やはり図書館で発見、沢木さんの1枚の写真+文章本「旅の窓」(’16) の続編、「心の窓」読了。<(C)(株)幻冬舎↓>
こちらは単行本だったので、文庫の「旅の窓」より写真が大きく見やすかった。
やはりそれぞれ、沢木目線に留まった各写真+目線に留まった理由を表すあっさり、温み漂う沢木文体、読みやすく好感。
それにしても沢木さん、結構前のなのか?近年の写真なのか?
世界各地にぶらり旅に出向いているフットワークにも感心。
これが日本国内の写真+文章版でも、それなりに味わいはあるのだろうけれど、
やはり異国の風物、人物の1コマ、というのが趣深い感じ。
特にこれ、という印象深いページはなかったけれど、あえて選ぶなら、表紙の「キューピーさん」。
ヴェニスで沢木さんに近寄ってきた女の子。
この写真だけだと、キューピー人形を抱いた、ピンクが似合う可愛い子、の印象だけど、
イスラムの黒い二カーブというマントを羽織った母親らしい女性に連れていかれ、
沢木さんは、あの女の子も、成長後は二カーブで顔を隠さなければいけないのか、と少し胸が痛んだ、というくだり。
ブルガは知っていたけれど、二カーブというのは初耳、
どちらも目以外の全身を覆うベールだけれど、
ブルガは目の部分も網状の布で覆われている、という違いのようで。
それと、フィンランドのヘルシンキ~エストニアのタリン行のフェリー、
その後方らしきデッキにいる車椅子の老女、その前に広がる大海原の「白い航跡」。
沢木さんは、この老女が見ていたのはたぶん船の白い航跡、
でも本当に見ていたのは、そこから浮かび上がる自分の人生かもしれない、と考察。
またこのシリーズ、続けばいいのだけれど。という1冊でした。
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