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Something Impressive(KYOKOⅢ)

デトロイト美術館展

先週18日(日)、夕方田町に行く用があったので、ついでに午前中~午後、

上野で上野美術館での「デトロイト美術館展」~東京都美術館展でその日までだった「ゴッホとゴーギャン展」をハシゴで母と鑑賞。

デトロイト美術館展_a0116217_18511144.jpg余裕をもって、と思って朝8時半頃出発、9時半過ぎに着いてまず「デトロイト美術館展」、<→チラシ>

4章に分けて52点の展示、おそらく初見の、結構メジャー画家作品がちらほらで、なかなかの見応え。

後でカードを買ったのは、今回の一番の目玉、と思ってて、やはり一番インパクトだった、第1章「印象派」のモネの「グラジオラス」(↓カード)。

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手前の赤い花と後方に佇むブルー系ドレスのモネ婦人が、互いを引き立て合うような、絶妙バランス。

その他カードは、第1章では、ピサロの点描期作品「「小道(↓カード)、

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ルノワールの「白い服の道化師」(↓カード)。

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第4章「20世紀のフランス絵画」での、モディリアー二「女の肖像」(↓カード)。

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「白い服の・・」や「女の肖像」は、もしかしたら家にカードが?と思っていたけれど、確かめたらなく、やはり初見だったようで。

「白い服・・」は、ブカブカの白いコスチュームの滑らか質感が圧巻、+あどけない少年の表情、首元のオレンジが相まって、さり気なくなかなかのルノワール逸品。

母は、第4章のマティスの「窓」、

デトロイト美術館展_a0116217_18291152.jpg



















そして、モネの「Vase mit Blumen」(↓カード)を買っていて、それって、展示はなかったけど、と言ったら、あれ、そうか?と・・でも、気に入ったようで。

デトロイト美術館展_a0116217_18533924.jpg


















このタイトルはどうもドイツ語らしく、色んな花が描かれているけど、Blumenって何の花?と思ってたけれど、ドイツ語翻訳サイトで試したら「花と花瓶」、どうやらblumen=花のようで。

その他、目に留まったのは、第2章「ポスト印象派」では、平和な生活の一コマ、という感じのボナール「犬と女性」、ドニ「トゥールーズ速報」、セザンヌ「画家の夫人」、

第3章「20世紀のドイツ絵画」では、初耳のパウラ・モーダーゾーン=ベッカー「年老いた農婦」、オスカー・ココシュカ「エルベ川、ドレスデン近郊」、といった所。

そう作品数的にはそうボリュームあった訳ではないけれど、印象派中心~フランス、ドイツの個性的作品群で、好み的には満足の後味でした。

関連サイト:デトロイト美術館展 サイト
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by MIEKOMISSLIM | 2016-12-27 19:01 | 芸術 | Trackback(1) | Comments(0)