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SONGS 長淵剛<1><2>

「SONGS」先週、今週と長渕剛で、先週分録画で、今週のはオンタイムで見ました。この番組では、一昨年TOKIOの時、長渕提供曲「青春」があったのでした。今回歌ったのは前半「Success」「HOLD YOUR LAST CHANCE」「激愛」、後半「STAY DREAM」「TRY AGAIN」。

手元にアルバム「乾杯」('80)テープがあって、これをくれた友人が自分の結婚式で「乾杯」を流してたか、誰か歌ってたのだったか、という微かな記憶。やはり印象的と言えば「順子」「乾杯」という所。

前半は、親交ある元ボクシングの2階級世界チャンピオン戸髙秀樹と、よくトレーニングに来た、という故郷宮崎の海岸に行ったり、試合で下あごを砕かれ敗戦と大怪我、苦境にあった彼の支えになったのが長渕曲、という回顧。再起のリングに昇る時の曲が、その「HOLD・・」でしたが、これが今回一番頭に残った曲。

冒頭、少しだけ、清原の引退セレモニーで、球場で長渕剛本人が「とんぼ」を熱唱してる映像がありましたが、そう言えば、清原打席のテーマ曲が、これだった、と。アスリート応援曲、的テイストも改めて。


11/27追記:戸髙秀樹は「HOLD・・」について、ストレートに弱さを歌って、その弱さをバネに立ち向かおうとする、それが嘘じゃなく、歌が素直に入ってくる、そこが魅力と思う、と語り、

長渕剛は、自分自身を立ち上がらせるために作った歌が、彼のような人に影響を及ぼす、というのが、やりがい、というか、良かった。僕のようなひ弱な生き方をしてきた人間でも、大きな人間にエールを送れる、というのは嬉しい、等と語ってましたが、

この人の弱み、汚点、という事で浮かぶのは、以前の大麻所持での逮捕の件、と、同時期の国生さゆりとの不倫スキャンダル。またその前の石野真子との離婚で、彼のDV(家庭内暴力)が原因とされる事等。

大物シンガーらしからぬ、「ひ弱な生き方をしてきた」、等という言葉から、どうしてもそういう過去が連鎖反応でした。印象的だったのは逮捕当時の、国生さゆりの会見。

検査も受けた、として自分の大麻に関する身の潔白と、不倫関係の事実は認めて、長渕夫人志穂美悦子を交えて3者で話し合って、関係は清算させた、旨語って、タイミング的に大麻疑惑を払拭の必要、という事情、清算後、ではあったにしても、

女性芸能人が単独で、自らの言葉で不倫関係をはっきり認めた、というのは、余り他に覚えなく、表には出ない、壊された家庭の妻や子供の立場を思えば、それは称えられる、とか、そういういう類の事では全くなかったですが。

逮捕は歴然たる事実で、夫婦・女性関係は、実際何処までがどうなのか、どちらが巻き込まれたのか、巻き込んだのか判りませんが、逮捕と不倫沙汰で、彼を巡る、前妻石野真子、夫・愛人との3者会談を持った志穂美悦子の実際の心情は、芸能界というのは差置いても、傍目には想像を絶する推し測り難いものが。

不倫と言えば、最近、全くの偶然でしたが、ネット上で公然と交わされるやり取りで、ある不倫関係に気付いてしまって、他人事とはいえ、ある理由で私は心が傷つかざるを得なかったのですが、

少し頭を冷やせば、そういう風な、言葉の切れ端での駆け引き、しかも人目に晒す場で、というのがどうも生理的に、気持悪い、としか思えないし、自分は全く出来ない(出来なかった)し、したくもない(なかった)、そこから発せられるものに、やはり接点はない、そういうものに、傷つく謂れもない、という落ち着き所でした。


今回の後半、再び宮崎で、故郷鹿児島の隣、という事もあって口蹄疫被害にあった農家、がらんとした牛舎を訪ね、彼が、多くの牛・豚を処分せざるをえなかった2組の主人、家族の辛さを労い、激励する様子の映像で、

実際現場に足を運んで、直に言葉を交わし、どん底、苦境から立ち上がろうとする者へのエール、というこの人の姿勢は、そう偽善めいた感じもせず、真意かとは思うのですが、

彼自身が、一家の主人と子供達、家族の絆を称えたり、推奨したり、という姿には、反射的に違和感が。現在は、長渕家の長女も女優デビューしてるようで、子供3人、家族関係も安泰、なのかもしれないですが、どうも鼻白む、というか、

現地でのコンサートでの、ハングリーからの人々への鼓舞、アピール力、という、ある種カリスマ感、はあっても、1対1で対応して、「立ち上がるきっかけになったのは、やはり家族」と朴訥に語る、市井の農家の主人の言葉に対しては、ああ、と呟いただけで沈黙の反応だったのですが、

個人として、言うべき言葉がないのかもしれない、短絡に比べるのも、ですが、もし三浦友和等なら、何らかの、心情に添った共感を見せたかもしれない、と。

不倫沙汰騒ぎの芸能人は、この人だけではないですが、やはり時期的に、大麻、異例の国生さゆり会見、とも絡んで、記憶にあるのかもしれません。

前半ラストに、赤い炎のディスプレイの中歌った「激愛」は、馴染みなかったですが、ラブソング、というか肉体愛ソング、で、先日の郷ひろみの誠実なラブバラード、のような白々しさ、は感じず、ある意味男女の官能を晒して、この人の、そういう過去絡めても、ありのままな性愛を浄化した歌、かもしれないですが、どうも、正直余り趣味のいい感触しませんでした。

アーティストの実体と、その表現するもの、というのは、別物でも、どうしても滲み出るものもあるかと思うのですが、やはり、後半の、この人個人、が浮かぶ立場より、前半の、ある意味純な、苦境を超えるアスリート応援歌、ひいてはそれを聞いた個々の苦境への応援歌発信者、のようなスタンスを出ない方が、違和感なかったです。

関連サイト:SONGS 第157回 長渕剛Part1第158回 長渕剛Part2
関連サイト:宙船(そらふね)(’06)

    

  

by MIEKOMISSLIM | 2010-11-26 00:00 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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