眠れぬ夜 / オフコース(’75)・西城秀樹(’80)

一昨夜、たまたま夜TVを点けたら、久し振りに見かける、やや太った西城秀樹の姿。

トーク番組のようで、後で「芸能特ダネゲッター!ワダマヨ社」という、和田アキ子と漫才コンビブラックマヨネーズが司会の番組、と判ったのだけれど、

ちょっと驚いたのが、以前のこの人の全盛期ステージ映像の中で、歴代派手なヒット曲に混じって、「眠れぬ夜」を歌ってるシーンがあったこと。

      

すっかり記憶から消えてたのか、当時全く意識してなかったのか、西城秀樹がオフコース曲(カバー)!?という意外さ、思わぬ所でのオフコース遭遇、オリジナル曲~収録アルバムノスタルジーも彷彿しました。


「眠れぬ夜」は、アルバム「ワインの匂い」に収録、シングルカットもされてたのだけれど、やはり「ワイン・・」の中の1曲、の印象。

このアルバムは、私がオフコースを知ったライブアルバム「秋ゆく街で」の次にリリース、タイトル曲「ワインの匂い」「倖せなんて」「老人のつぶやき」なんて、やはりある時期の空気感漂って、理屈抜きの懐かしさ。


1/31追記:この曲は小田さん作詞、作曲だったのだったけれど、当時は子供心にメロディ展開の心地よさが印象的、歌詞内容は、ちょっと複雑な心境のラブソング、位でそう気に留めてなかったけれど、

今改めて聞いて、破綻した男女関係、再び束縛される相手の元に帰る気にはなれないけれど、彼女の方からやって来たら、それを振り切って闇の中へ飛び出して行けるかは判らない、のような、愛と孤独の狭間で揺れる男心、という感じの曲だった、とも改めて。


Wipipediaのこの曲の欄では、西城版シングルリリースが決まった直後、オフコースコンサートで、

>小田が「ついでなんですが、西城秀樹君が『眠れぬ夜』をシングルにすることになって…」と話すと、会場からエェーッという非難ともとれる声が沸き起こったが、

続けて「そういう、ファンの声も考慮に入れて僕が決断を下しました。で、出来上がったものを聴いたら、僕に遠慮してか、えらく地味になってました。ま、楽しみにしててください」とコメントしていた。<

そうで、まあ確かに、アイドル歌手のアクション付き「眠れぬ夜」、なんて聞きたいとも見たいとも思えない、気はするけれど、今回の少し映った映像を見た限りでは、特に派手な振り付けもなく。

オフコース版も、初のメジャーヒット曲、らしき売れ行きだったけれど、西城版はオリコン10位、本家版より売れたらしいけれど、

You tubeにあったので全編聞いてみて、アレンジも割と原曲に忠実、西城秀樹って、こういう曲もこなしてたのだった、と、その歌唱力幅も改めて、という所。


そしてやはりWikipedia欄で、他のこの曲カバーとして、'95年に山本潤子版もあった、と、これも初耳。

You tubeにあったので聞いてみたら、「Slow Down」というアルバム収録曲、というテイストもあってか?バラード風にゆったり歌い上げてて、今にして耳にする山本版。

        

小田さんと山本潤子って、近年も「クリスマスの約束」で、その同時代旧友ぶりが伺えたけれど、山本カバーの小田曲、というのがあったのだった、というのも改めて。

また、昨年この人が「SONGS」に出てた時に気付いたユーミン曲、麗美版で馴染みだった「霧雨で見えない」に続いて、やはり意外な山本版発見、という所。


そういう、意外な所での「眠れぬ夜」遭遇、だったけれど、付随して印象的だったのは、西城秀樹が、'03年から2度の脳梗塞を患ってしまって、不自由な身体となり、

同じ脳梗塞を患ってて、先日他界した大島渚監督同様、言語障害にも悩まされ、かつてパワフルにステージで熱唱、多くの観客を動員してた酸ーオアースターの頃の自分とのギャップへの絶望や辛さ、

でもそこから、妻の支え、3人の子供への思いもあって、地道なリハビリに耐えて、復活を果たした、のようなエピソード。

そもそも、この「芸能特ダネゲッター!・・」ってそういう波乱話についてのトーク番組だったのだったけれど、同時代仲間の和田アキ子も率直に讃えてた、不屈の精神。

この人って、独身貴族、のようなイメージもあったけれど、会社員だった女性と割と晩婚で結婚してたのだった、というのも、病気の話同様、今回初耳。

言語障害の克服の際、しゃべるのは上手くいかなくても、歌を歌う分には割と口が動いた、という糸口もあったようで、まさに歌に救われた、のような話も。

そういう病状だった煽りで、確かに話すスピードはゆっくり気味だったけれど、切々と話す、かつての御三家スター、の姿にもちょっと感慨。


この人って、全盛期頃は、私は特に好きでも嫌いでもなく、御三家ではどちらかというと郷ひろみ贔屓で、近所の友達が秀樹派、

郷ひろみは、アルバム「HIROMIC WORLD」が全曲ユーミン歌詞+筒美京平作曲、というユーミン接点もあったのだけれど、今回、西城秀樹~小田コラボ、というのもあったのだった、というのも改めて。

とっさの発見で、録画もしなかったけれど、「眠れぬ夜」~アルバム「ワインの匂い」自体のオフコースノスタルジー+色々苦労あったのだった”今”の西城秀樹の姿もあいまって、ちょっと感慨、というこの番組でした。

関連サイト:芸能特ダネゲッター!ワダマヨ社Amazon 「ワインの匂い/オフコース」
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by MIEKOMISSLIM | 2013-01-31 00:37 | 音楽 | Trackback | Comments(0)