この所忙しなく、なかなかブログアップの余裕もないけれど、本格的に冬休み突入前にできるだけ。
先月24日(日)セシオン杉並でのフィルモア合奏団コンサートを母と鑑賞。<チラシ→>
やはりやや忙しない時期ではあったけれど、私はとにかく予定演目中の、ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」が効きたかったので。
演奏曲は、
★軽騎兵 序曲 Op.84 / F.V.スッペ
★アランフェス協奏曲 / J.ロドリーゴ
Ⅰ Allegro con spirito
Ⅱ Adagio
Ⅲ Allegro gentile
★ギターアンコール
タンゴ・アン・スカイ / R.ディアス
★交響曲第8番 ト長調 Op.88 / A.ドヴォルザーク
★アンコール
スラブ舞曲 Op.72-2 / A.ドヴォルザーク
やはり目玉の「アランフェス協奏曲」は久方に味わう、しっとり哀愁漂う旋律。
これを聞きたかった主なルーツは、いまだに折々愛読の、槇村さとるのフィギュア漫画「愛のアランフェス」。
この曲が縁でペアを組んだ、男女スケーター亜季実と黒川の、まさにラブ&スポーツ&人間ドラマ。<↓(C)(株)集英社>
’78~’80年頃の作品、手元の全7巻単行本の7巻目はいつしか表紙に穴が。。
同じく槇村作品、この作品中のアイスダンスペア筒美&貝谷も登場する「白のファルーカ」と共に、華やかなフィギュア界で、様々なスケート自体での成長、苦悩、
+普通の女子的にパートナー恋に悩み、喜び絶妙ブレンド、健気に頑張るヒロインの、王道少女マンガっていう感じ。
公演ではその他「アランフェス・・」でのギタリスト、茂木拓真氏のソロアンコール、「タンゴ・アン・スカイ」も聞き応え。
そもそもオーケストラ+ギター演奏っていうのも珍しく、生ギター自体新鮮。
また最後のアンコールのドヴォルザーク「スラブ舞曲」も、出だしのメロディが聞き覚え、ゆったりしみじみ、心洗われる・・という感じ。
母は、例によって余り聞こえなかったけれど、補聴器を外してみた方がまだ聞こえやすく、、一部聞き覚えあるような所もあった、そうで、それは+な発見かも。
そういう所で「アランフェス・・」、ギターの音色、「スラブ舞曲」と、なかなか充実感、という今回でした。
関連サイト:フィルモア合奏団 公演会情報