Something Impressive(KYOKOⅢ)


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RUNAWAY/麻倉未稀

先程時間空いた時ふとTV欄で、テレビ東京の「歌の楽園」という番組が目に入って、未見でどういうのかと思って点けたら、丁度次に麻倉未稀登場、「RUNAWAY」を歌ってて、ちょっと独特な懐かしさでした。

この番組は毎回テーマに沿ってのメドレー方式のようで、今回は「走っている時に聞きたい曲」。

以前、「つくば科学万博」の野外ライブで、麻倉未稀が出ていて、この曲や、「HERO」等を歌ってたのでした。容貌はさすがに年を取った、とは思いましたが、黒いノースリーブドレス姿で、パワフル歌声。特にトーク等はなかったですが、いまだ健在だったんだ、と。

余り近年歌番組で見かけた覚えもなく、姿も歌声も久方。一応前ブログで検索したら、「Mラバ 大黒摩希」記事で、大黒摩希に、彼女や今回番組で「男」を歌ってた久宝留理子等が重なる、と触れてたのみでした。

そのライブでは、そうステージに近い席だった訳でなく、他の出演者、とか、余り詳細思い出せませんが、その時のこの曲の、疾走感や高揚感、万博という非日常な場の刹那的空気、とか、微かに蘇った気が。これは、ボンジョヴィのデビュー曲をカバー、訳詞松井五郎だったのだった、と。

アップテンポ曲だと「HERO」より、この「RUNAWAY」の方が好きでしたが、マイベストは「ミスティ・トワイライト」。今思えばバブル時代っぽい曲、でも、何だかこの頃の、様々な切なさパック曲、の1つ、という感じ。

             

これは誰の作品だったのだろう、と思って、検索したら、作詞滝真知子、作曲大野雄二。大野雄二は最近何かで名が掠めた、と思ったら、昨年放映を見た「ルパン三世 カリオストロの城」の哀愁のテーマ曲や、その音楽担当だった、と。

手元に、友人がくれたアルバム「SEXY ELEGANCE」の録音テープ。「ミスティ・・」も入ってますが、この中の「今夜だけ恋人」等も耳に残ってたメロディ。思わぬ所での、麻倉未稀再会、でした。

関連サイト:歌の楽園 テレビ東京
関連記事:Music Lovers 大黒摩希ルパン三世 カリオストロの城(’79)



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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-27 20:37 | 音楽 | Trackback | Comments(0)


しあわせの雨傘(’10)

北海道展記事で触れてたように、日曜に日比谷のシャンテで見てきました。これはやはり、歴代マイベスト10に入る「シェルブールの雨傘」('64)が頭にあって、カトリーヌ・ドヌーヴが雨傘工場社長夫人、というオマージュ漂わす設定、歌も披露、というのもポイント、劇場で見ておければ、と気になってた作品。

フランソワ・オゾン作品は私は「スイミング・プール」('03)以来、以前「まぼろし」('01)が割と印象に残る作品だった、というのもあって、このコラボも、ちょっと興味あったのでしたが、

短い荒筋を見た段階だと、夫が病に倒れた不測の事態に、優雅な暮らしの専業主婦だったヒロインが工場を切り盛りしていく、という、ヒューマンドラマ風、にも思えたり。

余り詳しい内容チェックせず、見てみたら確かに、家庭で”飾り壺”扱いされていたヒロインスザンヌ(ドヌーヴ)が、新たな自分を見出して羽ばたいてく、という筋には違いなく、序盤のドヌーヴジャージ姿も、ミスマッチ感が少し微笑ましかったりしたのですが、

正直、明るみになっていく夫婦揃っての、過去~現代に渡る浮気の応酬、の背景、エピソードは、苦笑してしまうコミカルさもあっても、どうも生理的に、気持悪かった。それは近頃ネット上で垣間見た公然とした不倫沙汰、その駆け引きの気持悪さに、諸事情で、嫌な思いをした、私自身の経験も一因かと。


夫ロベール(ファブリス・ルキー二)の浮気相手の秘書ナデージュ(カソン・ヴィアール)が、臨時社長になったスザンヌの影響で、意識が変わり、不倫関係にけりをつけようとしたり、スザンヌの応援についたり、というのは、この流れなりの”ヒューマン”的部分かとも思ったりはしたのですが。

思えばフランス発、余りオゾン作品の多くを見てはいないですが、一捻り、二捻りあっておかしくない作風。「まぼろし」での、海岸で行方不明になった夫の姿を探し求める妻、のメランコリックな情感、が脳裏にあったのですが、それは余り見受けられず、

そうストレートなヒューマン、愛情ドラマ期待、というのはやや路線違いで、これがフランス流大人のドラマ、としても、何だか、という感じ。人生模様の味わい、等とはどうしても思えず。

途中で母にもこれはNG、まずかった、と。実写の洋画を一緒に見たのは「宇宙へ」「HACHI約束の犬」のハシゴ以来、今回、荒筋での印象で、OKそうかと誘ったのですが、やはり感想は今一で、浮気の仕合は嫌だった、やはり洋画はそこら辺ちょっと感覚が合わない、

昔見た「野菊の墓」とかは本当に、しみじみとした純愛で感動した、等と帰途言ってて、誘う作品選択間違い。良かった所は?と聞いたら、専業主婦の身から国会議員を目指すまでになって、という、女性が努力を実らせる感じは好感持てた、という所でした。          


劇中、ドヌーヴの歌は、序盤の台所での鼻歌だけ?と思ったら、ラスト、「・・美しい人生」と歌い挙げて、そういう女の人生を飾る締めの舞台、となったのですが、上手さ云々というより、貫禄でソツなく締めた、という印象。

彼女は私は「ペルセポリス」('07)での声優、姿は「輝ける女たち」('06)以来。「シェルブール・・」はでの歌は吹替えだったし、「ロバと女王」('70)もミュージカル調でしたが、やはり吹替えだったようで、

「輝ける・・」で、どうも彼女の歌シーンははっきり思い出せないのですが、当時の感想を見直したら、少なくとも彼女のらしき歌が流れた、という事はあったようで、歌声もその時以来。

その姿に、この作品の内容自体さておいて、「シェルブール・・」での若さ美しさは消えても、年輪重ねた女優カトリーヌ・ドヌーヴの健在ぶり、という感慨覚えたりはしました。

              


2/24追記:その他俳優陣で、近年見かけてたのは、私は「エディット・ピアフ 愛の讃歌」('07)以来、市長のパパン役ジェラール・ドパルデュー。ピアフをスカウトした店主役、だったのでしたが、ああいう恰幅だったろうか、と。それと夫妻の息子ローレン役のジェレミー・レニエは、「夏時間の庭」('08)で次男役だったのだった、と。

ロベールと秘書との不倫を、黙認してるような一家の雰囲気も、どうも気持悪かったのでしたが、

この物語は、スザンヌの昔の、パパンともう一人との不倫、というエピソードがなければ、スザンヌがそういう意味で、自身の誠実さは捨てない、また捨てられない女性だったら、

夫の放蕩に、辛く理不尽な思いをしながらも、家族に忠誠を尽くしてきた妻が、夫の病気を機に、真の意味で、自分の能力・存在が認められる表舞台に羽ばたく、という、幾分いい後味だったかと。

スザンヌには、周囲を懐柔しながらの経営能力はある設定、ドヌーヴとドパルデューのダンスシーンはあっても、さすがにリアルタイムでの絡みの不倫ラブシーン、等は設定自体なかったですが、工場混乱当初、後ろ盾としてパパンを頼った背景に、昔の出来事との絡みも、ちらつく感じが、やや興ざめしてしまったり。


不倫仕合を省いて、家族経営の企業で、幹部の夫婦間で、考え、方針、資質が違って、子供達の引き合い合戦、のような状態は、人間模様的な感で、

やはり、というかロベールは、スザンヌの経営者としての思わぬ資質、そのスタンスを理解しようとはせず、また多分感覚的に、理解出来ない男性像。

歩み寄りなく自我を張り、妻側にいた娘ジョエル(ジュディエット・ゴドレーシュ)に、夫を幹部に雇う、と、自分の家族の安泰を報酬にして、寝返らせたり、ふと弱気になってか計算でか、スザンヌの寝室に甘えに行ってみたり、

設定は’70年代で、女性のスタンスも今とは違っても、妻や秘書との件も、女は自分の管理下でサポート役、性欲を満たすだけで十分、自分と違う感覚、自分を凌ぐ能力等は目障り、というワンマンと卑小ぶりが、シニカルに浮き彫り。

この話で、一応一番好感持てたのは息子ローレン。美術志向で、カンディンスキー絵柄の傘等デザインしたり。自分の出生の秘密を知ったりしたら、やはり複雑な心情で、どう振舞うか?判りませんが、少なくとも一貫して筋を通して、母側についていたスタンスだったので。


そういう所で、「シェルブール・・」へのオマージュ、というよりは、その後のパロディ版、とでもいう風に思えたりもして、今一。もし同じ物語で、「シェルブール・・」の影もなく、雨傘でなく別の商品工場舞台なら、ドヌーヴ出演作、とはいっても、スルーしていた作品、と。

上記のように、ドヌーヴの歌はフルコーラス聞けて、健在ぶりに感慨、という分には、見に行った甲斐ありましたが、もう今や「シェルブール・・」のような牧歌的ピュア、というか、ああいうテイストの作品は、根絶気味、と一抹の寂しさも感じました。

関連サイト:「しあわせの雨傘」公式サイト象のロケット「しあわせの雨傘」
関連記事:ロバと女王(’70)うず潮(’76)輝ける女たち(’06)スイミング・プール(’03)エディット・ピアフ 愛の讃歌(’07)ペルセポリス(’07)夏時間の庭(’08)
(スレッドファイルリンク(ここでは「輝ける女たち」「エディットピアフ 愛の讃歌」「ペルセポリス」)は開かない場合あるようです。)


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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-23 10:44 | 洋画 | Trackback(5) | Comments(0)


春の大北海道展

昨日都合も合ったので、今日まで新宿伊勢丹店での北海道展に母と行って、それから日比谷シャンテで「しあわせの雨傘」を見てきました。「しあわせ・・」については後日別に。今回イ-トインは寿司、ラーメン、チャウダーで、札幌のラーメン店「銀波露」で昼食に。

a0116217_1258292.jpg私は「ぱいくぅ麺 みそ味」、母は「醤油ラーメン」、2人で「ねぎまよシャーチューおにぎり」。

「ぱいくぅ麺」は、揚げた豚バラ肉が特徴、広告のように”外はカリカリ”という食感ではなかったですが、中は書いてあったようにジューシーで、柔らかく結構食べ易く、その他玉ねぎ、もやし、ねぎ、メンマ等の具、

麺は中太でコシあって、スープは濃い目、いつになくボリュームの食べ応え。母のは、チャーシュー+ぱいくぅ麺の肉以外の具のようで、最初、これは美味しい、と言ってましたが、食後、麺や味が滲みたシャーチューは美味しかったけれど、ゴマ風味のスープが、ちょっと濃すぎだった、と。

おにぎりは、一口サイズで、どちらかと言うと小さい手巻き、という感じでしたが、ツナマヨおにぎりのシャーチュー版、というか、まあ美味しかったです。

a0116217_12595012.jpgデザートは、私は「リトルジュースバー」店の「フルーツミックスけずり」(↑)、母は「パパラギ」店のソフトクリーム(←)に。私は一昨年「いちごけずり」、昨年この時期に「メロンけずり」を食べてたのでしたが、この「リトル・・」は伊勢丹での北海道展で登場店、のようで。

今回の「フルーツ・・」は、下の赤い所は苺でしたが、黄色部分は謎、味見した母はオレンジじゃないかと言ってましたが、それにしては微妙な味。後で店舗を通りかかった時、店の人が通路に出てたので、聞いてみたら、パインとマンゴなんです、とのことで、そうだったのだった、と解決。



その後少しブラブラしてるうちに、母が、杖がない!と気付いて、私もそれまで全く気付かず。近年さして実質なくても支障ないせいもあって気付かず、もう1本家にあっても、こちらの方が愛用品らしく、「銀波露」店、「パパラギ」店、ソフトを食べた場所、通った経路等廻ってみましたが、見当たらず。

伊勢丹の事務所に届けておくしかないかと思ってた頃、店の腕章をつけた女性が通路にいたので、落し物で届いてないか尋ねてみたら、携帯で問い合わせてくれて、それらしきのが届いてる、とのことで、取ってきてくれて、一件落着。

a0116217_1333422.jpg母は、てっきり出てこないと気落ちしてたので、喜んで、親切にこういうのを届けてくれる人がいるんだなあ、最近自分も忘れ物らしきのを見かけても、急いでる時等そのままにしておいた事もあるけど、これからは届けないと、等と、しばらく感心しきり。

私も、杖を持ち帰られる可能性は余りなさそうな、とは思ったのですが、通路で、歩く人の足に当たったり蹴られて、店舗の下等に入り込んだりしていても仕方ないのに、短い時間内に届けられてて幸運、

やはり日本ならではというのも、とも思ったのですが、ないままだと1日の気分も違ったろうし、落ちていた杖を届ける、というただそれだけの事ですが、見知らぬ人の無償のご親切の実行に、心和らいだ出来事でした。

それから、やはり今日まで小田急新宿店での、「京の老舗めぐり」展も少し覗いたら、やはり工芸品店舗が多く、赤い雛壇風のスペースに、小サイズの雛人形が色々並んだコーナー等目を引かれたり、という所でした。

関連サイト:春の大北海道展 伊勢丹新宿店 店舗情報小田急新宿店 Webちらし2/16「リトルジュースバー」サイト
関連記事:秋の大北海道展(伊勢丹)大北海道展(〃)秋の大北海道展(〃)


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a0116217_1311979.jpg<ぱいくぅ麺 みそ味、醤油ラーメン、ねぎまよシャーチューおにぎり>
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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-21 13:53 | グルメ | Trackback | Comments(0)


冬期直前講習終了

今週火曜で、今回の冬期講習が実質終わりました。今年は一般受験対策は特になく、私立校に推薦合格した中3生が、クラス分けのため一般試験も受けたので、平常内でその対策。

結局平常にプラスは、中2男子の英検3級、数検準2級対策分が、12月末~今週にかけて、平常に+1時間×8回、90分×2回や、その他中1、2生が冬休み中に数回単発分。

その生徒は英検1次は65点中61点でパス、明日が2次面接、練習はそれなりに本番形式でしたのですが、やや受け答えがぎこちなかったり、筆記ではまずしない言い間違いしたり、1次よりやや不安。本人もちょっと自信なさそうで。

普通にやればまあ大丈夫、とは思うのですが、律儀に答えようとして、言葉に詰まってツボにハマってしまう、という分もあるので、全部完璧に答えなくてもOKだから幾分リラックスして、と、先日お家に電話した時、本人が出たので本人に再度、お母さんにも、そういう風に伝えときました。

数検の方も、今日本番ですが、特に2次の数理技能はちょっと厳しい、1次も、上手くいけば、という所、と思われたのですが、ミスした問題の復習もこなしたり、覚えたての三角比の公式を、自分なりに駆使して解こうとしたり、結構粘りを見せて、仕上げにやった市販問題集の模試だと、1次が9割、2次も7割出来ていて、

本番で発揮出来るか?ですが、今回の仕上がりとしては恩の字、という感じ。お母さんも、3級を飛ばしてのチャレンジで、1度で受かるとは思ってないし、結構学校の数学授業でも生かされてる所があるようだし、

英検2次も、今回ダメでも、苦手分野も判って、次回はその練習もじっくり出来るし、というスタンスですが、まあ私としても、本人のやる気、適応力とかもあって、久方にちょっとやりがいあったし、やるだけはやった、という所です。

他生徒の検定対策は、平常内、振り替え等でやったのですが、中3女子の英検準2級1次は、秋より点数アップでしたがやはりアウト。中2女子の英検4級は、年明けの状態だとまず無理、という所だったのが、直前少し集中力見せて追い込んだのですが3点足らずでアウト。

この生徒の漢検3級も、テキストで練習していて、正直厳しい、と思ってましたが、これは本番140点ラインの所、答え合わせしたら151点取れた!と喜んでいて、持ってきたので再度チェックして、正式発表はまだですが、多分いけてそうで、吉報。

英検前夜、神社に合格祈願参りに付き合って、ついでに自分の分もしておいた時の生徒でしたが、ご利益はどうも3分の1、という所だったようです。

漢検試験後、セーブしてた映画を友達と見に行って、確か「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」と「GANTZ」を続けて、と言っていて、前者は結構前に聞いたタイトルで時期的に?で、DVDだったのかもしれませんが、「GANTZ」の方が面白かった、私にも是非見て欲しい、と言われたのですが、話のあらましを聞いて、悪いけどパス、と。

じゃあお勧めは?と言うので、劇場でやってるのなら「犬とあなたの物語 いぬのえいが」、アニメ「チェブラーシカ」、Aちゃんと同じ14才の子が創った「やぎの冒険」、とか挙げたら、「犬と・・」はシリーズを知ってて、

「やぎの・・」は、同い年の監督、というのがちょっと興味引っ掛かったようで、という所。これは昨年夏の沖縄展で知って、今年になって公開になってた、と。

そろそろ公立中の学年末テスト、再来週辺りには私立校も時間割出そうです。

関連サイト:STEP 英検ー日本英語検定協会ー「数検」公式ホームページ-suken-数学検定日本漢字能力検定協会
関連記事:大沖縄展冬期直前講習

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                 <中3生の湘南土産、たこせんべい>         
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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-19 17:18 | 仕事 | Trackback | Comments(0)


その日のまえに(’08)

「コトバのない冬」('08)「櫻の園~さくらのその~」('08)同様、’08年の東京国際映画祭で気になって未見のままだった大林作品、DVDで先週~一昨日見終りました。大林作品は、私は昨年図書館上映会で見た「北京的西瓜」('89)以来。

原作は見読ですが重松清の小説、余命1年と宣告された妻、その夫と2人の息子、新婚時に住んだ海辺の町の人々等の、時空を越えたファンタジーと、現実的な非常事態の日々の混合作品、という感じ。

最初の方、昔の出来事の、嵐の海辺での少年達、波にさらわれたらしい息子の名を泣き叫ぶ母、海辺の店の怪しげな老婆達、の合成映像が続き、「理由」でのやや鼻白んだCG部分も彷彿、ちょっとこれは、私には駄目かもしれない、と一旦止めてしまったのですが、

とにかく未見で引っ掛かっていた大林作品、というのもあって、翌日気を取り直して再度見直していったら、展開していく映像と物語を割と受け入れていけた、という感じ。

それは作品の力なのか、”大林作品”という意識があるからか、多分そのミックスだと思うのですが、どの位の比率なのか、自分では判断しにくいです。

直接”死”題材というもあって、やや二の足踏んでた所もあるのですが、見てみたら、当事者達の具体的な苦悩、達観しようとする強さや悲しみ、ストレートな悲しみ、逃避、やるせなさ、等の感情は垣間見えても、

基本的に、生死を越えた、やや陳腐+大らかなファンタジー世界。ここまで徹底してると、ややリラックスモードで見られる感じ。

結構長編、色々枝葉もあって、もう少しコンパクトでも、とか、ベテラン域と比例してかのやや冗長さ、も思ったのですが、近年の大林作品の「転校生 さよならあなた」('07)や「22才の別れ Lycoris葉見ず花見ず物語」('07)等で、後半~終盤展開した壮大な生死観の、やや鼻についたような感触は、今回そんなにはなく、ノスタルジックな大林色的切なさも折に漂って、

余り理屈がどう、というより、とにかく”生死”を、心の有り方で包み込もうとする様を描く、大らかなパワー、という余韻も残りました。 

                


2/17追記:これは、故峰岸徹さんの遺作、でもあったのでしたが、途中、ヒロインとし子(永作博美)の父役が登場の時、そうかと思ったら、それは山田辰夫で、峰岸氏は後半、夫健大(南原清隆)の回想する父役で、一瞬だけ登場。「大事に出来るものを大事にせんと、後でバチが当たるぞ!」というような科白。

その訃報は’08年秋、市川作品「病院で死ぬということ('93)感想の追記で触れていて、そう言えばやはり重松清原作の市川作品「あおげば尊し」('05)でも、楚々とした風景映像が織り込まれてたのでしたが、

この「その日・・」でも、劇中、とし子の故郷岩手の広大な雪景色、またエンドロールで、クラムボンによるスローバラード宮沢賢治の「永訣の朝」、汽車の汽笛や走る音+四季折々の風景映像が流れ、そこだけ単独の美しいミュージッククリップとしても成立ちそうな、という穏やかで清楚なラスト。

このテーマ曲は、クラムボンのミトが作曲のようで、賢治の「クラムボン」の詩は、子供の頃小学校か中学校の国語の教科書で知った覚え。

あえてこの同名バンドに依頼したのか、何か縁あったのか?、劇中ストリートミュージシャン風のくらむぼん(原田夏季)もチェロを弾きながら歌ってたり。原田夏季が、くらむぼんと、賢治の妹とし子二役だったのは、山田辰夫が語ってたクラムボン=とし子説からのようで。

ヒロインとし子は宮沢賢治と同じ岩手出身、その名も妹にちなんで、で、「永訣の朝」は、賢治がその病で死にゆく妹の事を詠っていて、私は今回知った詩。

劇中、とし子の息子達も曲を聞いた時不思議がってた、呪文のような「あめいじゅ とてちて けんじゃ」は、死を前にした妹が、熱で渇いた喉を潤そうとして、兄の賢治に「霙(みぞれ)を取ってきて」と頼んでいる、という情景のようで、ヒロインとし子の死の床で、祖父が彼らにそう教えているシーンもあったり、このファンタジー世界の、要ファクターの1つ、という感じ。


他にも、真っ青に塗られた一家の壁等は、いかにも虚構めいてましたが、冒頭、最後を飾った「ひこうき雲」や、浜風町の喫茶店「朝日のあたる家」は、原作短編集作品からの映像化のようで、「朝日・・」で、妻(宝生舞)へのDVに走る夫、小日向文世は、こういう役は余り覚えなかったです。


その他ちょっと気になった俳優陣は、以前、「SONGS」で中森明菜が「なごり雪」を歌ってた関係で、この作品に出演、とチェックしてた、伊勢正三の娘(伊勢未知花)が、やはり、主演夫妻の影のサポート役で少し出ていて、ソツのない美人、という印象で、今回見た限り、父親の面影、というのは特に感じられず。

それと、「櫻の園・・」で割と印象的、大林監督秘蔵っ子、という寺島咲は、見終わった時は、何処に出てたのだったか?エンドロールで「女子高生」役、と見ても、どうもピンときませんでしたが、

くらむぼん路上ライブの時にいて、演奏に聞き入る柴田理恵に、携帯を注意されてけんか腰だった化粧濃い少女、と判って、携帯で恋人とやや深刻そうな話はしてましたが、「櫻の園・・」の時とは全く結びつかず、出番もわずかで、秘蔵っ子、というにはこういう使われ方、とはやや意外。

2/18追記:主演夫婦役のナンチャンと永作博美は、割とナチュラルな呼吸の合い方、な感じ、永作博美は、私は「ドルフィンブルー・フジもういちど宙へ」('07)で以来、ナンチャンはどうも映画での覚えありませんでしたが、今回はそういう他の役での馴染みなさが良かった。大林作品では前に「水の旅人 侍KIDS」('93)に出てたのでした。


前半、散りばめられてた、少年達、海岸での事故、謎の男(筧利夫)、夫婦間のちょっとしたエピソードが、後半、時間軸が行きつ戻りつしながら、解明されていって、様々な思いが交錯しながら、ラストのハイライト、浜風町の花火大会。

打ち上げ花火が、この世を去った者が帰るための目印、という発想も何だか好感ですが、「異人たちとの夏」('88)等も少し彷彿、この花火大会自体、天国と現世の狭間、生きる者も死者も時空を越えて一緒にいられる、言葉尻だけでない、愛と善溢れる桃源郷、という後味。

近年特に、そもそも創り手側の価値感覚って?と訝る節もあるのですが、多少ベタでも、こういう夫婦愛、無償の家族愛、のようなテイストが違和感ないのも、私にとっては大林作品だから、という部分があるし、

簡単に、人を、亡き者、にもしてしまえるけれど、多少陳腐、大仰ではあっても、こういう大らかな心の癒し、優しい空間を創れるのも、味わえるのも映画ならでは、等と改めて思い直したり。

ユーモアやシニカルさも折にちらつかせながら、こういう世界を真っ向から描いてみせたこの作品は、名・怪作、やはり大林監督の巨匠ぶり、が、そこはかとなく滲み出るような、という味わいでした。

関連サイト:「その日のまえに」角川映画サイト永訣の朝/宮沢賢治象のロケット「その日のまえに」
関連記事:理由(’04)天使(’06)好きだ、(’06)ドルフィンブルー・フジもういちど宙へ(’07)転校生 さよならあなた(’07)22才の別れ Lycoris葉見ず花見ず物語(’07)みゅーじん 伊勢・太田・大野病院で死ぬということ(’93)-追悼・市川準監督ーあおげば尊し(’05)-追悼・市川準監督ー東京国際映画祭で気になった作品SONGS  中森明菜<2>時をかける少女(’10)時をかける少女(’76)別れの曲(’34)北京的西瓜(’89)櫻の園~さくらのその~(’08)
(スレッドリンクファイル(ここでは「理由」)は開かない場合あるようです。)

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                 <’10年11月、モザイク通りにて>

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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-16 13:42 | 邦画 | Trackback(4) | Comments(0)


SONGS ダリル・ホール&ジョン・オーツ

「SONGS」先週はホール&オーツ、一部オンタイム、一部録画で見ました。演奏曲は「ウェイト・フォー・ミー」「プライベート・アイズ」「リッチガール」「キッス・オン・マイ・リスト」「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」「マンイーター」「シーズ・ゴーン」。’82年時や’00年代のライブ映像で、ダリル・ホールの語りを交えて。

ホール&オーツは、やはり特にまとめて聞いた、という記憶ないですが、部分的に流れた曲含め、やはりほとんど馴染み曲、または聞き覚え。最初の「ウェイト・フォー・・」は録画し損ね、「プライベート・・」から見たのですが、彼らのライブ映像、というのは覚えなく、曲自体の躍動感もなかなか懐かしいものが。

手元に、友人からもらったテープ1本。62.11.23の日付。アルバム名不明でしたが、最初の2曲「MANEATER」「CRIME PAYS」で検索したら、彼らの最大ヒットアルバム「H2O」だったのでした。


今回印象的だったのは、彼らの成功に対して、ブルー・アイド・ソウル(白人が黒人のマネをしたソウル)というレッテルの貼られ方をして、ダリル・ホールが、酷い言われ方で、明らかに人種差別だった、と語り、

その後、この曲が全米1位、かつ黒人音楽中心のR&Bチャートでも1位になって、人種の垣根を越えて偏見を克服した、という「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」。マイベストは「ウェイト・フォー・ミー」、でもこれも、歌詞は内容なしですが、結構メロディラインが耳に残る曲。

               

ダリル・ホールは、フィラデルフィアの様々な人種の住む下町で育ち、近所の黒人達の影響で、ソウルミュージックに馴染んで、モータウンサウンド、特に「テンプテーション」が好きになり、大学で音楽をしていた時、彼らと実際交流するようになって、影響受けた、というエピソードを映像交えて紹介、

「マイ・ガール」を歌うテンプテーションズ、のモノクロ映像もありましたが、7年前になりますが「永遠のモータウン」('02)に、このグループも出てたのだった、と。「永遠・・」は、チャカ・カーンの歌い上げた「What's going on」等、なかなか感慨だった、と思い出したり。


今のダリル・ホールは恰幅もよく、’82年ライブ当時の面影はさすがに余りありませんが、ホール62才、オーツ61才。イーグルスとほぼ同年代、やはりこちらも今年日本公演、という予定あっての企画放映かもしれませんが、渋く健在ぶり。

近年ソロ活動にも精力的で、ダリル・ホールは、’07年からホームページで、自宅にゲストミュージシャンを招いての演奏を、インターネットで無料で見られる「ライブ・フロム・ダリルズ・ハウス」という活動もしてるそうで、

ちょっと見てみたら、毎月15日にライブをしてるようで、明日「New Year's Eve Special」という予告が見えて、折あればまた覗いてみようかと。こういうのは、アーティスト生粋の真っ当な、というか、善意、意義あるITの使い方、という気して好感持てました。

2/15追記:今日「ライブ・フロム・・」を除いてみたら、今回は今までの38回の総集編のような趣旨のようですが、開始時間等どうも見当たらず、「エピソード・プレビュー」という8分位の映像が流れて、雰囲気は伺え、曲はRob Thomasというシンガーが歌った「キッス・オン・マイ・リスト」アコースティック版が通しで聞けて、ちょっと目新しさでした。

関連サイト:SONGS 第167回 ダリル・ホール&ジョン・オーツ「ライブ・フロム・ダリルズ・ハウス」ホームページ
関連記事:永遠のモータウン(’02)
(スレッドファイルリンクで、開かない場合あるようです。)



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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-14 14:28 | 音楽 | Trackback | Comments(0)


SONGS 佐野元春

「SONGS」先々週は佐野元春、イーグルスに続いて録画で見ました。この番組では’07年に出演、姿はその年の「クリスマスの約束」に出て、小田さんと「SOMEDAY」を歌っていたの以来。今回歌ったのは「ヤングブラッズ」「ジュジュ」「SOMEDAY」「月と専制君主」。
                                     
最初の「ヤングブラッズ」は、You tubeにあったようなアコースティック、という訳ではなかったですが、オリジナルよりややゆったりのタンゴ調。折に手を叩きリズム取りながらの、この郷愁青春疾走ソングの、ラフな歌いっぷりに、何だか感慨。
                             

a0116217_17251568.jpg手元にアルバム「SOMEDAY」テープと、「No Damage」「VISITORS」「Cafe Bohemia」の録音。<(C)EPIC/SONY→> 

回顧映像で、「SOMEDAY」でブレイク後、単身NYに渡りヒップホップの洗礼を受けて、当時目新しかった日本語ラップ先駆者になって、その後パリやロンドン音楽修行放浪旅、というような過程も改めて。

昨年秋にセルフカバーアルバム「月と専制君主」を出して、「ヤング・・」「ジュジュ」「月と・・」はそれに入ってるようで。

収録曲を見てみたら、マイベストの「I'm in blue」や、「TONIGHT」「情けない週末」「SOMEDAY」「こんな素敵な日には」等好み曲はないようでちょっと残念。




年輪重ねたこの人が熱唱、今聞く「SOMEDAY」も、何と言うか、微妙な甘酸っぱい感慨。

本人が、この曲で表現したかったのは、人々の「希望」、それだけじゃなくその裏側にある「絶望」について。聞く人が、自分の人生のストーリーや景色と照らし合わせて、自分の曲として、聞いてくれるかもしれない、

その時初めて、その人にとっての「SOMEDAY」という曲になる、そういう意味では、時代を超えて多くの人が、この曲を発見してくれたのかもしれないと思う、というような語り。

「希望」だけじゃなく「絶望」も込められていた曲、というのが、今にしてやや意外ですが、当時の若い佐野元春から滲み出た思い、旋律が、多くの心の、何処かの琴線を揺らしてきた名曲、と改めて。折に高校生位がこの曲を知ってたり。

               


そして最後の「月と専制君主」。これも今回本人から、パリで夜カルチェラタン辺りを散策しながら詞を書いて、神秘的で柔らかい「月」と、現実的で力も感じる「専制君主」、という真逆のイメージをぶつけることで、イメージのダイナミズムを表したかった、等と今にして軽く解説を聞いた、という所でしたが、

久方に聞いて、やはり抽象的、でも何だかシャガールの絵のような、というイメージが浮かんだりも。


この人は昨年30周年で今54才、ふと誰と結婚してたのか子供はいるのか、独身だったか?どうも思い当たらず、ちょっと検索してみても、以前結婚・離婚歴はあるようで、

石川セリの妹の元モデル・シンガーが今の妻、つまり陽水とは義理の兄弟?!、という説等は見かけたのですが、正確な婚姻関係はかなり近い関係者でも判らない、と。

この人程のメジャー度にしてそういうのも、少し珍しいかもしれませんが、やはり作品で自己表現するアーティスト、その鑑賞者の立場、としては、そういう部分は、こういう風に、ベールの向こう側、か、

少なくとも表に出る分として、不埒な生々しい実態等、知りたくないし、そういう付き合いをしたいとも、出来るとも思えない、もう遭遇もしたくない、オーソドックスな家庭人像、あるいは独身者像、だけで十分、と、改めて思ったりもした、という所でした。

関連サイト:SONGS 第165回 佐野元春
関連記事:SONGS 佐野元春堂本兄弟 佐野元春(夏物語(’06)の下)、クリスマスの約束(’07)



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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-12 18:18 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(0)


SONGS イーグルス

「SONGS」昨夜はホール&オーツでしたが、録画が溜まっていて、1ヶ月前のイーグルスの回を見ました。演奏曲は「テイク・イット・イージー」「ホテル・カリフォルニア」「デスペラード」、いずれも当時のライブ映像。グレン・フライとドン・ヘンリーの語りを交えて。

ホール&オーツは、録音テープが手元に1本あったのですが、イーグルスはなし。特にまとめて聞いた、という覚えはないですが、部分的に流れたもの含め、ほとんど馴染み、または聞き覚え曲。

その歴史を追って少し流れた中の、初の全米1位曲だった、という「ザ・ベスト・オブ・マイ・ラブ」、この旋律は、昔子供心に、ふと録音したバラードが結構気に入った、DNA郷愁インパクト曲で、

当時もおそらくイーグルス曲、とは意識しておらず、折にそういう曲名、歌手名等不明なままのマイ名曲、はあって、思えば「ホテル・カリフォルニア」等と同じドン・ヘンリーの歌声だったのですが、今にして改めて、そうだったのだ、と。

イーグルスで好きな曲、というと、メロウな「言い出せなくて」(↓)でしたが、今回この「ザ・ベスト・オブ・・」を、新たにマイベスト認定。今にして歌詞(「The Best Of My Love」)もチェック、揺れ動く心のラブソングだったのでした。

                

紹介や2人の語りで、美しいハーモニーは、様々なタイプの曲を書き、それによってリードボーカルが変わるビートルズを意識して、で、リードボーカルを取れるメンバーを集めたのだった、と。

ベストとは別に、一番インパクト曲といえばやはり「ホテル・カリフォルニア」ですが、この曲ヒットの当時は、歌詞など意識せず、サビでの「・・ Hotel California」だけが残って、カリフォルニア、でもサウンド、曲調からしてカラリと明るくはない、何か抱えた重苦しさ、という印象。

今回、同名アルバムには、ベトナム戦争も終って、物質社会の享楽へと走り始めた頃のアメリカへの、痛烈な批判が込められてた、とのことで、

ドン・ヘンリーも、ウディ・ガスリー、ジョーン・バエズ、ボブ・ディランらの伝統を受け継いで、自分達も国を批判した、と語って、本人は具体的な歌詞については触れませんでしたが、

             

ナレーションだと、「ホテル・・」の中で、ホテルでボーイに酒を頼んだら、「(反戦の社会運動の高まりだったウッドストック音楽祭の))’69年以来、そういうspiritは、ここには置いてない」のという所に、2人の強い思いが込められていて、spiritは精神とアルコールの両方の意味で掛けてる、という解釈。

これも歌詞(「Hotel California」)を確かめてみて、また他にも解釈はあるようですが、そういう時代に放たれた、メッセージ性匂い立つ曲だったのだった、と。

陽水、クイーン、矢沢永吉等ベテラン勢が40周年、というのは最近たまに聞きますが、グレン・フライ62才、ドン・ヘンリー63才で、イーグルスも一旦解散、再結成したものの40周年。今年日本ツアーもあるそうですが、謎の郷愁曲1つがイーグルス曲「ザ・ベスト・オブ・・」、と判明したり、かの「ホテル・カリフォルニア」再チェック、という回でした。

関連サイト:SONGS 第163回 イーグルス
関連記事:アクロス・ザ・ユニバース(’07)英検対策('07/8/8)ノー・ディレクション・ホーム(’05)アイム・ノット・ゼア(’07)
(スレッドファイルリンク(ここでは「アクロス・ザ・ユニバース」「アイム・ノット・ゼア」)は開かない場合あるようです。)

      
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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-10 19:31 | 音楽 | Trackback | Comments(0)


Dear & Yonder(’09)

先週DVDを見終えた、女性サーファー達の歴史、サーフィンの様子、日常を追ったドキュメンタリー。日本では昨年夏、湘南、逗子等で上映。前からちょっと気になっていて、もし英検2次になったら少しでもリスニング慣らしにもなるし、とも思って見たのですが、思えば洋画英語版は昨年秋に見た、やはりサーフドキュメンタリー「Under The Sun」('08)以来。

トーマス・キャンベルの妻、ティファニー・キャンベルと、アンドリア・レスラーが監督、とのことで、トーマス・キャンベルは、この作品にもプロデューサーとして関わってて、見ていた中では「スプラウト」('04)を監督で、サーファーでもあり、映像アーティストだったのでした。



奥さんの方はについては、検索でも詳細見かけませんが、夫と同系統の作品を手掛けた、ということのようで。思えば大林監督夫妻等のように、奥さんが製作面でサポート役パターンはあっても、余り現役で夫妻共監督、というのは覚えない、と。

女性サーファー達というのは、これまでドキュメンタリー作品で一部登場、はあっても、こういう風にスポットを当てて、というのは初めて。具体的に名を知るサーファーはおらず、思い出すのは、「ブルー・クラッシュ」('02)のケイト・ボスワース。でもさすがに今回登場の面々は、男性サーファーに劣らずダイナミック、場数踏んでるこなれ方。


2/9追記:前半は女性サーファーの歴史で、そもそもサーフィンが古代ハワイ文化として栄えて、技を競いあう習慣はあって、女性でもトップの座につくことがあった、と。

19世紀半ばに宣教師達が到着、裸で波乗りする住民に仰天、秩序をもたらした、そうで、その頃までハワイの海岸は、サーフィンもありのヌーディストビーチ状態だった、というのものどかに原始的、というか。

20世紀になって、伝説のサーファー、デューク・カハナモクが世界中を旅してサーフィンを普及させた、と、モノクロでの本人の映像も少し出ましたが、フィクションものだったハワイ舞台の「ザ・ライド」('03)で、主人公がタイムスリップしてこのカハナモクに会ったりしたのだった、と。

この作品で最初に登場の女性サーファーは、そのカハナモクがオーストラリアで指導した、という15才のイザベル・レサムで、元々名スイマーで、その後オーストラリアのサーフィンをリードした、そうで、

私自身のサーフィン歴、というとウィンドサーフィンを数回で、筋力タイプの男性の方が有利なイメージあったのですが、そういう歴史や、女性達がダイナミック、また軽やかに滑る様子を見ていても、バランス感覚の要素とか、思った程男女のギャップはない類のスポーツ、かと改めて。

波へのチャレンジ精神や、テクニックも他作品での男性サーファーに特に遜色なく思え、鮮やかにチューブ抜けしてたり、歴史パート最後で、マヤ・ガベイラというサーファーが、結構な大波に乗ってたのも印象的。


後半は小刻みなパートに別れて、メキシコでの、乾燥した土地をさ迷って、渇きで黒地に骸骨のデザインのボディスーツで滑るサーファーとかコミカルなパートや、それぞれのライフスタイルでサーフィンを楽しむ女性達。

サンフランシスコの名物サーファーらしき女性は、地力学の仕事関連でその沿岸に住んで、以前行った時、そう波があった印象はなかったですが、金門橋の辺りでもサーフィンしてたり。目の病魔と闘いながら、というエピソードも。

シェイバーの腕があって、環境を害さない植物性の油を使ったボード作りにいそしむサーファー。そのボードのちょっと独特な柔らかいデザインや色合い。オーストラリアで、自分で布地を探してきて、ミシンでサーフ用ショーツを作っているサーファーも。そういう、ある意味女性らしく地に足を付けたサーファー達。

ちょっと異色だったのは、サンタバーバラを出て3年南太平洋を単独ヨット航海してる、という女性サーファー。その冒険費用は自分で溜めたのか?どうか、幼い頃から、父に、兄達と隔てなくヨットの扱い方を教えられた、とか、ポリネシアでは母と合流予定、とか、多少なりともその家族背景、サポートもあっての実現のようですが、

サーフィンもしつつ、現地の人々と交流したり、ヨット周辺の魚達の姿に感動してたり、やや浮世離れ的。でもそれが仕事に繋がってるかは不明ですが、そういう自然と異文化体験旅を書く事で人の役に立ちたい、と文筆もライフワーク、という暮らし。

その他、スケートボーダー達のパートもあって、結構ダイナミックな滑りっぷり。サーフィンでは、そんなにワイプアウト、というシーンはありませんでしたが、ここでは、転んでコンクリートに身体を打ち付けるシーンも折々。誇らしげに、お腹の傷を見せて微笑むボーダーも。

映像特典では、女性が一人波打ち際で、”太陽崇拝”のヨガをしている15分位のパート等もあったり。


「スプラウト」も、単色カラーになったり画面が3、4分割されたり、早回し、スローモーション、CG、アニメが入ったり、スノボーシーンもあったり、音楽にしても色々バラエティに富んだ作品だったのでしたが、

この奥さんの作品は、前半はオーソドックスに歴史を追ったドキュメンタリー風、後半やエンドロールにかけて、やはり画面分割もあったり、結構多彩な色合い、という構成。

男性サーファー登場は、メキシコで、夫婦サーファー+幼い息子の浜辺での様子のパートや、手作りサーフショーツの女性が、浜辺で恋人らしき相手とキスの挨拶してたり、というようなシーンがあったり、サンフランシスコの名物女性サーファーに、男性サーファー達が一目置く、というか敬意を払ってるような所はありましたが、

ロマンスめいた部分、男性目線へのアピールの様子等は一切なし、というのも、歴代や今の女性達の、伸びやかなサーフィンぶりを追う、という趣旨としては、爽やかで良かった。リフレッシュ感ある後味でした。

関連サイト:Amazon 「DEAR AND YONDER」「DEAR & YONDER」公式サイト
関連記事:スプラウト(’04)ザ・ライド(’03)前ブログサーフィン映画記事(23作品)Life 天国で君に逢えたら(’07)サーフズ・アップ(’07)ブルー・ブルー・ブルー(’08)ワン カリフォルニア デイ(’07)Under The Sun(’08)
(スレッドファイルリンク(ここでは「Life 天国で君に逢えたら」「サーフズ・アップ」「ブルー・ブルー・ブルー」「ワン カリフォルニア デイ」)は開かない場合あるようです。)

         

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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-07 20:27 | 洋画 | Trackback | Comments(0)


新ブログ2周年

先月30日で、このエキブロ新ブログ2周年でした。前ブログを入れると5年、MB期からは7年。1周年記事をちょっと見直したら、昨年今頃は、仕事では大学・中学受験生がいて、自分の英検2次を控えてたのだった、と。

今回受験生は、私立高に推薦合格の生徒が、クラス分けのため一般入試も受けるので、その対策や、その他英検、数検対策中で、私の英検は、下記の結果で1次突破ならず。ややほろ苦モードですが、気を取り直していきたい思います。

節目に当たって、些細な事ですが、AOL期に思う所あって以来、記事投稿時間表示をを0:00に統一してたのを、正味の時間に戻す事にしました。

それと、英検対策は2週間位の間隔でまとめて書いてきて、記事はやはりその位のスパンで、と思うのですが、もう少しこまめな勉強の足跡記録として、twitterに書いてみようかと。以前から、エキブロにこの設定、ブログパーツ機能がついてるので、何か用途はないだろうかとは思ったのですが、

twitter自体、そう多くを見てる訳でもないですが、どうも、知己同士の、メール、電話等で済ます様なやり取りを公の場でする意味不明だし、ふと垣間見てしまった公然とした不倫沙汰、その言葉での駆け引きの、何ともいえない気持悪さ、生理的悪寒、

真剣に自分に語りかけた、アクセスあった訳でない、意見、とも言い難い”独り言”に反応アクセスする感覚も、よく判らないし、使い方も人様々かもしれないですが、余りいいイメージなく、見送ってました。

私個人的には、短い言葉の断片を撒き散らす形が、どうしてもAOL映画掲示板時代の様々なアラシの感触が重なってしまい、エンタメ、日常トピックをそういう形で表す、というのは、したくないし、出来そうにありません。

今回気分転換、というのもあって、基本的に記録する事での張り合いで、少しでもプラスになれば、と、思い立った、という所。まあやってみて余り意味ないようだと、止めようと思うし、

やはり映画、音楽、美術、グルメ、仕事等の事は、引き続きブログの記事にして、twitterには、英検対策、広げても英語関連記録メモ代わり、という用途に限定のつもり。

ただ、ブログ投稿時に記事表示が出る機能があるようなので、それはオンにしておこうかと思います。

そういう所で引き続き、色んな意味で、マイペースでやっていきたいと思います。

関連サイト:MIEKO (MIEKOMISSLIM) on Twitter
関連記事:新規開始のお知らせ合格・AOLブログサービス終了新ブログ1周年

a0116217_1314917.jpg

                 <’90年5月、ニューオリンズにて>
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by MIEKOMISSLIM | 2011-02-06 13:31 | 日常 | Trackback | Comments(0)

    

’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!
by MIEKOMISSLIM
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