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杉並弦楽合奏団  創立25周年記念 第50回定期演奏会

先週土曜、セシオン杉並で、地元の杉並弦楽合奏団の定期演奏会、都合も合ったので、昨年末の回に続いて母と行ってきました。

今回合奏団の25周年記念、でもあるらしく、この組織を知ったのは昨年前回の時だったけれど、私がこの地へと上京してきた前年あたりから活動してたのだった、と。

前回はフルート、ピッコロの独奏とのコラボだったけれど、今回はオーボエ奏者(鈴木宏子、桜田昌子)、ヴァイオリニスト(清岡優子)、ソプラノ歌手(西野薫)とのコラボで、色々バラエティもあって、聞き応え。


演奏曲は

★横山淳:25周年記念委嘱曲 「うつろへど とこありて」

★アルビノーニ:2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 Op.9-9
Ⅰ Allegro Ⅱ Adagio Ⅲ Allegro

★シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調 D.438

ソプラノ独唱奏曲(横山淳編曲)
   ★J. シュトラウス2世:春の声

   ★ シューベルト:セレナード 歌曲集「白鳥の歌」より

   ★皇后陛下作詞 山本正美作曲:ねむの木の子守歌

   ★プッチーニ:ある晴れた日に 歌劇「喋々夫人」より

★ベートーベン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 「セリオーソ」 Op.95 弦楽合奏版(マーラー編曲)
Ⅰ Allegro con brio Ⅱ Allegretto ma non troppo
Ⅲ Allegro assai vivace ma serioso 
Ⅳ Larghetto espressivoー Allegretto agitato

アンコール  ★F. メンデルスゾーン 「6つの歌」作品34より 「歌の翼に」


指揮者は前回と同清水醍輝氏。休憩をはさんで、やはり2時間位。今回曲名で知ってたのは「ある晴れた日に」、曲を聞いて明らかに聞き覚えあったのは「春の声」。

一番インパクトは、ソプラノ独唱最後の「ある晴れた日に」。これは先日のTokyo Play Operaコンサートでも聞いたのだったけれど、改めて、スケール感ある旋律、今回歌った西野さんの力量が、4曲中一番伸びやかに発揮されてたような。
          
        

それと、アンコールでソリスト4名が総出+合奏団での「歌の翼に」。これは聞き覚え微妙だったけれど、改めて、シンプルな唱歌のようでありながら、何というか、崇高な旋律の、心洗われる系の曲だと。You tubeにバーバラ・ボニーという人版などが。
        
        


また、「ヴァイオリンと弦楽のためのロンド」は素人目にもかなり複雑な難曲、に思えたけれど、赤いドレス姿、そう大柄でなく華奢な印象の清岡さんが、まさにヴァイオリンを身体の一部であるかのように自在に操ってこなしていく様は、何気なく圧巻、という感じ。

You tubeに、今回演奏会のこの曲のゲネプロの模様の一部を発見。

        

曲目解説によると、「シューベルトはヴァイオリンを弾けなかったらしく、この経過句が滅茶苦茶に弾き難い」などとあって、弾けない楽器の作曲をしてしまう?天才、またそれを弾きこなすヴァイオリニスト達、というのも異次元世界、というか。


母が一番感慨あったのは「白鳥の歌」らしく、これは故郷での合唱団時代、「失恋の小夜曲」という題名で日本語で覚えて、発表会でも歌ったことがあったそうで。

やはりオペラコンサートの時の「アヴェ ヴェルム コルプス」のように、いまだに歌詞は全部覚えてるようで後日家で口ずさんでて、今にして、元々「白鳥の歌」という題名だったと知ったけれど、やっぱり懐かしいなあ、と。

誰の歌詞だったか、とか覚えてなくて、ちょっと「失恋の・・」で検索してみても、どうも情報見あたらず。You tubeでも、「白鳥の歌」同名の若山牧水の詩の曲はあってもこちらは見あたらず、「白鳥・・」のピアノ&フルート版が。

        

私はやはりこの曲も、聞き覚えあるようなないような、だけれど、何だかシューベルト曲、という知識なく聞いたら、序盤など日本の昭和頃の歌謡曲にも通じる哀愁漂ってる気もして、+展開する格調高さ、という感じ。

その他母が知ってたのは「ある晴れた・・」と、これは実際歌ったことはないようだけれど「歌の翼に」、「ねむの木の子守歌」。とにかく、馴染みあった「白鳥・・」初め、ソプラノでの4曲と「歌の・・」が良かった、と。


また前半の「うつろえど とこありて」は、オリエンタルな情緒の曲、手掛けた横山淳氏本人の解説によると、日本の4季節を表現するため日本固有の音階を使った、そうで、

「2本のオーボエのための協奏曲」も、オーボエ生演奏、というのは私はどうも覚えなかったけれど、フルートなどとは一味違う、柔らかいけれど、何というか気高い音色のトーン、という印象で、目新しかったり。


今回のソリスト4人は、紹介欄見ると、それぞれ東京芸大や桐朋学園大音楽学部出身、様々な国内外キャリアを積んできた面々のようで、

パンフレット添付の「杉弦ニュース」に、各ソリストからのメッセージが載っていて、その中ヴァイオリンの清岡さんの文の最後に、やはり3.11を意識してか、

「・・・当たり前だと思っていた事、まだ次があると思っていた事、それがもし、今日限りで消えてしまったとしても悔いのないように、命ある限り、一瞬一瞬と真剣に向き合い、音にしていきたいと思います。」などとあったのが、ちょっと印象的。

4人とこの合奏団とのコラボ実現、というのも、おそらく杉並に縁あってのこととは思うけれど、熟練のソリストの演奏+合奏団演奏の弦楽の音色ミックスで味わえて、満足でした。

関連サイト:杉並弦楽合奏団 ホームページ杉並弦楽合奏団 第50回定期演奏会
関連記事:杉並弦楽合奏団 第49回定期演奏会オペラガラコンサート~セラータ・ムジカーレ Tokyo Play Opera 第30回定期演奏会 御坊混声合唱団第5回・第7回定期演奏会(’81)(’84)

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<今回のパンフレット、添付のソプラノ西野薫さんの秋のコンサートチラシ>


by MIEKOMISSLIM | 2012-06-14 23:03 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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