先日30日(火)母と、損保ジャパン日本興亜美術館でやっている「カール・ラーション展」鑑賞。
初耳だったスウェーデンの画家だけど、サイトを覗いたら、ソフトなタッチ、印象派の画家にも影響を与えた、などちょっと興味もって、
午前中の母の病院の定期健診のついでに、最寄りの西新宿駅からでも意外と近そうだったし、行くことに。<↑チラシ表>
なかなかこの所、ブログの時間も取りにくいのだけれど、リフレッシュがてら、少しずつでもボチボチアップしていこうと。
たまに病院後のルーティーン、薄味あっさりスープが飲みやすい近くの「なか卯」のうどんで腹ごしらえしてから出発。
この美術館にはこれまで新宿駅からのみだったけれど、逆側から青梅街道に沿って行って右折、まあ同じ位の距離?という感じ。
この日は秋晴れで、42Fフロアからのビル群眺めもいつになくクリア。館内はいつもながら、ゆったりモード。
カールと、やはりアーティストの妻カーリンの絵画、デザインした家具、テキスタイルなど、生活に根付いたちょっとユニークな展示。<↑チラシ裏>
11/6追記:一番インパクトだったのは、座る所が洒落たデザインの、グリーンの椅子。
そのカードはあったのだけれど、青みがかった色合いになっていたので見送り。
カードを買ったのは、パンフ、ポスターにも使われていた「アザレアの花」<↓カード>。
カールがカーリンを描いたもので、手前の淡いピンクの花がエレガント。
カールの「祖父」。<↓カード>一家の家の一角の写真「リッラ・ヒュットネース ダイニング・ルーム」<↓カード>
2人の絵画作品も、やはり印象派を思わすソフトな趣向で好感だけれど、
どちらかというと印象に残ったのは数々の生活グッズ的作品を産んだ妻カーリン。
何と7人の子持ちで、まあ常に妊娠+子育て状態、
家の中で過ごすしかなかったようだけれど、持って生まれたアーティストとしての才能は、そういう状況でも枯れることなく、
地道に、出来ることを、家庭生活を楽しく彩るような作品=生活グッズを制作し続け、
同じ芸術家の夫の存在、協力、コラボ、影響も大きかったかもしれないけれど、
限られた専業主婦という居場所で、後世に知られるまでの足跡を残した、何ともユニークな存在だと。
母は、色んな作品があったなあ、という感想で、後で買っていたカードは「アザレアの花」、
それと何故か常設展のゴッホ「ひまわり」とグランマ・モーゼスの1枚、「持っている気もしたんだけど・・」と。。
とにかく、北欧のゆったり生活を味わうモードのユニークな生活芸術?作品展の趣向もあって面白く、
まあポスターとか飾っているけれど、やや散らかってる自分の部屋が浮かび、せめて片付けて掃除機をかけてスッキリしようと思った次第です。