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アマゾン大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう!~(’13)

一昨日13日(火)板橋イオンシネマで、今週末17日(土)公開の「アマゾン大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう!~」の試写会、「いい加減な・・・」ブログのいい加減人(Yamato)さんとご一緒して見てきました。


フランス・ブラジル合作、「ホワイト・プラネット」のティエリー・ラコベール監督作、撮影には2年がかり、「ホワイト・プラネット」は公開時見ていて、それは北極の様々な動物の生粋のドキュメンタリーだったけれど、



この「アマゾン大冒険・・」は、ドキュメンタリーに冒険物語を組み入れた風で、人に飼われていた小猿サイが、運送の飛行機トラブルで、アマゾンのジャングルに不時着、

そこから大自然の中、川の流れに飲み込まれたり、スコールに遭ったり、様々な野生の生き物に出会いながらのサバイバルの様子を追った内容。


a0116217_0352935.jpg2年がかりの撮影だった、という、大森林、川、空の大自然、珍しい動物や植物、昆虫、魚達、その親子や群れ、シビアな弱肉強食の様子などの野生の生態の映像もなかなかスケール感。<チラシ表→>

また、昨年初見だった「子猫物語」などのように、サイと他動物との様々な場面、ジャガーなどに追われて逃げたり、などは、通常でも野生動物界で有りそうな、というような出来事けれど、

そういうシーンの一部始終キャッチもそう簡単ではなかったろうし、いざそのシーン実現、でも、やたら撮影スタッフが野生ジャガーに近付くのも危険だろうし、などとやはり実写動物ものならではの苦労が偲ばれたり、

同種の野生のフサオマキザル達の中の、同世代のメス猿との接近、交流とか、演技指導ナシで、一応自然なストーリーらしい流れ、というのも、どうやって撮影?という技、

サイが徐々に周りの動物のマネをしたりしながら、自活力を付けていく過程も、日本語版独自だそうだけれど、田中直樹のフレンドリー目線でのナレーションもあって、何もないよりは子供でもとっつきやすそうな、観客が見守っていく、というムードで、まあ良かったのでは、という感じ。


上映の前に特別イベントで、この作品のナレーション担当のココリコの田中直樹、監修の新宅広二氏、そしてくまモンが登場。

くまモンは、熊本県とブラジルの交流が深いことから、のようで、カーキ色の探検スタイルの田中直樹と、尻相撲や反復横跳び対決で、尻相撲がくまモンの勝ち、というのは、まあ体格からして妥当だけれど、

反復横跳びは、さすがに見るからにどんくさいだろうと思ってたら、意外な俊敏さを見せて、司会者が驚き、子供は余りいなかったと思うけれど会場もわいて、時間内に田中より3回位多かったかで、これもくまモンの勝ち。

私はこういうゆるキャラを直に見たのは初めて、体自体で重そうだけれど、割と下半身って自由に動けるものなんだ、と。

くまもんが愛嬌を振りまいて去って行って、田中直樹と新宅氏が、それぞれ見所をアピール、マスコミの撮影でイベント終了。


で、本編開始、私達は前から5列目、それにしても、上方は結構見上げる位の角度がいる、余り覚えない大きなスクリーンで、そこに広がる雄大な熱帯雨林のうっそうとした森林、そのただ中に放り出されたサイが冒険を始めたのだけれど、

私はどうも気になったのが、あれ、小型飛行機を操縦してたパイロット(の消息)は?ということ。

丁度その墜落直後の辺り、ボーっと見てたのか、余りはっきり覚えなく、機体炎上などはなく計器に向かってる人が映ったような?気はしたのだけれど、

サイの様子を見に登場する訳でもなく、ナレーションで触れられる訳でもなく、サイの冒険が始まって、そのままフェイドアウト。

もし私の思い違いで、墜落後一切登場してなかったら、小猿は生き延びて、ジャングルでのその冒険、はいいのだけれど、同乗してた人間は即死、または(瀕死の)重傷のまま?とか、何だかやや後味悪いし、

無事だったにしても、何故唯一の乗客であったサイの様子を見に来ないのか?、こういうパターン展開で「パイロットと小猿」が、何とか生き延びて救助を待つ、という物語にならないのか?ちょっと不可思議。

で、一体あのパイロットは?と、上映中もちょっとずっと引っ掛かってて、その後Yamatoさんにお聞きしても謎、検索してみてもそういう情報は特に見当たらず?なままなのだけれど、

「サイがジャングルに一人放り出され」というような紹介表現から、まあ、墜落の拍子に、パイロット(のいる機体部分)とは多少なりとも離れた所に落ちて(放り出されて)、

パイロットも無事だけれども、何とか外部と通信しようとしててそれどころではない、という内に、サイが冒険を初めてしまった、

その後パイロットも無事救助された、とか思えば妥当かも、などと想像、まあ特にこの動物ものの大筋に関係ない枝葉的な所なのだけれど、何だか序盤の気になった所。


a0116217_154295.jpg1/16追記:それはさておき本筋的には、人に飼われていた苦労知らずのサイ、フサオマキザルって結構知能は高いらしいけれど、

おずおずと野生世界の中で、とにかく食べ物を得ようとしたり、獰猛な動物と遭遇したら木に登る、とか、危険から逃げる本能を発揮しながら進む動物目線での冒険、

前述のように、映像的にも、大自然の景観、まるでCGのようなのも含めて、カラフルだったり、奇妙な形のものなど多種多様な生き物達が脇役で、図鑑の映像版、というか視覚的にもなかなかバラエティな趣。<←チラシ裏>

その中で、沢木さんの、やはりアマゾンで小型機墜落に巻き込まれたこともあった旅ルポ「イルカと墜落」にあった、アマゾン特有のピンクイルカ、なども登場、

水面から、その上の枝のサイに向かって飛び上がる様子、サイは怖がってたけれど、イルカはからかっているだけ、と言ってたと思うけれど、体の色はピンク、というより白っぽかった感じ。


印象的だったのは、やはり同じ種類のフサオマキザル群に出会って、まあ仲間入りさせてもらえたのか?微妙だけれど、そのサル達がするように、固い木の実を高所から落として割る術を学んでたり、

最初に出会った同年代のメス猿との、接近したり、ちょっかい出しすぎてボス猿に追い払われたり、そこでまた歩み寄ってきてくれたり、などのロマンス?とまでいかなくとも、ほのぼのとした歩み寄り。

折々の田中の、サイに語りかけ、励ましたり注意を促すようなナレーションも、観客が、半ドキュメンタリーとして淡々と見る、というより、主人公のサイを見守る、という意識にさせる効果あった気も。

元々この作品にはナレーションはなく、日本上映版に特別にナレーションを入れたそうで、もしただ映像と音楽だけだったら?

まあ、純粋な動物ウォッチのドキュメンタリー感は増したかもしれないけれど、86分間、結構動物好きでない限り、子供向的にもやや集中力持続はキツいかも。

そして終盤の節目、色々ハードな日々の中、餌をくれようとする女の子、という人間との遭遇もあり、そこでサイが選んだ道、というのも冒険のケジメ、締め、という感じ。


まあややスケールは違うかもしれないけれど、「子猫物語」の小猿・アマゾン編、ともいうか、ドキュメンタリー&物語風に仕上げてて、なかなかの見応えで楽しめた、という作品でした。

関連サイト:アマゾン大冒険~世界最大のジャングルを探検しよう! 公式サイト象のロケット「アマゾン大冒険~世界最大のジャンブルを探検しよう!~」
関連記事:ホワイト・プラネット(’06)子猫物語(’86)イルカと墜落 / 沢木耕太郎(’02)

  


by MIEKOMISSLIM | 2015-01-15 00:22 | 洋画 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 象のロケット at 2015-01-16 14:22
タイトル : アマゾン大冒険 世界最大のジャングルを探検しよう!
南米ブラジルの少女に飼われていたフサオマキザルのオス小猿“サイ”は、引っ越しのため乗っていた飛行機が不時着し、世界最大のジャングル・アマゾンで一人ぼっちになってしまう。 人間と同じ食べ物やペットフードしか食べたことがない都会育ちのサイは、今まで木に登ったことすらない。 次々と現われる見たこともない動物たちに怯えるサイは、弱肉強食のジャングルで生きていけるのか…。 ネイチャー・サバイバル。... more
Commented by いい加減人(Yamato) at 2015-01-15 07:41 x
こんにちわ。
先日はお世話になりました。

ナレーションが入る事で、ドラマ仕立てになっていて、解りやすかったですね。
Commented by MIEKOMISSLIM at 2015-01-15 22:33
いい加減人(Yamato)さん、改めて先日は楽しかったです。

子供向け用という面もあったのでしょうけれど、これはナレーションなしだと、やはり途中ダレた気しますね。田中のフレンドリーな語り口も、そう違和感なかったですね。
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「KYOKO」は’02年に映画掲示板にスレッドを立てた村上龍監督、高岡早紀主演映画で、当ブログはそのスレッド、次のブログに続いての3代目です。マイペースで、長年ファンのユーミン関連初め音楽、美術展、仕事、グルメ(食事)、映画、本、日常、旅のことなどアップしてます。


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