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Something Impressive(KYOKOⅢ)

HACHI 約束の犬(’09)

先日、新宿ピカデリーで見ました。リチャード・ギア主演、日本のハチ公実話をハリウッド映画化、とのことで、やや気になった作品でしたが、一緒に出かけてた母がCMで見て良さそうと気になっていたようで、ということもあり「宇宙へ。」に続いて見てきました。

リチャード・ギアは、スクリーンでは、ボブ・ディランの一面でアウトローを演じた「アイム・ノット・ゼア」('07)以来、その前は「Shall We Dance?」('04)で、日本版リメイクでやはり日本関連だったのでしたが、「アイム・・」では渋味、「Shall We・・」やDVDでの「綴り字のシーズン」('05)では相変わらずダンディ、と思った覚えでした。

今回、姿を見てさすがに年はとってきた、と思いましたが、駅でのふとした出会いから愛犬となったHACHIとの、一体感の温みある交流が自然体で、こういう役柄にもフィットするような域に、とは少し感慨でした。

舞台を東海岸のシックな郊外の街に移して展開、最初は敬遠しながらも、夫パーカー(ギア)とHACHIを見守る妻ケイト役はジョーン・アレン、私はDVDで見た「ママが泣いた日」('05)以来でした。

9/21追記:冒頭日本の山奥の大きな寺、そこからHACHIがアメリカに運ばれていき、途中の駅で迷い犬になって、パーカーとの出会い、でしたが、彼が検索していて、秋田犬は4千年の歴史で、人間とパートナーになった最初の動物、等というくだりもあったりして、

秋田犬は、人間に気に入られる事には興味がない、とか、そういう説明をパーカーにしてたのは、大学の同僚教授の日系アメリカ人ケンで、とっさに浮かびませんでしたが、演じてたのはケイリー=ヒロユキ・タガワで、「SAYURI」('05)でさゆりに目をかけてた男爵役、「ヒマラヤ杉に降る雪」('99)にも出ていたのでした。

ギアとケイリーの剣道シーンもあったりして、ギアと日本といえば、黒澤作品「八月の狂詩曲」('91)にさかのぼって、本人も日本好きという流れも起用にあるのかも、と。この作品は邦画「ハチ公物語」('87)のリメイク、とのですが、設定や俳優にしても、全く異国での別種の犬物語にアレンジでなく、実際の日本の秋田犬ハチ伝説への敬意、というのが感じられました。

HACHIは自分に愛情を注ぐパーカーになつきはしても、犬のお決まりの、ボールをくわえて持ってくる、という芸は、促されてもしようとしなかったのですが、這いつくばって身をもって教えるパーカー、その姿にケイトも娘アンディ(サラ・ローマー)もあ然、苦笑、でもそういう夫の姿に、HACHIを敬遠してたケイトの心も動かされて、という所でしたが、

ベテラン風格をかなぐり捨てた、そういうギアの演技には、一瞬私もやや驚きましたが、後でパンフで「世間が思う私のイメージとは違う作品かもしれない、でも、脚本を読んで赤ん坊のように泣いてしまった」等とあって、それだけの、ピュアな打ち込み方は滲み出てたかのようなシーンでした。

そういう誇り高いHACHIが、ある朝、初めてその芸をためらいなく見せた異変は、当初、夫婦間の絆を感じ、自分の存在をアピールしたい、という表れかと思ったのですが、それが実質、突然の別れの朝になった事を思えば、彼なりに、何らかの不安を感じ取っての必死の行動だったかと、何とも切なく、

その後はやはり、帰らぬ主人を駅前のお決まり場所で、待ち続ける姿、その何気ない後姿にも、ホロリとさせられるものがありました。人間だと、死別に悲しんだ後、亡くなった人の分まで幸せに、等という風に、という心の動きも、ある意味自然なメカで、このHACHIにしても、保身というか、我が身を大事に思うなら、駅通いなどはせず、愛情持って飼ってもらえるアンディ一家の元にいればいいものを、という所ですが、

犬によって多少性格もあるのかもしれませんし、主人がもはやいないと感じはしつつ、人間のように”死”へのリアルな感覚は持てないにしても、改めて、そもそも実在したハチの、一旦紡いだ絆がそう器用には断ち切れず、やはり傍目いくら無為でも、待ち続けることしか出来ない、という理屈抜きの純粋な忠実さ、が偲ばれました。

また、駅周辺の人々、駅長(ジェイソン・アレクサンダー)、ホットドッグ屋(エリック・アヴァリ)、本屋の女店主(ダヴェニア・マクファデン)、レストランの夫婦らが、駅に暮らすHACHIを見守る緩やかなコミュニティという感で、

もし現代の渋谷で、第2のハチのような犬がいたとして、はたしてそういう穏やかな見守り方がされ続けられるのか、ちょっと判りませんが、何だかこの劇中のこじんまりした駅前の雰囲気は、テンポ速く世知辛い現代のオアシスのようで、好感持てました。

9/22追記:この作品のラッセ・ハルストレム監督は、ギアの旧友で愛犬家、とのことで、やはり少年と愛犬を描いた「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」('85)の監督でもあったのでしたが、今回、HACHIの目線での、モノクロ映像の挟み方等も、言葉のない代わりというか、印象的でした。「マイ・ライフ・・」は未見でしたが、以前の作品では「ショコラ」('00)は見ていて、ビノシュの柔らかい物腰の雰囲気も良かった作品でしたが、舞台だった、やはりこじんまりした村のムードを思い出しました。全編のピアノ音楽も、さり気なく、フィットしてたと思います。

9/23追記:後半ちらほらツボはあったのですが、一番印象的だったのは、家も手放していたケイトが久方に町にやってきて、駅前で、老いたHACHIの姿を見て感慨、まだ、待ってるのね、と静かに話しかけ、次の列車まで一緒に待っていていい?と寄り添っていた所で、何だかジーンとくるものがあったりして、そう大きな感動期待で見た、という訳ではなかったのでしたが、思えば「フラガール」以来かの感涙作になりました。

HACHIに愛情を注いだパーカーの人柄の背後には、このケイトや娘アンディもいて、この一家の絆のあり方もほんのり好感でしたが、ジョーン・アレンは改めて、華のある、というタイプではなくても、今回も心の機微の表現の味感じました。

母はこの作品は、犬は人間からの愛情に、人以上に敏感な所もあるんだろう、犬の色々な感情の表現とかよく出ていた。何匹かでうまく表しているんだろうけれど、見事だった。人間とはまた違うけれど、犬の気持を思うとグッとさせる場面もあって、美しい物語だった、等と言ってました。

近年犬物語、というと、私は見たもので「クイール」「いぬのえいが」「南極物語」「ベートーベン2」「犬と私の10の約束」等浮かびますが、やはりこの「HACHI・・」が一番インパクト。以前「ホワイト・プラネット」の際、自分の動物映画ベストを書いていて、ベスト1は「皇帝ペンギン」、犬物語ではオリジナル「南極物語」('83)を一番上に挙げてましたが、今回、ギアの熱演もあって、この作品をトップにランクインしておきたいと思います。

先日「宇宙へ。」でも触れてたのですが、たまたま同日続けて見て、科学ドキュメンタリーとしみじみ系の動物物語、テイストは全く違いつつ、どちらもいわばシンプルで率直なテーマ、ではあって、「HACHI・・」が後の順序も良かったのかもしれませんが、日常を超えた果てない広がり、混じり気ない気持・愛情のあり方とか、何だかセットで味わいあった鑑賞でした。

関連サイト:http://www.hachi-movie.jp/http://www.paoon.com/film/msszdfjwh.html
関連記事:綴り字のシーズン(’05)「SAYURI」(’05)ママが泣いた日(’05)「アイム・ノット・ゼア」(’07)「クイール」(’04)「いぬのえいが」(’05)「南極物語」(’06)ベートーベン2(’93)「犬と私の10の約束」(’08)「ホワイト・プラネット」(’06)

HACHI 約束の犬(’09)_a0116217_175814100.jpg

                    <’90年4月、ボストンにて>
Tracked from 悠雅的生活 at 2009-09-24 14:00
タイトル : HACHI 約束の犬
冬の夜、ベッドリッジ駅で、彼らはお互いを見つけた。... more
Tracked from Beinthedepth.. at 2009-09-24 14:31
タイトル : 「HACHI 約束の犬」試写会、感想。
何だろう? 先の展開は読めて、分かっていても、ストーリーテリングが予定調和過ぎていても、やっぱり、動物物は、すっごい安易ですけど、何度も言いますが、「分かっていても」泣けます。結局、犬って、喋らないじゃないですか? だから、人とのコミュニケーションも一...... more
Tracked from Akira's VOICE at 2009-09-24 16:32
タイトル : HACHI 約束の犬
泣いてもうたワン。。  ... more
Tracked from とらちゃんのゴロゴロ日記.. at 2009-09-24 17:45
タイトル : HACHI 約束の犬 日本語吹き替え版
秋田犬(あきたいぬ)は主人に忠実な犬で、風格を持っている。その誇り高い秋田犬HACHIが、主人のパーカー教授(リチャード・ギア)に示す愛おしい表情はどんな名優の演技もしのぐ。犬の視線や色彩感覚を模したカメラアングルが、HACHIの心情をしっかりと描き出している。... more
Tracked from 筋書きのないドラマ、筋書.. at 2009-09-24 17:55
タイトル : まさかの号泣 「HACHI 約束の犬(字幕)」
不覚。 まさかこんなにやられるなんて……{/大汗/} 以下の理由で、そんなことはあり得ないはずだった。 1.あざとく泣かせにかかるとわかる映画はシラケてしまうひねくれ者なので、泣けない。2.幼児体験から、犬があまり得意ではない。3.観る前からストーリーはほぼ...... more
Tracked from めでぃあみっくす at 2009-09-24 19:42
タイトル : 『HACHI 約束の犬』
予告編の段階から号泣でしたが、いざ本編を見てみるとさほど号泣することはありませんでした。でもそれは決してこの映画が物足りないと感じた訳ではなく、犬に対する愛と敬意がしっかりと詰まった内容に悲しい感情ではなく温かな感情が私の心を覆ったからなんです。 個人的....... more
Tracked from なりゆき散策日記 at 2009-09-24 20:03
タイトル : 「HACHI約束の犬」みました
水曜日はレディスデー。Hachi約束の犬公式ストーリーブックおわってしまうと「Hachi約束の犬」を急遽座席指定していきました。 以前から映画の予告編で気になっていたのだけど。 運よく7月にリチャード・ギアさまが来日して昼の「笑っていいとも!」に戸田奈津子さんと...... more
Tracked from 映画のブログ at 2009-09-24 20:09
タイトル : 『HACHI 約束の犬』の約束は?
 パーカー・ウィルソン教授を演じたリチャード・ギアは、「忠犬ハチ公」に違和感を覚えたという。 ---  日本人にはなじみ深い忠犬の物語だが、ギアは「教授とハチの関係は、忠義心という尺度だけでは測りき...... more
Tracked from ノルウェー暮らし・イン・.. at 2009-09-24 21:33
タイトル : 「HACHI~約束の犬」やっぱり秋田犬
世界で一番可愛いのは、やっぱり秋田犬だろう。 そして、世界で最も忠犬なのは、ハチ公と南極観測基地のタロとジロなのだ。... more
Tracked from 水曜日のシネマ日記 at 2009-09-24 21:43
タイトル : 日本の心。『HACHI 約束の犬』
8月8日に劇場公開される映画。主人の帰りを待ち続ける忠犬ハチ公の姿をアメリカを舞台に描いた作品です。... more
Tracked from cinema!cinem.. at 2009-09-24 22:07
タイトル : 『HACHI 約束の犬』
上映時間が短い作品でもあったので、うまく時間の都合がついた時に観られるっていう意味では間をぬって観られた、『HACHI 約束の犬』。 犬を題材にした作品って、犬好きにはたまらないですね。 ******************** 長年日本人に愛されてきた感動の実話“ハチ公物語”... more
Tracked from 銅版画制作の日々 at 2009-09-24 22:17
タイトル : HACHI 約束の犬◇Hachiko: A Dog's ..
ベッドリッジ駅、午後5時。駅にはいつも君が待っていた。ハチ〜〜!と呼ぶリチャード・ギアの声が耳に残ります。 8月20日、MOVX京都にて鑑賞。毎月20日はMOVXディーということで、1000円で鑑賞できるので、仕事の帰りに行きました。日本人に愛された感動の実話“ハチ公物語”がアメリカでリメイク。主演のリチャード・ギアは製作にも関わっています。ということで、物語の舞台は東京からアメリカ東海岸の架空の街へ・・・・。 私生活でも愛犬家のような気がするリチャード・ギア。 STORY(日経トレンディネット...... more
Tracked from 流れ流れて八丈島 at 2009-09-24 22:53
タイトル : 試写会「HACHI」
今晩の夜船で八丈に里帰りしますが、その前に試写会を一本観ます。よみうりホールで「HACHI」です。この映画、すでに賛否両論分かれてるので、ちょっと不安だけど、元の「ハチ公物語」が大好きなので、一応観てみます。レビューは明日、島に着いてから追記します。【...... more
Tracked from SOARのパストラーレ♪ at 2009-09-24 23:03
タイトル : 『HACHI 約束の犬』・・・犬と人間の主従を超えた友情..
正直DVD待ちでもいいかなと思い始めていた先週半ば、NHK朝のニュース枠内でリチャード・ギアのインタビューがあり、出社前の忙しい時間帯だったがついつい見入ってしまった。彼の話すこんな趣旨の言葉にとても惹かれたのだ。... more
Tracked from 映画通信シネマッシモ☆映.. at 2009-09-24 23:40
タイトル : HACHI 約束の犬
日本人なら誰もが知っている忠犬ハチ公の物語を、米国郊外に舞台を移してリメイク。ベタな演出は極力控えながらもハートウォーミングな物語になった。駅で大学教授のパーカーに保護された迷い犬の子犬はハチと名付けられ元気に成長する。ハチは毎日5時になると駅にパーカー....... more
Tracked from だらだら無気力ブログ at 2009-09-25 02:02
タイトル : HACHI 約束の犬
渋谷駅で毎日主人の帰りを待ち続け、主人が職場で急逝した後も主人の帰りを 駅で待ち続けたハチという秋田犬の物語を日本からアメリカに舞台を移し、 リチャード・ギア主演で映画化。アメリカ、郊外にあるベッドリッジ駅に日本から送られてきた秋田犬の子犬。 カゴに入れら..... more
Tracked from ようこそMr.G at 2009-09-25 02:29
タイトル : 映画 「HACHI 約束の犬」
映画 「HACHI 約束の犬」... more
Tracked from 佐藤秀の徒然幻視録 at 2009-09-25 09:07
タイトル : HACHI 約束の犬
公式サイト。原題:Hachiko: A Dog's Story。邦画「ハチ公物語」のハリウッド・リメイク。ラッセ・ハルストレム監督、リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー、エリック・アヴァリ、ダヴェニア・マクフ...... more
Tracked from NiceOne!! at 2009-09-25 12:07
タイトル : 『HACHI約束の犬』 (2008)/アメリカ
原題:Hachiko:ADog'sStory監督:ラッセ・ハルストレム出演:リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー試写会場 : 松竹試写室公式サイトはこちら。<Story>アメリカ東海岸。郊外のベッドリ...... more
Tracked from 象のロケット at 2009-09-25 16:21
タイトル : HACHI 約束の犬
アメリカ郊外のベッドリッジ駅で、帰宅途中のパーカー・ウィルソン教授は秋田犬の子犬を偶然保護する。 「ハチ」と名づけられた子犬は、いつからか毎朝駅までパーカーを見送り夕方5時になると出迎えるのが日課となった。 駅に集まる人々の心も和ませていたハチ。 その幸せはずっと続いていくと思われたのだが…。 実話をもとにした忠犬物語ハリウッド版。... more
Tracked from Diarydiary! at 2009-09-25 19:57
タイトル : HACHI 約束の犬
《HACHI 約束の犬》 2008年 アメリカ映画 - 原題 - HACHIKO... more
Tracked from ヨーロッパ映画を観よう! at 2009-09-26 00:16
タイトル : 「HACHI 約束の犬」
「Hachi 」2009 USA パーカー教授に「綴り字のシーズン/2005」「ハンティング・パーティ/2007」「アイム・ノット・ゼア/2007」「最後の初恋/2008」のリチャード・ギア。 妻ケイトに「きみに読む物語/2004」「ボーン・アルティメイタム/2007」のジョーン・アレン。 娘アンディにサラ・ローマー。 友人ケンに「パール・ハーバー/2001」「SAYURI/2005」ケイリー・ヒロユキ・タガワ。 監督は「ショコラ/2000」「シッピング・ニュース/2001」「カサノバ/...... more
Tracked from 京の昼寝〜♪ at 2009-09-27 22:34
タイトル : 『HACHI 約束の犬』(吹替版)
□作品オフィシャルサイト 「HACHI 約束の犬」□監督 ラッセ・ハルストレム □脚本 スティーヴン・P・リンゼイ □キャスト リチャード・ギア(声:北大路欣也)、ジョアン・アレン(声:真矢みき)、サラ・ローマー(声:高島 彩)、ダヴェニア・マクファデン(声:柴田理恵)、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー、エリック・アヴァリ■鑑賞日 8月9日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 渋谷駅前のハチ公に悲しくも愛しい物語があることを、待...... more
Tracked from とりあえず、コメントです at 2009-09-28 07:32
タイトル : HACHI 約束の犬
日本から遥々アメリカへとやってきた秋田犬の一生を描いた作品です。 観る前はどうかなあと思っていたのですけど、“忠犬ハチ公”をモデルに さらりとした一遍の詩のような雰囲気の物語を創り出していました(^^) ... more
Tracked from 映画な日々。読書な日々。 at 2009-10-02 22:25
タイトル : 『HACHI 約束の犬』 試写会鑑賞
アメリカ、郊外のベッドリッジ駅。寒い冬の夜に、迷い犬になった秋田犬の子犬を保護したパーカー・ウィルソン教授は、妻ケイトの反対を押し切って子犬を飼うことに。首輪のタグに刻まれていた漢字から、ハチと名づけられた子犬は、パーカーの愛情を受けてすくすくと成長して... more
Tracked from ★試写会中毒★ at 2009-10-12 09:48
タイトル : HACHI 約束の犬
満 足 度:★★★★★★★☆☆☆    (★×10=満点)     シネマメディアージュ にて鑑賞  監  督:ラッセ・ハルストレム キャスト:リチャード・ギア       ジョーン・アレン       サラ・ローマー       ケイリー=ヒロユキ・タ... more
Tracked from 心の栄養♪映画と英語のジ.. at 2010-02-10 10:07
タイトル : 「HACHI 約束の犬」
う〜〜〜ん♡ HACHIが可愛い!!!... more
Tracked from 単館系 at 2010-02-10 23:07
タイトル : HACHI 約束の犬
フジテレビジョン50周年記念作品。 ハチ公物語のリメイク。 字幕版を鑑賞。 ハチ公物語は渋谷が舞台だったですがこの作品では架空の土地が 舞台。 ご主人がハチと名前を決めるシーンで首輪に「八」と庚..... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2010-05-29 18:17
タイトル : 『HACHI 約束の犬』'08・米
あらすじ郊外のベッドリッジ駅で秋田犬の子犬を保護した大学教授のパーカーは、その子にハチと名付けて飼い始めるが・・・。感想言わずと知れた『ハチ公物語』のリメイク。日系3世...... more
Commented by KLY at 2009-09-26 01:15 x
実に上手くリメイクしてくれたなぁと思います。
リチャードが本当に犬が好きで、日本をちゃんと理解してくれて
いることが嬉しく思いました。
日本のハチ公の忠犬ってイメージとはちょっとちがって、あくま
でもBESTフレンドって感じでしたが、それはそれでやっぱり
感動でしたし。ただただパーカーのことが大好きだったハチ、
その気持ちを町の人がみんな解っているのがまた涙をさそわ
れます。
余談ですが『八月の狂想曲』は黒澤晩年の作品の中で一番
印象深くて好きな作品なんです。雨の中傘をお猪口にしながら
走るおばあさんとBGMの「野中のバラ」の曲は忘れられないです。
Commented by MIEKOMISSLIM at 2009-09-26 17:10
KLYさん、コメント有難うございます。やはりパーカーとHACHIの関係は、多分オリジナルの”忠犬”のイメージよりは、ラフに描いているにしても、垣根のない自然な一体感のような感じもあって、周囲の人々の、適度な距離の視線の温かみも良かったですね。

「八月の・・」のラストで、豪雨の中お婆さんが迷走+「野中のバラ」のシーンは、映像的にもインパクト残っています。この時、ギアは片言の日本語で、長崎で原爆の傷跡に心配りする日系人役、東洋・日本に関心あって心情に寄り添おうとする俳優ならではという面も、で、今回のハチ伝説作へのルーツの1つ、にも思えました。
Commented by YOSHIYU機 at 2010-05-31 07:32 x
コメントありがとうございます。

日本通のギアと日系人のタガワ氏ですが、剣道は
防具を付けてするものだとは知らないようですね(笑)

実際のハチ公は、映画のように温かくは見守られず
イタズラされたり、イジメられていたようです(^_^;)
それを見かねた記者が、忠犬の記事を書いてからは
チヤホヤしてもらったそうですけど。
Commented by MIEKOMISSLIM at 2010-05-31 17:38
YOSHIYU機さん、コメント有難うございます。序盤とか、アメリカ~日本ギャップの、突っ込み部分もあったですね、ご愛嬌、という所でしょうか。

実際のハチには、冷遇もあったようですね。それでも忠犬であり続けたから、伝説までに、という所もあったのかと。この作品では、アメリカ舞台でも、周りも適度な温かさで描かれてたですね。
by MIEKOMISSLIM | 2009-09-19 00:00 | 洋画 | Trackback(29) | Comments(4)