2011年 08月 25日
浮遊空間 / 亜蘭知子(’83)
当時、友人が良く聞いてて知ったのだったか、その前だったか、とにかくこの人の曲を結構気に入ってた友人がいたのでしたが、私の手元のアルバムはこの「浮遊空間」。これは録音もあったですが、後にCDを目にして買い直したのだった、と。
この中で、また亜蘭マイベストが、3曲目「I'M IN LOVE」と
このアルバム全体のイメージが、”シャーベット状の夏”、ややひんやりしたブルーがかった夜。そしてこの2曲は特に、西宮辺りの夜の国道、というピンポイントの風景。
このアルバムは全曲作詞は本人、作曲はほとんどが、この全編曲、プロデュースの西村昌敏で、「I'M ・・」もそうだったのですが、「MIDNIGHT・・」の作曲は、織田哲朗だったのだった、と。
アルバム自体は、1曲目のシングルでもあった「BODY TO BODY」のようなファンキーな曲、ジャジー、テクノ調+ラップ、など色んな曲調。
久方に聞いてみて、ラストが、「傷つくことだけ上手くなって 生きるなら 疑うことだけ覚えて 生きてゆくなら 悲しいね 心まで閉じないで」というような歌詞の「Baby, Don't You Cry Anymore」という、しっとりバラードで締められてたのも、今思えば、上の2曲は別格でも、このアルバムにそこはかとなく好感あった一因かも知れない、と。
亜蘭知子はちょっと検索で見たら、「渚のオールスターズ」という企画ユニット結成者の1人、コメンテーターや司会でTV出演も割とあったようですが、どうも覚えなく、この人、と言えばこのアルバム、という感じ。
今も活動中のようですが、何と言うか、スーッとミントのような感触、に心洗われる、久方の「浮遊空間」でした。
関連サイト:Amazon 「浮遊空間 / 亜蘭知子」、ワーナーミュージック・ジャパン 亜蘭知子