2010年 11月 24日
あるとき/金子マリとバックスバニー
多分、ラジオ録音から書き起こしたのだったと思いますが、そのノートの歌詞は他はフォーク~ニューミュージック系の中、ロック色のはこの曲だけ。とにかく幼心に、圧巻な声の力とメロディのうねりで押し広げられた、乾いた景色のイメージの鮮烈さ、だったのでした。
You tubeにライブ版と録音版2バージョン発見、思いがけない所での、この曲との再会、でしたが、今改めて聞いても、これはノスタルジー、というにはやや不似合い。淀んだ気持も一瞬吹き飛ぶかのような、ダイナミックさ。
手元に何か録音があっただろうか、と見てみても、「金子晴美」「中本マリ」等あっても、この人のはなく、この1曲で「金子マリとバックスバニー」の名インプット、だったかと。今改めて、下北沢出身で当時「下北のジャニス(ジョプリン)」の異名、今も活動中らしく、
金子マリサイトを覗いたら、Newsの所で、昨年今頃、大瀧詠一の「A LONG VACATION」('81)を、各曲女性シンガーがカバーしたトリビュート・アルバム「A LONG VACATION from ladies」が出ていて、これに参加してるようで。その他大貫妙子、尾崎亜美、今井美樹、太田裕美等、という顔ぶれで、折あれば聴いてみたい所。
「あるとき」は誰の作詞・曲だったのか?ちょっと検索したら、作詞:金子真梨・ 谷口康清、作曲:鳴瀬喜博と出てきて、金子真梨はおそらく金子マリ本名、谷口康清という人は不明、鳴瀬喜博はカシオペアのベースですが、バックスバニーのメンバーだったのだった、と。
カシオペアは、大分前ライブに行ったり、録音アルバムも何枚か。一時期馴染んだのでしたが、このメロディ発信者で、またこのバックの音に、この人や、メンバーとしてCharもいた、等、今にして、ですが少し感慨でした。
関連サイト:金子マリ オフィシャルサイト
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