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Something Impressive(KYOKOⅢ)

先月後半以降、「ユーミンからの、恋のうた。」プロモーション関連で、いつになくユーミンTV出演目白押し。
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これ程の露出続きはこれまで覚えなく、気をつけていたつもりでも漏れてるものもあるかもしれないけど、<「SOMGS & FRIENDS」公演での配布チラシ→> 

中でも一番インパクト、というのは、先月21日(水)NHKの「あの日あの時あの番組」の、「瞳を閉じて」にまつわるこれまでの番組3つ+現在のインタビュー番組。



'76年4月放送の「新日本紀行『歌が生まれて そして~長崎奈留島~』、

これは子供の頃うっかり見逃す所だった直前、放送を友人が教えてくれていそいそと見て、しみじみ感動、当時田舎の家には録画機器などなく、まさに幻の珠玉番組。

’88年9月放送の「九州特集『瞳を閉じて ユーミンが贈った島のうた』は「瞳を閉じて」歌碑が出来た時初めてユーミンが奈留島訪問、のルポで、

これはその頃丁度私は上京したばかりで落ち着かず、多分チェックする余裕もなかったんだと思うけど、近年You tubeで見かけたのだった。

’15年12月の「SONGS SP『松任谷由実 見えないものを探して』」は、ユーミンが奈留高校創立記念で招かれ再訪問ルポ、

気をつけてはいたのだけれど放送日時勘違い?だったか、チェックし損ね、当時問い合わせても再放送も予定なく、痛恨のミス、と思っていて、まあ多少端折っていたようだけれど、今にして見られて良かった、という番組。


改めてつくづく思ったのは、一女子生徒のからの手紙で、行ったことのない島からの風景、そこから旅立つ若者への思いを、この清冽な珠玉の1曲にしてみせたユーミンの、凄まじい”念写力”、ということ。

本人も、その女子高生だった女性に案内された学校の教室から海を眺めて、感慨深げに「念写ですねぇ」と呟いていて、

この「瞳を閉じて」は「MISSLIM」の、「海を見ていた午後」と並んでの海を歌った永遠のマイベスト曲の1つだけれど、今回、今に続いているその軌跡を辿れて価値あった、という感じ。


次にインパクトは、先日の「SONGS」。縁ある金沢紀行、浅野川付近散策シーンもあって、是非「花紀行」は聞きたかったけれど、



「ジョコビニ彗星の夜」「セシルの週末」も生歌としてレア。

また、ユーミンの恩師金森千榮子さんとの施設での再会で、「ゆっくり、楽しみなさいよ」と声をかけられて、思わず感極まる感だったユーミン、というシーン、その後歌った「Hello,my friends」の、

特に「・・僕が生き急ぐ時には そっとたしなめておくれよ」というフレーズ、

認知症状態でもある金森さんにあえて、ユーミンや制作サイドから、効果を狙ってそういう言葉をかけるよう依頼、ということはまずあり得ないし、とは思ったけれど、

まさにジグゾーパズルのように、絶妙にはまった感、だったり、

金森さんと話すユーミンが、いつかこういう風に話せなくなる時が来る、というのを独特の強い感性で察知して思いをこらえる、という、今まで覚えないナマっぽい姿は、

創る曲での、必ず終わりは来るゆえに、一瞬の風景、感情を印象派のごとく美しくピン留めしようとする一貫した姿勢、感覚のメカの秘密を垣間見たような、というレアさ。


その他「MUSIC FAIR」での、「満月のフォーチューン」や、NOKKOとの「DESTINY」、「雨のステイション」、

「あさイチ」「嵐にしやがれ」での楽しいトーク、夜自転車に乗る時は防犯で、ガニ股で乗る、とか日常エピソードや、

気付かず見逃したけど、たまたまGYAO!で見られた「マツコの知らない世界」での、ユーミン好き大学生との3人でのほんわか不思議バランスのやり取りも面白く、

その素朴な感じの大学生は、ユーミン選手権にも出たコアファンの母の影響でユーミン好き故に、正隆氏が客員教授をやってて、苗場公演中継を学生がする東京工科大学メディア学部に入った!そうで。

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東京工科大って、偏差値的には中堅下っぽく、ちょっとチェックしたら今メディア学部は河合塾ので47.5。

大分前生徒の受験校候補で資料請求して以来、毎年学校案内<←(C)東京工科大学>や入試案内をマメに送ってくれるけれど、ユーミン夫妻とそういう関連っていうのは初耳。。


まあ今回目玉の「ユーミンからの、恋のうた。」については、3つのテーマ、Pure Eyes 純粋さを、捨てない・Urban Cowgirl "私”で、生きていく・Mystic Journey 旅を、やめない には大いに賛同!、

曲もユーミン自選だけあって、渋いラインを突いてて納得、なのだけれど、

これまでのオムニバスアルバム同様、何分オリジナルアルバムは全て手元にCDか録音があるので、どうしても購入食指が動かず、現状はやはりパス。

付属品のユーミン直筆の各曲ライナーノーツ、というのは是非目にしたいのだけれど、「日本の恋・・」も、プロコルハルムとの「青い影」録音のためにレンタルしたように、今回もレンタル品を待ってみるつもり。

ただそのCD購入で、秋からの公演チケット最速申込み用のシリアルコード付き、というのは結構引っかかって、迷いも出たのだけれど、

今年、意を決してせっせと申し込んだ苗場は見事空振り、やはり苗場を狙うならまともに一般申込みでは無理で、FCに再入会か・・というのもあるし、

来年3月の東京公演には、9月頃までにそのシリアルコード、次にFC入会、が現状チケット入手への妥当な手段、のようで、考慮中。

まあそういう所で、とにかく色々と、御年64にして相変わらずますます”攻め”なユーミンに勇気づけられる気もする昨今です。

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# by MIEKOMISSLIM | 2018-04-22 19:08 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

先日、図書館から借りてた三浦友和のエッセイ本「被写体」読了。

これは少し前ふと、結婚前山口百恵が受賞の場で会場にかかってきた三浦友和からの電話で涙、の動画をYou tubeで見かけて、改めて何だかしみじみいいシーン、と感心、そういえば長らく気にはなりつつ未読だった、と思い出して読む気に。

近年の例によって、銀色夏生の「つれづれノート」シリーズと共に寝る前少しずつ、だけれど、読み易さもあって、気付けば結構一気に最後まで。


まあ読んでいる内に、ぼんやり覚えある三浦家への暴漢侵入事件など、本当に一歩間違えば大変な惨事になり得たような状況だったのだ、ということや、

今や2人共成長して芸能界にいるけど、子供の幼稚園入園の時の、夫妻とマスコミとの混乱、というか体を張っての攻防の、記憶より結構酷かった有様、などなど、

宿命的に「被写体」として追われる一家の想像以上のリアルな大変さ、と同時に、三浦友和という人が色々悩みつつも、彼女、子供を守ろうとする男気というか、一個人として地に足のついた姿勢が伺える文面に、

やはり百恵ちゃんが自身の輝かしいキャリアよりも、主婦になって一生を預けることを選んだ相手として、確かに見る目はあったかも、感しみじみ。

4/22追記:それにしても、当時のマスコミ包囲網の中、外に出ること=身の危険、という、例えるのも何だけどさながら”アンネ・フランク”状態だった百恵ちゃん。

無事長男出産、その子供の近い将来の幼稚園送り迎えのため彼女が運転免許をとろうとした際も、表現・報道の自由、という名目のもとで教習所に殺到したマスコミ。

ついに三浦友和の事務所から法務省の人権保護局、という所に働きかけて、各マスコミ機関に「勧告」してくれて、何とか殺到は止んだけれど、

彼の心中での、そういうお上からの勧告で、いともあっさり手を引くマスコミが「報道の自由」を唱える矛盾への憤り。

幼稚園入園式の際も、致し方なくその局に働きかけたけれど、事前に措置をとる行動は困難、と言われ、自分達だけで対応しなければならず、その結果があの騒ぎになって、夫妻、子供の心の傷になったこと。

出産の際などの、幾つかの夫妻のインタビューも、混乱を避けるため否応なく取らざるを得ない手段だった、とか、

一番印象的だった襲撃事件の直後の報道で、自宅の見取り図らしきものが紹介されたり、TVでのデリカシーのないゲストの言葉で百恵ちゃんが傷ついたり、

まあ、これは確かに「芸能人本」ではあるのだけれど、何だか「蒼い時」で彼女が三浦友和という人についての、出会った当時の割とぶっきらぼうな印象、飾らない率直なマスコミへの対応、のような節があったのが頭をよぎったりしたけれど、

これまで読んだ中でも、芸能界というある種特殊な世界に生きつつも、最も一般人感覚、で、(元)人気スターを取り巻く異様な状況を端的な文章で描いて世間に訴えたエッセイ本、という、ちょっと独特な後味の1冊でした。


                 <(C)(株)マガジンハウス>

被写体 / 三浦友和(’99)_a0116217_00111846.jpg





# by MIEKOMISSLIM | 2018-04-18 00:40 | | Trackback | Comments(0)

先週5日(木)、渋谷のユーロスペースで「さよなら、僕のマンハッタン」試写会、案内状が来ていて都合も合ったので、「いい加減な・・・」ブログのYamatoさんとご一緒して鑑賞。

さよなら、僕のマンハッタン(’17)_a0116217_22213551.jpg

代表作らしい「(500)日のサマー」はタイトルを聞いたことがあるっていう程度、初見のマーク・ウェブ監督作。<チラシ→>

俳優陣も、ざっと見た所主演のカラム・ターナー初め馴染みの名はなく、Yamatoさんは割と色々出てる人もいる、とのことで、後で何人かはああ、あの見た作品に出ていたんだ、と分ったという感じ。

興味を引かれたのは、旅したことのあるNY舞台の青春(人間)ドラマ、ということと、

これまた馴染み曲ではなかったけれど、サイモンとガーファンクルの「ニューヨークの少年」という曲フィーチャー、という点で、原題も曲名と同じ「The Only Living Boy in New York」、



ちょっと期待したのは、もしかして「卒業」のように、他にもS&G曲が劇中流れてそれが甘酸っぱくストーリーと溶け合っているような?というようなことだったけれど、

実際は、これもS&Gのような?とは思ったけれど知らない曲はあって後で作品サイトの音楽欄で「Blues Run the Game」という曲だと判ったけれど、S&Gのはその2曲、

途中プロコルハルム「青い影」が流れたのは気付いて、他にはボブ・ディラン曲などあったようだけれど、私はそう音楽が印象的、という趣は特になく。

お話的にはまあ、ある程度のレベルのハイソ階級、そこそこ成功してる出版社の社長を父(ピアース・ブロスナン)に持つ、作家志望の青年トーマス(カラム・ターナー)の、恋愛、家族の過去の秘密も絡んだほろ苦さ+様々な心情混沌の青春もの、という感じ。



4/15追記:ちょっと鑑賞から時が経って、具体的には詳しく思い出せないけど、

上映後のトークショーで登場の、クラムボンというバンドの、映画通らしいミトも言っていたけれど、

作家志望青年が主人公、ということも関連して、ふとした科白が折に、人生観的に意味深いニュアンスがありそうだったり、

確かに再度、そういう所を気をつけて見れば趣も深まるかも、とは思う作品


でも今思い返して、この作品の後味としては、どうもトーマスと父の愛人ジョハンナ(ケイト・ベッキンセール)との接近~親密関係の唐突さ、節操無さっていうか、が今一解せない感じ。

当初は当然の流れ的に、精神的に不安定な母の状態もあり、家庭の平和を乱されるトーマスの憤り、だったのが、父との関係については彼女なりの言い分があり、愛人の立場なりの辛さがあるにせよ、

「あなたは私と恋人になりたいのよ!」的なニュアンスのことを当初から堂々言い放ち、その息子ともあっさり?というのが。。

トーマスが当初悩んでいた、半ばガールフレンドのミミ(カーシー・クレモンズ)との距離感などについて、的を得た大人のアドバイスしていた気がする謎の隣人ジェラルド(ジェフ・ブリッジス)も、

トーマスに、鼻から、彼女に近付きたいんだろう、と見越したような仄めかしがあって、やや?だったけれど、

いくらジョハンナが魅力的な女性だからといって、まあそういう複雑な立場の人間同士が、男女として結びつくまでの、それなりの心の機微というか流れが見えず。。

またまた結構な訳あり、だったジェラルド絡みの家庭の秘密、というのも、トーマスは懐深く受け入れて、というのも、そういうジョハンナとのことも経た上で、という含みを持たせ、

え、これで終わり?とあっさりラストを迎え、まあ青年の様々な青春の1ページ的なエピソード、という短絡的なくくり、

まあ結局純愛テイスト全う、で劇的エンディングだった「卒業」と比べても、とは思うのだけれど。


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いい面で、印象に残ったのは、精神的 に不安的でナイーブな母ジュディスを演じたシンシア・ニクソンの、深みある演技。<←チラシ>

ジョハンナ役のケイト・ベッキンセールは、見た中では「アビエイター」でエヴァ・ガードナー役だったようで、この作品でも”攻め”の動物的というか、魅惑の愛人モードだったけれど、

シンシア・ニクソンは、対照的な、昔の思いを胸に秘めてひっそりと家庭の隅で暮らす妻としての、静かな眼差し、物腰で、渋い存在感を醸し出していた感じ。

それと、後で作品サイトでマンハッタンやブルックリンの撮影スポットを見て、劇中そうメジャーな観光スポットなどはなかった覚えだけど、やはりNYの街並み、ビルや本屋の内装などは、視覚的にも楽しめたり。

そういう所で、まあやや消化不良的でもあった、渋めのNY舞台の人間ドラマでした。



# by MIEKOMISSLIM | 2018-04-14 22:58 | 洋画 | Trackback(2) | Comments(2)

先日28日(水)、母と東京ミッドタウンでの花見(花見~MIDTOWN BLOSSOMにて~ )~国立新美術館での至上の印象派展 ビュールレ・コレクション 鑑賞の帰り、池袋に移動、今日まで西武池袋店でやっていた北海道展へ。

イートインでは、母はやはり歯の具合でステーキ、焼肉系は厳しそうだし、ピザも美味しそうではあるけど冒険だし、結局、江別の「本家 麺蔵」で、

私は赤、白味噌味を一度に楽しめるという「味比べ味噌ラーメン」に。コシのある麺で、今まで覚えない、何か理科の分子図?とか彷彿、の合体お椀での2通り味、ボリュームも程よく満足。

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母は「白味噌とんこつラーメン」にして、例によってメンマは噛めなかったけれど、美味しかった、と。

春の北海道展 うまいもの会_a0116217_23231584.jpg


デザートは、ソフトなどの候補の中から、商品券の関係もあってルタオのサンデーに。「みかんシーベリー フロマージュ」と「キャラメルショコラ」にして半分ずつ。

こじんまりカップではあるけれど、ソフトなケーキ、クリーム、薄洋菓子など色々、みかんの酸味ソース、キャラメル風味ソースも効いて、値段の割には密度ある一品、という感じ。

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そういう所で、目的の花見~印象派展~北海道展巡りでリフレッシュな1日でした。


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# by MIEKOMISSLIM | 2018-04-10 23:51 | グルメ | Trackback | Comments(0)

先日28日(水)、母と東京ミッドタウンで花見(花見~MIDTOWN BLOSSOMにて~ )しつつ国立新美術館に移動、ビュールレ・コレクション鑑賞。

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スイスの大実業家ビュールレ氏が収集した、印象派の64点を10章に分けての展示

目玉の、ポスターやチラシ<→>に使われてるルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」など初め、

ルノワール、モネ、シスレー、マネ、セザンヌ、ドガなど網羅、なかなかの充実ラインナップ。

花見でずっと歩いてきたので、見る前に1Fのカフェでちょっと一休みすることにして、

私も母も今回の特別メニュー、アップル味のヨーグルトドリンク「アップル・ソイ・グルト」に。りんごの酸味+ヨーグルトのさっぱり風味で、喉も潤い一息ついた感。

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これは今美術館サイトで見たらピサロの「ルーヴシエンヌの雪道」の穏やかな空をイメージ、だったようで、たまたまこのカード(↓)を買っていて、そうだったのか、と。

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4/8追記:今回一番インパクトは、やはり目玉↑の「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」、私は多分初見、

その無垢な表情、光沢ある白いドレスや流れるような柔らかな髪の清楚な佇まいは、やはりルノワール画の美少女ルグラン嬢などにもひけをとらず、「絵画史上、最強の美少女」の謳い文句に恥じない気品。<カード↓>

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ナンバー2は、やはりルノワールの「夏の帽子」<カード↓>、これは後姿の少女がもう一人の少女の帽子飾りを整える、その2人の仕草や表情もさることながら、

2人のそれぞれに優雅な質感ある帽子が主人公、という感じ。<カード↓>

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その他カードを買ったのは、母は「・・イレーヌ嬢」とモネの「ジヴェルニーのモネの庭」(カード↓)、

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私はモネのでは「陽を浴びるウォータールー橋、ロンドン」(カード↓)、こういう手前に船が浮かぶウォータールー橋画は多分初見。

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それと「ヴェトイユ近郊のヒナゲシ畑」(カード↓)。

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シスレーの「ブージヴァルの夏」(カード↓)、

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マネの「ベルヴュの庭の隅」(カード↓)、これは印象派の影響を受けた作品とのことで、確かに一見モネ画?のようにも。

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ゴッホの「アニエールのセーヌ川にかかる橋」(カード↓)、当落線上の他の候補カードもあり買おうかどうか結構迷った末、結局オレンジドレスの女性に引かれてチョイス。

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それと今回唯一撮影可、デジカメで撮った出口前の大作、モネの「水仙の池、緑の反射」。

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そういう所で、そう多作品展示という訳ではなかったけれど好みラインが多く、満足のイベントでした。

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# by MIEKOMISSLIM | 2018-04-08 00:27 | 芸術 | Trackback | Comments(0)