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杉並弦楽合奏団 第51回定期演奏会

昨日、近くの総合施設セシオン杉並で、地元の杉並弦楽合奏団の定期演奏会、都合も合ったので、母と行ってきました。

この合奏団の演奏会は、私と母は昨年の今頃、今年6月に続いて3回目。ホールの客席もそこそこ埋まってて、地域に根付いてるイベント、という印象。

今回ゲストソリストは、馴染みなかったけれど、オーボエの太く大きいもの、のような感じのファゴット、という楽器奏者の霧生吉秀氏で、2曲目のモーツァルト曲で合奏団と共演。

演奏曲は、

★メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲 第7番 ニ短調
 ⅠAllegro ⅡAndante  Ⅲ MeniettoーTrio   Ⅳ Allegro molto

★モーツァルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191 (186e)
ⅠAllegro  ⅡAndante ma Adagio  Ⅲ Rondo Tempo di menuetto

★ニールセン:弦楽のための小組曲 イ短調 Op.1
Ⅰ前奏曲  Ⅱ間奏曲  Ⅲ終曲

★モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調 K.201 (186a)
ⅠAllegro moderato ⅡAndante ⅢMenuettoーTrio ⅣAllegro con spirito

アンコール ★モーツァルト:ドイツ舞曲 K.605 第3番 ハ長調 「そり遊び」


途中15分の休憩挟んで、2時間位の演奏。今回、私は聞き馴染みの曲はなし、母はアンコールの「そり遊び」は、モーツァルト作とは知らなかったけれど、曲は知ってたそうで。

今回一番印象的曲を挙げるなら、ニールセンので、名は聞き覚え、という位だったけれど、プログラムノートでは、デンマーク生まれ、この組曲も、デンマークの冬のイメージ、

練習でも指揮者から”雪を踏みしめる、氷がキラキラと”のような支持がしばしばあった、とのことで、そういう解説文を見てから聞いたせいか、

特に前奏曲、間奏曲は、雪の降るイメージが浮かんだり、美しい旋律が、北欧の張り詰めたような冬の感覚と重なる感じ。

       


12/17追記:今回は、指揮も30才、と指揮者にしては若手そうな佐々木新平氏、曲目も、メンデルスゾーン12才、モーツァルトは2曲共18才、ニールセンは23才、という若い頃に作曲した曲シリーズ、

a0116217_0194776.jpgでもメンデルスゾーンのにしても、中年~高齢期に作った、と紹介あったら、別にそれはそれで違和感ないような円熟味、も漂ってる感じで、にわかに12才の少年の曲、とは思えず。

プログラムノートに、彼の”この頃と思われる紅顔の美少年の肖像画”(→)というのがあって、まさに少女漫画にそのまま出てきそうな、ソフトな風貌。

ニールセンはこの23才での曲が最初の発表曲、これも23才にしてこの洗練された感もある曲、で、2人よりは遅いデビューだけれど、

表にあった没年を見たら、メンデルスゾーンもモーツアルトも30代で他界、に対して、ニールセンは66才まで生きて、作曲家寿命も長かったのだった、と。


モーツァルトの「ファゴット協奏曲」は、ファゴットという楽器の、空気を割くようなクリアさはないけれど、抑えた落ち着いた音色+弦楽器のアンサンブルがなかなかの妙。

「交響曲」は、ヴァイオリン担当の方の書いたプログラムノートに、「第1楽章のアレグロ・モデラートが、昔ある老指揮者がウイーン・フィルを率いて演奏した時のテンポは極端にスローで、落ち着いたもの、

今回は若い指揮者で、若々しくインテンポでいくはず、でも弾く方はこのテンポのフォローが大変」、などとあって、確かにかなり速いテンポで旋律が展開、

最後の第4楽章のアレグロと共に、それをこなしていく演奏者の腕を駆使、の演奏振り、管弦楽の響きが静かな迫力、というか、聞き応え。


指揮者の長身の佐々木氏は、素人目にもやはり躍動的な指揮振りだったと思うけれど、アンコール曲の前に、全身サンタクロース姿で登場、会場がちょっと笑いでどよめき、

かついでた袋から、赤いサンタ用帽子を2つ取り出して、1つは前方に座ってたヴェイオリンのパートリーダーの女性(この人だけは顔に覚え)、1つは客席の1番前に座ってた男の子に渡したり、まあ若い指揮者ならでは?の茶目っ気ぶり。

ハンドベルが3つ載った細長いテーブルが、ステージの前方に運ばれてきて、その担当の男女3人や、後方の各パートの演奏者の中にも、用意してたらしく、ちらほらサンタ帽やトナカイのヘア飾りを付ける姿。

そして佐々木氏が、少し早いけれど、と、クリスマスシーズンにちなんで「そり遊び」演奏。帰り道、感想を話してて、母は、やはりこの聞き馴染みあった曲が一番良かった、そうで。


今回結局アンコールも入れて、モーツァルト曲3曲、帰ってから見た、最初に渡されてた中の「杉弦ニュース」チラシの最初に、25年間で定期演奏会で演奏したのは述べ200曲、その中の約50曲がモーツァルト曲、だそうで、

まあモーツァルトって、いまだにこうしてこういう日本のローカル演奏会とか、各地で様々な曲が演奏されてて、今回も、母がふと聞き馴染みの曲がモーツァルト曲だった、とか、時を越えて生き続けてる音色の根強さ、改めて。


そういう所で、聞き覚えある曲はなかったですけれど、ニールセンの叙情の北欧曲、弱冠12才時のメンデルスゾーン曲、そしてモーツァルト曲、最後楽しいクリスマス演出もあって、やはりそれなりに聞き応え充実感、の今回でした。

関連サイト:杉並弦楽合奏団 サイト
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                     <公演チラシ>


by MIEKOMISSLIM | 2012-12-16 21:32 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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