先月23日(土)、セシオン杉並で杉弦定期演奏会、都合も合ったので母と鑑賞。
母は最近特に耳が遠くなって、いつもの病院の耳鼻咽喉科の難聴専門の所で検査受けたり診察してもらった所、<パンフレット→>
特に鼓膜に問題はなく、左耳については年末の手術の影響で耳の中の通りが狭くなったり、ということもあるかもしれないけれど、やはり基本的に加齢のせいで、治療や薬という状況じゃない、とのことで。
1年前相談して私がネットで買ってみた集音器が、どうも壊れてて保証期間も過ぎてるので、再度同じのを購入、それで様子を見てみることに。
前のも、まったく効果なし、という訳でもないもののどうも雑音が入るのが気になるし、と、余り付けてなかったらしいけれど、
まあ今回も、果たしてこういう演奏会での効果がどうか?いい機会だし、持って行って試せば、ということに。
今回は”編曲特集”だそうで、演奏曲目は、
★A.ヴィヴァルディ 4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ロ短調 作品3-10
Ⅰ Allegro
Ⅱ Largo-Larghetto-Largo
Ⅲ Allegro
★O.レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
Ⅰ イタリアーナ Andantino
Ⅱ 宮廷のアリア Andante cantabile
Ⅲ シチリアーナ Andantino
Ⅳ パッサカリア Maestoso
★A.ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 作品96「アメリカ」(弦楽合奏版 横山淳編曲)
Ⅰ Allegro ma non troppo
Ⅱ Lento
Ⅲ Molto vivace
Ⅳ Vivace ma non trippo
アンコール:A.ドヴォルザーク ユーモレスク
やや時間が経ったし、細かな感触はおぼろげだけれど、最初のヴィヴァルディは、プログラムの紹介にもあったように、全体の演奏と独奏が目まぐるしく入り混じってたり聴き応え。
何だか今回折々眠気に襲われて、休憩後のドヴォルザークなどは特に、子守唄BGMという感じだったけれど、聞き馴染みだったはアンコールの「ユーモレスク」の冒頭。
で、途中のメロディも何か確かに聞き覚え・・と反射的に思って、少しして、ユーミン提供のバンバン「霧雨の朝突然に」のサビ!?と。
そういえば当時、何かのクラシック曲に似てる疑惑、があったような・・で、この曲だったのか、と。
でも今更ながら、偶然にしては確かに似てる、けど、「いちご白書をもう一度」ヒット後の第2弾プレッシャー?とかで、ユーミンがあえて有名クラシック曲盗作って、まず考えにくいけど。。
それはさておき、まあさすがに母も、この曲冒頭フレーズは知っているだろう、と思ったけれど、これ含めて今回知ってる曲はなかったそうで、
やはり集音器は、音楽の際も余り役立たず、むしろしない方がまし、という感じで、
場内アナウンスや、最後の方の、指揮者鈴木衛さんの、挨拶やアンコール曲紹介の声とかも全く聞こえなかった、そうで、、
その日の夜、奈良の叔父や和歌山の叔母達のように、この際補聴器にするしかないね、ということに。
結局先週明け、一番近所の補聴器取扱い店へ一緒に出向いて色々聞いて、検査受けて、今候補のタイプ2週間貸し出しで試し中。
そういう所で、まあ母の集音器テストも兼ねて、というイベントだったけれど、いつものように管弦楽器の優雅な音色で、癒しのひとときでした。
関連サイト:杉並弦楽合奏団 サイト