先日、「海を見ていた午後」の歌詞が登場、の倉橋由美子の「ヴァンピールの会」読了。
これは20篇の短編集「倉橋由美子の怪奇掌篇」中の最初の作品。<(C)(株)新潮社↓>
3月頃、家の本置き場で見かけて「暗い旅」単行本をふと読み返した時、何気なく倉橋関連を検索中に発見。
4月初旬図書館にリクエストして届き、取りに行こうとしたまさに前日に、緊急事態宣言で、貸し出しサービスも休止になって、ずっとお預け。。先日ようやく再開で、遅ればせながらゲット。
「ヴァンピール」はvampire=吸血鬼。作品自体は10ページ程度。
主人公は湘南の海を見下ろす高台にレストランを建てた初老らしき男性、木原。
彼は、ふと耳にした「海を見ていた午後」の♪「ソーダ水の中を貨物船が通る」のくだりがひどく気に入って、そのレストランにも、広いガラス張りの壁面の部屋を増設。
そこで定期的にワイン・パーティを催す10人位のハイソっぽいグループは実は・・そして木原自身も・・。
まあ優雅で怪しげなグループ、怪奇モードも結末さておき、やはり秋の晴れた午後、光を受けて輝く海の描写など、ドルフィンを思わすレストランの描写、が印象的。
グループの一人の女性が歌詞をもじって、「ワインの中を、ほら、漁船が通る」とつぶやいて笑いを取るシーンなどもあったり。
他の短編もパラパラめくってはみたけれど、余り食指が動かず未読。
倉橋女史とユーミン繫がり、というのは初耳でだったけれど、ちょっとした、変わり種オマージュ作品?という感じ。

「暗い旅」は、読んだのは多分10代の頃。<(C)学芸書林→>
作品中ずっと「あなた」と称されるヒロインが、突然失踪したフィアンセ(との思い出)を辿って鎌倉~東京~京都を巡る、幻想的ロマン感触の覚えあったけれど、
読み返してみて色々、やや淫靡なセクシャル描写、ヒロインとフィアンセとのエスプリ効いた知的会話部分など、再発見。

その割には、数日前、本棚でこの文庫 本も発見。
多分、そう真剣には読み込んではいな ったものの、
京都を描いていても、現実感薄い異国 のような、この作品に漂う朧げなムー ドが気に入っていたのだろう、と。<(C)(株)新潮社↑>
まあひょんな所から、今にして知ったユーミン関連本発掘、でした。
関連サイト:amazon 「倉橋由美子の怪奇掌篇 / 倉橋由美子」、amazon 暗い旅 / 倉橋由美子
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