2016年 12月 29日
ゴッホとゴーギャン展
「デトロイト・・」は特に混んでもいなかったけれど、こちらは予想に反して20分待ち、思えばこの日最終日、ということもあったかも。
まあ20数分して入館、館内も混んでて、比較的空いている作品から後ろから人波分けて侵入、見たら後退のパターンで。<↑チラシ>
ゴッホとゴーギャンだけかと思ったら、影響を与え合った関連画家のもあり、モネ、ピサロ、セザンヌ、ミレーetc4分の1程が他の画家ので、5章に分けて68作品の展示。
ゴッホ、ゴーギャン作品は、自画像など「デトロイト・・」にもあったけれど、
ゴッホは久方に見て、やはりいつもながらアルル時代の鮮やか色彩は見応え、だし、<↑チラシ裏>
今回何だか改めてそのタッチのパワフルさひしひし、メンタル的カツを入れられる、という感じ。
今回どれが一番インパクト、という訳ではないけれど、後でカードを買ったのは、第3章「ポン=ラヴェンのゴーギャン、アルルのファン・ゴッホ、そして共同生活へ」のゴッホ「収穫」(↓カード)、
これはやはりすでに手元に2枚あって、今回のカードはやや色彩抑えめ。何だかゴッホスタンダードとして、手に取ってしまう、というか。
それと同じ章の「ゴーギャンの椅子」(↓カード)、
映像コーナーでも、有名な2人の共同生活~破綻のエピソード、ゴーギャンを迎えるために、部屋に「ひまわり」の絵を飾ったとか、
後にゴーギャンが第5章「タヒチのゴーギャン」にある「肘掛け椅子のひまわり」を描いたのは、ゴッホへの思い、とかのエピソード、この絵も、本を読むゴーギャンの擬人化、のような解説、
初見ではない?気はするけれど、改めて、うまくはいかなかったけれど、ゴッホのゴーギャンへの愛着漂う一品。
それとやはりこの章のゴッホグラスに生けた花さくアーモンドの小枝」(↓カード)、
これはどうも覚えなく、初見かもしれないけれど、桜を思わすような柔らかな花?蕾?の色、
アルルのゴッホにしては抑えめ色彩、でもバックの赤ラインが効いてて、署名もその赤、というのがゴッホかも。
母が買っていたのは、やはり「収穫」とこの「・・アーモンドの小枝」。
その他目に留まったのは、第1章「近代絵画のパイオニア誕生」では、ゴーギャン「夢を見る子供(習作)」、
ピサロ「ヴェルサイユへの道、ロカンクール」「エラニーの牧場」、モネ「藁ぶき屋根の家」「ヴェトゥイユ、サン=マルタン島からの眺め」、
第2章「新しい絵画、新たな刺激と仲間との出会い」では、シャルル・アングラン「セーヌ川、朝」、ヤン・フェルカーデ「水差しと3つのリンゴ」、
第3章ではゴッホ「レモンの籠と瓶」、馴染みの「恋する人(ミリエ少尉の肖像)」、
第4章「共同生活後のファン・ゴッホとゴーギャン」では、ゴッホ「タマネギと皿のある静物」「ジョゼフ・ルーランの肖像」。
2展示ハシゴしたら1時半頃で、JR上野駅の2Fの「ぶんか亭」でランチ、少し混んでて2,30分待ちだったか、
私は「せいろそば(冷)とミニ唐揚げ丼」、母は「ミニ山かけ丼とせいろそばセット」にして、一休み。
それから、私は母を地下鉄駅まで見送って、用があった田町に京浜東北線で移動、ここは初めて降りたけれど割とモダンな駅周辺、歩道橋から気が向いて撮影。
途中三田図書館があって、用の時間まで少しあったので、本を借りようかと思って中野翠の本を選んだのだけれど、
そこは港区で、区が違うと新たな図書カードが必要らしく、それを作る位はいいけれど、返却時は杉並区からは出来ず、港区の図書館まで来なければいけない、そうで、諦め。
取り寄せの時は、他の区からでもOKだったはずだけど?都内なら融通が効いてもいいいのに、と思ったり。
そういう所で、2展示ハシゴ+用事のやや忙しなさで疲れはしたけれど、この日はそう寒くもなく天気も良く動きやすい方で、リフレッシュでした。
関連サイト:ゴッホとゴーギャン展 サイト、ぶんか亭 サイト
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デトロイト美術館展Detroit Institute of Arts デトロイト美術館は、1885年に創立して以来、自動車業界の有力者らの資金援助を通じて、ゴッホやマティスの作品を初めて購入したアメリカの公共美術館で、古代エジプト美術から現代美術まで6万5千点以上の作品を所蔵する全米でも上位6館に入る世界屈指のコレクションを誇る美術館でした。特別設計されたボザール・ルネサンス様式の施設は、デトロイトで最も瀟洒な建物のひとつです。美術館の中心には、メキシコの画家ディエゴ・リベラの自動車産業を始め、デト...... more