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Something Impressive(KYOKOⅢ)

冬期直前講習と期末テスト対策終了

一昨日、受験期間終わった浪人生が挨拶に来て少し話して、実質2月末までだった冬期講習でしたが、ケジメ的にも終わりました。結局この生徒は、近隣の某中堅大経営学部に行く事になりました。

志望レベル校は残念ながら軒並み敗退。やはりなかなかピッチ上がらず、慢性的不眠・持病の蕁麻疹、そういう影響もあって悪気はなくても時間感覚のルーズさ、等何かとジレンマもありましたが、冬にはそれなりに集中して追い込みして、志望ラインの赤本での過去問練習も、難関W大のも含めそこそこな出来で、何処かにはひっかかりそうな、という感触はあったのですが、

やはり模試からして、毎度どうしてもかなり緊張して真っ白状態に、というタイプで、普段しないようなミス連発、”ご乱心”と呼んでたのですが、「本番でも心の弱さが出てしまった」と等言ってて、何だかそれは、今回そのまま自分の英検2次にも重なる気もして一瞬ややほろ苦感も。

行く事になった大学は、やはり安全校も必要、と、近隣で、以前力はあってもあえてそこ志望、という受験生・親御さんもいたその大学をピックアップ、本人は現役の時も受けて不合格だったのでしたが、そこは早々合格の報、でもその後、志望レベル校の3月入試まで粘ったのでしたが、朗報なく、結局そこに決まったのでした。

本人は、やっぱり1人だったら、ここまで出来なかったと思うし、とは言って、私も、W大まで含めてやるだけやったんだし、少なくとも現役の時のリベンジは出来たし、今回花開いた、とは言い難いかもしれないけど、一つ一つ丁寧にやったり、能力的にいい所は持ってるし、何かその場勝負、というより、着実に積み重ねるようないい方向が見つかれば、と思うし、

せっかく難関校に合格してもあっさり退学してしまったり、という大学生も結構いるみたいで、今後が大事だし、胸張って、ね!等と話はして、本人も、親にも迷惑かけたし、さすがに大学を簡単に辞めたり怠けたりは出来ない気持はある、とは言ってて、じゃあまた英語位しか手伝えないかもしれないけど、何かあったらね、と送り出して、

お母さんは、今お祖父さんやお祖母さんの具合が悪くお仕事もあって忙しないようで、まだお話はしてないのですが、彼がお菓子折を言付けで持ってきてくれたり、多分やはり2浪目の結末として、今回決まった大学は、現役時の借りは返せても、やや不本意と思いますが、対策については納得はして下さってるようで、まあケジメがついて一息、という所でした。


今回もう1人の受験生、小6男子の中学受験は、結局全敗。こちらは全部がチャレンジ校、という所で、直前にも親御さんに安全校の打診もしたのですが、不本意な私立に入れるなら、タイプ的にも3年後の高校受験見越して区立校の方がいい、という主義は変わらず、それに沿ってやってきて、こちらも追い込み期の過去問練習では、最後の模試で合格確率60%が出た某校は割と安定して合格ライン、

当初無理、と思ってた、昨年年子の兄が入ったやや難関校問題も、ややムラはあってもそこそこの出来で、上手く行けば、という所でしたが、ダメもとのさらに難関校も含めてアウト。直後の報告の電話の時、本人は「すみません・・」とか言って、私はやるだけやったんだし、時の運もあるし、~君の力が他の子達に比べてすごく劣ってたって事も、ないと思うし、等と話してて、気付かなかったのですが、泣いちゃってて、と後でお母さんに聞いたのでした。

高校・大学受験が大方で、正直私は余り手馴れない中学受験、しかも4科、昨年合格した子の親御さんからご紹介の手前、そうも言えず、それなりに土台から順を追って進めたつもりで、やはりこの子も冬になって、じんわり積極性、応用力も出てきたとは思うのですが、

志望レベル受験生達の、良し悪しさておき大手塾でのかなりハードな詰め込み具合、を考えると、やはり甘かった、と。1月末の再インフルも痛かったですが、やはりそういうのにも影響しない、そして多少凡ミスあっても、というレベルにまでの仕上げ、は出来なかった、と思います。

後でコピーしたその某校の今回の問題を見てみたら、算数・国語はさておき、理科で本人のやや苦手だった水溶液、また近年ずっと出題なかった光の性質、が来てたり、社会も、昨年夏の衆議院選挙のやや細かい正誤問題等、例年より時事が割と狙われていて、正直ここまでは手が廻らなかった、そういうムラや細部が差になったかも、と。

でも元々喘息等体調面もあって、大手塾から離れて、という経緯、勘はいいけれど、ノートの使い方等かなり適当な大雑把タイプで、そういう部分も気遣いながら、で、当初からしても、基礎~応用とよくここまで来た、というのと、いっそ結果が出なかったのも残念、というのが半々、というのが正直な所です。

ただ親御さんは、無論残念がってはいても、ここでお世話になったからこの子にはベストな形で対策出来たと思うし、今後もお願いしたい、と好意的に過程を認めて下さって、少し気が軽くなったのでした。当面週1回新たに英語で、という事になったのですが、

受験後10日後位に、再スタートでお母さんと一緒に来た時も、前の塾で自分より上だった子達も、同じ学校に落ちて区立に行くみたいだし、等と割とサバサバ。本人に受験前、これ持ってて全滅だった子は、これまでいないから、と、貸していたお守りを、お母さんが、この子が伝統を破っちゃったようで、と袋に入れて返して下さって、でもまた3年後の高校受験でこれをお借りして、等と言って、

私も、今回の事を肝に銘じて、リベンジできるように、と思います、とお伝えして、本人にも再度、結構頑張ったのは無駄じゃないし、また巻き返しも出来るしね、という所で、まあ今後間違いなく通い続ける、とも限らないですが、何だか形的にはほろ苦いけれどほんのりとした結末、でした。

前にも触れてましたがこのお家は、お父さんが千葉の私立中理科の先生で、最初の頃一度迎えに来た時に対面、何だか理科本職のお父さん、という部分で少しやりにくい感もあったりしたのですが、折にやはり家で教室でやり切れなかった所を、補って説明してくれていたり、

受験前に連絡事あってお電話したらお父さんが出て、やはりまあ好意的には思って下さってるようで、今回結果はどうであれ、うちで続けさせたい思ってる、と言ってくれたり、さすがに教職なので、色々と本人や兄の勉強の具合や、試験での面接の事等もお話して、

通常やはり連絡とか相談は、一度父子家庭の場合だけ省いて、ほとんどお母さん通して、でしたが、ああいう風にお父さんとざっくばらんに割と長く話せた、というのも、立場・内容的に通じる、というのか、珍しいケースでした。そしてこの兄弟は、そういう環境もあってか今の所は、弟はややラフですが、勉強習性や基本の礼儀の躾が感じられて、やり易いタイプです。


それと、1週間位前、期末対策も終わってましたが、今回平常にプラス分は、中2女子の数学・理科90分1回、中1男子数学60分1回、高1男子英語90分1回。中1の子の数学は、移行措置あった「資料の整理」分野も含んでて、有効数字、近似値等、なかなかテキストで問題見当たらず、サイトから印刷して間に合わせたり。中2の子の結果だけ聞いてて、数学は結構良く85点、理科はどうも今一、英語はそこそこだったそうでした。


今期受験結果はそういう所で、以前、今回だけは自分の英検2次と、下手したら「2兎を追う者・・」になりかねない、とは危惧して、やはり比重は受験生寄りになって、自分の方も、直前実地対策に行って、やるだけはやったつもりですが、表面に出た結果的にはそれに近い感じ。ややハード気味だったでしょうか。

でもそれなりに積んできた過程もあって、色んな意味で気合・パワー不足はあったかもしれませんが、どうしてもあの時、という悔いはないし、浪人生も合格の一報はあったし、小6生も本人、親御さん共現状は共に今後に向けて英語を鍛えて、という姿勢だし、私自身もこの経験を踏まえて気分新たに、という所です。

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               <高1生スキー教室の長野土産クッキー>
by MIEKOMISSLIM | 2010-03-17 00:00 | 仕事 | Trackback | Comments(0)