スイスの大実業家ビュールレ氏が収集した、印象派の64点を10章に分けての展示。
目玉の、ポスターやチラシ<→>に使われてるルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」など初め、
ルノワール、モネ、シスレー、マネ、セザンヌ、ドガなど網羅、なかなかの充実ラインナップ。
花見でずっと歩いてきたので、見る前に1Fのカフェでちょっと一休みすることにして、
私も母も今回の特別メニュー、アップル味のヨーグルトドリンク「アップル・ソイ・グルト」に。りんごの酸味+ヨーグルトのさっぱり風味で、喉も潤い一息ついた感。
これは今美術館サイトで見たらピサロの「ルーヴシエンヌの雪道」の穏やかな空をイメージ、だったようで、たまたまこのカード(↓)を買っていて、そうだったのか、と。
4/8追記:今回一番インパクトは、やはり目玉↑の「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」、私は多分初見、
その無垢な表情、光沢ある白いドレスや流れるような柔らかな髪の清楚な佇まいは、やはりルノワール画の美少女ルグラン嬢などにもひけをとらず、「絵画史上、最強の美少女」の謳い文句に恥じない気品。<カード↓>
ナンバー2は、やはりルノワールの「夏の帽子」<カード↓>、これは後姿の少女がもう一人の少女の帽子飾りを整える、その2人の仕草や表情もさることながら、
2人のそれぞれに優雅な質感ある帽子が主人公、という感じ。<カード↓>
その他カードを買ったのは、母は「・・イレーヌ嬢」とモネの「ジヴェルニーのモネの庭」(カード↓)、
私はモネのでは「陽を浴びるウォータールー橋、ロンドン」(カード↓)、こういう手前に船が浮かぶウォータールー橋画は多分初見。
それと「ヴェトイユ近郊のヒナゲシ畑」(カード↓)。
シスレーの「ブージヴァルの夏」(カード↓)、
マネの「ベルヴュの庭の隅」(カード↓)、これは印象派の影響を受けた作品とのことで、確かに一見モネ画?のようにも。
ゴッホの「アニエールのセーヌ川にかかる橋」(カード↓)、当落線上の他の候補カードもあり買おうかどうか結構迷った末、結局オレンジドレスの女性に引かれてチョイス。
それと今回唯一撮影可、デジカメで撮った出口前の大作、モネの「水仙の池、緑の反射」。
そういう所で、そう多作品展示という訳ではなかったけれど好みラインが多く、満足のイベントでした。
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