何か、キュッと締めつけられるような感触ずっと残ってます。

              
        
今回が初監督作品かと思ったのですが、「スワロウ・・」の前年に、Mr.Childrenのドキュメンタリー監督作があったのでした。

この作品では、自作の曲を、劇中のバンド「LANDS」が演奏、赤西仁が歌い、物語の色合い、基調、になっていた感じ。終盤、杏がボーカルの女性バンドが演奏した「コンパス」という曲も、ほんのりさり気なくいい味。杏は、後で、渡辺謙の娘だった、と。挿入歌で一青窈の「サイコロ」という曲も。


ふとした事で、憧れの「LANDS」のボーカリストハル(赤西仁)に気に入られ、バンドの内側に入り込んだ、女子高生麻子(北乃きい)。出来すぎなシンデレラストーリー、のようですが、他メンバーとの摩擦、彼の身勝手さやナイーブさに振り回されたり、惹かれる気持と戸惑い、

ハル自身の、当初の、恋をもて遊ぶ腰軽さ、拒絶する麻子への気持の傾き、ミュージシャンとしての自信のなさ、葛藤、とか、単純にハッピーエンド、な一筋縄という訳ではなかった、青春の微妙な右往左往ぶり。やはりそこら辺、岩井テイストなリリカルな丁寧さ、という感慨も。

ラストのレコーディングシーン、麻子が防音ガラスごしのハルの唇の動きに合わせて、サビの所を泣きながら口ずさんだ「二十歳の戦争」が、一番耳に残ってます。


11/19追記:北乃きいは、この役も、変化球、というより物事に直球タイプなのが似合ってた感じですが、「ハルフウェイ」の時とは髪型も変わったせいか、あの時の天然さとはちょっと違う印象。

赤西仁は、KAT-TUNの名だけは知ってたのですが、さすがに美男系、今日女子中生から、何処までが本当?というスキャンダルは色々聞いたのですが、このハル役は、もてはしても内心自分に自信なく、虚勢を張る半端なスター、一青年、という雰囲気はラフに出ていたと。

でも、後半の節目、自分の苛立ちをぶつけて、互いの弱さを吐露し合った時、一瞬心が重なったキスシーンの後、なし崩しに進んでしまうのでなく、「帰れ」と距離を置いたのが、内面の問題なのか、相手の純粋さや互いの包容力度合を肌で感じ取ってか、混迷の中でのこの青年の目一杯の男気、というか、この作品の筋、品として、好感ポイントの一つ。

彼女が去った後、彼が部屋で搾り出すように「元気」を歌って、やはり「LANDS」ブレイクの今風アレンジより、この時のアンプラグド版の方が、この曲のナマの味わいあったかと。

               

このヒロインは、大学進学でなく「LANDS」の事務所に就職、ある意味バンドに入れ込んで、の歩み。でもハルやギターのユキヤ(高良健吾)との関係を器用には扱えず、傷ついて、現場から離れていったのは、適性的にも自然、とも思えたのですが、

友人のミハル(杏)のバンド演奏を聞いて、マネージャーとして再び歩き出して、という展開。彼女の芯にあった、その裏方仕事への情熱、が表に動き出して、という所で、それが恋愛絡み摩擦のない女性バンド、というのもステップとしては妥当だったかもしれませんが、

その時の、上記の「コンパス」という曲も、杏とAKKOの声質は違いますが、MY LITTLE LOVER風というか、ナチュラルな味で、緩やかな”再生”の後押しとしてハマっていた感じ。

             

この杏は、モデル兼女優で24才、制服姿は北乃きいよりはやや無理ある感で、渡辺謙ジュニア、と聞いても、今一父の面影、というのは、風貌、芸風的にも余りピンときませんでしたが、ボーカルは伸びあってなかなか好感でした。

また、他にも、キーボードアルミ役柴本幸は、「私は貝になりたい」('08)にも出てたのでしたが、柴俊夫と真野響子の娘、だったり、ドラムスのリュージ役の金子ノブアキが、金子マリの息子、というのも、検索中目にして、渋い所、というか金子マリとバックスバニー、懐かしい響きで、続々2世が出てるのだと。


その他、脇役陣で気になったのは、元からの「LANDS」マネージャーユカリ役伊藤歩。私は「歌謡曲だよ、人生は」('07)以来、今回、仕切りタイプ役でしたが、劇中少しだけドラムを叩いていて、そもそもボーカルで音楽活動歴もあったのだった、と。

今回の筋で、ややどうなんだろう、と思ったのは、このユカリは元ドラマー、という設定で、バンドの内容や方向性に対して一言持つ、というのは判るのですが、麻子は自身、音楽歴も志向も全くなく、それでも裏方として事務的な業務、メンバーの身辺の世話したり、というのは出来そうですが、

マネージャーとして、終盤にも、無職状態の彼女が、業界人に「ハッピーズ」アピール出来た、というのは、事務所にいた時のつてで?かとも思ったのですが、再会したユカリに「(ハッピーズ)が大分力をつけてきたので・・」と言ってたりしていて、いくら音楽好きでも、いわばファンの延長、素人の立場、で、音楽的な見極めが、出来るのだろうか、という事。

自分が手を染めてないからこその率直な感覚、というのか、実際そういうタイプのマネージャーもいるのかもしれないし、ヒロインの青春仕切り直し、という流れ的に、そう突っ込んでも、という所かとは思うのですが。

11/20追記:それと、財津さん、財津和夫がさリ気なく、事務所の社長役。面接に来た麻子に、昔バンドをしていて、売れなくて故郷に戻って古着屋をやっていたけれど、仲間が気にして呼んでくれて、今この仕事、というようなやや自嘲的な回顧してたのですが、

以前「つぐみ」('90)で、真田広之の兄役、で見て以来。そう俳優として馴染みないせいもあってか、そういう設定の科白を聞いても、その存在一目で、大メジャー「チューリップ」なのに、と反射的ギャップ感覚。10~20代位の世代だと、余り知らず一俳優、と思うのかもしれないですが。ラフな業界人風の物腰、でも、どうせならベテランミュージシャン役等で見たかった、と。

私は、10代の頃邦楽で主な所は、子供時代からの陽水~ユーミン系統で、麻子のようにバンドに熱を入れた、という思い出は余りなく、田舎だったし、ああいうライブハウス経験も、社会人になってからの、カシオペアや上田正樹等、位。でも「青春の影」には特にハマったし、他の曲も好きだったし、思えば、あえて挙げればチューリップ、とも。
                                                                                                                                  a0116217_2237963.jpga0116217_22375826.jpgあと、麻子の母役は、見た時はピンときませんでしたが、後で斉藤由貴だった、と。何年か前「優駿 ORACION」('88)の上映会で以来、姿も随分久し振りで、やや天然大らかなお母さんぶり、年代からしたら不思議はないのですが、この人も若手女優の母役をするようになってた、と。本置き場に、エッセイと、帯の裏に村上龍コメント入りの詩集がありました。<(C)(株)角川書店、(株)小学館>

11/21追記:そういう所で、気になる顔ぶれもちらほらでしたが、ラブストーリーとして、’90年代舞台で、携帯やPCも登場せず、今時の、私にはどうにも気持の悪い、(人目に晒す)言葉の断片での駆け引きもなく、直にぶつかりあう所も好感。

自らの音楽を散りばめて音楽界を舞台にした小林武史のトライアル、ややコミック風、でも、「NANA」等より力が抜けてる、というかラフで生っぽい臨場感あって、その核の音楽自体の好き嫌いもあると思うのですが、私は改めて、好み系統、と感じたし、

日本のミュージシャン監督フィクション作としては、これまで見た桑田佳佑、小田和正、石井竜也、久石譲作品等の中でマイベスト。それはまた、場面転換の時の黒地に白字の時の経過表示、室内の光の感じ、思春期のナイーブなリアル心情を丁寧に辿る、等岩井テイストミックスもあってこそ、と思うのですが、満足のコラボ作品でした。

関連サイト:BANDAGE 公式サイト象のロケット「BANDAGE」
関連記事:花とアリス(’04)珈琲時光(’04)理由(’05)カーテンコール(’05)チェケラッチョ!!(’06)あの歌がきこえる「青春の影」虹の女神(’06)市川崑物語(’06)
SONGS 一青窈歌謡曲だよ、人生は(’07)のど自慢(’99)受け入れて/一青窈(「転校生・・」の下)、地下鉄(メトロ)に乗って(’06)SONGS チューリップ<1><2>チューリップBESTSONGS Chara岩崎宏美/Mr. Childrenつぐみ(’90)-追悼・市川準監督ー私は貝になりたい(’08)クリスマスの約束(’09)SONGS 財津和夫<1>/井上陽水<1>~<4>ニューヨーク、アイラブユー(’09)ハルフウェイ(’09)麗美ファーストフライト(’85)借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展ハナミズキ(’10)
(スレッドファイルリンク(ここでは「花とアリス」「珈琲時光」「理由」「カーテンコール」「チェケラッチョ!!」「虹の女神」「市川崑物語」「歌謡曲だよ、人生は」「私は貝になりたい」)は開かない場合あるようです)


      
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-18 00:00 | 邦画 | Trackback(6) | Comments(0)

大北海道展

先日ゴッホ展の帰りに、新宿タカシマヤで一昨日までだった北海道展に寄ってきました。今回十勝・帯広特集で、イートインはラーメン、豚丼、ワッフル。「帯広ラーメンみすず」店目玉の「大地の恵みらーめん」が品切れだったこともあって、「豚丼のぶたはげ本店」の豚丼でやや早め夕食に。

豚丼は、私は今年冬の小田急の北海道展での「とろ~りチーズ豚丼」以来、今回のは、味噌汁+お新香付きで、秘伝タレ付け、という肉もなかなか美味。見た目より柔らかく、母も支障なく食べられて、まあ美味しかった、と。

a0116217_13484599.jpga0116217_135077.jpgデザートは「駒ケ岳牛乳」店で、私はダージリンソフト、母はダージリン+ミルクのミックスソフト。抹茶アイスはあっても、紅茶、というのは近年余り市販の含めても余り覚えなく、ちょっと珍しい風味。この後少し見て廻って、母は「北海道どさんこプラザ」でハッカ飴を買ってました。


タカシマヤ2Fの入り口にクリスマスツリーがあって、昨年も、初めてツリーディスプレイを見たのが、ここでの北海道展の時、この場所だった、と思い出し、もうそういう季節だと。帰りに南口から西口まで、モザイク通りを通っていったのですが、ブルー基調のX’masイルミネーションがあって、やはり今年初めてのX’masイルミでした。

a0116217_12524453.jpga0116217_13464797.jpg











関連サイト:大北海道展 タカシマヤ
関連記事:秋の大北海道展秋の北海道展/イタリア展大北海道展(新宿タカシマヤ)冬の北海道物産展大北海道展春の大北海道展/井の頭公園の桜秋の大北海道展大北海道展/秋の北海道物産展

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                     <帯広名物豚丼>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-17 00:00 | グルメ | Trackback | Comments(0)
昨日、国立新美術館で開催中のゴッホ展に母と行ってきました。ゴッホは、最近だとオルセー展やヴィンタトゥール展で見かけ、個人展では、’93~’97年現損保ジャパン東郷青児美術館での「ゴッホとその時代」シリーズ展以来でした。今回6章に分けて、油彩、版画、素描等68点と、関連画家の作品55点も合わせての展示。

a0116217_2355715.jpg今回特に気になったのは、会場に「アルルの寝室」(ポスター↓)の舞台が再現されている、という事で、

実際、この絵の向い側スペースに、青い扉や壁、黄色いシーツに赤い布団のベッド、水差しや壁にかかったタオル、絵等、再現されていて、かなり凝った作り、という訳ではなかったですが、ちょっと感慨。実際台形の部屋だったのだった、と。

傍らに、その部屋のあった「黄色い家」の間取り、階段を上がって部屋へと2階に進んでいく、立体図CGもあったり、ゴッホ立体体験、という趣でした。


この目玉の他、ゴッホ以外の画家作品も思ったより多く、特に4章「パリのモダニズム」で、ゴッホが影響受けた印象派陣としてモネ、シスレー、ピサロ、スーラ、シニャック等、1,2点ずつですが、見られたりしたのも良かったり。モネは、紺碧の海と岩場の「ポール・ドモワの洞窟」と「ヴェトゥイユ」。

その他、ゴッホ以外の画家作品で目に留まったのは、この4章では、馴染みない名でしたが、ゴッホが高く評価、というアンリ・ファンタン・ラトゥールの「静物(プリムラ、梨、ザクロ)」や、アーネスト・クオストの淡い赤と白の花の「タチアオイの咲く庭」、

1章「伝統ーファン・ゴッホに対する最初期の影響」のクールベの海の絵、2章「若き芸術家の誕生」で、ゴッホの唯一の師、というアントン・モーヴの「フリース郊外」、5章「真のモダンアーティストの誕生ーアルル」で、歌川広重らの浮世絵等。


a0116217_22302710.jpgほとんど独学、でも色々な作風や画家の影響も受けながら”ゴッホ”へ、という紹介の趣旨だったかと思いますが、1章最初に「秋のポプラ並木」と「曇り空の下の積み藁」が並んでいて、6年の間に、オーソドックスな筆遣いから、”ゴッホ”的独特の細かいタッチへの変遷ぶりが一目瞭然。

本人の作品で印象的だったのは、4章で、馴染みあった「セーヌの河岸」(カード一番上↑)の解説で、左上にある雲が、本人の指紋で、ゴッホ作品には、運ぶ時についた指紋もあるけれど、これは、意図的につけたのだった、と。これは一時期壁にポスターを貼ってたのでした。あとこの章では、「ヒバリの飛び立つ麦畑」(カード↑)、「マルメロ、レモン、梨、葡萄」(カード左↓)。

ゴッホの麦畑というと、ちょっと「夢」('90)を思い出したりしたのですが、「ヒバリ・・」は淡い色調、シンプルな構図で、やや異色ゴッホ作品、という気も。また、ゴッホの静物画、というのは、今までの手元のカードで見たら、35枚中3枚だけだったのですが、

a0116217_13225327.jpga0116217_13284661.jpg









この「マルメロ・・」は黄、黄土色基調で、額もそういう色合い。解説だと、自ら額装したもので、唯一オリジナルとして残っているもの、らしく、これや、5章での、薄いレモン色や緑基調の「タマネギの皿のある静物」(カード右↑)等は、淡いゴッホ流静物画、とちょっと珍しさも感じたり。

5章では、やはりいつもながらアルル時代の絵は、色鮮やかさの真骨頂、という感じですが、「アルルの寝室」初め「サン=マリ=ド=ラ=メールの風景」(カード↓)、「緑の葡萄畑」、共同生活することになった「ゴーギャンの椅子」等。

崩壊した共同生活ですが、椅子の絵から、彼との暮らしを受け入れる気持や、ゴーギャン風に薄塗りした、という「ある男の肖像」とか、影響の跡も見られたり。

11/16追記:最後の6章「さらなる探求と様式の展開ーサン=レミとオーヴェール=シュル=オワーズ」では、「サン=レミの療養院の庭」と、馴染みの目を射る黄+青の「アイリス」。

a0116217_1410816.jpg後でカードを買ったのは、上記の「ヒバリ・・」「マルメロ・・」「タマネギ・・」「サン=レミ・・」、そしてすでに手元にあったのですが「サント=マリ・・」。母は「灰色のフェルト帽の自画像」「アルルの部屋」「サン=レミ・・」を買ってました。他の画家のはなく、残念。

館内何処かで平井堅のゴッホ展テーマ曲「太陽」が少し流れてて、余りこういう展示会テーマ曲、というのは覚えありませんでしたが、You tubeで通して聞いてみたら、ゴッホの生涯を歌にした、という内容だったのでした。

帰りに第42回日展の洋画・日本画・彫刻の所をざっと見てきて、彫刻コーナーで、大きな手のひらか花弁にも見える青いベールの中で、白い体の女性が眠る「ニーベルングの指環 ブリュンヒルデの眠り」(渡辺洋子)という作品にちょっと目を引かれて、カード売り場にあったので入手。

今回、馴染み+やや目新しかった作品もあって、アルルの部屋の立体化、”ゴッホ”ルーツ構成で、影響受けた様々な画家の作品も見られたりで、満足でした。

関連サイト:没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった
関連記事:クリーブランド美術館展オルセー美術館展SONGS 平井堅ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たちオルセー美術館展 「ポスト印象派」ザ・コレクション・ヴィンタトゥール

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                  <美術館入り口のポスター>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-15 00:00 | 芸術 | Trackback(5) | Comments(0)

SONGS 郷ひろみ

「SONGS」10月3週目は郷ひろみ、やはり録画で見ました。思えばこの人も久方、歌ったのは「言えないよ」「よろしく哀愁」「愛してる」。冒頭、4才から16才まで過ごした、という大井町を訪ね、よく行ったお肉屋でコロッケを再現してもらって食べていたり、本人のこれまでの回顧、子役でデビュー時の大河ドラマ「新・平家物語」から、数々ヒット曲映像交えながら。

郷ひろみは子供時代、それなりにファンで、シングルを買ったり初主演映画「さらば夏の光よ」('76)も見たのですが、手元にあるのはアルバム「HIROMIC WORLD」('75)録音。

これは全曲作詞荒井由実の頃のユーミン+作曲筒美京平のアルバム、やはりひろみファンの友人が買って、録音してくれて、その後CD化もされたものの廃盤、テープ音質もクリアでなく歌詞もないし、入手し損ねが結構悔やまれる1枚、今Amazonで見ると中古で9500円、の値が。

20才頃の少年~大人の狭間の郷ひろみ+ユーミン・筒美コラボ、当時のヒット曲とは違う繊細、洒脱な味も出てた逸品、と思うのですが、マイベストはこのラストの「ガラス張りのエレベーター」。

You tubeに、「午后のイメージ」と「ウイスキー・ボンボン」発見で、「午后・・」はアルバム1曲目で、「風街」ではないですが、まだ見ぬ街だった、架空のファンタジック「原宿」が脳裏に広がる感じ、が蘇って郷愁です。
 
              

このアルバム以外では、数々ある中、インパクト強かったのは、声質のハマり具合が絶妙、という感じの「ハリウッド・スキャンダル」「哀愁のカサブランカ」、南佳孝カバーの「セクシーユー」等。

今回「言えないよ」を歌っていて、このバラード系列では「逢いたくてしかたない」は、サビの所が耳に残って、「HIROMIC・・」曲以外では、楽曲としてはベスト郷曲では、と思うのですが、どうも今となって、違和感が。

昨年、「Jブンガク」で「舞姫」題材の時、その映画撮影エピソードを思い出して触れてたように、前妻二谷友里恵のエッセイ「愛される理由」('90)は文的に読みやすく意外と面白かったし、離婚当時の郷ひろみの「ダディ」('98)、彼女の「楯」('01)も読んだのですが、

郷ひろみという芸能人の、諸事情あっての2度の離婚、自体さておき、その2冊から垣間見えた実態が、どうも引っ掛かって、俳優が実生活とは違う役を、等というのとはやや感覚が違って、こういうラブバラード曲が、妙に空虚な響き。

                                   (C)(株)幻冬社
a0116217_1253324.jpg11/13追記:以前まず「ダディ」を読んだ限りでは、冒頭で、非は浮気をしてしまった自分にある、と認めながらも、ユーモラスさ交えて描かれた二谷友里恵の、微かな女性の影にも全く容赦ない恐妻ぶり、という印象が残り、反省しつつの2人の娘への愛情の訴えかけ、で締めていたのですが、

引っ掛かったのは、枝葉的に触れていた松田聖子エピソード。結婚前に参加したホノルルマラソン前夜、ホテルに女性から電話があって、最初ファンとして対応してたら、実は彼女だった、という展開で、「お付き合いしてる人がいるの?」「いる。結婚したいと思っている」「そう・・幸せになってね」というようなやり取りが再現されてたのですが、

それは、別れた恋人、当時神田正輝の妻だった彼女からの一時の感情の迸り、とも取れそうな、というアクセスだったようで、たとえ相手が何者であっても、私人として心に伏せておくべき類の事では、と思えたのですが、その描写の仕方からして、そういう心情微妙なコールも、「”松田聖子”が自分に見せた未練」という、エンターテイナー「郷ひろみ」の1パーツ、として飾り、にしていた印象が残ったのでした。

(C)(株)文藝春秋
a0116217_143217.jpg11/14追記:そして、その後出版された「楯」を読むと、「ダディ」に関しての数年間の心の葛藤は、語り尽くせるものではない、としながら、彼女なりの反駁をしていて、彼の浮気が、文面通り「数人」で収まる規模でなく、それも夫婦、家族ぐるみでの知己等、相手を選ばないものであったり、信頼の薄らぎ、物事のはかり方のずれの激しさ、が綴られていたのですが、

一番印象的だったのは離婚後、郷ひろみが、二谷側が引き取った娘2人に会いに来た時のエピソード。当時小学校低学年の娘たちが、やっと平常心に戻り始めた頃、突然、仕事の合間に顔を見に行く、と連絡があって、30分だけなんて、ましてや今上の子しかいないし、と言っている間に到着、

「楯」の文面では、姉を「べチャべチャ可愛がり」、丁度30分で出て行きかけた所、妹が帰って来て、一瞬呆然自失、の彼女をやはり抱き上げ、キスし、矢継ぎ早に言葉を投げかけて去り、残された2人は放心状態、それぞれ静かに泣き始めて、という出来事。

そういう事が、繰り返されていたようですが、まさに芸能人「郷ひろみ」の行動範疇のパーツの一部である娘達、という顕著な逸話として脳裏に残った部分。二谷友里恵も、当初「郷ひろみ」を充足させるパーツ、妻として白羽の矢を立てられたものの、時を重ねるにつれて、そのギャップに、彼女の性質的に、順応も出来ないし、距離は広がっていったのかと。

それと、松田聖子は公人、二谷友里恵も芸能活動はしていなくても、二谷英明・白川由美夫妻の娘で、全くの一般人、とも言えないのかもしれないですが、彼程には、世間に対して声を持たない立場、で、

「楯」の「脅し」という章に書かれていた事が事実なら、しこりある別れた妻、というより、そういう、声を持たない相手を見くびったような、卑劣で不実な言動・行為は、人間(の器)的に、何だか、という所も。

幸い、というのか、二谷友里恵という人には、文筆という手段、ある種の気骨、また郷ひろみの友人でもあった「家庭教師トライ」の創業者、という現夫、という手綱もあって、郷ひろみとは訴訟問題もあっても、飲み込まれないスタンスがあるようですが。

夫婦の事は、他人には推し量れないし、まして芸能界となると、で、こういうエッセイに、どちらがどこまで本当の事を、というのも実際藪の中ですが、少なくとも二谷側の文面から、虚飾めいたものは感じられないし、私はファンだったのも子供時代で、特に「郷ひろみ」に思い入れはないのですが、一連の漏れ伝わってきたものは、何だか、というものだった、と。

二谷友里恵も「ダディ」で綴っている娘達への愛情は、嘘ではないだろう、と認めてはいて、ある意味その時々の対象に対して純粋、繊細な部分を持ち合わせた人物、にも思え、歌には人そのものが出る、とは聞きますが、そういう瞬発的な感情の動きを、ラブソングに込めているのかもしれませんが、少なくとも彼のラブバラード曲、は今、私にはどうも空々しく。

シンガーとしての自分を真摯に思うのならば、やたらに言葉を巻き散らかさず、自分に非がある、という結婚破綻の、内幕的な「ダディ」など出さず、男気的にも、沈黙していれば、おそらく「楯」も出ず、そういうイメージダウンは少なかったのに、と。他にもエッセイを出しているようですが、読む気になれません。

この人の焦点は、あくまでエンターテイナー「郷ひろみ」という自分、のようで、結婚生活中娘も出来た’90年代、自分は「お嫁サンバ」でいいのか、と悩んで、バラード3部作に、という方向転換もしたようですが、その破綻後「GOLDFINGER’99」での弾けっぷり。

やはり、自分は「お嫁サンバ」なんだ、という結論に、とも語ってましたが、やはり今回ラストのバラード「愛してる」も、どうも鼻白む、というか居心地悪く。そういう風に、何かと思う所もあって、この郷ひろみの回は、見たものの書かないでおこうかとも思ったのですが、付随的「HIROMIC・・」ノスタルジーもあったし、いっそ、という所でした。

関連サイト:SONGS 第153回 郷ひろみ
関連記事:原作本等SONGS 松田聖子英検対策('09/4/18)SONGS 南佳孝


    
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-12 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
「SONGS」10月2週目は八神純子、録画で見ました。姿も歌声も久方で、歌ったのは「思い出は美しすぎて」「みずいろの雨」、メドレーで「Mr.ブルー ~私の地球~」「ポーラー・スター」「パープルタウン~You Oughta Know By Now~」、「想い出のスクリーン」。冒頭、故郷の名古屋の、15才の時から通ったという音楽学校を訪ねたり、本人の回想を挟みながら。

さすがに容貌は歳はとったと思いましたが、伸びあるクリスタルボイスはそのまま。特に熟成、というより、声艶はそう当時と変わらない、という感じ。各曲自体も懐かしく、またしても心洗われる思い。マイベストは、「みずいろの雨」と僅差で、やはりデビュー曲「思い出は美しすぎて」。

これは思えばボサノバだったのでしたが、ヤマハポプコンに初出場した頃世界歌謡祭にも出て、そこで誘われてチリの国際音楽祭に出場、その時の思い出が強烈で、ボサノバの曲を出したいと思った、のがルーツだったのだった、と。

              

少し流れた次のシングル「さよならの言葉」も覚えあって、楚々とした曲だったと思うのですが、他の人の曲で、これはヒットせず、あと1曲出してダメなら名古屋へ帰る、というプレッシャーの中、創ったのが「みずいろの雨」で、

やはりラテンでいきたい、と、チリの風景を思い浮かべながら原宿の歩道橋を歩いていた時、ふっとサビのフレーズが出てきた、そうで。メドレーの曲や「想い出のスクリーン」も馴染みはありますが、やはり「思い出は美しすぎて」「みずいろの雨」の2曲の、瑞々しいキレは別格、と改めて。


冒頭、元々お母さんが洋楽・洋画が好きで、家ではいつも洋画音楽が流れていた、という話もありましたが、本人もヒット路線を走りながらも、自分のやりたい音楽とのギャップがあって、アメリカで歌える人間になりたい、自然に英語で曲を歌いたい、という思いも強く、渡米して勉強、

前に国際結婚した、と聞いた覚えはあったのですが、そこでイギリス人プロデューサーと出会って結婚、息子と娘がいるのだった、と。手元に「COMMUNICATION」('85)の録音があって、これも割と好きなアルバムでしたが、これにも英語歌詞曲も混じってたのでした。

それと、最近岩崎宏美のレコーディングに参加、その紹介の時一部流れたのが、松原みきの「真夜中のドア」。ちょっと不意を撃たれたDNA郷愁曲、一昨年、有線から市川藍版が流れてきたのを聞いて、検索で辿っているうちに、松原みき本人は’04年に子宮頸癌で亡くなっていた、と知ったのでしたが、

             
              
岩崎宏美が、最新カバーアルバム「Dear FriendsⅤ」で八神純子らと共に歌っているようで、やはりこういう風に忘れた頃に取り上げられる、風化しない名曲の1つ、と少し感慨。たまたまかこの作詞の三浦徳子は、今回の八神純子自作の「思い出は美しすぎて」以外の4曲も手掛けてたのだったと。

このアルバムでは大貫妙子の「黒のクレール」、ASUKA「はじまりはいつも雨」、小坂明子本人との「あなた」等も収録のようで、岩崎宏美と大貫曲、同様、彼女と「真夜中・・」、というのも何だかやや意外な、という所ですが、思いがけない所での、「真夜中のドア」遭遇でした。

関連サイト:SONGS 第152回 八神純子
関連記事:真夜中のドア/松原みき岩崎宏美/Mr.Childrenタビうた 岩崎宏美/平原綾香



     
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-10 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
1ヶ月前放映の録画を、先週から見始め一昨日見終わりました。唯一未見だった宮崎監督の劇場長編、第一作で、他の「ルパン三世」TVアニメや劇場版も馴染みありませんが、これはこの機に見ておきたいと。初代「ルパン」物語は小学生位の頃、ホームズの方が好みでしたが、そういう系列で何冊か読んだ覚え。

他の宮崎アニメとは趣違って、三枚目盗賊主人公+たおやかなヒロイン少女+悪役の伯爵、の絡みで展開するアクションロマン、という感じでしたが、クラリスは、芯はあっても自分を救おうとするルパンを「泥棒さん」「おじさま」等と慕う受身の可憐少女で、やはり他の宮崎作品ヒロインとはやや異質。

対照的な、ルパンとは同志的なやり手風謎の女峰不二子も登場でしたが、(クラリス+不二子)÷2で多少どちらかへの傾き、というのがその後の宮崎アニメヒロイン像、のようでも。そういう意味では、最新のアリエッティはクラリス寄りかと。

舞台のカリオストロ公国の緑、古城、水面等の風景の広がりも瑞々しく、そこで展開する、映像、テンポも若々しかった宮崎作品、という後味。


11/8追記:「カリオストロ公国」は架空でも、カリオストロという詐欺師は実在、元祖ルパンシリーズに「カリオストロ伯爵夫人」という話もあって、その時のルパンの妻の名が「クラリス」だった、というルーツらしく、今回の悪玉カリオストロ伯爵は、細川俊之を膨張させて人相悪くしたような、という印象。

初期作品だし、声はやはり皆声優陣で、クラリス役島本須美は、ナウシカ(「風の谷のナウシカ」('84))もこの人で、後年も「・・トトロ」のお母さんだったり、「もののけ姫」のトキ役等まで宮崎作品に出ていたそうで。

ヨーロッパ風異国舞台で、不二子だけは名は日本人でも、立ち居振る舞いは西洋の女スパイ的、でも男性キャラクターは、カリオストロの人々以外は、ルパン自身も日本人風貌、相棒次元大介、石川五ェ門、銭形警部等、日本人揃い、というのがややギャップ感じたのですが、

元々「ルパン3世」は、漫画家モンキー・パンチが生みの親で日本発、そもそも日本人キャラクターのレギュラー陣なのだった、と。

自然破壊への警鐘等、というテーマ的なニュアンスは特にないかもしれないですが、財宝をもたらすはずの伯爵とクラリスの指環の結合が、偽札ゴート札の巣や、その黒幕の伯爵の終焉になったり、現れた財宝自体、水中に埋もれていた壮大な”歴史”だったり、というのは、資本主義への皮肉っぽい気も。

それと、伯爵の専用機で、ルパンと銭形が城脱出の時に使う「オートジャイロ」というヘリコプター似の乗り物とか、宮崎監督の航空凝り性的な所が、第一作ですでに、と思ったり。

あと印象的だったのは、情緒的なワルツテーマ曲「炎のたからもの」で、一瞬歌ってるのは、加藤登紀子かと思ったら、ボビーという人。最初、内容にミスマッチのしっとりさ、という気もしたのですが、改めて聞いたら、旅人の孤独に寄り添うような歌詞が、無頼、漂流者ルパンの哀愁、というニュアンスもして、

作風的には、もう少し派手目な曲でも違和感なかったとは思うのですが、あえてこういう路線のテーマ曲に、というのも、その後の久石譲音楽とのコラボと繋がっているようにも思えたり。

最後、スピード感とコミカルさに加えて、強面の銭形警部の名科白で、ルパンとクラリスのロマンスの淡い余韻も。やはりこの機会に見ておけて良かった、という宮崎ルーツ作でした。

関連サイト:Amazon「ルパン三世 カリオストロの城」象のロケット「ルパン三世 カリオストロの城」
関連記事:ハウルの動く城(’04)プロフェッショナル 宮崎駿スペシャルゲド戦記(’06)崖の上のポニョ(’08)プロフェッショナル 宮崎駿のすべて<1><2>スタジオジブリレイアウト展久石譲in武道館~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~借りぐらしのアリエッティ(’10)<2回目>ジブリ創作のヒミツ~宮崎駿と新人監督 葛藤の400日借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展小人の冒険シリーズと「借りぐらしのアリエッティ」
(スレッドファイルリンク(ここでは「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」)は開かない場合あるようです)

    
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-07 00:00 | 邦画 | Trackback(1) | Comments(0)

英検1次結果・対策

先日、英検サイトの合否閲覧が出て、やはり今回合格点78点で私は66点でした。不合格A範囲ではありますが、総合で前回より5点ダウン。今週火曜に、各分野の得点掲示も出て、マーク部分は試験翌日チェック通りで、英作が前回と同じ16点。当日気付いた他にも、細かいミスがあったかもしれません。
                                  (C)(株)旺文社
a0116217_15132076.jpg一言では言いにくい、何だか、という脱力感もありますが、とりあえず必要なのはリスニング仕切り直し、と思って、先週から手元の過去問CDで、ディクテーションを少しずつ始めました。

改正前のはPart3はインタビューだけにする事にして、’00年1回が終わった所。3度繰り返して補なった後、スクリプトで確認、再度チェック、の形で1日最低1Partは、という目安でやっていこうかと。

実際やってみて、やはり何度か聞き馴染みというせいもありそうですが、Part1会話はそうつっかからず、Part2も意外と細部判るものも。でもなかなか一度に文単位の長さで正確に、というと単語レベル等によって難しかったり、記憶落ちしたり、やはり科学ネタ等は厳しく。また、実際書いてみて、久方に書く単語でスペルミスもしていて、そういうチェックにもなるかと。

(C)(株)旺文社
a0116217_16462768.jpgまた教材置き場で’94年版のカセット+スクリプトが見つかって、どうも手をつけた覚えなく、聞いてみたら、4択形式は同じですが、今の出題形式とはやや違い、慣用句ポイントのごく短い会話や、内容選択も、1文につき5質問あったり。

何回か聞き流しで使った後、実際やってみたら98問中81問の出来でしたが、判り難いものもあって、特にお手上げだったのは、何試合か混じった早口野球ニュース。聞き直してもほとんどピンとこず、スクリプトで見て、不明な野球用語を調べて、選手やチーム名をチェックして、やっと文面でこの問いの答えがこれ、と納得、知る限り本番では出た事はないですが、私には結構な難問。

リスニングはやはり過去問、出来れば+CEL模試のディクテーション中心で、後は引き続き「オズ・・」「カサブランカ」、またテレビでは「トラッド・・」の他は、NHKニュースの副音声で、それとラジオのAFNのトーク番組の時等は、見聞き出来る時はなるべく集中して、という所でいこうかと。

先日の試験は、筆記1,2番は語句チェックと復習して、改めてちょっと興味引っ掛かったのは、2番の「アイビー=リーグ対州立大」。これは本番何とか時間切れ前に、ざっと文脈を追って穴埋めした所でしたが、、アメリカでハーバード大等アイビー=リーグ私大が、世論もあって低収入層家庭の生徒の学費を値下げしたので、州立大のメリットが減っているという状況で、

それでも、低収入層の割合は州立大の方が多いので、そういう私大に対抗して学費を下げると、教育の質を落とさなければならなくなる、というジレンマ、という内容でした。

今回撃沈だったリスニングも、英検サイトの音声で、衿を正してやり直してみましたが、半分位の出来。今日郵送での成績表も来ていて、リスニング受験者平均を見たら、前回より得点率で5%程低かったようで、まだスクリプトでの照合はしてませんが、2点問題Part3,4も、どうも放送文中キー単語が掴み難く、やはりややトリッキーだった印象。

でも、落ち着いて聞こえる断片で、粘って拾っていれば、やはり半分強の18点で総合で丁度ボーダー、という線までは、取れたかとも思うのですが、今回当日の集中切れは、色々トータルで底力不足、だったと。

そういう所でまた、惰性にはならないよう興味もキープしながら、仕切り直して行きたいと思います。

関連サイト:STEP 英検ー日本英語検定協会ー
関連記事:英検1次終了

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                   <’90年4月、ボストンにて>
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by MIEKOMISSLIM | 2010-11-05 00:00 | 勉強 | Trackback | Comments(0)