2010年 12月 07日
英検申込み・対策
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実際ディクテーションをしてみて、やはり、平易な語句が並んだものはそうでもないですが、やや語句のレベルが上がると余計、言ってる事のニュアンスは頭に残っても、なかなか文単位で正確に再生、は難しい、最低一度は通って、多少なりとも記憶断片あるはずの過去問でも、こういう所、と。
短く区切って句単位、ならやり易いし、やや小刻みに3度繰り返す内には、大方の所は補えてるのですが、実質一発で文単位で取れないと、ですが、そう長くなると余計、最後の方の言葉しか残ってなかったり。やっていく内に、慣れは出てきた気もするのですが。
’01年度の全問題集は終えたのですが、手元の過去問全て、は無理そうで、後は改正後の分を出来るだけ追う事に。また筆記の方は、「30日間集中ゼミ」で、1度に本試験1回分位の単位の量を、模試的にやり直す事にして、以前書き出した語句再チェック、リスニング、サイドリーダー「The Borrowers Afield」で、まあなるべくコンスタントにやって行きたいと思います。
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「トラッドジャパン」の、以前未見だった先月の「紅葉」の回チェック。広葉樹「evergreen trees」ですが、「deciduous trees」で「落葉樹」だった、と。アットキン氏は、イギリスでは秋は、林を散歩したり、栗拾いをする人はいても、寒くて湿っぽいし、余り出かける気にならず、そう紅葉を愛でる、という風習はなく、
やはり温帯で秋の気候が良くて、落葉樹のある、ニューイングランドやカナダだとそういう風習も、と。日本での名所では、江口先生は奥入瀬川、アットキン氏は河口湖を挙げてましたが、アットキン氏の、秋の意外な楽しみ、というのが、海に行く事で、日本の海は夏は混んでいるけれど、この時期だと自分とサーファーしかいないから、と。
「Words&Culture」コーナーは、「autumn」と「fall」で、元々17世紀に「秋」として「fall」が移民を通してイギリスからアメリカに伝わって、その頃から、イギリスでラテン語系で「収穫」のニュアンスの「autumn」が使われるようになって、「fall」は使われなくなったけれど、アメリカではそのまま「fall」が使われて、
古い時代にイギリスから持ち込んだ言葉をそのままアメリカで使い続け、イギリスでは新たな言葉に置き換わっている例、と。「水差し」を、アメリカでは「pitcher」、イギリスでは「jug」というのも、似た例だった、というのとか、ちょっと英米語でそういうパターンも、という所でした。
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「カサブランカ」P155までチェック。店にやってきたアニーナと、リックの会話。このアニーナは、劇中冒頭シーンで群集に混じってチラッと登場して以来でしたが、リックとは面識ある、という設定のようで。新婚の夫と共に、ブルガリアから逃れてきて、どうもルノーから、アメリカへのビザとの引き換えに、自分と関係を持つ事を暗に仄めかされているようで、悩み、それを相談、リックは明言を避けて席を立ち、そこへラズロとイルザ来店、という所まで。アニーナの科白、ブルガリアでのドイツの脅威を例えて「The devil has the people by the throat.」(悪魔が完全に国民を支配している)で、「have~by the throat」で「~を完全に支配する」だったのだった、と。
関連サイト:STEP 英検ー日本英語検定協会ー、NHK語学番組「トラッドジャパン」
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