2017年 12月 31日
ユーミン×帝劇Vol.3 朝陽の中で微笑んで
9月までの「宇宙図書館」ツアー、そして今回意を決して初めて、来年苗場公演ツアーも当初の応募、追加分応募共オンラインで100口近く応募に励んだけれど、結局チケットは取れず、
秋口に無事確保できたこの年末帝劇千秋楽、が楽しみだったけれど、ついに当日。
場内は何となく過去2回よりも、年齢層客が中高年~若い層へと、ばらつきあるような印象。<→入口の大ポスター>
席は2Fの1番前の中央寄り、と思ってしばらく座っていたら、
他のお客さんと案内係の人が来て、私達のチケットの指定は1列ではなくI列、だと判って2F半ば辺りに移動。。
でもステージの眺め的にはそこそこ妥当、というか。
オープニングは「美しく青きドナウ」~ダンサーたちが躍動する中、中央にセリ上がってきてユーミン登場、で「Age of our innocence」、まるでコンサート並み、という派手な幕開け。
正直、序盤~休憩前の前半の終盤まで、今一話の輪郭がつかめず、、
でも500年後が舞台、というテイストを匂わす「未来は霧の中へ」、「ランチタイムが終わる頃」といったステージで余り聞いた覚えない曲や、
何だか疑惑が渦巻くようなムードにマッチの「砂の惑星」など、ユーミンパフォーマンス的には充実。
徐々に話の繋がりも判って、鳴沢役の寺脇康文が「Yuming Chord」に出た時、深い感慨を語っていた鳴沢と恵美(宮澤佐江)のシーンの「Autumn Park」、
医師大崎(六平直政)と娘花音(水上京花)の別れのシーンの「水の影」など、しんみりして、
まあやはり根本的に、1つのストーリーの流れに単発の曲を入れ込む、という多少なりともの”ねじ込み”感、はぬぐえないけれど、
何だか前2作より、それなりに登場人物の心情や舞台の空気感、というものに寄り添うユーミン曲のピンポイントのフィット感、は増した気が。
ラストのクライマックスシーンでも、クローンという無機的な存在である佐江(宮澤佐江)が心を持って、人間である鳴沢と深い絆を持ちつつも引き離される運命に、「朝陽の中で・・」の無常観が絶妙フィット。
抹殺される宿命のクローンと人間の切ない愛、だけれど、人間同士だって永遠には共にいられる訳じゃなく、
浅くとも深くとも、愛というのも宇宙レベルではただの幻、だからこそのかけがえなさ、というような、
荒井時代の、心の片隅にポツンとある、という曲だったけれど、これってそういうテイストの純愛曲だった、としみじみ。
まあ本当のエンディング前には、反射的に元祖版「時をかける少女」へのオマージュ?あれからのヒント?と脳裏をよぎったり。。
アンコールは、多分千秋楽というのもあってか、ユーミンがソロで「やさしさに包まれたなら」や、正隆氏も登場、出演者達と共に、など何度あっただろうか??という名残惜しさ感満杯。
ロビーの売店横にも大ポスター。
パンフレットは会場到着時はやや迷ったけれど、ユーミンの舞台解説CD付き、が決め手でやはり入手。<←(C)TOHO Co.,Ltd.>
内容冊子は正隆氏が折々登場、出演者個々のインタビューやユーミン夫妻との話など面白く充実、
昨夜やっと聞いたユーミン解説CDも、舞台復習としてナイスだったし、
今回、どうも記憶にない!?聞いたことはあるはずなのにチェック手薄曲、が何曲かあって、舞台ではやや戸惑いのまま聞き流していた感じだったけれど、
改めてCDで確かめて、ユーミンの野球曲、「まぶしい草野球」以外にこういう渋いのもあったのだった、という「Called Game」、これは「Cowgirl Dreamin'」の曲で、
割と好み曲、と思ったレゲエテイストの「流星の夜」、これは「FROZEN ROSES」のだったのだった、と。そういうのも収穫。
ユーミンは今回ので、この帝劇シリーズ、今まで”アウェイ感”があったのが、続ける自信になったようで、相変わらず意気盛んぶり、まだまだ楽しみを分けてくれそうで、まあ安心。
劇場の外界隈は、イルミネーションスポットの一つ、と聞いていたけれど、帝劇らしい大人っぽい感じのイルミでした。
関連サイト:朝陽の中で微笑んで ユーミン×帝劇Vol.3
関連記事:「8月31日~最後の夏休み~」チケット、8月31日~最後の夏休み~<1>・<2>、あなたがいたから私がいた ユーミン×帝劇Vol.2
松任谷由実EXPOドームライブ、あの歌がきこえる「魔法の鏡」・「海を見ていた午後」・「卒業写真」、松任谷由実コンサート THE LAST WEDNESDAY、天国の本屋~恋火(’04)、さよならみどりちゃん(’04)、時をかける少女(’97)、瞳を閉じて、プレミアム10 松任谷・寺岡・ゆず等、シャングリラⅢ、Yuming Films(’07)、「いちご白書」をもう一度(’75)、ユーミンと映画・市川準監督、そしてもう一度夢見るだろう/松任谷由実(’09)・No Reason~オトコゴコロ~/高橋真梨子(’09)、TRANSIT2009チケット、Music Lovers・SONGS 松任谷由実<1>・<2>、探検ロマン世界遺産 ユーミン×世界遺産、TRANSIT2009コンサート、Shout at YUMING ROCKS('09)、VIVA!6×7/松任谷由実(’04)、時をかける少女(’10)、RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の話(’10)、ミュージックポートレイト~人生が1枚のレコードだったら、東日本大地震<2>、Music Lovers 松任谷由実、松任谷由実のオールナイトニッポンTV4、僕らの音楽 松任谷由実・薬師丸ひろ子・おすぎ、MUSIC FAIR 松任谷由実、NHK 東日本大震災チャリティー企画 ユーミン×SONGS 「春よ、来い」プロジェクト、SONGS 松任谷由実、RoadShow/松任谷由実(’11)、手のひらの東京タワー/松任谷由実(’81)、押入れの整理<1> 、<2>、<3>、<4>、RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(’11)、春よ、来い in 紅白歌合戦、SONGS 山本潤子、SONGS 松任谷由実~2012スペシャル~、鈴子の恋(’12)、「春よ、来い」カバー 男性シンガー編、「春よ、来い」カバー 女性シンガー編、マンタの天ぷら(’97)・僕の散財日記(’05)/松任谷正隆、虹色ほたる 永遠の夏休み(’12)、才輝礼賛 38のyumiyoriな話 / 松任谷由実(’11)<1>・<2>・<3>、ユーミンのSUPER WOMAN スペシャルプロローグ~「森本千絵と歩く霊峰」<1>・<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「鶴岡真弓と訪ねる女神」<1>・<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「長谷川祐子と現代美術をめぐる」<1>・<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「軍地彩弓と歩く東京ファッション最前線」、ユーミンのSUPER WOMAN 「軍地彩弓と歩く沖縄」<1>・<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「中村うさぎとめぐる東京の夜」<1>、<2>、ユーミンのSUPER WOMAN 「草間彌生の世界を訪ねて」、ユーミンのSUPER WOMAN 最終回スペシャル 直感の旅、そして未来へ、時をかける少女(’83)<1>・<2>、松任谷由実 デビュー40周年 はてない夢の旅、YUMING FOREVER by LESLIE KEE<1>・<2>、ひこうき雲 / 荒井由実(’73)、風立ちぬ(’13)<1>・<2>、MASTER TAPE~荒井由実「ひこうき雲」の秘密を探る~<1>・<2>、ひこうき雲/荒井由実(’73) ミュージッククリップ放映、Dialogue / 今井美樹(’13)、SONGSスペシャル 松任谷由実~生きるよろこび歌にこめて~、POP CLASSICO / 松任谷由実(’13)、「音楽の達人 Vol.72」~ユーミン特集~、僕らの音楽 「僕らのユーミン」、ユーミンの罪 / 酒井順子(’13)<1>・<2>、YUMI MATSUTOYA LIVE - GYAO! MUSIC LIVE 、北陸新幹線開業記念特別番組「金沢花紀行」by ユーミン、ユーミン曲 in 北国のストリートライブ、八王子 スパとユーミン聖地巡り<1>荒井呉服店、西立川 ユーミン聖地巡り<2>西立川駅、「雨のステイション」歌碑と昭和記念公園、荒井由実「ひこうき雲」(’16)~”青の時代”名曲ドラマシリーズ~ 、YUMING×LOFT 缶バッジ、SONGS 松任谷由実 / MUSIC FAIR 松任谷由実・JUJU、YUMINGと伊勢丹新宿店と130の出来事、宇宙図書館 / 松任谷由実(’16)、なりきりユーミン、僕の音楽キャリア全部話します /松任谷正隆(’16)、ユーミンとフランスの秘密の関係 / 松任谷由実(’17)、読売新聞・報知新聞が報じたユーミンの45年
<アート・デザイン部門に応募します>
三國屋太郎です。
昨年度の苗場も宇宙図書館も
トライしてみたもののチケットは
取れず、ユーミンの人気は相変わらず
のようですね。
ご存じかもしれませんが、
“100年後も聴き続けてほしい名盤”を
再現するプレミアムコンサート
『PERFECT ONE presents
SONGS&FRIENDS』が、
2018年3月17日(土)
武蔵野の森総合スポーツプラザ
メインアリーナ(東京都調布市)
で行われます。
初回のテーマは
「ひこうき雲」
荒井由実の名前で 本人も
登場します。
運良く、チケットが確保できたので
参加予定です。沢山のミュージシャンと
どのようなライブになるか
いまから楽しみにしています。
「MISSLIM」ならなおのこと嬉しかったですが、荒井由実時代ノスタルジーに浸れそうで、武部氏の企画に「ひこうき雲」が選ばれて良かったです。
正直、他のミュージシャンがアルバム曲を歌うのみなら、興味はあっても是が非でも参戦、とは思いませんけど、荒井由実名でユーミン本人+ティンパンアレーメンバー揃い踏み!というのが目玉ですね。
チケット確保ですね。良かったです。
ティンパンアレーの出演 驚きです。
出演者皆さん、ユーミンには
思い入れが有ろうと思いますので、
楽しみにしています。
MISSLIMからも選曲されると
良いですね。
それでは、会場でお会いしましょう。
だから多分他のアルバム曲は期待できなそうかと思ってるんですけど、ユーミンの90年代位までのアルバムそれぞれ、こういう企画定期的にあれば!と思います(笑)
会場でも一体どなたやら?ですけど、どこかにはいらっしゃるんですね。帝劇も千秋楽だったし、昨年のユーミンの余りのハード日程で、体調問題で中止とかにならなければ、とちょっと懸念したりしましたけど、今回も無事開催願いたいですね。
私もこの会場は初めてで、出先からの行き方など検索して調べました。近年全日本フィギュア選手権の会場だった覚えもあり、スケールは大きそうですね。
お嬢さんと参加なんですか、2世代に渡ってのファンでしょうか?いいですね。私はシングル参加で、ちなみに座席はそちらの席からの距離感?不明ですが、B6ブロック12列10番です。
混雑模様の中お目にかかれるかは?わかりませんけれど、とにかく一夜限りのイベント、しっかり楽しんで心に刻みたいですね!
三國屋太郎です。
いよいよ、ライブは明日ですね。
朝から強風で、電車がちゃんと動くのか
ちょっと心配ですが、早起きして出掛ける
予定です。
この手のライブは、娘が付き合って
くれます。山下達郎やjuju,いきものがかり
JAZZなど、好みが合うので・・
ただし、ユーミンの独身時代の曲となると、
今の時代の若者には、どの様に聴こえるので
しょうね。帰りには、感想を聞いてみたいと
おもいます。
楽しい時間にしたいですね。
また後日ブログ記事で振り返りたいと思いますけれど、オープニングの原田知世「雨の街を」から、それぞれのミュージシャン色での「ひこうき雲」世界観沸々、時を越えてのキャラメルママ&ユーミンコラボ、
おまけに突然陽水までスペシャル登場で、まさかのMy2大レジェンドが同じステージで、しかもユーミン曲で揃い踏み!etc、つくづく今回参戦の甲斐ありました。
盛りだくさんのコンサートでしたね。
早めに会場の下見をして、コンサートパンフと
トートバックのセットを買いましたが、
時間があるのでと、調布駅前で
店を見ていたら食事をとるヒマもなくなり、
会場入りしました。
お席までご挨拶もできず、
失礼しました。
娘は、ユーミンの有名な曲は
耳馴染んでいたようですが、
今回知っている曲は、半分くらい
の様でした。
でも、出演ミュージシャンは、
全部知っていて、suchmos は
デビューの頃からチェックしていたとか。
ライブ後は、中央フリーウエイを
海に向かって(?)帰りました。
一時間程立ち寄ったカラオケで、
ユーミンの曲を二人で歌ってきました。
ノスタルジアに浸るだけではない、
ライブの構成 楽しめましたね。
放送も楽しみにしたいと思います。
娘さんは20代でアルバム「ひこうき雲」を聞いてないと、荒井時代のだと「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」「卒業写真」辺り以外は馴染み薄でしょうか。
でも松任谷時代曲もちらほらあって、それはそれで溶け込んだ構成で良かったですね。suchmosは私は割と最近TOKYOFMの「Yuming Chord」にゲストで来てて知りました。
本当盛り沢山で、この企画で毎年ユーミンの1アルバムずつ取り上げてほしい!と改めて思いました。ユーミンが言ってたように、陽水「氷の世界」とかでも興味津々ですけれど(笑)
カラオケで余韻に浸られて帰途についたのですね。私は京王線~丸ノ内線車中でパンフレット読みながら帰りました。
WOWOWでまた見られるのはいいですね、私はこの応募のため急遽会員にはなりましたけれど、使ってないので残念です。でもまあ予定通り開催で、内容も濃く楽しめて良かったですね!