2013年 06月 20日
SONGS ASKA
この人も今や、50代半ばになってたのだけれど、私は姿も歌声も久し振り。先日、一過性脳虚血症という病気で静養、というニュース、
この放映では、友人の剣士栄花直輝さんと剣道してたり、歌いっぷりも往年のダイナミックさ健在、という感で、元気そうではあったけれど。歌ったのは、「LOVE SONG」「いろんな人が歌ってきたように」「木綿のハンカチーフ」。
この人、といえば、手元に「オンリー・ロンリー」((C)(株)サンリオ→)という詩集。歌詞ではなく、’84年出版だった生粋の”詩”集、
記憶薄れているけれど、この本を買ったのは多分、特にこの人だから、というより、イラスト担当が黒井健だったから、だとは思うのだけれど。
久方に開いてみて、人生観、恋模様、などちょっとした生活の中の独り言、という感じ。
やはりチャゲアスの「SAY YES」「万里の河」など、スタンダードに浮かぶ曲はあるけれど、今回検索でちょっとこの人の復習してて、一番インパクトだったのは、中山美穂の「Midnight Taxi」はこの人の提供だった、ということ。
「You're My Only Shining Star」と双璧の、マイベスト中山曲、おっとり、かつ切なく展開するバラードが、当時のこの人の、ある種の一途さにフィット、と懐かしい。
ASKAって、どちらかと言えば硬派イメージだけど、こういうロマンティック叙情曲も創ってたのだった、と改めて。
その他、目についたのは、葛城ユキの「ボヘミアン」作詞もそうだった、ということ。これは作曲は井上大輔だったのだったけれど、出だしの「ボヘミアン~」からのパワフルな歌声、哀愁のうねり、これも脳裏に残ってる1曲。
今回、ラストに最近カバーの中から「木綿のハンカチーフ」を歌ってたのだけれど、どうせ昭和曲カバーからなら、出来たらASKAバージョン「Midnight ・・」か「ボヘミアン」を聞きたかった。
この人自身の曲で、歴代マィベスト曲を挙げるなら、ソロでの「はじまりはいつも雨」かも。
6/20追記:久方に聞いて、今こういう季節、というのもあるかもしれないけれど、てらいない誠実さが滲み出ているようなラブソングで、心洗われる。
普段特に意識してのファン、という訳ではないですけれど、早期の回復、再びの活躍をお祈りしたいです。
関連サイト:SONGS 第259回 ASKA
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