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クリスマスの約束

一昨夜、恒例の小田和正「クリスマスの約束」、オンタイムでTV点けてはいましたが、やや忙しなく”ながら”だったので余り集中出来ず、改めて録画で見直しました。見始めて4回目、今回、前代未聞、最多20組34人のゲスト、

各人の歌をメドレー合唱、という企画を聞いた時には、この番組は、そんなに派手でなくていいから、やはりオフコース時代の中心で、小田さんの歌を多く聴きたい、と思ったのですが、見終わってみると、なかなか感動もの、ではありました。

小田さん個人の発想段階で描いていた、何かに辿り着けるはず、という、抽象的でも強い思い入れが、紆余曲折ありながら、参加ミュージシャン達の協力で、段々具体的な形になっていって、という様子、

やはり純粋さを貫く頑固さ、のような所を改めて感じたり、夏の井上陽水特番で「陽水は何処にも辿りつきたくないタイプで、僕は辿りつきたいタイプ」等とコメントしていた事とか、思い出したり。

オープニングは小田さんソロでの「風のように」。そして、今回の企画の「小委員会」メンバー、スターダスト・レビューの木根要、スキマスイッチの大橋卓弥、いきものがかりの吉岡聖恵がステージに登場、小田さんと「きよしこの夜」、山下達郎の「クリスマス・イブ」を歌い、思えばそれが唯一、今回参加はなかったミュージシャン曲、でした。

その後、回想映像で、第1回、ミュージシャン達にアクセスはしたものの参加者はなく、1人での出演、「ひこうき雲」を弾き語り、の小田さんの姿。小田さんのユーミンカバーは、この時の音源がYou tubeにあったので、改めて聞きましたが、今回初耳。やはりこの番組に、ユーミン、というのは、無理あるのかもしれませんが、今回出演の財津さんと3人ユニットでの「今だから」もあった事等思えば、で、もし実現すればきっとそれなりに感動的、とも。

そして、今年夏頃再び手紙でのアクセスから始まって、そもそもこの企画の意義はあるのか?というような、根本的な所からの議論、練習、流れの映像、そして当日の幕張でのステージ本番、小田さんの「この日のこと」で始まり、21曲、タイトルは長さそのままの「22’50”」。

各曲の当シンガー+他のシンガー達がコーラス、で次々リレー方式、私が知っていたのは、登場順で「TRUE LOVE」(藤井フミヤ)、「ロマンスの神様」(広瀬香美)、「明日、春が来たら」(松たか子)、「夢で逢えたら」(鈴木雅之)、「ハナミズキ」(一青窈)、「翼をください」(山本潤子)、「YES・YES・YES」(小田さん)、「Jupiter」(平原綾香)、「涙そうそう」(夏川りみ)、「青春の影」(財津和夫)。

初耳でしたが、佐藤竹善の「La La La」、また「明日がくるなら」という曲を歌ってたJUJUという女性シンガーが、宇多田ヒカル系、という気もする哀愁ボイスで、ちょっとインパクト。誰はこの曲の方が、というのは、唯一、小田さんはやはり「YES・YES・YES」ならば「ラブストーリーは突然に」、オフコース曲なら出来れば「哀しいくらい」、せめて「眠れぬ夜」にして欲しかった、と。

ラスト、感極まった小田さん、その後の各参加者一口コメントで、同年代の山本潤子が、小田さんに、アレンジの苦労を労ったりして、「小田君の涙を見たのは2回目・・」と言ってましたが、私も知る限り、鈴木さんがオフコース脱退時の武道館ステージ、以来でした。

コメントでは、やはり同年代の財津さんが、若者と交流出来て良かった、でも自分の加齢臭は大丈夫か心配だった、等と言ってうけてたり、フミヤが「役者と違ってミュージシャンは個人プレイだけど、こういう風に、一丸となって、という企画は、日本音楽史上初めてじゃないか、という価値が」、とか、松たか子が「こういう事を思いつく小田さんは、変わってるけれど悪い人じゃないと思う」、等とコメントしてたり、

この企画に難色示していた若手も、小田さんが言っていた、やってみて初めて辿り付ける所、というのは、こういう事だったんだ、と体感で納得、ラフにですが敬意を表してたこと等、印象的。当の小田さんは、言いたい事は色々あっても、言葉にすると、こぼれていきそうで、今回は語りたくない、と、いつになく感無量、という感じでした。

1人きりから始まったこの「クリスマス・・」での、理想形の1つ、という思いもあったと思うのですが、ベテランが若手のバックコーラスをしたり、若手が往年の名曲「翼をください」「青春の影」「夢で逢えたら」をサポートしたり、キャリアや”格”を越えて、というのが、何だか少し感動的でもあって、

互いを認め合っていかないと進歩がないんじゃないか、とつぶやいていた小田さんのコンセプトが、まさにそのまま形になって、単なるメドレーではない密度の濃さ、で、物理的に無理とは思いますが、「紅白歌合戦」等も、こういう形なら、ともふと思ったり。

最後は「たしかなこと」合唱で締め。小田さん・オフコース曲は少なかったですが、今回プロデュース側、的でもあった小田さんの、"気持"のようなものが漂ってて、前回までとはちょっと違う、感慨でした。

関連サイト:http://www.tbs.co.jp/program/christmaslive_2009.html
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                    <近所のクリスマスツリー>    

by MIEKOMISSLIM | 2009-12-27 00:00 | 音楽 | Trackback(3) | Comments(0)
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「KYOKO」は’02年に映画掲示板にスレッドを立てた村上龍監督、高岡早紀主演映画で、当ブログはそのスレッド、次のブログに続いての3代目です。マイペースで、長年ファンのユーミン関連初め音楽、美術展、仕事、グルメ(食事)、映画、本、日常、旅のことなどアップしてます。


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