年末の意外なユーミン関連、まず30日にファクラブから大きめ郵便物、で、開けてみたら、
何と冊子会報でのプレゼント企画に応募してたグッズ、A4サイズクリアファイル。
グッズの当選総数26名、このファイルは5名だったし、
ダメもとで必要な「ユーミンからの、恋のうた。」備忘録からの好きな1行、
会報感想など書いてハガキで送ってたのが当選!、で、びっくり。<↑表>
5名での当選、というのは覚えあるのは「KYOKO」の頃、村上龍と高岡早紀が対談してたTV番組で、
2人の直筆サイン入り、村上龍著のぶ厚い「KYOKO」メイキング本が当たって以来。
最初消耗品扱いももったいないし、と思って、
棚のユーミン関連記事、資料、紙系グッズ入れのファイルにしたけれど、<↑裏>
折角だし3月の武道館位までは、バッグに常備の保険証書、書類、チケット類など用のファイルとして常備することに。
それと今回の紅白。
先月、直接メドレー曲選考という訳ではない、というものの、
大々的にNHKで、各曲のエピソード添えての「わたしの好きなユーミンのうた大募集」があって、
私も、多分無理だろうと思いつつ「海を見ていた午後」で応募。
まあこういう風に大々的に募集企画ってことは、メジャー曲寄りなのは仕方ないとしても、少なくとも5曲~は、と思っていたのだけれど、
実際披露は「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」のみ。
最初の豪華セットでの「ひこうき雲」から、本人が会場に登場!しての「やさしさ・・」っていうサプライズはあったし、
「やさしさ・・」はフルコーラス、限られた時間で部分的に色々演るよりは、じっくりこの1曲、っていう選択だったのかも?だけど、
何か、夏フェスでの「Sigh of the Time」や「夕涼み」に当たるような渋曲最低1曲込の5曲以上~、
募集企画の手前、渋曲はやはり難しいにしても、せめて集計の応募多い曲中だと「埠頭を渡る風」とか込で、
が理想的だったけれど・・まあ紅白って舞台柄の制約もあってか、
でも正直、え、本当にこの2曲だけ??っていう肩透かし感は否めず。
でもその後ボ~っと見ていて、ラストのサザンの時、思いがけない”奇跡の神回”パフォーマンス。
一瞬、ユーミンと桑田さんがモロ唇でキス?!に見えて驚き、後でさすがに、頬っぺただった、と判ったけど、
そこから世間でも話題の、大盛り上がり怒涛の「胸騒ぎの腰つき」パフォーマンス、で、
メドレーの物足りなさも多少挽回、何でもあり的な2人のカオスのパワーに、
内村サンも言ってたように、妙にホカホカと幸せな気分になって、という顛末。
もしかしてユーミン自身、メドレーの物足りなさを、ここで桑田絡みで補充?!とも頭をよぎったけれど、
隅の方にいたユーミンをaikoが中央に誘導していたからこそ実現、という視聴者指摘を見かけ、
動画では、確かに途中からユーミンが中央にやってきてるけど、aikoの姿は確認できず、
真偽のほどは?だけど、何となく後者の方が、それらしい感じ。
中央に来たユーミンが、何か盛り上げることをしなきゃ、というモードになったのか?
単純に桑田サンのパフォーマンスに感嘆、で、親愛の情を込めて自然に出た動作か?
そこら辺、後日「うそラジオ」とかで多少なりとも実情、本音が聞けるかも?だけど。
まあ一部ほのぼのモードで指摘されるように、互いの夫、妻もいる場で、、だけど、男女の云々という次元は超越した感じの、
大御所2人の遊び心、サービス精神が、あそこで見事に合体!っていう感じ。
改めて、サザン、桑田サンのパワフルさっていうのもつくづく、で、
「クワタとユーミン」って本もあったな、と思って本置き場から引き出して見てみたら、
出版は’90年、平成になったばかりの頃だったのだった、と。<(C)(株)サンマーク出版↑>
その”クワタとユーミン”が、還暦を迎えつつも失速せず駆け抜けてきて、こうして表舞台で平成を締めくくるっていうのも驚異的。。
大分前、何か大掛かりなフェスでユーミンと中島みゆきが互いの曲をコラボ、っていう、寝てる間の夢だったか?希望的想像の図だったか?
まず100%あり得ないデジャブ、の覚えがあるのだけれど、
昨年はまさか?!のユーミン&陽水コラボも「ひこうき雲」公演で見たし、ここへ来て、桑田サンとのが実現。
残る期待の奇跡コラボは、やはりみゆきさん、そしてステージでの、小田さんとの・・か。
紅白その他で引っ掛かったのは、ユーミンの他に録画は聖子メドレー。
1曲目「風立ちぬ」は、その前日命日だった大瀧詠一追悼の意も?とチラッと思ったけれど、
松本隆ツイッターで見かけたように、思えば今回、聖子曲「風立ちぬ」作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一、
「ピンクのモーツァルト」作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、
ユーミンのバックで正隆氏、林立夫、鈴木茂、と、「はっぴいえんど」「ティン・パン・アレー」揃い踏み、
平成最後の紅白に君臨!ていうのが、ある意味昭和~平成と時空を超えたさり気ない凄み。
でも平成ミュージシャン曲で、五輪当時耳にはしてたけど、テーマ曲のSEKAI NO OWARI「サザンカ」の特にサビにかけての歌詞⁺メロディに改めてしみじみ。
そういう所で、前回の紅白でのユーミン「春よ、来い。」熱唱は、何だか大震災後の切実さ、のような感触があったけれど、
今回はサービス精神&ノリノリパワー炸裂!で宴を盛り上げて、活力をくれた、っていう後味でした。
関連記事:春よ、来い in 紅白歌合戦
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