Something Impressive(KYOKOⅢ)


リトルプリンス 星の王子さまと私(’15)

先月から公開中の「リトルプリンス 星の王子さまと私」を一昨日新宿ピカデリーで見てきました。

a0116217_2240273.jpgやはりユーミン曲主題歌、という部分が大きかったけれど、+「星の王子さま」へのノスタルジーもあって、

久方に試写会でなく公開中作品を劇場で見たいと思って、水曜レディ―スデイにようやく実行。

「星の王子さま」自体子供時代に読んで、本置き場に後年読んだ英語版(→(C) Penguin Books)はあったけれど、今や内容もおぼろげ、行く前にざっとサイトのあらすじで復習。

マーク・オズボーン監督のフランス作品、作品としては字幕版を見たかったけれど、

ユーミン主題歌が大方の目当てなので、日本語吹き替え版の方を鑑賞。座席はまばらに中~高年女性や、親子連れなど。



内容は「星の王子さま」の飛行士や王子のその後に、9才の少女が絡んでいって展開するファンタジーで、

何だか「星の王子さま」を今にしてアニメ版での回顧、という趣もあって、特にその部分の温かな材質感と色彩の絵柄もあって、少女と老飛行士との心の触れ合いなど。なかなかハートフル。


12/21(月)追記:どうも父親は多忙か疎遠か不在、シャキシャキしたワーキングマザーが立てた分刻みスケジュールスケジュールをこなそうとする娘、

彼女らが名門校に何とか入るため越してきた家の隣に住む、風変わりな老人とその少女との交流が始まって、少女が「星の王子さま」ワールドに入っていく、という流れだけれど、

少女と老人の間に自然と生まれる友情(愛情)が根底にあって、その中のエピソードで「星の王子さま」世界の、

王子と運命のバラ、支配的、強欲だったり計算ずくめというか機械的だったり、何か現代人の典型パターンを皮肉ったような様々な星の住民達、

地球の砂漠に降り立っての、飛行士、蛇、キツネなどとの遭遇や交流、というのがあって、ラストに向けて、その2つが融合していく流れ。


a0116217_14194384.jpgやはり内容的には、ユーミンが自分のオフィシャルサイトの「うそラジオ」で言っていた、キツネやバラとの関係で(吹き替え訳だと)「懐く」ことで、

他の無数のキツネやバラとは違う、特別な存在になって、別れ難くなる、という、

双方に愛情が生まれてはぐくまれる根本のコンセプトが印象的。<←劇場に合ったキャンペーン案内>

何だか、IT社会の情報過多状態で相手は誰でも何でもいいような、匿名性のまかり通る人間性希薄な今日へのアンチテーゼ、とも取れそうな。

それは少女にしても、まだ柔軟な感受性だったからこそ、母の機械的なエリート志向管理よりも、一癖あるけれど人間味漂う老人との心の交流を選んだ、というある意味”真っ当に無垢な”キャラクター、という設定。


1/1追記:終盤は、少女と、意外な境遇!だったその後の「星の王子さま」と共にピュアな世界を求めて繰り広げる冒険テイストで、それなりに躍動感あって、

全体的な映像的には、現在パートのCGと、「星の王子さま」部分の紙の質感の素朴なアニメのそれぞれの味わいがバランスよく融合。

注目のラストのユーミンの「気づかず過ぎた初恋」も、何というか、往年のユーミンの感性を突く切れ味、というより、年輪を経てきた熟成テイストの穏やかな曲調のバラードだけれど、

改めて直にニエンドロールのバックに劇場で耳にして、この物語に寄り添うような温み漂ってて、作品+ユーミン曲トータルで、ほぼ期待通り+αという感じ。

この所映画自体、まして劇場での鑑賞は遠ざかっていたけれど、腰を上げて見に行ったかいがあった、という珠玉作でした。

関連サイト:「リトルプリンス 星の王子さまと私」公式サイト象のロケット 「星の王子さまと私」
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-12-18 22:45 | 洋画 | Trackback(1) | Comments(0)


第20回 フィルモアコンサート

先月11月22日(日)、近所の総合施設セシオン杉並で地元のフィルモア合奏団のコンサート、都合も合ったので、母と行ってきました。

やや時間も経ってしまって記憶薄れているけれど、演奏曲は、

  <第1部>

歌劇「魔笛」序曲 K.620 / W.A.モーツァルト

交響曲 第7番 ロ短調 D.759「未完成」/ F.P.シューベルト
  
Ⅰ Allegro moderato
Ⅱ Andante con moto


<第2部>

交響曲 第5番 ハ短調 Op.67 「運命」/ L.v.ベートーヴェン

Ⅰ Allegro con brio
Ⅱ Andante con moto
Ⅲ Allegro
Ⅳ Allegro - Presto


アンコール:アヴェ・マリア / シューベルト


聞き覚えあったのは、私も母も「運命」のジャジャジャジャーンの辺りと「アヴェ・マリア」、「魔笛」は、前に映画化版も見たのだったけど、ちょっと曲に覚えなし。

「運命」って、有名過ぎる所以外は全体こういう曲だったのだった、と今にして。

一番印象的だったのはアンコールの「アヴェ・マリア」、今ちょっとYou tubeの海外楽団の演奏を聞いても、何だかイライラしがちな気分が、一瞬緩和モードに。



帰りに、デジカメ持って行き忘れてしまったけれど、この時期恒例、故妹の命日の翌日だったので、青梅街道沿いの華屋与兵衛で、私は野菜天ぷら定食、母はつけそばのセットで記念の外食もして、

ちょっと一息ついた、というイベント日でした。

関連記事:杉並弦楽合奏団 第49回定期演奏会オペラガラコンサート~セラータ・ムジカーレ Tokyo Play Opera 第30回定期演奏会 御坊混声合唱団第5回・第7回定期演奏会(’81)(’84)杉並弦楽合奏団  創立25周年記念 第50回定期演奏会杉並弦楽合奏団 第51回定期演奏会日本フィル出張コンサート杉並弦楽合奏団 第52回定期演奏会第18回 フィルモアコンサート杉並弦楽合奏団 第53回定期演奏会杉並弦楽合奏団 第54回定期演奏会色とりどりのコンサート第19回 フィルモアコンサート杉並弦楽合奏団 第55回定期演奏会杉並ウインドハーモニーアンサンブル 第12回定期演奏会

魔笛(’07)

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            <パンフレット>
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-12-15 22:39 | 音楽 | Trackback | Comments(0)


期末テスト対策終了

先々週1日(火)で、今回の期末テスト対策が終わってました。今回平常に+分は、10月に入会した区立中2男子の英語・数学で90分×1回、その他は振替分で。

その生徒は普段英・数共週60分×1回ずつで、1年からの復習で輝度固め途中、今回、テスト範囲がどうも判らない所が多いので、ということで、復習ストップ、2週間分2年のテスト範囲の分野にして、+1回集中授業。

まあ英語はそこそこ意味は取れるし、文法用語も口に出たり、数学も「一次関数」分野で、説明すればそれぞれの計算、グラフ問題が出来なくはないけれど、

やっぱり1年の単語力や計算力不足も足を引っ張ってて、という感触で、付け刃的だったし、本番では、練習で出来てたパターンのものもミスってて、結果はこれまで通り。

まあ普段、不愛想、というのではないけもしれないけど、そう感情を表すタイプの子ではないのだけれど、

お母さんが言うには、もう少し早くウチに通い始めてれば、と本人も言ってて、学校の面談でも、少しやる気になってきたようだと言われた、とのことで、とりあえず前向きな感じ。

その他の生徒の対策はまあいつも通り、という所だけれど、気になる異色受験生の定時制4年男子、先週やっと、お母さんを交えて三者面談して、本人のそれなりのやる気も確認して、

お母さんからも、今やるしかないでしょ!と気合を入れてもらったのだけれど・・あと本番のセンターまで1か月、何とか1度だけ11月に受け模試の結果もやはり散々で志望校はE判定、

良かった要素はリスニングで、直前1回だけしたセンター過去問での練習でも、そこそこだったのでそう苦手感はないかも、と思ってたら、結果も割と筆記に比べたら真っ当なラインだった、ということ位。

本人のやはりバイトは削りにくそうな状況+不安定な体調+以前、駆け込みでやってきてこの位の時期から急遽受験対策をした私立高3年女子、以来の進度の極端な遅れetcに、1日ごとに、何か息がつまっていくような。

先日から、面談の時母子家庭であるお母さんが言ってた奨学金のことなども調べたりして、こういうシステムもあったのだった、と判ったりしたけれど、やはり本人の合格あっての、という話だし。

まあ受験日程も無理は禁物だし、受験校選びのアドバイスなども慎重に、色んな意味で、やはり何か私の限界が試されている、と思う節もあるのだけれど、出来るだけのことはして、あとは本人の奮起に期待、という感じ。

そういう所で、そう煮詰まってばかりいても仕方ないし余裕を持って、とも思いつつ、相変わらず授業自体以外でもいつになく気忙しいこの所です。

関連サイト:個人学習会 高円寺教室 サイト
関連記事:ある少年(’07)一息(〃)夏期講習(〃)再会(〃)
合格・ブログサービス終了(’09)受験シーズン終了と新入会(〃)春期講習終了・新年度と新入会(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了・夏期講習(〃)夏期講習(〃)夏期講習前半終了夏期講習終了中間テスト対策終了・新型インフル(〃、2学期)期末テスト対策終了・冬期直前講習(〃)センター試験終了・インフル余波(’10)冬期直前講習と期末テスト対策終了(〃)春期講習終了(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了(〃)夏期講習前半終了(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃)冬期直前講習(〃)冬期直前講習終了(’11)学年末考査対策終了(〃)入試ネット投稿(〃)塾HP再作成(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、1学期)期末テスト対策・夏期講習(〃)突然の別れ(〃)塾広告ポスター(〃)夏期講習終了中間テスト対策終了・新入会(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃)冬期講習終了(’12)学年末考査対策終了(〃)春期講習(〃)春期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、1学期)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃)期末テスト対策終了(〃)冬期・直前講習、新入会(’13)直前講習終了・学年末考査対策終了(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃、2学期)冬期講習終了・一時復帰(’14)学年末考査対策終了(〃)春期講習終了(’14、1学期)中間テスト対策終了(〃)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習終了・新入会(〃)中間テスト対策終了・祝合格('14、2学期)期末テスト対策終了・新入会・祝合格(〃)冬期講習終了(’15)学年末考査対策終了(’15)春期講習終了(’15、1学期)中間テスト対策終了(〃)巻講習終了(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策('15、2学期)

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           <先日親御さんから頂いたクッキーセット>
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-12-13 22:58 | 仕事 | Trackback | Comments(0)


中間テスト対策終了・新入会

先週水曜で、今回の中間テスト対策が終わってました。今回特に平常に+分はなし、私立中3女子の数学・理科、都立高1男子の数学(+英語)など振替で。

それと、10月度から区立中2男子が入会。英語、数学共中1レベルからかなり怪しく、とりあえず
週60分×1回ずつで、中2分野はノータッチ、どちらも中1最初から復習を始めた所。

野球部で体格は良く、まあややシャイなのか、ぶっきらぼうという訳でもないけど、余り感情を出すタイプじゃなく、淡々と、という感じ。

あと問題の気になる働く定時制大学受験生は、体調面やら安定しないし、やはり対策の進みは想定外のノロノロ状態。

申込みはギリギリ間に合って、センターは受ける方向。当面現国はストップ、英語のみにしてるけど、今の時点で基礎英文法テキストの半分?程度で・・何か相変わらず。

全日制と違って学校で模試もなく、まだ1つも受けてなくて、とりあえず来月初旬の予備校模試は多分初めて受ける方向で、それに向けてなるべくピッチを上げて・・いけるか?何とか頑張って!という感じ。

このイレギュラー受験生については、私自身どうもいつにもまして、何か色んな意味で試されてる、気もするのだけれど。まあそういう所で相変わらず、出来ることはやっていければ、というこの頃です。

関連サイト:個人学習会 高円寺教室 サイト
関連記事:ある少年(’07)一息(〃)夏期講習(〃)再会(〃)
合格・ブログサービス終了(’09)受験シーズン終了と新入会(〃)春期講習終了・新年度と新入会(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了・夏期講習(〃)夏期講習(〃)夏期講習前半終了夏期講習終了中間テスト対策終了・新型インフル(〃、2学期)期末テスト対策終了・冬期直前講習(〃)センター試験終了・インフル余波(’10)冬期直前講習と期末テスト対策終了(〃)春期講習終了(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了(〃)夏期講習前半終了(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃)冬期直前講習(〃)冬期直前講習終了(’11)学年末考査対策終了(〃)入試ネット投稿(〃)塾HP再作成(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、1学期)期末テスト対策・夏期講習(〃)突然の別れ(〃)塾広告ポスター(〃)夏期講習終了中間テスト対策終了・新入会(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃)冬期講習終了(’12)学年末考査対策終了(〃)春期講習(〃)春期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、1学期)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃)期末テスト対策終了(〃)冬期・直前講習、新入会(’13)直前講習終了・学年末考査対策終了(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃、2学期)冬期講習終了・一時復帰(’14)学年末考査対策終了(〃)春期講習終了(’14、1学期)中間テスト対策終了(〃)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習終了・新入会(〃)中間テスト対策終了・祝合格(〃)期末テスト対策終了・新入会・祝合格(〃)冬期講習終了(’15)学年末考査対策終了(’15)春期講習終了(’15、1学期)中間テスト対策終了(〃)巻講習終了(〃)夏期講習終了(〃)

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           <生徒にもらった仙台土産> 
 
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-10-18 21:24 | 仕事 | Trackback | Comments(0)


東西有名寿司と全国うまいもの大会&北海道大収穫祭

先日27日(日)、東京都美術館でモネ展を見た後、母と新宿へ寄って、京王新宿店での「東西有名寿司と全国うまいもの大会」、小田急新宿店での北海道展でスイーツとラーメンを食べてきました。

a0116217_2392673.jpgサイトで見かけてたのだけれど、てっきり北海道展の方はもう終わってると思ってたら、後半分としてまだ続いてて、

最初小田急へ寄ってチェックしたら、イートインはラーメン、カレー、寿司があって、手頃なのはラーメン、

そして京王の方へ行ったら、イートインはどうも寿司も穴子丼もやや値段高め、まあ例によって頂き物の手元の商品券で、ではあるけれど、

手頃なのは、「梅野製茶店」の八女抹茶スイーツ、北海道展で見かけたソフト類よりも魅かれるものがあるし、

結局メインディッシュは北海道展のラーメンにして、また戻ってくるのも億劫なので、ここで先にスイーツ類を食べることにして、2人共「八女茶を使ったとろり~んプリン」に。

a0116217_23104640.jpgクリームは抹茶、ほうじ茶、ミックスから、トッピングは抹茶パウダー、玄米パウダー、パリパリチョコなどから選べて、

2人共クリームはミックス、トッピングは私はパリパリチョコ(↑)、母は玄米パウダー(→)に。

八女茶は「やめ茶」と読んで、福岡の八女市という所産のお茶ブランドらしいけれど、見た目も楚々とした緑の色感、抹茶味+濃いソフトのブレンド、

下の方に量は少しだけれど、確かにとろっとした食感のプリンで、なかなか美味しいね、と満足。


その後小田急へ移動、札幌の「らーめん孫子」で、目玉の限定100食の「W鮭節 味噌ラーメン」がまだ売り切れてなかったので、2人共それにすることに。

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よく見たら、最初思った鰹節、出なく鮭節、だったのだけれど、魚風味の効いた味噌スープ+黄色いコシのある麺+チャーシュー、卵、(多分)鮭フレーク、ねぎ、(多分)生姜、ひき肉、

正体不明?だった数センチ幅の緑の野菜は「ケッパー」、らしく、ラーメンも久方だったけれど、これもなかなか美味。母は本当は醤油味好みだけれど、これはまあ美味しかったようで。

物産展で先にスイーツ、というのも初、やっぱり逆の方が後味はいいよね、と言いつつ、ハシゴでどちらも満足。


そういう所で、モネ展~ハシゴ物産展で、久方の一時リフレッシュ、でした。

関連サイト:京王サイト 東西有名寿司と全国うまいもの大会デパチカドットコム 北海道大収穫祭梅野製茶園 サイト食べログ らーめん孫子
関連記事:フランス展/福岡・長崎展/パリ・モンパルナスに集う画家たち展桜さくらサクラ2009ルーヴル美術館展 美の宮殿の子供たち/北陸三県の物産展夏の大九州展秋の大北海道展秋の北海道展/イタリア展東西有名寿司と全国うまいもの大会/おめざファア九州・沖縄の物産展大北海道展秋田県とみちのく物産展(’10)冬の北海道物産展福井の羽二重餅とおかき/過去問大北海道展四国・山陽の観光と物産展にっぽん味めぐり/ぐるり全国味と技ルノワール~伝統と革新/味百選春の大北海道展/井の頭公園の桜福岡・長崎の物産展沖縄展築地の粋な味めぐり展大阪ええもん・うまいもん市大沖縄展九州・沖縄の物産展夏の大九州展秋の大北海道展大北海道展/秋の北海道物産展東西有名寿司と全国うまいもの大会秋田県とみちのく物産展(’11)福井県 若狭と越前の物産と観光展春の大北海道展四国・山陽の観光と物産展秋田県とみちのく物産展とスパ浅草ROXまつり湯九州・沖縄の物産展大北海道展春の大北海道展初夏の大北海道展長崎の物産展

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# by MIEKOMISSLIM | 2015-09-30 23:39 | グルメ | Trackback | Comments(0)


モネ展 「印象、日の出」から「睡蓮」まで

先日27日(日)、東京都美術館でのモネ展に母と行ってきました。

何だかこの所、ずっとそういう心のゆとりがなかったけれど、母とは無料で入れるこれ+新宿に寄って物産展で、久方にちょっと息抜き。美術展は6月のユトリロ展以来。

パリのマルモッタン・モネ美術館から、8分野に分けてモネの10代~晩年の作品約90点の展示。


今回一番インパクトは、改めてどう、ということもないスタンダードだけれど、ポスターにも使われていた、1903年作の「睡蓮」。

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華の散らばり方、水面に移る樹木の像とのバランス、淡い色彩など、いつになくバランスがとれた「モネ睡蓮」という感じ、一時心洗われる思い。

カードは実物より青が濃く、今一その淡い色感が出てなくて見送り。


そして、やはり今回目玉の「印象、日の出」。(↓カード)これは今回18日までの展示。

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今回21位年ぶりに東京で展示、らしく、私はその時だったかどうか?とにかく初見、ということはなく、これも今更改めてどうこう、ということもない超スタンダードだけれど、

目新しかったのは、作品の向い側のコーナーで、マルモッタン美術館がアメリカの天文学者と共に調査したらしい、この絵が描かれた場所や描いた方向、日時が示されていたこと。

場所は当時の写真や地図と絵を照合して、水際にあるホテルから、だったようで、時間は画面背後の風景、煙のたなびき方や水門が開いているという状況や、当時の気象分析で、1872年11月13日7時35分頃の可能性が高いそうで。

まあ空想画ではなく、確かに風景画、ではあるけれど、このある意味象徴的な茫洋とした絵から、そんなことまで遡って探れるとは、ちょっと驚き。


その他、後でカードを買ったのは、私は「「トゥルーヴィルの海岸にて」(↓)と、

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「テュィルリー公園」(↓)。

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母は、「印象、日の出」、「睡蓮」と「オランダのチューリップ畑」(↓)。

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モネ以外の画家作品で、モネが影響受けたり与えたりしたブーダン、ドラクロワ、ピサロやシニャックのや、同胞ルノワールによるモネ像などもあったり、

多分初見だと思うけれど、モネの作風からはやや意外な、10代の頃のカリカチュア(風刺画)シリーズなどもあったり、

モネの使ってたキャンバスや筆と共に、右が黄色、左が不透明グラスの特注らしきメガネの展示があって、

それは晩年白内障を患ってて、右目からは視界が青っぽく見えたので、その矯正用、らしいけれど、何だか光を失いつつあっても最期まで描き続けたモネの苦心、苦労が偲ばれるような一品。


そういう所で、定番ではあるけれど、それなりにバラエティあって満足のモネ展でした。

関連サイト:モネ展 「印象、日の出」から「睡蓮」まで 特設サイト
関連記事:クリーブランド美術館展大エルミタージュ美術館展ポンピドー・センター所蔵作品展オルセー美術館展大回顧展モネフランス印象派・新印象派展フィラデルフィア美術館展フランス展/福岡・長崎展/パリ・モンパルナスに集う画家たち展芸術都市パリの100年展ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たちプレミアム8<紀行>夢の聖地へ モネの庭語りかける風景マネとモダン・パリ印象派はお好きですか?オルセー美術館展 「ポスト印象派」モネ・ルノワールと印象派・新印象派展ザ・コレクション・ヴィンタトゥール画家と庭師とカンパーニュ(’07)セーヌの流れに沿って 印象派と日本人画家たちの旅没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになったモネとジヴェルニーの画家たちワシントン・ナショナル・ギャラリー展エルミタージュ美術館展 世紀の顔 西欧絵画の400年ユーミンのSUPER WOMAN 「長谷川祐子と現代美術をめぐる」<1><2>メトロポリタン美術館展 大地、海、空ー4000年の美への旅奇跡のクラークコレクションールノワールとフランス絵画の傑作ーSONGS 徳永英明印象派を超えて 点描の画家たちモネ、風景を見る目ー19世紀フランス風景画の革新オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ーチューリヒ美術館展新印象派 光と色のドラマと花見 in 上野公園

ルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ルノワール+ルノワール展ルノワール~伝統と革新/味百選


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           <会場前に貼ってあったチラシ>
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-09-30 22:18 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(2)


夏期講習終了

今週月曜31日で、今回の夏期講習が終わってました。

結局平常に+分は、都立高1男子英語90分×4回と数学×3回、都立定時制4年男子の英語・国語120分×2回、私立中女子3年の数学90分×3回。


何だかあっさり言葉には出来にくい、普段とはやや異質な心の揺れがあったり、何だかな~という感じのこの暑かった1か月半。

でも、過ぎたるは及ばざるが如し。次の段階へ、粛々と、自分の出来ることはやっていこうと思います。

関連サイト:個人学習会 高円寺教室 サイト
関連記事:ある少年(’07)一息(〃)夏期講習(〃)再会(〃)
合格・ブログサービス終了(’09)受験シーズン終了と新入会(〃)春期講習終了・新年度と新入会(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了・夏期講習(〃)夏期講習(〃)夏期講習前半終了夏期講習終了中間テスト対策終了・新型インフル(〃、2学期)期末テスト対策終了・冬期直前講習(〃)センター試験終了・インフル余波(’10)冬期直前講習と期末テスト対策終了(〃)春期講習終了(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了(〃)夏期講習前半終了(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃)冬期直前講習(〃)冬期直前講習終了(’11)学年末考査対策終了(〃)入試ネット投稿(〃)塾HP再作成(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、1学期)期末テスト対策・夏期講習(〃)突然の別れ(〃)塾広告ポスター(〃)夏期講習終了中間テスト対策終了・新入会(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃)冬期講習終了(’12)学年末考査対策終了(〃)春期講習(〃)春期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、1学期)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃)期末テスト対策終了(〃)冬期・直前講習、新入会(’13)直前講習終了・学年末考査対策終了(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃、2学期)冬期講習終了・一時復帰(’14)学年末考査対策終了(〃)春期講習終了(’14、1学期)中間テスト対策終了(〃)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習終了・新入会(〃)中間テスト対策終了・祝合格(〃)期末テスト対策終了・新入会・祝合格(〃)冬期講習終了(’15)学年末考査対策終了(’15)春期講習終了(’15、1学期)中間テスト対策終了(〃)期末テスト対策終了・新入会(〃)

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          <親御さんから頂いたゼリーのセット>

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# by MIEKOMISSLIM | 2015-09-04 00:59 | 仕事 | Trackback | Comments(0)


Bed & Breakfast / 大貫妙子(’99)

先月頃読了の、図書館からの大貫さんの旅エッセイ。

書いておきたいことがない訳ではないけれど、この所どうもブログを触る気分的な余裕がなくて、この本も何度か借り直してまだ手元に。

まあ、何だかまともにやってても無力感、な折、息抜きに、少し書いておこうかと思います。


’01年の9.11テロを機会に海外へ余り行かなくなった、らしい大貫さんが、まだ精力的に旅してた頃の色々。

イタリア、インド、イースター島、アフリカ、南極、ブラジル、サンフランシスコ、タヒチ、柳川、タスマニア、NY、ロングアイランド、パリなど、

坂本龍一との仕事や、「東京日和」サントラの話、各地の写真、そして最後に「「旅」をめぐって」タイトルでの、坂本龍一との対談。

やはり自分が行った所で重なるフィレンツェやベニス、サンフランシスコ、その郊外のモンタレー、NYなどの所は懐かしさがよぎったり。

何かふとまた、ふとアメリカにでも行きたい気分になるような1冊でした。

関連サイト:ロッキングオン サイト「Bed & Breakfast / 大貫妙子」
関連記事:SONGS 大貫妙子大貫妙子めがね(’07)SONGS 福山雅治/矢野顕子A LONG VACATION From Ladies(’09)風博士/西岡たかし(’76)・Skylightにポプラの枯葉/伊藤銀次(’83)SONGS / SUGAR BABE(’75)期末テスト対策終了大貫妙子トリビュート・アルバム Tribute to Taeko Onuki(’13)<1><2>私の暮らしかた / 大貫妙子(’13)名曲のかたわらに サハシあり~ギタリスト佐橋佳幸・30周年記念公演~ 恋するドライブ ゲスト大貫妙子

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         <(C)(株)ロッキング・オン>

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# by MIEKOMISSLIM | 2015-08-23 23:06 | 本・音楽 | Trackback | Comments(0)


期末テスト対策終了・新入会

一昨日で今回の期末テスト対策が終わりました。今回平常に+分は、いつものように美大付属高3女子の数学60分×4回。それと、都立高1年男子の英検準2対策で、6月末に1次対策に90分×2回、先日2次対策に90分×1回。


美大付属高3女子は今回は範囲が「対数」、まあ前の分野からの「指数」の計算とかやや怪しげな所もあるけれど大崩れはなさそうな、といういつもの感じ、

受験については、上の付属大はいざという時の受け皿にして、他の美大の一般推薦を目指す方向で、そのための画塾にも行き始めてるようで、まあそこで作文、面接含めて一式の準備はしてくれるようで、特に当面受験サポートもする必要ないようで、

もしかして今回で一旦終わり、かと思ったけれど、まあ内部進学の可能性もあるので、2学期の成績も絡んでくるようで、少なくとも2学期の中間対策にはまだ来そうな、という所。


高1男子は1次前、貸しておいた問題集の筆記分野の出来的には合格ラインギリギリ、渡した過去問含め余り本腰で取り組むモードでもなく、

ただリスニング練習ではほとんどミスはなかったけれど、どうだろうか?と思ってたら、75点満点中67点で合格、とのことで、

まあ自宅での練習の直前に結構集中してインプットしたのか、割とラッキーもあったのか?思ったより高得点突破で、まあお母さんが申し込んでくれた集中授業の面目も立った、という所だったけれど、

2次試験は5日(日)、もう数学のテストは終わっていたけれど、この生徒の期末の最中になって、直前の日に1回やった2次対策では、入室~試験開始までのやり取りや問題文の音読などは特に問題ないけれど、

5問の質問には、応える内容はシンプルでいい所をやや考え込んでしまったり、単語を思いつかなかったりで答えに詰まったり、単・複数や時制ミスとかも折々、

とにかく知ってる表現でいいから無理はせず、と言いながら、2次用問題集でCD使いながら何パターンか練習。

出来れば対策用にもう1回位あっても良かったかも、で、思えば英検対策も久方、1次と同様やや微妙な手応えだけれど、これも果たして結果はいかに?という所。


私立中3女子の数学、理科は8月の半ば辺りまでの分を振替で、だけれど、まあ少し前にあったように、家で爆睡状態になってしまってて、他の家族は留守だし、家電、携帯にかけても起きないし、ということがあったり、

代数、幾何、理科のそれぞれ前日に来たのはいいけれど、理科前日の午後にはやたら眠そうで、少し休憩取ったり、麦茶を入れてあげたりしながらしていたけれど、一旦帰って寝て夜再登場、とか、

それでもとりあえず学校のプリントを一通り、数学も最低限基本問題や学校に提出のプリントチェックで終わって、果たして結果はどうやら・・という感じ。


それと5月末に、サイトを見て連絡してきた定時制高校4年男子が、大学受験対策をしたいけれど、他の予備校や塾だと夕方からで学校の時間と重なるし、とのことで、

時間帯と場所でウチに目を点けたようで、やって来て、とりあえず英語、国語の体験授業をして先月入会、週3回120分ずつで、英・国開始。

まあ茶髪だけれど、コンビニでバイトもしながら、の生活で、基本的に真面目で温和な感じではあるのだけれど、ややまったりモード、

バイトの煽りもあって眠さとの戦い、というのもあるようで、宿題や単・熟語テストなどもなかなかテンポよく、という訳にはいかず、という感じ、

これまでの学習、というのも、さすがに定時制なので学校でも余り受験を念頭に、という以前に、標準的な高校レベル内容でもないようで。

どうも卒業後の就職も不安定で、遅まきながら進学を思い立ったようで、特にどこ(のレベル)を目指したい、というのはなく、出来れば近場で4年制、今の所経済・軽軽・商学部辺りに行ければ、という希望。

お母さんとも1度電話で話したのだけれど、本人が受験すると言い出したので、というモードで特に受験校へのこだわりはないようで。

で、初めてみあたら、国語の方は、現国は何とか受験用基礎のテキストで進められそうだけれど、古文はちょっと文法の最初っからやらないと、という状態、

英語も、体験授業での手応えではどうも中2分野辺りから怪しく、とりあえず中学基礎固めを進めてて、今で中3最後の関係代名詞」に入った、という所。

本人は受験科目についてもやや漠然としてて、3科目受験にも気持ちはなくはないようで、社会分野でやるとしたら日本史、のようだけれど、

何分学校でやってるのは日本史Bでなく日本史A、センター試験ではAで、というのも可能だけれど、2月のメイン試験では通常Bが必要で、英語の輝度固めからと並行して、今からBに手を付けて間に合う気もしないし、

どうしても3科目の所を考えるなら、夏休みに頑張るのが最後のチャンスで、その場合は、バイトとの掛け持ちは無理だと思う、とは話してて、

本人はやはり大学の学費準備を考えたら、夏休み終わりまではバイトを続けたい意向のようで、ウチでの夏期講習も少しは入るかもしれないけれど、当面は2科目型、それも国語が現国だけタイプに絞ったらどうか、という方向。

正直、この春でこれまでの高3女子2人等も卒業で去って、やや生徒数手薄な折に、需要のある受験生が来たのは良かったのだけれど、これまた今後どうなるやら?

この時期に大学受験対策で英語の中学分野からやってる、というのも未経験パターンだし、何とも未知数。


そういう所で、まあやはり、出来ることはしながら過ごしていければという所です。

関連サイト:個人学習会 高円寺教室 サイト
関連記事:ある少年(’07)一息(〃)夏期講習(〃)再会(〃)
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        <先日親御さんから頂いたコストコのチョコレート菓子>

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# by MIEKOMISSLIM | 2015-07-11 23:11 | 仕事 | Trackback | Comments(0)


長崎の物産展

先週日曜21日、損保ジャパン日本興亜美術館で母と「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語」展を見た後、同じ西新宿で小田急新宿店に移動、17日~23日までやっていた長崎物産展に寄ってちゃんぽんとソフトを食べてきました。


イートインは長崎中華街「蘇州林」のちゃんぽんと、佐世保の「レストラン蜂の家」のレモンステーキセット、ちゃんぽんの方に、ということにはなったのだけれど、

メニューはちゃんぽんのみで、一品料理的なものもなし、どうもおつりの出ない商品券での支払いがやや半端、200円余りながら捨てになるので、

同じ店舗の脇の持ち帰り販売コーナーのを何か買って、お勘定を一緒にしてもらえるのか?店の人に聞いたらOKだそうで、

a0116217_2212428.jpgとりあえず一番安い216円の「月餅」という饅頭のミックス味(→)を選んだら取っておいてくれて、

イートインの列に20分位並んで、注文+レジ順番が回って着た時に、もらって支払い。

これは後日一応母と食べて、この小ぶりさでこの値段の和菓子って、余り普段縁がなく、正直それ程の価値が?とは思うけれど、

これは中華菓子として有名らしく、このミックス味版には小豆あんの中にクルミ・ナツメ・カシュナッツ・ゴマ・リンゴ・レーズンなど入ってたようで、まあ銘菓と思いながら食べたら、そうしつこくなく品いい甘さ、という感じ。


ちゃんぽんは、大分前確かやはり新宿での物産展で食べた覚えはあって、それ以来。

前のブログ記事で見てみたら、5年前にやはり小田急での福岡・長崎の物産展で今回と同じ店「蘇州林」で、母がちゃんぽんにして私は皿うどんにしていたのだった、と。

私は正直、麺についてはもう少しコシがある方がいいし、やっぱりラーメンの方が歯応えある、とは思ったけれど、

見た目も楽しい魚介や野菜の様々な具材のバラエティと、あっさりタイプではあるけれど、コクあるスープはなかなか美味。

母も、多分前に同じものを食べたのは覚えてなかったようで、やはり歯の具合でイカ、キクラゲは噛み切れなかったようだけれど、スープも飲み干して、こんなに最後まで食べきったのは久方、と、今回も満足だったようで。

a0116217_2313322.jpgその後、長崎中華街「老季(ラオリー)」で2人共「杏仁マンゴーソフト」(←)をデザートに。

普通の「杏仁ソフト」もあったけれど、やはり商品券の半端の関係もあったしこちらにして、

口当たりいい杏仁豆腐風味クリームと、マンゴーの実、ソースの酸味がミックスで、これも結構満足。

後でここは台湾料理店と判って、さすがに中華街の店だけあって中国風デザートだったのだった、と。


そういう所で、今回割と近場新宿で、ユトリロとヴァラドン展~物産展で視覚+味覚満足の半日でした。

関連サイト:新宿小田急で「長崎の物産展」depachika.comサイト長崎中華街 蘇州林 サイト老季 サイト
関連記事:フランス展/福岡・長崎展/パリ・モンパルナスに集う画家たち展桜さくらサクラ2009ルーヴル美術館展 美の宮殿の子供たち/北陸三県の物産展夏の大九州展秋の大北海道展秋の北海道展/イタリア展東西有名寿司と全国うまいもの大会/おめざファア九州・沖縄の物産展大北海道展秋田県とみちのく物産展(’10)冬の北海道物産展福井の羽二重餅とおかき/過去問大北海道展四国・山陽の観光と物産展にっぽん味めぐり/ぐるり全国味と技ルノワール~伝統と革新/味百選春の大北海道展/井の頭公園の桜福岡・長崎の物産展沖縄展築地の粋な味めぐり展大阪ええもん・うまいもん市大沖縄展九州・沖縄の物産展夏の大九州展秋の大北海道展大北海道展/秋の北海道物産展東西有名寿司と全国うまいもの大会秋田県とみちのく物産展(’11)福井県 若狭と越前の物産と観光展春の大北海道展四国・山陽の観光と物産展秋田県とみちのく物産展とスパ浅草ROXまつり湯九州・沖縄の物産展大北海道展春の大北海道展初夏の大北海道展

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           <ちゃんぽん>

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# by MIEKOMISSLIM | 2015-06-28 23:16 | グルメ | Trackback | Comments(0)


ユトリロとヴァラドン 母と子の物語ースュザンヌ・ヴァラドン生誕150年

昨日21日(日)、今週末まで損保ジャパン日本興亜美術館でやっている、ユトリロとその母ヴァラトン展に母と行ってきました。


a0116217_20444885.jpgここは結構ご無沙汰、損保ジャパン東郷青児美術館だったのが、

いつのまにか東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館に名が変わったようだけど、5年前やはりユトリロ展に行って以来。<→チラシ裏>

久方の高層42Fからの眺め、昨年末上ったスカイツリーの姿も。

今回、ユトリロ作品とヴァラトン作品約40点ずつ4章に分けての展示で、ユトリロの日本初公開作品がある、というのもさることながら、

注目は私は初見の、今回半数を占める母のヴァラトン作品。



a0116217_21203227.jpgユトリロの母が、ルノワールやロートレックの絵のモデルをしていて、ルノワールの「都会のダンス」(←カード)の女性だったり、

ユトリロは私生児だったけれど、ルノワールが父親説?!があったり、自らも割と名の知られた画家だった、というのは知ってたのだけれど、

ルノワール父子ではないけれど、こういう風に時を経て超メジャーな息子と並んで同数作品の展示、

しかも本人の生誕150年記念、というサブタイトルつきでの展示会、という程に有名だった、というのは今にして。


入口の人物相関図で、ヴァラドンは、ルノワールやロートレックとの関係以外にも、ドガから絵画を教わったり、エリック・サティとも恋愛関係だったり、実業家と結婚したけれど別れ、

ユトリロには同じ年代の義父がいた、というのは聞き覚えあったけれど、それが元々ユトリロの友人の画家のユッテルで、彼とヴァラトンが恋に落ちて再婚、

母に友を奪われた、だったか、友に母を奪われた、だったか、というようなこともあって、ユトリロがアルコール依存症になった、などの経緯がざっと判って、なかなか波乱万丈な母子画家だったのだ、と改めて。

第1章「ヴァラドンとユトリロ、ふたりの芸術家の誕生」では、少年時のユトリロを描いたヴァラドン作品、などもあるのだけれど。


ヴァラドン作品で一番インパクトだったのは、私も母もカードを買った「コルト通り12番地、モンマルトル」(↓カード)

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ヴァラドンはユトリロとは違い風景画よりも人物画中心、というのも覚えあったけれど、画風も全く息子とは違って、明るくメリハリのある色彩、

何だかもしマティスやゴーギャンの母としたら、なるほどさすがに血筋、と納得、というような感じ。

「コルト通り・・」は風景ではあるけれど、鮮やかな緑~黄の変化でのダイナミックな樹木の躍動感あって目をひかれた1枚。


その他ヴァラドンのでカードを買ったのは「小さなテーブルに置かれた花束」(↓)、これも静物画ではあるけれど、

同じ花瓶+花でも、今回あったユトリロの控えめな色調の「青い花瓶の中の花束」や「すずらんの花束」とは真逆の華々しさ。

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あとヴァラドン静物画では、もう少し抑えた色彩だけれど「花瓶の中のリラの花束」も好感。


6/23追記:ユトリロ作品は、久方にやはり楚々とした独特の風味、どれが特にインパクト、というのは特にないけれど、後でカードを買ったのは、白の時代のでは「ノルヴァン通り、モンマルトル」(↓)、

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a0116217_0182151.jpgこれは、もしかして手元にカードがあるような、と思いつつ、だったのだけれど、

後で確かめたら、すでに持っていたのは別物の「サン=リュスティク通り」(→カード)という絵で、

おそらく中央の丸屋根のは同じ建物っぽく、構図も似てるけれど、

「ノルヴァン通り・・」よりは5~7年位後年、白の時代が終わった後の作品だった、と。



この丸屋根の建物、そして「ノルヴァン通り・・」でのその左側の塔は、母がカードを買ってた「サン=ピエール教会とサクレ=クール寺院、モンマルトル」(↓)にも見られて、

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どうやら、左のがサン・ピエール教会、右のがサクレ・クレール寺院のようで。


6/24追記:その他カードを買ったのは、ユトリロ色彩の時代の「モンマルトルのラパン・アジル」(↓)。やはり白の時代のものにはない明るい色彩、その中でも、何だか見る者を和ませるような軽やかなタッチ。

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そういう所で、私はほぼ5年ぶりだったユトリロ展+初見のヴァラドン作品のコラボ、ヴァラドンが女性、画家として結構奔放、エネルギッシュな活動ぶりだったことや、

それゆえに若いユッテルとの恋がユトリロのメンタル面にも影響したらしい、2人の人生模様とか、そういう面もあってか?親子でありながら見事に対照的な作風など、なかなか見応えで面白い今回の構成でした。

関連サイト:損保ジャパン日本興亜美術館サイト 「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語ースュザンヌ。ヴァラトン西端150年ーFASHION PRESSサイト 「ユトリロとヴァラドン―母と子の物語」展、東京・新宿で開催 - 日本初公開作品含む約80作品
関連記事:大エルミタージュ美術館展モーリス・ユトリロ展フィラデルフィア美術館展ルノワール+ルノワール 2人の天才が愛した女性ユトリロ版画展芸術都市パリの100年展モーリス・ユトリロ展 パリを愛した孤独な画家印象派はお好きですか?ザ・コレクション・ヴィンタトゥールセーヌの流れに沿って 印象派と日本人画家たちの旅

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            <チラシ表>

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# by MIEKOMISSLIM | 2015-06-22 21:43 | 芸術 | Trackback | Comments(0)


赤毛のアンシリーズ再読・読破

一昨年の年頭から、ふと思いついて読み直しを始めた「赤毛のアン」シリーズ、先日で一通り12冊の文庫読了しました。


手元にあった「赤毛のアン」「アンの青春」に始まって(<(C)(株)新潮社↓>)、

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その後は「アンの愛情」「アンの友達」「アンの幸福」「アンの夢の家」「炉辺荘のアン」「アンをめぐる人々」「虹の谷のアン」は図書館ので、「アンの娘リラ」は手元にあったもの、

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最後の「アンの想い出の日々」上下巻は村岡花子の孫村岡美枝の翻訳、その他は全て村岡花子翻訳の新潮社版で。

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偶然昨年のNHK朝ドラで、村岡花子題材の「花子とアン」も放映、その元になった、村岡花子の娘、村岡理恵著の「アンのゆりかごー村岡花子の生涯ー」なども挟んで、寝る前に少しずつボツボツ辿ってきて、ついに終わりまで。

最初の2冊はやはり馴染み感、その後のは、一度は通ったものもあったと思うのだけれど、手元の「アンの娘リラ」含めてどうも記憶が定かでなく、今回初のものもあったかも知れず、完全に初だったのは、その存在を今にして知った「アンの想い出の日々」。


やはり懐かしさ+ギルバートとの間に6人の子供を持つアンのその後の生活、最後の方では孫まで出現、少女期の夢見がちな性質も保ちつつ、それなりに日々の生活を営んでいく様子、

最初の子供を生まれてすぐ病で、また否応ない戦争で息子を亡くしてしまったり、現実に打ちひしがれる、という、「アン」イメージからは想像つきにくいややシビアな展開もあったり、

その中でもやや特異なのは「アンの娘リラ」で、第一次世界大戦にカナダも巻き込まれ、本土が攻撃を受けたり、ということはないけれど、若者達が出兵を余儀なくされ、

アン一家も2人の息子、リラの恋人などが出兵、現実にさらされ、人々の高揚や不安など揺れ動く心情が描かれている1冊。


また「アンの想い出の日々」も、構成的には、シリーズに見られるパターンの、アン一家に多少なりとも繋がりある人々題材の短編集、なのだけれど、

折々に、アンや、詩の才覚があった戦死した息子ウォルターの詩+それについてのアン一家のメンバーの短い感想や思い、会話などが挟まれている、というのが特徴。

この後書きで、モンゴメリは後年精神的に落ち込むことが多かった、また近年になって、その死因が薬の服用で、自殺の可能性があると公表された、などとあって、それは初耳。

「アンの想い出の・・」は、’42年のモンゴメリの詩の当日に持ち込まれていた、そうで、ウォルターの詩にちなんでその悲しみがしんみり語られる以外は、特に直接戦争に関わる話はなく、

戦争の影と、モンゴメリの精神状態不安定というのが、どう関連あったのかなかったのか?だけれど、シリーズ終盤後年のアンの心情の記述には、やはり生活の中で色々あった中、強い感受性ゆえに辛い部分も見受けられる、という感じ。

これはやはり、序盤のアンシリーズだけだと、溌剌とした少女~信頼し合えるギルバートと家庭を持った女性への成長の物語、止まりで、終盤まで通らなければ知ることもなかった”その後のアン”だったのだけれど、

トータル的には、モンゴメリのアン一家、その周りの人々を、その背景の豊かな自然と共に描いた短編的な物語それぞれが、日常の中の喜び、悲しみ、恋、噂、意地の張り合い、思い込み、誤解、和解、ユーモア、

誰にも顧みられることなく死にゆく老人の、豊かな思い出の数々、など人生の機微的にじんわり味わいあって、飽きが来ない、というか、読み進めていても定番的な安心感、という感じ。


そういう所で、約1年半がかりでのアンシリーズ再読・読破、プリンス・エドワード島の風物含めて懐かしさもあり、”その後の大人のアン”も改めて、

+周囲の人々のそれぞれの人生、それぞれの短い物語の趣もあって、いぶし銀的味わいの楽しみ終了ですけれど、

今後折を見て、いっそモンゴメリのアン以外のもので、エミリーシリーズ(再読)などもボチボチ辿ってみようか、とも思ってます。

関連サイト:Amazon 「赤毛のアン」 「アンの青春」 「アンの愛情」「アンの友達」「アンの幸福」「アンの夢の家」「炉辺荘のアン」「アンをめぐる人々」「虹の谷のアン」「アンの娘リラ」「アンの想い出の日々<上>」<下>
関連記事:アンを探して(’09)SONGS 絢香&「花子とアン」アンのゆりかごー村岡花子の生涯ー / 村岡恵理(’08)

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# by MIEKOMISSLIM | 2015-06-17 23:31 | | Trackback | Comments(0)


ノルウェイの森(’10)

気になっていながら未見だった作品のDVD鑑賞期間、一応今回締めは「ノルウェイの森」を見ました。


a0116217_0154933.jpgやはり今まで読んだ村上春樹の中で、脳裏に残る一冊を挙げるとしたら、この原作<(C)(株)講談社→>だし、

その映像化、というのは公開当時も気にはなったのだけれど、

ナイーブな内容がどう映像化?と、ちょっと見るのも怖い、という感じもあったり、結局未見のままだったので、この折に、とチョイス。

どうも原作自体もやや記憶薄れてたし、どうせならこの機会に復習・予習がてらに、と思って久方に例の赤・緑の単行本を取り出して、最初と最後の方だけでもざっと、と思って読み始めたら、

随分久方、村上春樹ってこんなだったっけ?という読み易い文体にも引き入れられて、やや前後はしたけれど、ほとんど一通り読了。

そう、こういう空気感、流れだった、というのは蘇ったのだけれど、ここまで突っ込んだエピソードもあったのだった、という再認識部分も。


a0116217_0183077.jpgで、いざ本作を見始めたら、やはりこれは、原作を読んでいる観客対象作品、かつ創り手側の原作へのオマージュ、という色濃い感じ、

もし原作未体験でこれを見たらどう受け取るのか? 原作に忠実な各登場人物の科白も、原作の下敷きなしに聞くと、どう聞こえるのか?

ちょっと想像つかない、というのが正直な所。<←(C)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント>

大幅な独自展開、という部分もなく、やはり細部割愛エピソードも色々あって、まあ長編「ノルウェイの森」村上ワールドのダイジェスト映像化版、と思えばこういう所なのかも、という、トータル的に可もなく不可もなく、という後味。


ただ、一番インパクト残ったのは、唯一原作にはなかった、ワタナベ(松山ケンイチ)と直子(菊池凛子)の緊迫シーン。

施設に2度目に会いに行ったワタナベに、直子が、何故自分のような者にかまうのか、放っておいてほしい、あなたの存在が私を苦しめるのが、どうして判らないの!?と、思いを吐き出して号泣、

必死に彼女を抱きとめるワタナベ、という、最後になってしまったこの2人の逢瀬の1シーン、原作ではずっと穏やかなままのやり取りだったけれど、

直子の内部に積もっていた行き場のない感情が噴出、という展開にしたのは、やはり映像化ならでは、で、ある意味、ここが、原作から踏み込んだプラスα的な描写2か所の一つで、

取り方は様々かもしれないけれど、それなりに意義を感じた、というか、この部分がなかったら、もしかして、この作品への後味はもっと低評価感、だったかも。


6/13追記:配役的には、ワタナベ=松山ケンイチというのは、まあ見てみたら、松ケンの草食青年っぽさがワタナベのサラッとしたマイペース感に、それなりにフィット、

直子=菊地凛子、というのは、原作での儚げな直子よりもやや線太感、だったけれど、この人なりの直子像を見せた、という感じ。

緑=水原希子は、モデル畑のスタイルの良さで長身、科白は原作通りの天衣無縫さ、の割に、話し方があえてそういう演出だったのか?何だか直子モードで、もう少し弾けたタイプでも良かった気も。

一番原作人物と違和感なかったのは、というと、クールな変人永沢=玉山鉄二かも。そして次に、そう出番が多かった訳ではないけれど、その永沢の恋人ハツミ=初音映莉子。

この初音映莉子は、見てた中では「マナに抱かれて」に出てたのだったけれど、名前も初耳、原作中ワタナベが、永沢があえて恋人にしている女性として納得の魅力、というのが、

登場した時から漂うような、華、受けのソフト、純粋さミックスで、映像化としたら、こういう女優化も、と思えたり。

その他、主な人物ではレイコ=霧島れいか、というのは、原作での一見普通の中年女性、でも深みあるイメージ、よりはオーソドックスな美人型、だったけれど、まあ特に浮いて、という訳でもなく、

やはり原作より結構出番は端折られてた、ワタナベの量の同室の”突撃隊”=柄本時生、というのも、イメージ的には合ってた印象。

あと、ワタナベのバイト先の店主にさり気なく細野晴臣!とか、直子の施設、阿美寮の門番に高橋幸宏とか、彼らは特にこの作品の音楽に関わったという訳ではないようだけれど、豪華なカメオ出演陣。


6/14追記:背景で印象的だったのは、やはり阿美寮周辺、原作だと京都奥地の高原地、ロケ地は兵庫県の峰山高原と砥峰高原らしいけれど、一見ヨーロッパの何処か?かとも思う緑の広がり。

ここは直子の心象風景的な場所、としても、原作イメージを損ねることもなく、良かったと思うスポット。

     

最初のワタナベの訪問時、直子が、以前ワタナベから問われた、何故キズキ(高良健吾)と関係を持たなかったのか?という疑問に答えようとする場面、

原作ではレイコもいる部屋の中で、のことで、その苦悩を告白した直後不安定状態に陥ってしまって、しばらくワタナベは席を外す、という流れだったけれど、

劇中では、2人が早朝の高原を歩きながらその問答、という風にアレンジされてて、心情を吐き出しながら足早で歩く直子を追いかけるワタナベ、

最後に感情が高ぶって、キズキに先立たれた苦悩の叫びをあげる直子、なすすべもなくそれを鎮めようとするワタナベ、という所も、

前途の私の一番のインパクトシーン、2度目の訪問時の2人の緊迫シーンと共に、ここら辺も映像化ならではの、直子の内面の、より露わな描写、だったかと思うのだけれど。

     

まあ序盤から、ワタナベの大学生活の描写の中に、原作にもあるように、60年代後半らしい学園闘争シーンが折々あって、原作では物語のトーン自体のせいもあってかそれ程過激な印象はなかったけれど、

やはり忠実な映像化だと、そういう”動的”背景も露わになって、その中で、直子の心情表現も、原作のような抑えたトーン、というのから踏み込んで、より普遍的に、判り易くしてたような、というか。


これを手掛けたトラン・アン・ユン監督作では、前に放映のあった「青いパパイヤの香り」を見ていて、映像が綺麗だった感触はあるのだけれど、やや記憶薄れてて、

自分の感想を見直したら、まったりとした芸術っぽい作品、という後味だったようだけれど、このベストセラー小説映像化にあたって、映像美も意識しつつ、

テーマ的には、余り原作の中傷的なエキスに重点をおいて芸術作品、にするのでなく、登場人物の言動、割と明け透けに語られ展開する性の問題、なども割と忠実に追って、

一般的に判り易くしようとした、ある意味冒険は侵さず、オーソドックスに映像化を試みた、という感じ。


あと、改めてこのタイトルの、ビートルズ「ノルウェイの森」、今にして、だけれど、歌詞を追ってみたら、馴染みの牧歌的なメロディに乗せて、寓話風だけれど、物語絡みとしてやや意味深な、という内容だったおだった、と。

    

    


今こうして、映像化での「ノルウェイの森」再体験して、原作を読んだ当時は、ワタナベは直子を失ったけれど、半ばすがるように、にしても緑と生きる、という「生」(せい)を選んだ、という決着、という落ち着き所、だったのだけれど、

原作冒頭の37才時からの回顧シーンからしても、ワタナベは、直子やキズキが引き入れられた「死」には踏み込まず、「生」ワールドに健在、というのは確かで、

でも思えばそこに、回想の締めでもあるラストでは紆余曲折の末ハッピーエンドに思えた恋、緑の存在は描かれておらず、彼女がその後の彼の健在の支えになってきたのか、それともその後、離れてしまったのか?不明、

一旦「死は正の対象としてではなく、その一部として存在している」という”空気のかたまり”のようなものを10代にして実感してしまったワタナベと、

ナイーブさもありながら基本的に「生」を前提とするエネルギーを持つ緑との顛末は、果たして如何に?というようなことも改めて思ってたり、

どちらにしても、時折そういう切ない回顧に襲われながら、まあ日常生活は飄々と行っている、というのが妥当かも、とは思うのだけれど。


そういう所で、久方に、本置き場に埋もれていた原作含めて、映像化「ノルウェイの森」での復習、トータル後味的には前述のように可もなく不可もなく、ではあるけれど、それなりにこの映像化意義、を感じられた部分もあったり、

ある種読み易くサラサラした手触り感の奥の、コリッとした苦みある”切なさの塊”的赤・緑本、村上春樹ワールド再体験、というこの鑑賞でした。

関連サイト:ノルウェイの森 公式サイトAmazon 「ノルウェイの森」象のロケット 「ノルウェイの森」
関連記事:トニー滝谷(’04)青いパパイヤの香り(’93)

NANA(’05)男たちの大和 YAMATO(’05)ユメ十夜(’07)(「市川崑物語」スレッドの10)、蒼き狼 地果て海尽きるまで(’07)神童(’07)ドルフィンブルーフジ、もういちど宙へ((’07)僕たち急行 A列車で行こう(’12)春を背負って(’14)理由(’04)バベル(’06)恋に唄えば♪(’02)地下鉄に乗って(’06)犬神家の一族(’06)(「市川崑物語」スレッドの9)、サッド ヴァケイション(’07)BANDAGE(’10)ソラニン(’10)まはろ駅前多田便利軒(’11)運命じゃない人(’05)マナに抱かれて(’03)テニスの王子様(’06)あしたの私のつくり方(’07)ホームレス中学生(’08)時をかける少女(’10)プレミアム10 YMOからHASへ音楽のチカラ「青春の言葉 風街の歌 作詞家 松本隆の40年」 松本隆に捧ぐー風街DNA-(’10)追悼・大瀧詠一~朝 / はっぴいえんど(’70)ETV特集 細野晴臣 音楽の軌跡~ミュージシャンが向き合った「3.11」~MASTER TAPE~荒井由実「ひこうき雲」の秘密を探る~<1><2>クリスマスの約束(’14)名盤ドキュメント はっぴいえんど「風街ろまん」('71)~“日本語ロックの金字塔”はどう生まれたのか?~うみ・そら・さんごのいいつたえ(’91)あおげば尊し(’08)ー追悼・市川準監督ー


  
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-06-11 00:23 | 本・邦画 | Trackback(1) | Comments(0)


ブレッド&バター presents-DRAMA&LIVE-「あの頃のまま」(’08)

先日レンタルサイトで、キーワード荒井由実や松任谷由実で検索してて出てきたDVDの一つ、DRAMA&LIVE「あの頃のまま」を見ました。

’08年5月13日~18日銀座の博品館劇場での舞台、ユーミン提供のブレバタ曲「あの頃のまま」をモチーフにしたライブと演劇のミックス公演のDVD化で、こういう催しがあったこと自体今にして初耳でちょっと驚き。


a0116217_0312068.jpgブレバタは、近年余り名は聞かないけれど、結録アルバム録音も手元にある馴染みの好きなデュオだったし、「あの頃のまま」も好み曲、

2人もステージで「あの頃のまま」その他の曲を披露、とのことで、これは見ることに決定。<(C)DefSTAR RECORDS>


小池竹見という人が脚本・演出、主演は「あの頃のまま」の歌詞の、”他愛ない夢なんてとっくに切り捨てた”ネクタイ姿の男コウタ役が寺泉憲、”夢を捨てきれない”男タダミチが井上純一、

それぞれの青年時代を、この公演の年に活動中止したらしい、兄弟デュオ平川地一丁目の兄、林隆一郎と弟直次郎、一旦彼らとカフェを開く夢を持つマドンナ的女性マリエ役が藤澤志帆など。

構成は、物語がすすみながら、折々にシーンにフィットした曲をブレバタが歌ったり、ユーミンの帝劇のラフなブレバタ版、という感じもあるけれど、

違うのは、ブレバタが自曲だけでなく「春夏秋冬」や洋楽カバー曲も歌ったり、平川地一丁目や他の出演者も、舞台のカフェでの劇中歌としてなど、何曲か歌ったり、

ユーミン帝劇は、割と歌は歌、芝居は芝居コーナー、という風だったけれど、こちらは歌の間にも出演者たちの動きがあったり、

また常にステージの後方にブレバタとバックミュージシャン達がいてスタンバイ状態、ブレバタの2人もたまに劇に参加したり、まあ舞台が音楽カフェ、という設定もあるけれど、歌と劇のミックス具合がより自然、という感じ。

「あの頃のまま」自体、何か普遍的な人生観の切り口、サビの「For yourself For yourself そらさないでおくれ その瞳を 人は自分を生きてゆくのだから」

「For myself For myself 幸せの形にとらわれずに 人は自分を生きてゆくのだから」という部分が、ユーミン作品の中でも特に、他人への懐ある眼差し、のような感触がして印象的、引っ掛かりあるスタンダード曲なのだけれど、

友情・三角関係風にやや縺れた恋愛を絡めて、こういう風な物語に成りえるものだな、と改めて感慨。

また、さすがにやはり歳は取った、という風貌ではあるけれど、柔らかなファニーボイス健在のブレバタの2人の歌声、楽曲がフィットして、思ったより見応え+聞き応え。


曲リストは、

1.あの頃のまま (ブレッド&バター)
2.海岸へおいでよ (ブレッド&バター)
3.春夏秋冬 (ブレッド&バター)
4.Route 66 (寺泉 憲)
5.The Sound Of Silence (平川地一丁目)
6.渚に行こう (平川地一丁目/藤澤志帆)
7.Happier Than The Morning Sun (ブレッド&バター)
8.マリエ (ブレッド&バター)
9.Summer Breeze (ブレッド&バター)
10.The Loco-Motion (ブレッド&バター)
11.Pink Shadow (ブレッド&バター)
12.The Sound Of Silence (ブレッド&バター)
13.マリエ (ブレッド&バター)
14.あの頃のまま (平川地一丁目)
15.あの頃のまま (ブレッド&バター/平川地一丁目)
16.桜の隠す別れ道 (平川地一丁目/ブレッド&バター)
17.湘南ガール (ブレッド&バター/平川地一丁目)
18.特別な気持ちで (「あの頃のまま」オールスターズ)


一番インパクト、といえばやはりメイン曲、久方に聞く「あの頃のまま」。



また、このテンポアップした平川地一丁目バージョンもあって、元々カバーしてたようで、だけれど、これはやはり本家版の方が、しみじみ味わい深いものが。




次は、懐かしいブレバタ曲、平川地一丁目と藤澤志帆が歌った「渚へ行こう」。You tubeにはブレバタ版見当たらず、この時の劇中バージョンが。




それと、やはり懐かしいブレバタ曲「Pnk Shadow」。




また、歌詞の「サイモン&ガーファンクル 久しぶりに聞く」に忠実に、ブレバタ版と平川地一丁目版で歌った「The Sound of Silence」。

2人の青年時代の設定は’60年後半~70年代初頭のようで、2人とマリエとの会話で映画「卒業」の話も出てたり。先日「靴職人と魔法のミシン」に出てたダスティン・ホフマンもまだ若かった。




あと、アンコール演奏最後、ブレバタ中心で全員登場で合唱、日本語歌詞混りのスティービー・ワンダーの「特別な気持ちで」(「I Just Called To Say I Love You」)。

まあブレバタ曲ではないけれど、これがユーミン帝劇での「卒業写真」のような、出演者達皆含めて、アットホーム&ハートウォーミングな、公演の締め、という感じ。





とにかく久方に姿を見たブレバタの2人は、正直風貌は今や、一見そこらにいそうな高齢者ムード、佇まいもざっくばらんで、弟のニ弓氏など、どうも誰かに似てる、と思ってて、

近所の、たまに挨拶する母のアパートにいる大家さんの弟さんに間違えそうな、だけれど、いざギターを抱えて歌いだすと、2人共さすがに「ブレッド&バター」の美声。

平川地一丁目は、今回初耳、ルックスがイケメン風なのは兄でそのボーカル、2人のハーモニーも結構聞かせるものが。とは思ったけれど、今は活動してないようで。

その他どの出演者も、歌は達者、ダンスで見せたり、だったけれど、出演者名のなかでちょっと気になったのは「葛城ゆき」で、考えられるのは、カフェブレッド&バターのママ役の女性、だけれど、

この人って、あの「ボヘミアン」などの「葛城ユキ」と同一人物?!なのか、別人なのか?その風貌、少し聞いた歌声ではどうも判別つかず。


あとバックミュージシャン達は、ブレバタのように劇に直に参加、ということはなかったれど、ギター鈴木茂、ドラムス林立夫など、さり気なく豪華メンバー。ラストの「特別な・・」では、特別ゲストなのか?正やんの姿も。

こういうバックでの、ブレバタライブに、+「あの頃のまま」劇がついたステージ、と思っても、それなりに見応えだったと思うけれど、

劇自体も、やや現実と過去、ブレッド&バターカフェと3人が夢見たカフェ「セシリア」が混在のカオス状態?ではあったけれど、時空を超えたピュアな友情・愛情エキスで、終わってみれば、それなりに良かった、という感じ。

ユーミン帝劇でも、こういう、1曲をモチーフにして、劇中展開に応じて他曲も、というのも有りかも、で、いざどの1曲?というと、難しいかもしれないけれど。

でも、こちらは解散してしまってるけれど、バンバン復活で、この「いちご白書をもう一度」版、とか、中~高齢層には特にノスタルジー的アピールはあるんじゃないかと思ったり。


そういう所で、思ったよりもブレバタ健在ぶりでの音楽、演劇ファクター、そのミックス具合、やや切ないけれど「あの頃のまま」の持つ懐、というのも改めて、という作品でした。

関連サイト:Amazon DRAMA&LIVE あの頃のまま」
関連記事:サヨナラCOLOR(’04)音楽のチカラ「青春の言葉 風街の歌 作詞家 松本隆の40年」 松任谷由実 デビュー40周年 はてない夢の旅MASTER TAPE~荒井由実「ひこうき雲」の秘密を探る~<1><2>追悼・大瀧詠一~朝 / はっぴいえんど(’70)名盤ドキュメント はっぴいえんど「風街ろまん」('71)~“日本語ロックの金字塔”はどう生まれたのか?~

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# by MIEKOMISSLIM | 2015-06-07 00:59 | 音楽・演劇 | Trackback | Comments(0)


夜のとばりの物語 ー醒めない夢ー(’12) 

気になっていて未見だった作品DVD鑑賞5作目は、先日見たフレンチアニメ「夜のとばりの物語」の続編、「夜のとばりの物語 ー醒めない夢ー」を見ました。


a0116217_23365524.jpgそもそも「夜のとばりの物語」が、10話の短編シリーズ「ドラゴン&プリンセス」からの5話の新作1話を加えたものだったようで、

その好評もあって、残りの5話も、同様のオムニバスとして公表となったのが、この続編のようで。<(C)(株)ゥォルト・ディズニー・ジャパン→>

やはり前作同様、独特の影絵+鮮やかな色彩で、世界各地舞台にそれぞれの物語がファンタジックに展開。


今回一番インパクト話、といえば、最後の「イワン王子・・」。

イワン王子が瀕死の父を救うため出かけていく、王達の宮殿の、グリーンやブルーなどそれぞれの色彩トーンの宮殿内部や、七変化の姫の宮殿の赤トーンの煌びやかな外観やカラフルな幾つかの扉、など映像的にもメリハリ、

お話も、王子が美しいけれど怖れられていた日知変化の姫に、勇敢に対面、率直な恋心を抱いて姫と心を通じ合い、彼女の変身能力の力の助けを得て、

貪欲な王達が見返りに要求した宝の品々や、肝心の父を救うためのスモモを得てハッピーエンド、という、まあ父を救いたい一心で始まったアドベンチャー&ロマンス、という収まり方の後味良さ。


6/5追記:その他、2話目「靴職人と夢の橋」の、貧しい靴職人青年が夢で見た橋の像を訪ねるプラハ、

3話目「見習い水夫と猫」の、海賊にこき使われ冷遇される少年と猫が降り立つインドの街並み、思いがけず彼らの家!となる、タージマハルがモデルの宮殿、

確かペルシャ舞台の想定だったと思うけれど、「魔法使いの弟子」で、魔法使いに出会って弟子になった青年が招き入れられる、地下の魔法使いの住処の、赤が効いた鮮やかなエスニック模様、など、

それぞれの舞台の、映像も前作に劣らず鮮やかで美しく、前作「夜のとばりの物語」もだけれど、最新テクの導入で、「プリンス&プリンセス」の時より、色彩自体細かい文様が入ったり多彩になった気するけれど、

それが引き立つのも、影絵のシルエットでの、人物や動物などの細かな造形の魅力、素晴らしさあってのこと、と、その渋い技、というのも改めて。

お話的にも、「イワン王子・・」以外の4話は、主人公が、普段は周囲から見下げられたり虐げられたり、貧しかったり、職なしだったり、という身から、

それぞれの持つ能力が開花したり、認められたり、幸運が訪れたり、「見習い水夫・・」は固い絆の青年と猫の、その他はロマンスも絡んでのハッピーエンドで、勧善懲悪的なお伽噺としても妥当、という感じ。


そういう所で、今回DVDでだけれど、ミッシェル・オスロ2作の影絵シリーズ、まあ子供の頃の絵本での様々な童話、に当たるような、そのユニークな独特の映像美+さまざまなエスニック舞台での物語に満足でした。

関連サイト:夜のとばりの物語 公式サイトAmazon 「夜のとばりの物語 醒めない夢」
関連記事:プリンス&プリンセス(’99)(’04)キリクと魔女2(’05)アズールとアスマール(’06)夜のとばりの物語(’10)


  
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-06-02 23:34 | 洋画 | Trackback | Comments(0)


サヨナライツカ(’10)

気になっていて未見だった作品DVD鑑賞4作目で、「サヨナライツカ」を見ました。


先日見た先日見た「新しい靴を買わなくちゃ」ヒロイン役だった中山美穂の、その2年前公開だった主演作で、

当時はまだ波風もなかったか?中山美穂の元夫辻仁成の小説原作、辻作品原作映画というと江国香織との共著「冷静と情熱のあいだ」は、割と好感だったし、

「新しい靴・・」での、年輪重ねた上での中山ヒロインぶりに、こちらもどんなものだったのか?と、改めてちょっと興味も湧いて、という所。


a0116217_4372532.jpg婚約者光子(石田ゆり子)がいながら、赴任先のバンコクで出会った謎の美女沓子(とうこ:中山)との関係に溺れる豊(西島秀俊)、そこから25年後に渡る物語。<(C)アスミック・エース→>

こちらもラブストーリーではあるけれど、「新しい・・」とは裏腹に、ハードなベッドシーン含むラブシーン満載、思えば”人妻”中山美穂12年ぶり主演作、だったのだけれど、

「新しい・・」では年下格向井理相手の”受け”だったのが、こちらでは西島秀俊に明らかに率直な”攻め”スタンス、

踏み込んだ色香散りばめられた、ここまでハードシーンのある中山出演作は初見で、ある種衝撃作、というか。


一番インパクト、というとやはり序盤、沓子が先日酒場で出会ったばかりの豊の部屋に、豊が野球の試合で打ったホームランのボールを持ってやって来て、誘惑、のシーンでの、

中山大人の女的な腰の据わり方、というか、脱ぎながら正面から相手を見据える表情。

それに対して無抵抗に吸い寄せられる豊、結局このシーンが、この物語のトーンを決めた、という感じ。

その後劇中での2人の蜜月期間、無邪気にふざけ合うシーンの中山美穂も、やはり「新しい・・」とはやや違ったタイプの素の大人のチャーミングさ、というか。


それにしても、原作は未読だけれど、このヒロイン沓子は「新しい・・」のパリ在住のアオイに輪をかけて、の謎のバックグラウンド。

一流の「オリエンタルホテル」の、有名作家達が滞在した、という歴史があるのか?オーサーズスイートの一つ「サマセット・モーム・スイート」に在住、

豊に、見かけた年季入りの高級車を、買ってあげましょうか?とあっさり言ったり、アオイ同様、親族の影もなく、天涯孤独?なのか、

何らかの仕事をしてるとか、誰かの囲われ者であるとか、リッチマンと離婚経験、などという描写も劇中なかったけれど、一体何ゆえに、ああいうリッチ生活水準??と。

そして終盤では、そういうハイソなバックグラウンドも尽きて、昔の馴染みで雇ってもらえたのか?そのホテルでVIP案内要員、という展開も今一?。

ちょっと「ラッフルズホテル」の藤谷美和子、とか思い出して、まあ映画ヒロインとしてはそういうミステリアスさも魅力だけれど、現実感的には不可思議。


でもそういう謎はあっても、ちょっと引っ掛かったのは、日本から何か不穏さを察してバンコクにやってきた光子の、沓子への要求。

感情的に罵ったりはしないけれど、淡々と豊との関係で自分の優位さを語り、最後に「一つだけお願いがあります、来週の日曜日午後1時までにいなくなって下さい」というとどめ。

まあ婚約者として、黙っていられないのは当然だけれど、いくら謎のリッチ身分の沓子ではあるけれど、婚約者の浮気相手に、面と向かって「彼と別れて下さい」ならまだしも、生活拠点からいなくなれ、とまで言うのは?無理ありそうで、

豊の身内的に、ある種の慰謝料、手切れ金などとして、その措置のための必要な費用はこちらで出すから、などとというなら、一応筋的にはまだしも、だけれど。


その要求を受け入れた、というか、豊の光子への忠誠、航空会社の上司桜田(加藤雅也)からの戒めもあって、自分と別れようとする意向も汲んで、だろうけれど、1人NYへ旅立とうとする沓子。

豊は、沓子の奔放な魅力にあっさり落ちて、どうもいつしか彼女に本気で愛着を持ち始めてしまったようだけれど、その思いを断ち切るように、空港でぶっきらぼうな別れ。

そこにやって来た光子に、やっと「愛している」と言うのだけれど、それはやはり半ば義務的な言葉だった、ということが、25年後に形として露呈してしまう、といういびつさが、まあある種真実で、ある意味残酷な恋物語。


残酷、といえば、このタイトルでもある「サヨナライツカ」、劇中の切なさを象徴するような内容の詩を書いたのは、冒頭シーンからあったのだけど、沓子でなく光子だった、という所。

この詩は、何だかこの物語自体のメイン筋とはやや離れた所で、ちょっと印象的。

>サヨナライツカ

いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ

サヨナライツカ

永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す<

流れ的には豊を勝ち取って家庭を築いた光子が、婚約時代にその行く末を予見するような詩を書いていた、

単身沓子の所に乗り込んで手を打った、芯の強さ、というか意外な図太さを見せた彼女が、そういう感性を持っていた、というのが、

25年の歳月の中で豊の真の気持ちを汲みとり、豊を大雑把に家庭に留めておくことも諦め、ああいう送り出し方をした、というのも妙な切なさ。


そういう展開、というのも、やはりこの物語は男目線、というのか、豊という人物の優柔不断な不器用さ、というのは漂うものがあるけれど、

ふと出会った美女が、婚約者がいると知っていながら自分に赤裸々にモーションをかけてきて、三角関係の修羅場になる前に浮気相手は自らNYに発って、しかも後年、逢瀬を重ねたホテルで再開、自分を忘れずずっと待ってた、とか、

妻となった婚約者は、会社の社長になった自分の人生の惑いに、何ら口出しをせず、当初から別れを覚悟していたかの風情の、完成した「サヨナライツカ」を手渡してくれる、とか。

いわば自分の都合のいいように、満足いくように女達が動いてくれる、という願望、ロマンの物語、と取れなくもない感じ。

唯一豊の想定外は沓子の急激な体調変化、その身の施し方、その悲しみに、やや自暴自棄的にバンコクの水辺で車を飛ばすシーンもあったけれど、そこで現地語で「大丈夫!」と叫んだり、

社長の座は捨てて、沓子のためだけにバンコクへきたのでは?と思ったけれど、その後オフィスでそれらしき席に座って沓子の面影と語り合ってたり、あれ、また元の鞘?とふと思ったり。

まあ余り突っ込んでも、という、テーマ的にはピュアな”一生に一度の運命の愛”なのだけれど。


あと、豊と光子夫妻の、1人は勉強の出来もよく問題なさそうな剛(西島隆弘)だけれど、もう一人が、どうも問題ありありのような、家を出て鄙びたアパートで女の子と同棲してるロッカー(の卵)の健(日高光啓)。

彼が、訪ねてきた豊に、彼の生き方そのものを侮蔑するような言葉を投げつけ、自分には夢がある、と、言い放ち、光子達が見つめるステージでも反骨的な歌を歌って、というのも、

豊の人生の惑いに拍車をかけて、沓子とのことを含め、リセット方向に作用したのかもしれないけれど、どうも余り共感出来る露骨さじゃなかった。


映像的には、舞台がエキゾチック風物のバンコクで、「私の頭の中の消しゴム」の韓国のイ・ジュハン監督作、日本人監督タッチよりも枠がなく、ナマっぽい風味があった気が。


そういう所で、まあここまで大胆シーンもあったのか、という、前述のように「新しい・・」とは趣違う大人中山美穂映画、遅ればせながら2作ペアとして、違う形のラブストーリーを味わった、という後味でした。

関連サイト:サヨナライツカ 公式サイトAmazon 「サヨナライツカ」象のロケット 「サヨナライツカ」
関連記事:中山美穂新しい靴を買わなくちゃ(’12)マナに抱かれて(’03)トニー滝谷(’04)カナリア(’04)さよならみどりちゃん(’04)メゾン・ド・ヒミコ(’05)好きだ、(’05)神童(’06)春、バーニーズで(’06)風立ちぬ(’13)<1><2>夜のとばりの物語(’10)四日間の奇蹟(’05)ALWAYS 三丁目の夕日(’05)タイヨウのうた(’06)ALWAYS 続・三丁目の夕日(’07)クライマーズ・ハイ(’08)私は貝になりたい(’08)蟲師(’07)歌謡曲だよ、人生は(’07)まほろ駅前多田便利軒(’11)ゲド戦記(’06)


   
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-06-01 04:12 | 邦画 | Trackback(1) | Comments(0)


中間テスト対策終了

今週月曜で、今回の中間テスト対策が終わってました。今回平常に+分は、いつもの私立美大付属高3年女子の数学60分×4回。

それと、普段は数学のみで、先週半ばに中韓が終わった都立高1年男子が、お母さんの意向で来月6日の英検準2級対策用に90分×2回。


まあテスト対策はいつものような、だけれど、先週半ば、テスト3日前の私立中2女子が平常授業の開始時間に現れず、連絡もなし。

お母さんは仕事で多忙気味で、この生徒もクラブで疲労がち、家で一人でいる時に寝過ごしてしまって、お母さんにこちらから携帯で連絡~近くのお祖母さんに起こしに行ってもらうなりして、時間ずらして開始、というのは折にあるパターンなのだけれど、

この日は本人、お母さんの留守電に2回ずつメッセージ入れても、開始から3時間位経っても音沙汰なし。まあ色々あっても、こういう風に振替でもなく、平常の時間帯に現れず、かつ本人とも親御さんとも連絡取れないまま3時間、というのは初ケース。

すでに10時だし、もし連絡ついてもこれから開始、というのはちょっと考えにくいし、一応双方の留守電には入れてるし、遅くても明日にはどちらかから連絡あるだろうし、

何か突発的な事故とか不幸ごとetc、というより、多分爆睡してしまってて、お母さんにも仕事中で伝わってないかだろう、とは思いつつ、

何だか落ち着かないし、家電は留守電でなくFAXになってて、一応こちらに文面でも入れておこう、と思ってスタンバイして電話したら、意外にも本人が出て、「どうしたの?!」と聞いたら、

やはり寝込んでしまってて、目覚ましも止めてしまってて、今この電話で目が覚めた、とすまなそうで、まあとりあえず連絡ついて一安心だけど、という次第。

でもテスト範囲も広くて、まだ手付かずの所も多々あるし、仕上がり具合もいつもながら怪しげだし、その明後日もテスト前日長めで振替で入れているけれど、

その日もその時間帯やはり家に一人らしく、今日のようなことがあったらまずいし、携帯でなく家電の方が音的には効くようで、その日、次の日と、家電に開始20分前に、モーニングコールならぬイブニングコール。

その後やはり直前の日には、家に姉なりお母さんなりがいるようで、しなくてもOKだったけれど、まあ余りそういうのが癖になっても何だか?だけれど、テスト直前位は今後もあるケースかも。


英検対策の高1生は、今回初の準2受験のようで、折に聞いてる学校の英語授業の様子だと、中高一貫校だけあって、中3のうちから数学同様割と標準の高校レベル文法、単熟語は出てきてるようで、その分にはいいけれど、

本人も、学校で2級の練習をした時半分位は出来たそうで、先日漢検の準2級も受かったし、多分平気、と余裕ムードで、先月から貸してた対策用問題集もほぼ手付かずのままのようで。

まあ6割取ればいいんだけれど、3級のような訳にはいかないし、なめてると危ないわよ、とは言ってたのだけど、

先日1回目をした時、問題集の模試の所の記述問題2回分をやってみたら、合格ラインやや下と、ライン上、結構まずいかも、とやや焦り気味、

まあ中韓の数学は、数Ⅰ、Aともそこそこ良かった方だし、普段英語はノータッチで、まあ2回ではせいぜい整序問題のコツチェック、位で、色々は無理だし、そう責任を感じる訳ではないのだけれど、明日2回目、

場合によっては、来週の平常の数学を、丸ごと英検対策にするのもどうか、だけれど、半々位にするか、お母さん打診するかも、という状況。


そういう所で、まあいつもながら、出来る範囲でやれる事をそれなりに、という所です。

関連サイト:個人学習会 高円寺教室 サイト
関連記事:ある少年(’07)一息(〃)夏期講習(〃)再会(〃)
合格・ブログサービス終了(’09)受験シーズン終了と新入会(〃)春期講習終了・新年度と新入会(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了・夏期講習(〃)夏期講習(〃)夏期講習前半終了夏期講習終了中間テスト対策終了・新型インフル(〃、2学期)期末テスト対策終了・冬期直前講習(〃)センター試験終了・インフル余波(’10)冬期直前講習と期末テスト対策終了(〃)春期講習終了(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了(〃)夏期講習前半終了(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃)冬期直前講習(〃)冬期直前講習終了(’11)学年末考査対策終了(〃)入試ネット投稿(〃)塾HP再作成(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、1学期)期末テスト対策・夏期講習(〃)突然の別れ(〃)塾広告ポスター(〃)夏期講習終了中間テスト対策終了・新入会(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃)冬期講習終了(’12)学年末考査対策終了(〃)春期講習(〃)春期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、1学期)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃)期末テスト対策終了(〃)冬期・直前講習、新入会(’13)直前講習終了・学年末考査対策終了(〃)中間テスト対策終了(〃、1学期)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習終了(〃)中間テスト対策終了・新入会(〃、2学期)期末テスト対策終了(〃、2学期)冬期講習終了・一時復帰(’14)学年末考査対策終了(〃)春期講習終了(’14、1学期)中間テスト対策終了(〃)期末テスト対策終了・新入会(〃)夏期講習終了・新入会(〃)中間テスト対策終了・祝合格(〃)期末テスト対策終了・新入会・祝合格(〃)冬期講習終了(’15)学年末考査対策終了(’15)春期講習終了(’15、1学期)


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# by MIEKOMISSLIM | 2015-05-30 23:50 | 仕事 | Trackback | Comments(0)


靴職人と魔法のミシン(’14)

一昨日27日(水)、新宿明治安田生命ホールで来月5日公開の「靴職人と魔法のミシン」試写会、「いい加減な・・・」ブログのYamato(いい加減人)さんとご一緒して見てきました。


a0116217_242464.jpg監督はトム・マッカーシー、俳優でもあって、私は見ていた中では「カールじいさんと空飛ぶ家」の原案、脚本を手掛けてたそうで。

主人公はNYで小さな靴修理屋を営む靴職人マックス(アダム・サンドラ―)、彼がふとしたことから、店の片隅にあった旧式ミシンが”魔法のミシン”であることに気付いて、

色々騒動に巻き込まれたり、活躍したり、というヒューマンコメディ。<→チラシ>

そのミシンで修理した靴を履くと、瞬時にその人物に変身する、というファンタジーで、マックスは序盤はそのマジックでの非日常の刺激に高揚、次々利用していくけれど、

まあ舞台もNY、結構危ない目にもあいながらのサスペンスっぽい所もありながら、ちょっと「ひみつのアッコちゃん」中年外人職人版というか、その変身で周囲に巻き起こす状況のコミカルさ、

年老いた母シムキン夫人(リン・コーエン)への、ややほろ苦い魔法の使い方の温かみ、などもあったり、仄かに人情味も漂ってて、なかなか面白かったという後味。


ダスティン・ホフマンがどんな役か?も注目だったけれど、マックスの、近年家を出たきり音信不通の父アブラハム役。

終盤、意外な形で彼の秘密が明かされるキーパーソンで、私はホフマンは、声優をしてた「レーシング・ストライプス」、姿は「ネバーランド」以来、久方に見てやはり年は取った、とは思ったけれど、渋い風味。


劇中しみじみシーンとして一番印象的だったのは、マックスが演出したアブラハムと母の再会食事シーン、その後の母の運命も含めて、だけれど、

この母役のリン・コーエンは、これまでどうも覚えなかったけれど、耄碌気味ながら、マックスを気遣い、失踪した夫アブラハムへの思いを湛えてた風情など、ホフマンに劣らずなかなか味わい深い物腰で、登場した女優の中で最もインパクト。


a0116217_1402031.jpg5/30追記:あまり事前に詳しい内容はチェックしておらず、見る前には、ファンタジーにしても、子供も絡むような、もう少しほのぼの系、かと思ってたら、

意外な”中年男の変身もの”で、まあ「アッコちゃん」よりは、その人物の靴を履かないと、という制約はあって、マックスが変身するのはほとんど足のサイズが合う男性ばかり。<←チラシ裏>

唯一、赤いヒール靴を履いての女性に変身時は、女優ではなくアダム・サンドラ―がゲイ風?の女装してて、またこの姿で要のシーンで登場、

一番の悪役、黒人レオン(メソッド・マン)とのヤマ場の攻防シーンも、その女装姿、だったり、そのレオンとに成りすました時の、彼のセクシーな恋人との際どいやり取り、

また靴の持ち主が故人になってたようでゾンビ風老人に変身、その姿に戦いたワル達から逃れられたり、通りすがりの人々に怖れられたり、というような色々コミカルシーン。


また靴のヒューマニズム的、というか人情味ある使い方では、まず母のための、ということと、

ワル達に捕まってる時耳にした、ビルからの立ち退きを巡る老人ソロモンの危機を救うため、終盤躍動、一瞬これは本人なのか?マックスが変身してるのか?という目まぐるしさもあったけれど、そこら辺は正義の味方風だったり。

魔法のミシンは、マックスのだったかアブラハムのだったか、祖父の代に、親切のお返しに客が置いていって、代々受け継がれてたもので、

アブラハムも、もしかしてマックスのように靴マジックの危ない使い方をして、身を隠すはめになった?過去があるのかも、とも思ったけれど、

終盤、隣の世話役的な理髪店主ジミー(スティーブ・ブシュミ)絡みで、そのマジックを家族への配慮のため使ってた、と判ったり、そういう、ギャグっぽいコミカルさだけでなく、ヒューマニズム的なエキスも入ってて、

ロマンス、という部分では、マックスが序盤少し心ひかれる、地域活動に熱心な女性カーメン(メロニー・ディアス)が、ソロモンの件で男気を見せたマックスに好意、発展の兆し有りそうな?という位だったけれど、

会場で配られてたアンケート用紙で、誰に一番共感できるか?という問いには、どうも男性陣には皆難しく、主な女性陣も、母シムキン夫人、というには何だか切なすぎるし、

半悪役エレーン(エレン・パーキン)にも特に、だし、結局そう要の人物という訳ではないけれど、なやはりこの真っ当でしっかり者のこの中では一番等身大っぽい女性カーメンかも、という所に落ち着き。


そういう所で、前述のようにやや当初のほのぼのファンタジー?という予想とは違った作風だったけれど、それなりに人情味も漂って、NY下町舞台の変身騒ぎを楽しめたヒューマンコメディでした。

関連サイト:靴職人と魔法のミシン公式サイト
関連記事:カール爺さんと空飛ぶ家(’09)地球街道 「卒業」ロケ地レーシング・ストライプス(’04)シャーロットのおくりもの(’06)


  
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-05-29 02:44 | 洋画 | Trackback | Comments(2)


夜のとばりの物語(’10)

気になっていた作品のDVD鑑賞、3作目でフランスのアニメ「夜のとばりの物語」を見ました。

これは「プリンス&プリンセス」「アズールとアスマール」など結構好感だったミッシェル・オスロ監督作で、「プリンス・・」のような、影絵の6話のオムニバス作品、

世界の様々なエスニックな場所を舞台にした「狼男」「ティ・ジャンと瓜ふたつ姫」「運命の都と選ばれし者」「タムタム少年」「嘘をつけなかった若者」「鹿になった娘と建築家の息子」。


a0116217_2445982.jpgまず最初やはり字幕版で見たのだけれど、夜電気を消した部屋で見たせいか、どうも鮮やかな色彩部分が目に眩しくて、字幕が見にくく、折に手で画面を一部隠して見たり。

劇場で同じ影絵の「プリンス・・」を見た時にはそんな感覚の覚えはなく、画面サイズによるのかもしれないけれど。<
<(C)ウォルト・ディズニー・ジャパン→>

で、再度日本語吹き替え版で見た時には、机のスタンドライトを点けてやや明るくしたのと、字幕なしだったので、確かに見易くなって、改めて、やはり黒のシルエットとコントラストの様々な色彩の鮮やかさにしみじみ感慨。


現代の都会の一角で、影絵制作会社?の男性2人と女性1人が、各短編のアイデアを出しながら企画→即実演、という構成だけれど、

一番インパクトは、5話目のチベット舞台の「嘘をつかなかった少年」。先日の大地震被害で今大変なチベット舞台だけれど、赤が効いた、エキゾチックで細かな文様の曼荼羅の装飾などが、映像的に一際鮮やか。

ただこの「嘘を・・」は、お話的には一番気に入らず。決して嘘をつかない、という評判の若者を巡って、王と隣国の王が領土の賭けをして、隣国の王が自分の美しい娘を若者の元へ送り込み、

娘は病気のふりをして、唯一の助かる方法は若者が王から預かり、話も出来る大切な仲間である馬の心臓を食べることだ、と迫り、娘に一目ぼれしていた若者は、その葛藤に苦しんで、

それを知った馬が自ら薬草を食べて死に、断腸の思いで若者が心臓を差し出した時には娘は去り、後で陰謀に気付くのだけれど、王達の前で、騙された自分の愚かさのせいで馬が死んだ、と、やはり嘘はつかず、

自分の卑しさと彼の高潔さを認めるその娘を、やはり愛している、と許して結ばれる、という内容で、まあそもそも、唯一の治癒方法が馬の心臓?というのを、何を根拠に?と、疑いもせず真に受けるというのも変すぎで、

一旦は卑劣な娘、と侮りつつも、親しい馬を殺させるという状況に平気で仕向けた娘をあっさり許してハッピーエンド?というのも、まあお伽噺、ではあるけれど今一解せず。

特典映像のインタビューで、オスロ監督はこの話について、

>善人の私には考え付かない物語で、いかにも憎むべき王女、私が思いつかない話だからこそ興味をひかれる、とのことで、

元にしたチベットの話ほど耐え難い結末ではない、悪ではなく善が死に、厳しい話だけれど、一つの勝利も語られ、それは嘘をつかない若者の勝利であり、

もう一つ大切なのは許すことで、その術を知ってるから呪いを解くことができ、その技術は車の運転のように役立つ<

などと語ってて、どうもこのルーツのチベットの話はもっとシビアで、それを多少なりともソフトに脚色したようではあるのだけれど。

苦しむ若者のため自ら死を選ぶ”善”の馬メロンギは、フランス語版ではオスロ監督自身が吹き込んだバージョンをそのまま使用したそうで、日本語吹き替え役が西島秀俊。


お話的に好きだったのは最初の「狼男」で、騎士の青年が、自分の花嫁候補の姉妹の内、誤解で獄中の自分を救ってくれたと思った姉の方を選んで婚約するけれど、

姉は実は彼を愛してはおらず、月夜の晩に狼に変身する、と秘密を打ち明け目の前で狼にの変身した彼を毛嫌い、

彼が姉を選び傷心の妹は、その狼に熊から襲われたところを助けられ、その青年とは知らずに、獄中の彼を救ったのは自分だと打ち明け、青年は真実を知って、

姉が井戸に捨てた、人間に戻るための首輪も妹が拾ってきて、無事人間に戻った彼は、姉と決別、姉の方も、狼になる男なんて、と嫌悪するけれど、

妹はそれでも彼を愛する、と宣言して、こちらの方は、まあ勧善懲悪のまともなハッピーエンド。この話も、劇中、狼になってた青年が妹を背に乗せて歩く月夜の森、湖など映像もなかなか綺麗。


その他、面白かったのは「タムタム少年」。アフリカの村で、太鼓大好き少年タムタムが、その太鼓好きを周囲の大人達から疎んじられていたけれど、

魔法の太鼓を持つ達人らしき老人から手ほどきを受け、彼が太鼓を叩けば周囲の人々が踊り出す、という域になって、

瀕死の王を蘇らしたり、村に攻めてきた相手軍を躍らして追っ払ったり、英雄になる、という、彼の太鼓で人々が踊り出す様など、コミカルで小気味いいコンパクトさ。


その他「ティ・ジャンと・・」では冒頭のカリブの島の色彩豊かな自然の明るさ、「運命の都・・」では、実際神への生贄の風習が盛んだったらしいアステカがモデルらしいけれど、

巨竜のような守り神を殺して娘を救い、いわば洗脳されている民衆に、労働と祭りの必要を説いた青年の怖れ知らずの勇気、

最後の「鹿になった・・」では、凶暴な魔術師の婚約者から、恋人を救い出したものの、詞かにされていまった彼女を元に戻すため、青年が相談役の男と訪れる、柔らかいブルー色調の森、光が飛び交うあでやかな”愛撫の妖精”の宮殿、

また実は鹿でなく、カラスにされていて、気付いてもらえず彼らに付いていってた娘が、娘を救うための旅を決意した青年に撫でられてめでたく元の姿に戻ったり、というハッピーエンドで締め、なのも後味良く。


そういう所で、久方の独特のオセロ影絵アニメ、とにかくシンプルな黒のシルエット造形+際立つ色彩の美しさの映像美堪能、

特典映像でオスロ監督が語ってた中で、(この作品を)見た後で、見る前より寛大で気楽になれればいい、というのもちょっと印象的で、何だかその言葉によって味わいが増したような、という気もするこの作品でした。

関連サイト:夜のとばりの物語 公式サイトAmazon 「夜のとばりの物語」
関連記事:プリンス&プリンセス(’99)(’04)キリクと魔女2(’05)アズールとアスマール(’06)

マナに抱かれて(’03)トニー滝谷(’04)カナリア(’04)さよならみどりちゃん(’04)メゾン・ド・ヒミコ(’05)好きだ、(’05)神童(’06)春、バーニーズで(’06)風立ちぬ(’13)<1>


  
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# by MIEKOMISSLIM | 2015-05-27 02:45 | 洋画 | Trackback | Comments(0)


新しい靴を買わなくちゃ(’12)

久方のDVD鑑賞2作目、先日の「アナ雪」に続き、やはり未見だった「新しい靴を買わなくちゃ」を見ました。


これは「ハルフウェイ」と同じ監督北川悦吏子&プロデュース岩井俊二のタッグ作、ということと、「Love Letter」以来の岩井監督&ヒロイン中山美穂コラボ作、舞台がパリのラブストーリー、とのことで、気にはなっていた作品。

また、この音楽担当はが坂本龍一だった、というのは今にして知った次第。


a0116217_20315732.jpgパリで一人暮らしのヒロイン勅使河原アオイ(中山)と、偶然出会った日本から来たカメラマン八神千(向井理)が過ごした3日間の出来事、という物語。<(C)キングレコード→>

映画での中山美穂の姿も私は久方、冒頭登場した時には正直、巷で折に言われるような”劣化”というのは失礼だけど、やっぱり歳はとったかも、という印象ではあったけれど、

さすがに10年程になるのか、私生活で結婚後のパリ在住歴で、流暢なフランス語、一回り近い年下になる向井理演じる青年をナビゲートして迷子状態から救う、現地の年上女性らしいリード面も見せつつ、

泥酔状態になってしまって、送られ、家に招き入れる成り行きになった彼に、愛着を持ちようになって、辛い過去も打ち明けたり、自然に接近しつつも、

相手はすぐに日本に帰る身、引き留められはしない、という切なさのある役柄を、今のこの人なりにキュートにこなしてたのでは、という感じ。

近年離婚報道もあったけれど、やはり「Love Letter」の頃からは、私生活でも色々経て、パリ在住歴も含めて、今のこの人での大人版岩井色作品、と思えばちょっと感慨も。

      
5/25追記:まあ不自然さといえば、出会ったばかりの旅人青年に、異国のラフ感覚+同じ日本人愛着、というのもあるかもしれないけれど「勅使河原だと呼びにくいから、アオイで」などというのとか、思えばちょっとあざとい?感じもしたり。

元々日本で美大を出て、単身パリに来て画廊で働いていて、フランス人画家と結婚・離婚、仕事はあるけれど、1人暮らし、という境遇にしては、

パリの割と中心地らしき所で、結構な広さの家に住んでて、というのもやや?で、別れた時に子供が出来ていてその子を産んでシングルマザーに、という経過で、

その画家からそれなりの仕送りなりがあったのか?そこら辺は触れられてなかったけれど、仕事にしても、大手の会社でバリバリキャリアウーマン、というより、

ローカルっぽいフリーぺーパーの編集をボチボチ、という感じで、パリの実際の住宅相場って詳細不明だけれど、どうもあの住居の生活水準が謎?だったり。


そこら辺、突っ込み所はご愛嬌、だけれど、相手の青年、千については、向井理演じるソフト路線、そもそも人当りいいキャラ?にしても、アオイへの接近の仕方が妙にナチュラルすぎ、

パリに来た理由も、妹スズメ(桐谷美玲)の恋愛沙汰でお伴として連れられて、だし、一見優柔不断、でもありながら、一応現実味があったのは、不平不満だらけの日本でのカメラマンの仕事、だけれど、

やはりその仕事を軸足にはしていて、アオイに魅かれる部分はありながらも、刹那的な恋に溺れるわけでなく、日本へ戻る、という意識は通していた、という点。

だからアオイとの距離もそれなりにキープ、彼女の家での2晩目も、ムード的には一線を越えて結ばれても、という流れはありながら、少なくても映像では、彼女を癒すハグどまり。

多分、映像外でそれ以上に進んだ?という印象も、その後の流れからは受けなかったのだけれど。それは、息子を亡くしたというトラウマの告白、辛い過去を持つ彼女のピュアさを感じて、という部分と、

彼女側が強く押せば、そういう関係もあったかもしれないけれど、彼女も、劇中故郷であるらしい東京への望郷の気持ちをちらつかせたりしていながらも、やはりパリの住人、

彼は所詮束の間の旅人、深入りは色んな意味で無理、という意識があったからこそ、揺れる気持ちはありながら、切ないけれど淡い交流で留まった、

所々好意の告白っぽいジョブのようなやり取りもありつつ、大人の中山美穂が演じながらも、結局ある種品のいい純愛物語だった、という点もこの物語への好感点。

坂本龍一音楽は、特にそういう終盤の微妙な揺らめき、切なさ感に寄り添っていたような感じ。


また、同時進行的だったもう一つのサブのラブストーリー、スズメとアーティスト志望のカンゴ(綾野剛)カップル、

こちらは、もしかして「ハルフウェイ」の北乃きいと岡田将生のように、設定だけは決まってて、やり取りは2人任せのアドリブ科白?と思うような節も折にあったのだけれど、後で、この2人のシーンについてはほとんどアドリブだった、と見かけてやっぱり、と納得。

ケジメをつけにパリに乗り込んできて、ストレートに思いをぶつけるスズメ、その思いを受けきれないカンゴ、というナマっぽさもあって、辛いけれどスズメの決断がきっぱりした結末で、これはこれでやはり好感。

桐谷美玲って近年、ニュース番組とかで見かけて、美人だけれど硬派っぽい印象だったけれど、こういう、女の子っぽい役もしてたのだった、と。

メインカップルについては、中山美穂インタビューで、彼女はアドリブは禁じられていた、そうでだけれど、

一つのヤマ場だった2晩目のハグシーンや、終盤、千がタクシーに乗り込む直前の別れのシーン、などは、やはりもしかして、少なくとも向井理はアドリブだったのでは?と思ったり。

またこのメインカップルは、後日談でタイトルの”靴”絡みエピソードで、パリでのアオイとの出会いで一皮むけた千、そして悲しい過去から一歩進むアオイ、というニュアンスもあって、この2人の今後?という含みも少し漂ったり、という仄かな明るい後味。


それと、この作品エキスとして、やはり私は未踏のパリ。観光地ばかりが舞台だった訳ではないけれど、凱旋門、シャンゼリゼ通り、ジャンヌ・ダルクの像、セーヌ川、その河畔のノートルダム寺院、エッフェル塔など、

やはり同じパリ舞台ではあっても洋画とは違う、迷子同様の千がアオイに携帯で案内されて歩く街並み、2人で乗ったセーヌの遊覧船など、日本人目線での、ちょっとした観光気分味わい、という趣も。

家並みが低いから何処からでも見えるエッフェル塔が、心の拠り所、というようなアオイの言葉もあって、

なるほど、ビルだらけの東京では、東京タワーやスカイツリーなんて、そういう訳にはいかないはず、と、改めて低い街並みのパリのエレガントさ、を思ったり。


あと目に残ったのは、撮影自体は岩井監督自身ではないのだろうけれど、折々の”逆光”シーン。ああ久方の岩井(関連)作品、という気がして懐かしかったり。


そういう所で、「ハルフウェイ」の北川&岩井色を思えば、こういう合う種のラフさ、というのも路線かもしれないけど、

近年の中山起用作品、としては、息子を亡くした悲しみを切々と語るアオイ、というのは、一瞬、最近離婚して一人息子の親権は元夫、という中山美穂、ということも重なったりして、やはりこの人も色々経てきての、こういう役柄、とも思ったり。

でもまあ全般として、思ったより何というか、可愛らしく頬笑ましい、パリ舞台ラブストーリーでした。

関連サイト:Amazon 「新しい靴を買わなくちゃ」象のロケット 「新しい靴を買わなくちゃ」
関連記事:ハルフウェイ(’09)市川崑物語(’06)虹の女神/Rainbow Song(’06)ニューヨーク、アイラブユー(’09)中山美穂ハナミズキ(’10)BECK(’10)NANA(’05)

プレミアム10 YMOからHASへ坂本龍一×役所広司~世界が求める日本のカタチ~シルク(’07)SONGS 坂本龍一子猫物語(’86)



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# by MIEKOMISSLIM | 2015-05-24 00:45 | 邦画 | Trackback(1) | Comments(0)

    

’09年1月末AOL映画掲示板、ブログが終了、気分新たにマイペースで、音楽・芸術鑑賞、ユーミン関連、読書、英検1級対策、グルメ、仕事等含めて書いてます。英検は’11年11月に無事合格達成出来ました!
by MIEKOMISSLIM
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期末テスト対策終了・新入会
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ユトリロとヴァラドン 母と子の物語ースュザンヌ・ヴァラドン生誕150年
赤毛のアンシリーズ再読・読破
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夜のとばりの物語 ー醒めない夢ー(’12)
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中間テスト対策終了
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夜のとばりの物語(’10)
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