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Something Impressive(KYOKOⅢ)

上信越花めぐりの旅

一昨日、昨日と久し振りに母とバスツアーで、H.I.S主催の群馬、新潟、長野の「華やかに彩る花々の競演! 上信越花めぐり5景とホテルグリーンプラザ上越2日間」に行ってきました。


日程は、

1日目:新宿~太田北部運動公園(芝桜とネモフィラのコラボ)~伊香保(各自昼食)~みさと芝桜公園(芝桜の花のじゅうたん)~湯沢中央公園(ソメイヨシノやしだれ桜)~樺野沢温泉泊(ホテルグリーンプラザ上越)

2日目:樺野沢温泉~越語丘陵公園(140品種、19万本のカラフルなチューリップ)~魚野の里(もち豚と鮭の西京味噌焼き御膳の定食)~飯山菜の花公園(千曲川のほとり一面に咲き誇る菜の花の丘)~新宿


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            <太田北部運動公園のネモフィラ>

母とのバスツアーは’10年の三浦半島花めぐりの旅以来。どうも3.11以来自粛モードだったけれど、まあ母の引っ越しも無事一段落、今回GWはどうするか、という話になって、

母がふと、年々旅行もしんどくなってくるけどなあ、と漏らし、どちらともなく(母の足腰的にも)行ける時に行っておいても、と、日帰りか1泊位で、手頃なツアーがあったら、ということでインターネットで検索。

最初、母が興味あるけれど行ったことがないという横浜、私も思えばじっくりと名所観光、というのはしたことがないし、検索してみたけれど、どうもツアーらしき企画は見当たらず。

関東、甲信越、東北、東海と範囲を広げてみて、GWの10日位前で、内容の割に安いめぼしそうなツアーはやはり満席かキャンセル待ちだったけれど、まだ空きがある中、割と良さそうだったのが今回のもの。


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         <ネモフィラと芝桜>

同じ位の値段で、日程的に、午後出発可で観光はなし、自分達で列車+バスでホテルへの移動だけで、温泉と食事が目玉であとはゆっくり、というコースもあって、母に数パターンサイトを見せたけれど、どうせなら花めぐりもあった方が、ということと、

母は新潟は行ったことがなく、私も大学時だったかのスキー旅行のみ、群馬はツアコン時代温泉などに行ったはずだけれど、花鑑賞、というのはちょっと覚えなしだし、まあ目新しい場所だし、というのもあって、これに決定。

申し込んでしばらくして、天気予報では、どうも丁度その頃雨がきそうで、ちょっとがっかり。これまでの統計だと、群馬とか29日は15年間で85%は張れ、だったらしいけれど、よりによって、というか。

まあ仕方ないし、直前予報だと、曇り時々雨のようで、2日間終日土砂降り、というのでもなさそうで、良しとしようか、という所。


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結果的に、1日目はいつ降り出してもおかしくないような、という空模様で終日曇り、2日目の朝から降り出したけれど、散策中降ってたのは、チューリップまつりの越語丘陵公園だけ、

帰りに新宿では降ってたけれど、高円寺に着いた頃には止んでたし、当初の予報での心配よりは、影響なくて幸い。

まあ2日目ごくたまに微かに薄日が射すような時はあっても青空は皆無、だったけれど、一番良かったチューリップ園、そして菜の花畑などは、そう雨模様に関係なく、花の群自体結構綺麗だったし、

ネットで申し込み状況チェックしたら、日程の関係、天気予報のせいもあってか申し込みも伸びずキャンセルもあったようで、当日、集合場所では、何と参加者2人×4組の8人だけ。

添乗員さんも、中止にならなくて良かった、と笑ってたけれど、こういう少人数のは、私はツアコン時代も含め経験なし。割と小型のバスで、横に4席分1組にあてがってくれて、1人で2席使えて、ゆったり座れた、という初体験。


最初の太田北部運動公園のネモフィラは、ひたち海浜公園程ではなくとも、なかなかのスケールだったけれど、やはりここは晴天の方が鮮やかだったろう、と。

でも至近距離で撮ったネモフィラは、なかなか健気に優美なものだと(↓)。

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ここには寄付で集められた、という鯉のぼりの群れもあって、風にそよいでる時など、なかなか豪快な眺め(↓)。

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次の、石階段の温泉地、伊香保では、365段ある石段の何とか200段過ぎまで上がって、母も私も初体験の足湯につかったり、ここでの昼食用には2人共おにぎりとお茶持参、傍らのベンチで食べて、+私は売店で名物の「玉こんにゃく」を、からしをつけて。

ここでは、デジカメを前のネモフィラを撮った時の接近ズームのまま使ってしまって、残念ながらボケた写真だけ。 (トリップアドバイザー提供↓)  

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ここでは2時間程割いてて、土産物店や、ガラス工芸店、和の店小路などブラブラ見ながら下りてきて、やや時間を持て余し気味だったけれど、

下の方の石段の脇道のそばに、何故か「ハワイ王国公使別邸」というのがあって、建物自体は普通の日本家屋だけれど、何故ここにハワイ?と思ったら、

日本からハワイへ、サトウキビ畑の働き手として移民がいた頃の在日ハワイ王国代理公使のロバート・ウォーカー・アルウィン氏という人が、井上馨の紹介でこの地に来て気に入り、別荘を立てて、夏ごとにここで過ごしていた、という縁らしく。

イキという日本人女性と結婚して、これが日本政府が認めた国際結婚第1号だった、とか。ガイダンス施設での、ハワイ関連の映像や伊香保の写真など見たりするうちに、そろそろ集合時間に。



次のみさと芝桜公園では、まさに赤、白、ピンクの芝桜のじゅうたん、太田ではまだ時期がやや早かった芝桜が、ここでは鮮やかに広がってて、こういう芝桜ずくし、というのも私も母も初めてで、

ここもまあ、晴れの方が見栄えもさらに良かったのだろうけれど、なかなかのスケール。

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そして1日目最後の散策地、湯沢中央公園というのは、公園というより陸上運動のための広い敷地で、その周りに桜がある、という場所、入口もなくただグラウンドが広がってるだけ、

少し離れた桜の辺りまで歩いて行ったら、この時期でもソメイヨシノが満開、しだれ桜、というのは、川向うにポツリとあった、という程度だったけれど、

ソメイヨシノの並びの向こうに残雪のある山々、と言う眺めは素朴だけれど、なかなか壮大。

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そして5時半頃ホテル着。私は酔い止め薬を飲んで出て、母は普段バスは大丈夫だけれど、ちょっと怪しくなった、そうで、伊香保で乗る前に薬を飲んでおいて、まあ2人共そう体調も崩さず無事到着。

ホテルは外観は写真で見てた通り、大きな洒落たロッジ風、部屋も小奇麗なんだけれど、和室の向こうにソファがあって、ベッドのある洋間の寝室が2階にある、というこれまた初めてのタイプ。

和室に寝たければ、そこに自分で押し入れから布団を敷いていいようだけれど、布団を敷くのも億劫だし、モーニングコール用の電話は2階にしかないし、2階はなくていいから、べッドが下にあったら楽なのになあ、と。

夕食のバイキングが6時半~で、お風呂に行くのもやや半端、部屋菓子や、置いてあったポットで湯を沸かして、置いてあった「しいたけ茶」という粉末のお茶が、なかなか美味。

で、楽しみの一つバイキング夕食で、色々少しずつ、お腹一杯食べて、デザートで締めて、なかなか満足。(一部↓)母も、(ネタはそうボリュームなかったけれど)お寿司も結構食べられたし、と、満足そう。

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夕食後、売店に寄って、しばらく休憩して、楽しみの一つだった温泉大浴場+露天風呂へ。まあ都内のスパのように、お風呂の種類はないけれど、それなりに広々してて、お湯につかってホッと一息くつろぎ。

団体客は、バス3台分、とか聞いたけれど、浴場も、多くて10人位いた時もあったと思うけれど、最後の方など、私達だけしかおらず貸し切り状態のようなもの。ここでもまた、ゆったりモード。

翌朝は7時~朝食、8時出発、とやや忙しないし、やはりバイキングだし、なるべくゆったりしたいし、と、もうチェックアウトの準備して7時前に部屋を出ようか、ということになって、

母は、準備に手間取るし、5時過ぎには起きる、と言ってて、11時ごろ就寝。私はなかなか寝付けなかったけれど、母はすぐ寝入ったようで、1日目終了。



5/2追記:2日目、母はやはり5時過ぎには起きたようで、私も6時過ぎに起きて準備、外はやはり曇りのようだけれど、窓からの眺めは昨日到着時より、すっきりと見えた緑、山の風景。

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朝食バイキングも、クロワッサン+各種サラダ、ウィンナー、スクランブルドエッグなどと、ご飯+味噌汁、温泉卵、ジュース、オレンジ、バナナなど和・洋少しずつ味わって、まあ満足。(一部↓)

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バスに乗り込む頃から雨で、迎えてくれた運転手さんも、ついに降り出しましたねえ、と苦笑い。この日最初の目的地の越後丘陵公園まで止まず、とうとう雨中の散策か、と。(公園直前、車窓の八重桜↓)

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添乗員さんは入場は9時~と聞いてたらしいけれど、実際9時半~で、10数分前に到着して、私達のバスが1番のりで、公園も人気(ひとけ)なし。入り口前に、チューリップに囲まれたお菓子の家オブジェ。

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入園して、目玉のチューリップの花の丘に行くまでに、ばら園コーナーがあって、ばらは6月頃で、全くなかったけれど、ちょっとジヴェルニーのモネの庭を思わすような、こじんまり楚々としたムード。

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そしてメイン、とにかく色とりどり、様々な種類のチューリップ群想像以上のスケール、鮮やかさ、優美さで何だかファンタジー映画のCGのような感覚したり、どこを見ても絵になって、今回の旅で一番インパクトの地。

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かばんなど濡らしながら、母と写真を撮り合ったり、添乗員さんに2人で撮ってもらったり、というのも一苦労だったけれど、眺め自体は何だか、雨にも負けないチューリップ群の存在感、というかあでやかさで、

そういう意味では、唯一の雨が、他の場所じゃなくここで良かったのかも。


そして食事と土産センター魚野の里で昼食。「もち豚と鮭の西京味噌焼き御膳の定食」で、ご飯のコシヒカリは食べ放題、とのこと。

2組ずつ家人での相席で、散策地ではいつも手を繋いでる仲のいい中年ご夫婦と向かい合わせ。陽気なご主人とおっとりした奥さんで、土産やツアー旅の話などしたり。

食事は、確かに柔らかい豚肉の冷しゃぶ、小ぶり」だったけれどしっかり味噌の味の付いた鮭、ピリ辛の山菜系惣菜など、ご飯と合って美味しく、

昨夜~今朝のバイキングもあって、そう空腹、という訳ではなかったけれど、程よいボリューム。母も、特に噛めないものもなかったようで、美味しかった、と。

ここでも、デジカメをチューリップを接近ズームで撮ってたままで使って、ボケてしまった写真。この左にコシヒカリのご飯の茶碗。

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食事後、土産コーナーを回って、この頃には雨も上がってて、最後の散策地の飯山菜の花公園へ。


1,2日目と、私は車中ではほとんどまどろんでいたけれど、ここらあたり、車窓の、広がる田園風景、遠くの山々に様々に雲がかかってる様が何だか幻想的だったりして、印象的。


5/3追記:菜の花公園は、特に入口施設などなく、道端の菜の花畑が奥へと続いて、千曲川、遠くの山並みが見渡せる丘になってて、

ひたすら黄色の菜の花畑自体もなかなか見事なスケールだけれど、ここが今回、花+背景の眺望的には一番で、心洗われるような広がりの、牧歌的パノラマ。ここも本当に、雨が上がってて良かった。

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菜の花畑の向こうで待っててくれた、小型の黄色の私達のバス。

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あとは、横田、三好サービスエリアに寄って新宿へ。帰りに、サイ似合った通り、海産物の土産があって、1人ずつに冷凍ズワイガニ、ハタハタ、カレイ2匹ずつのパックが添乗員さんから渡されて、雨中新宿駅~新高円寺に戻ってきた時には雨も上がってて、無事旅も終了。

カニ、ハタハタは母も私も自分で調理したことはなし、特にカニはどうしたものか、で、翌日、ネットでさばき方の説明サイトがあったので、それを印刷して渡しておいて、

私はカレイは煮付け、ハタハタは塩コショウでフライパンで焼いて、夕食のおかずに。カレイはまあまあ、ハタハタはパリッと仕上がって尻尾から食べられて、久方の焼き魚味わい。後はその内、カニをどうにか。


そういう所で、GW10日程前に急遽決めた久方の泊りバスツアー、連日そこそこに歩きもあったし、母はさすがにちょっと疲れたようだけれど、私とで気楽な旅で、色々花も見られて満足、一番良かったのはチューリップ、次が芝桜だったそうで。

私も、5種類の花スポット+久々のホテル泊りで食事、温泉でリフレッシュ、行ける時に行っておいて良かった、というGW旅でした。

関連サイト:H.I.S 「華やかに彩る花々の競演! 上信越花めぐり5景とホテルグリーンプラザ上越2日間」サイト
関連記事:花めぐりの旅三浦半島花めぐりの旅

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              <4/30 越後丘陵公園にて>

by MIEKOMISSLIM | 2014-05-01 23:06 | 旅行 | Trackback | Comments(0)