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SONGS 泉谷しげる

先週末の「SONGS」は泉谷しげる、再放送の録画で見ました。

泉谷しげる、見かけたのは震災の募金チャリティ活動の様子の報道以来か、結構久方、相変わらずの軒高ぶりで今回歌ったのは「春夏秋冬」、大竹しのぶと「黒の舟唱」、夏川りみと「見上げてごらん夜の星を」。

この夏、女性シンガー達とデュエットの昭和の名曲カバーアルバムを出したそうで、「黒の舟唄」「見上げてごらん・・」はその中からで、

フォーク時代からの世相交えた映像、故郷中目黒の子供時代馴染みだった店を訪れたり、大竹しのぶとのトーク、自身の回顧など交えて。


大竹しのぶの歌、というのはちょっと覚えなく、今回肝の据わった歌いっぷり、とは思ったけれど、一番インパクトはやはり「春夏秋冬」。

昔から馴染み曲だけれど、今回本人が自作のこの曲について、これは都会の四季、それはもはや年々崩れていくように、自分の子供の頃得た四季感がどんどん薄れていく、人々が潜在的に持ってた四季感の滅亡を描いてるんですよね、と語ってて、

歌詞には漠然と諦め、投げやり、達観、なるようにしかならない、のようなニュアンスが漂ってる感もあったけれど、牧歌的イメージのこの曲から、そこまでマイナスな印象を受けたことはなかったし、ちょっと意外。

この夏もだけれど、近年の妙な異常気象って何だか人の思考も狂わせそうな気もしたり、だけれど、この’72年にすでに”四季感の滅亡”を歌った曲だったとは、というか。

最初の方の映像のフォーライフレコード結成発表で、同席してた若い陽水、拓郎の姿あったけれど、まじまじこの曲の歌詞を追ってみたら、陽水曲「ワカンナイ」が一部ダブって浮かんだりも。

女性のナレーションで、暮らしを大きく変えつつあった高度成長の波、その大きなうねりに飲み込まれず前を向いて生きていきたい、と、もがきながら歩んだ泉谷さんの青春、その切なる願いが込められている、と補足?が入って、

四季感の薄れと共に、人の心も合理的に変わって世知辛くもなっていく世の中、その中でもそれなりにやっていく人生、的なメッセージ発信曲、のような印象をリリースからほぼ40年後にして、改めて、という今聞く「春夏秋冬」でした。

関連サイト:SONGS 第271回 泉谷しげる
関連記事:BEGIN、夏川りみ、渡辺美里等クリスマスの約束(’09)クリスマスの約束(’11)

  

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by MIEKOMISSLIM | 2013-09-21 00:34 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

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