2017年 12月 25日
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢
「北斎とジャポニズム」と結構テーマが重なるような、
浮世絵に影響を受けたゴッホと日本美術の関係にスポットを当てた企画で、<→チラシ表>
ゴッホ作品約40点、同時代の画家作品や浮世絵約50点、+関連資料を5章に分けての展示。
12/30追記:後でカードを買ったのは「オレンジ、レモン、青い手袋のある風景」(↓カード)、
今回、先日美大に推薦合格した生徒への祝いに、ペン類がいい、と言ってたので、ゴッホ画ボールペンとカード4種類+この絵のデザイン小手帳をチョイス。
「アイリスの咲くアルル風景」(↓カード)、
母は「夾竹桃と本のある静物」(↓カード)、
5章「日本人のファン・ゴッホ巡礼」では、ゴッホを崇拝する日本人達が、ゴッホの墓や、
ゴッホと親交があった医師の遺族の家を訪れた様子の映像、彼らと交わした手紙の数々の展示、渋いコーナーだけれど結構な人盛りで、
ゴッホが浮世絵に興味を持っていたのことの裏返しとして、古くからしでに日本に根付いていたゴッホ人気、というのも改めて。<←チラシ>
ちょっと面白かったのは、「水夫と恋人」という寄り添ったカップルの後姿の小品が、そもそも「恋人たちのいるラングロワの橋」という絵の一部分で、<←チラシ>
何かの理由でそのカップルの絵のみ残っていて、その断片やスケッチ、手紙などを手掛かりに「恋人たちの・・」を復元した、という、ゴッホ研究家の日本人が監修した、というもの。
修復作品、と知らずに見たら普通に、色彩にメリハリあるゴッホ作品の一つとしか思わなかったはず。
帰りに、今回初めてこの美術館1Fのアート・カフェに寄って、私も母もゴッホ展とのコラボメニュー、「温かいアップルパイのバニラアイス添え」を味わい。
ゴッホ縁の地アムステルダムの定番スイーツが、アップルパイ、ということで。確かにほんのり温かみあるサクサクとしたアップルパイの食感、
+アイスのひんやり感、生クリームの取り合わせ、一応ゴッホ縁の一品、という意識もあって満足。
そういう所で、「北斎とジャポニズム」とセットで、浮世絵・日本と西洋画の関連、シンクロ具合が実際の作品で実感、で、なかなか充実の2展ハシゴでした。
関連サイト:ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 サイト
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