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私は、マリア・カラス(’18)

先日11日(火)、神保町の一ツ橋ホールで、昨日公開の「私は、マリア・カラス」試写会、「いい加減な・・・」ブログのいい加減人(Yamato)さんとご一緒して鑑賞。

手掛けたのは、これが初の長編作品らしい、初耳だったトム・ヴォルフ監督。

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レジェンド歌姫マリア・カラスの舞台パフォーマンスやインタビュー、生活ぶりの映像、手紙、等でのドキュメンタリー。<チラシ表→>

手紙の朗読は、以前「永遠のマリア・カラス」という作品でマリア役を演じたらしい、ファニー・アルダン。

マリア・カラスって、有名スターとして名前は馴染みだけれど、思えば本人の歌声、姿、代表曲って特に具体的に浮かばず、だったけれど、

今回、圧倒的な声量、美声での滑らかな歌いっぷり、海運王オナシスとの華やかかつ波乱の恋愛沙汰もあり、押しも押されぬ大スターだったゴージャスな様子や、

反面、興行面でいわれなきバッシングを受けたり、長年の関係を築いていたオナシスの仕打ちによって深く傷つく、繊細な人間、女性としての面など、

こういう人だったのか、と大まかなことが今にして判った、という所。


12/23追記:そもそも自らの意志ではなく、その並みならぬ才能を活かそうとした母親の教育方針のたまもので歌手になったのだった、ということだけど、

印象的だったのは、やはりまず彼女の声帯=一つの名楽器、というような完璧というか見事な歌唱シーン、特に聞き馴染みの「カルメン」の「ハバネラ」とか。



今回歌に合わせ出た字幕で、漠然としたイメージ通り女側から相手を手玉に取る的な、まさにそういう内容だったのだ、と。

それと、体調的に不安定で、歌手としてのキャリアよりも女性として幸せならば、と、

愛するオナシスを頼る気持ちに傾く節の切々としたラブレターらしき手紙があったけれど、

その思いは受け入れられず、それどころか、彼とジャッキーの結婚を新聞で知った、という衝撃。

私はこのオナシスとジャッキーカップルについても初耳、この後日談も続いたけれど、

何ともゴージャスというか、濃いキャラクター3人の三角関係があったのだった、と。。

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でもマリアはその当時の大打撃から、不死鳥のように再び歌い、活躍し始めて、というのが、

やはり並外れた歌姫としての底力あっての人生の危機脱出、だけれど、ある種の孤独な宿命という感もあってじんわり切なかったり。<チラシ裏↑>


そういう所で、ほとんどその名を知るのみだったマリア・カラスの、実際の圧巻の歌唱シーン、そして人生の機微を味わえて、


故人題材のものとしては、当時の数々の映像、(個人としての尊厳を損なうというラインは、まあ越えてなさそうな)手紙など、

細部の取材で構成されていた音楽ドキュメンタリーで、満足でした。



by MIEKOMISSLIM | 2018-12-23 00:07 | 洋画 | Trackback(1) | Comments(2)

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(’17)

先日28日(土)、一ツ橋ホールで明日4日公開の「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」試写会、

案内状が届いていて都合も合ったので、「いい加減な・・・」ブログのYamatoさんとご一緒して見てきました。


思えばこれまでフィギュアもの、といえば、ナンシー・ケリガン自身もチラッと出演してたのだった、コメディ「俺たちフィギュアスケーター」を見ていた位。

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今回のは、かの’94年ケリガン襲撃事件題材で、ハーディングの幼少期からの波乱含みの人生、核心となる事件への絡み具合、その後の顛末など、

まあドキュメンタリーではないし、全くの事実か?というのはあるけれど、<チラシ↑>

今にして、あのショッキング事件の内幕って、大まかにはそういうことだったのか、という、展開に引き込まれる構成、

不遇な境遇から、突出した才能、バイタリティで栄光に向けて昇りつめつつ、事件で失墜したハーディング自身、その母、事件の首謀者達の色んな意味で強烈なキャラクター。

まあ何分主人公がハーディング、女子フィギュア界舞台でも、優雅さというのはほぼ期待してなかったけれど、思った以上に結構キツい後味、という感じ



ハーディングの境遇ってこんなだったのだ、と今回知ったけれど、貧しい家庭、

アメリカのフィギュア界で求められるハイソっぽい装い、毛皮のコートなどなく、父が狩りで仕留めたウサギの皮を剥いでの物笑いにされた手作りコートや、

才能で頭角を現した頃でさえ、折々彼女自身が衣装を縫って作るシーン、など、何だか切ないものが。


父が家を去り、残された彼女と厳格、暴力的な母ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)の砂を噛むような生活。

巡り合った恋人~夫ジェフ(セバスチャン・スタン)とも幸福な時期はありつつ、次第に彼のDVに悩まされ、それに反撃するワイルドな彼女の姿もあったけれど、

結局離れつよりを戻したり、この夫との腐れ縁が、いかれた男ショーン(ポール・ウォルター・ハウザー)にも繋がって、問題のケリガン事件勃発、

彼女自身にも責められる行動はあるけれど、彼女自身も脅迫状を受け恐怖で試合を回避という状況で、

幼少期からの家庭環境、夫とのDV当然の暮らしなどで、凶悪犯的レベル、まで行かずとも彼女自身の感覚もマヒ~転落への道やむなし、という感じ。

そこら辺のドラマを、折々彼女自身や他の人物が、劇中インタビュー形式や、

シーンの途中、ふと観客に語りかけるように醒めた口調でサバサバと解説したり、というのも、何だかコミカルな味。


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それと印象的だったのは、やはりスケ―ティングシーン。<←チラシ裏>

氷上シーン以外でも、折に実際の当時の映像が織り込まれていて、エンドロールに流れたのは本物のハーディングの演技、

果たして主演女優のスケート能力ってどんなものか?というのも見る前の興味の一つで、

まあ回転シーンとか上手く映像テクニックを使っていたのだろうけれど、割と至近距離での演技シーンも多く、結構迫力、臨場感。

マーゴット・ロビーもなかなかの滑りっぷり、と見受けられ、幼少期のハーディング役マッケナ・クレイスもだけれど、それなりの素養はあたのだろう、と思っていたら、

フィギュア歴はなく、今回のために相当練習した、そうで、まあ元々運動能力はあったのだろうけど、なかなか大したもの。

ハーディングって、思えばアメリカ初のトリプルアクセル成功者、やはり彼女に優雅、繊細な魅力で勝負、といっても無理だったのだろうけれど、

改めて、まあその人生ともだぶるような、やはり伊藤みどり路線のダイナミック、力強いスケ―ティングで、それがこの作品の風味、にもなっていたような。

それと印象的だったのは、事件の後、涙の靴紐騒ぎがあったリメハンメルでの出番前、1人鏡の前で化粧を整える悲壮な表情や、

四面楚歌のハーディングを訪ねて来た母ラヴォナ、そこで距離があった母子の真の絆が・・と思われた所、いっそうハーディングの孤独が際立つ結果に、というシーン。

今回も、この監督クレイグ・ギレスピーもだけれど、俳優陣にも馴染みの名はなし、だったけれど、

後で、この母役アリソン・ジャネイは「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」で、ヒロインの母役だったのだった、と。

アリソンはこの演技でアカデミーとゴールデングローブ賞助演賞受賞、だったそうで、

マーゴットもハーディングの濃い味に加えて繊細さも醸し出す熱演だったけど、アリソンも確かにその個性に押されない、結構冷徹でキツい存在感。


あの事件後のハーディングって、何かプロレスやってたような?という覚えだったのだけれど、劇中ではボクサーをしてたり、現在7才の息子の母、というくだりもあって、それなりに人生をやっているようで。


まあやはり真央ちゃんや日本の主な女子選手達の、それぞれ苦労はあっても基本的に恵まれた環境、周囲の協力、という中からの、ひたむきでピュアなムード、などとは異質な世俗感満載な世界、

ハーディングを知ってる世代なら、おおよそ作品テイストの察しはつくだろうけれど、もし優雅さもあるであろう女子フィギュアもの感覚、で見たりしたら、後方から頭をガツンと殴られる、感じのアクの強いキツさ。

予想よりも、スケートシーンも含め、”あの事件”題材の人間ドラマ的に見応えあった、という異色作でした。

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<見る前に、近場のPRONTO九段下店でお茶、「つぶつぶいちごミルク」ドリンク、Yamatoさんは「ジャコ高菜スパゲティ」も。

サイトでチェックしてた「いちごミルクシフォンケーキ」この店にはなくて残念。>




関連サイト:アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル サイト
象のロケット 「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」

by MIEKOMISSLIM | 2018-05-03 17:01 | 洋画 | Trackback(4) | Comments(2)

被写体 / 三浦友和(’99)

先日、図書館から借りてた三浦友和のエッセイ本「被写体」読了。

これは少し前ふと、結婚前山口百恵が受賞の場で会場にかかってきた三浦友和からの電話で涙、の動画をYou tubeで見かけて、改めて何だかしみじみいいシーン、と感心、そういえば長らく気にはなりつつ未読だった、と思い出して読む気に。




近年の例によって、銀色夏生の「つれづれノート」シリーズと共に寝る前少しずつ、だけれど、読み易さもあって、気付けば結構一気に最後まで。


まあ読んでいる内に、ぼんやり覚えある三浦家への暴漢侵入事件など、本当に一歩間違えば大変な惨事になり得たような状況だったのだ、ということや、

今や2人共成長して芸能界にいるけど、子供の幼稚園入園の時の、夫妻とマスコミとの混乱、というか体を張っての攻防の、記憶より結構酷かった有様、などなど、

宿命的に「被写体」として追われる一家の想像以上のリアルな大変さ、と同時に、三浦友和という人が色々悩みつつも、彼女、子供を守ろうとする男気というか、一個人として地に足のついた姿勢が伺える文面に、

やはり百恵ちゃんが自身の輝かしいキャリアよりも、主婦になって一生を預けることを選んだ相手として、確かに見る目はあったかも、感しみじみ。

4/22追記:それにしても、当時のマスコミ包囲網の中、外に出ること=身の危険、という、例えるのも何だけどさながら”アンネ・フランク”状態だった百恵ちゃん。

無事長男出産、その子供の近い将来の幼稚園送り迎えのため彼女が運転免許をとろうとした際も、表現・報道の自由、という名目のもとで教習所に殺到したマスコミ。

ついに三浦友和の事務所から法務省の人権保護局、という所に働きかけて、各マスコミ機関に「勧告」してくれて、何とか殺到は止んだけれど、

彼の心中での、そういうお上からの勧告で、いともあっさり手を引くマスコミが「報道の自由」を唱える矛盾への憤り。

幼稚園入園式の際も、致し方なくその局に働きかけたけれど、事前に措置をとる行動は困難、と言われ、自分達だけで対応しなければならず、その結果があの騒ぎになって、夫妻、子供の心の傷になったこと。

出産の際などの、幾つかの夫妻のインタビューも、混乱を避けるため否応なく取らざるを得ない手段だった、とか、

一番印象的だった襲撃事件の直後の報道で、自宅の見取り図らしきものが紹介されたり、TVでのデリカシーのないゲストの言葉で百恵ちゃんが傷ついたり、

まあ、これは確かに「芸能人本」ではあるのだけれど、何だか「蒼い時」で彼女が三浦友和という人についての、出会った当時の割とぶっきらぼうな印象、飾らない率直なマスコミへの対応、のような節があったのが頭をよぎったりしたけれど、

これまで読んだ中でも、芸能界というある種特殊な世界に生きつつも、最も一般人感覚、で、(元)人気スターを取り巻く異様な状況を端的な文章で描いて世間に訴えたエッセイ本、という、ちょっと独特な後味の1冊でした。


                 <(C)(株)マガジンハウス>

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by MIEKOMISSLIM | 2018-04-18 00:40 | | Trackback | Comments(0)

さよなら、僕のマンハッタン(’17)

先週5日(木)、渋谷のユーロスペースで「さよなら、僕のマンハッタン」試写会、案内状が来ていて都合も合ったので、「いい加減な・・・」ブログのYamatoさんとご一緒して鑑賞。

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代表作らしい「(500)日のサマー」はタイトルを聞いたことがあるっていう程度、初見のマーク・ウェブ監督作。<チラシ→>

俳優陣も、ざっと見た所主演のカラム・ターナー初め馴染みの名はなく、Yamatoさんは割と色々出てる人もいる、とのことで、後で何人かはああ、あの見た作品に出ていたんだ、と分ったという感じ。

興味を引かれたのは、旅したことのあるNY舞台の青春(人間)ドラマ、ということと、

これまた馴染み曲ではなかったけれど、サイモンとガーファンクルの「ニューヨークの少年」という曲フィーチャー、という点で、原題も曲名と同じ「The Only Living Boy in New York」、



ちょっと期待したのは、もしかして「卒業」のように、他にもS&G曲が劇中流れてそれが甘酸っぱくストーリーと溶け合っているような?というようなことだったけれど、

実際は、これもS&Gのような?とは思ったけれど知らない曲はあって後で作品サイトの音楽欄で「Blues Run the Game」という曲だと判ったけれど、S&Gのはその2曲、

途中プロコルハルム「青い影」が流れたのは気付いて、他にはボブ・ディラン曲などあったようだけれど、私はそう音楽が印象的、という趣は特になく。

お話的にはまあ、ある程度のレベルのハイソ階級、そこそこ成功してる出版社の社長を父(ピアース・ブロスナン)に持つ、作家志望の青年トーマス(カラム・ターナー)の、恋愛、家族の過去の秘密も絡んだほろ苦さ+様々な心情混沌の青春もの、という感じ。



4/15追記:ちょっと鑑賞から時が経って、具体的には詳しく思い出せないけど、

上映後のトークショーで登場の、クラムボンというバンドの、映画通らしいミトも言っていたけれど、

作家志望青年が主人公、ということも関連して、ふとした科白が折に、人生観的に意味深いニュアンスがありそうだったり、

確かに再度、そういう所を気をつけて見れば趣も深まるかも、とは思う作品


でも今思い返して、この作品の後味としては、どうもトーマスと父の愛人ジョハンナ(ケイト・ベッキンセール)との接近~親密関係の唐突さ、節操無さっていうか、が今一解せない感じ。

当初は当然の流れ的に、精神的に不安定な母の状態もあり、家庭の平和を乱されるトーマスの憤り、だったのが、父との関係については彼女なりの言い分があり、愛人の立場なりの辛さがあるにせよ、

「あなたは私と恋人になりたいのよ!」的なニュアンスのことを当初から堂々言い放ち、その息子ともあっさり?というのが。。

トーマスが当初悩んでいた、半ばガールフレンドのミミ(カーシー・クレモンズ)との距離感などについて、的を得た大人のアドバイスしていた気がする謎の隣人ジェラルド(ジェフ・ブリッジス)も、

トーマスに、鼻から、彼女に近付きたいんだろう、と見越したような仄めかしがあって、やや?だったけれど、

いくらジョハンナが魅力的な女性だからといって、まあそういう複雑な立場の人間同士が、男女として結びつくまでの、それなりの心の機微というか流れが見えず。。

またまた結構な訳あり、だったジェラルド絡みの家庭の秘密、というのも、トーマスは懐深く受け入れて、というのも、そういうジョハンナとのことも経た上で、という含みを持たせ、

え、これで終わり?とあっさりラストを迎え、まあ青年の様々な青春の1ページ的なエピソード、という短絡的なくくり、

まあ結局純愛テイスト全う、で劇的エンディングだった「卒業」と比べても、とは思うのだけれど。


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いい面で、印象に残ったのは、精神的 に不安的でナイーブな母ジュディスを演じたシンシア・ニクソンの、深みある演技。<←チラシ>

ジョハンナ役のケイト・ベッキンセールは、見た中では「アビエイター」でエヴァ・ガードナー役だったようで、この作品でも”攻め”の動物的というか、魅惑の愛人モードだったけれど、

シンシア・ニクソンは、対照的な、昔の思いを胸に秘めてひっそりと家庭の隅で暮らす妻としての、静かな眼差し、物腰で、渋い存在感を醸し出していた感じ。

それと、後で作品サイトでマンハッタンやブルックリンの撮影スポットを見て、劇中そうメジャーな観光スポットなどはなかった覚えだけど、やはりNYの街並み、ビルや本屋の内装などは、視覚的にも楽しめたり。

そういう所で、まあやや消化不良的でもあった、渋めのNY舞台の人間ドラマでした。




by MIEKOMISSLIM | 2018-04-14 22:58 | 洋画 | Trackback(2) | Comments(2)

君の名は。(’16)

少し時間が経ったけれど、正月3日に放映の「君の名は。」、あれだけの話題作だったし、これはやはり見ておきたい、と、久方に録画して鑑賞。

a0116217_2356544.jpg最初の10分程を撮り損ねてしまって、大筋には支障ななそうだけどやや気にはなって、

やはり随分久方にDVDレンタル。<→(C)東宝>

てっきりせいぜい準新作扱い位かと思ったら、いまだに新作扱い!だったのはやや誤算だったけれど、まあ冒頭も判ってスッキリ。

この放映に先立って、新海監督作をその前夜、前々夜に放映してたのに気付いて、点けていつつ一部録画。「君の名は。」以前から名は知ってて、映像が綺麗そうなアニメとは思ってたけれど、直に見るのは初。

何だかジブリっぽいテイストのもあったけれど、短編集の「秒速5センチメートル」、「言の葉の庭」はナイーブな珠玉作っぽく、折あればじっくり見直したい気が。


で、「君の名は。」は序盤、これは懐かしい大林作品「転校生」の現代アニメ版?という感じ。

入れ替わった男女の戸惑いもコミカルで、今時らしいスマホ、アプリフル活用で、急場を乗り切ろうとする現代っ子的に”あり得そう”な描写、

瀧(神木隆之介)のいる東京の、四ツ谷駅とか千駄ヶ谷駅とか総武線、新国立美術館っぽいカフェなどリアルな風景、そこでのレストランでのバイト、食事とかの都会生活、

それと三葉(上白石萌音)がいる田舎ののどかさ、素朴な方言、伝統的な風習とかの対比、

2人がそれなりに入れ替わり生活に順応して都会生活、田舎暮らし体験を味わってるようなポップさ。



1/16追記:話の展開的には、後半スケールアップして、タイムトラベル+惨事で、2人の間の3年のギャップ、というのも含め、

そうだったのか、という、ファンタジーなりの辻褄的に、純愛テイスト絡めて上手く創ってる!という感じ。

でも今一、何故糸守川町の住民が惨事を免れられたか??三葉の友人勅使河原(成田凌)と早耶香(悠木碧)以外は全く隕石落下を取りあおうとせず、

まさにそれが落ちようとしていたシーンで場面転換、状況的にはかなり厳しかったんじゃないか?というのは釈然としなかったけれど、

見かけたノベライズ版の、町長三葉の父(てらそままさき)の決断に至った描写で、その背景、心境とかまあ一応謎は解けたり。

まあ突っ込み出すと、2人が互いのホームタウンをピンポイントで判る??とか、ここで会えるか??

時空のゆがみにしても、え、そういうことも忘れちゃうわけ??とか色々、まあアニメだしSFだし、だけれど、

何となく、このネット社会、匿名での淡い束の間だけの交流、跡にも残らない記憶、みたいな今の空気感も漂ってるような・・

それでも心の芯の部分に刻まれた、ただならぬ経験を分かち合った相手への思い。単なる”幻”だったことにして、通り過ぎることも出来たけれど、三葉を探しに出かけ、

思えば三葉になった自分が糸守町で惨事に遭って、三葉の最初の運命の通りになってしまったかもしれないのに、そういう危険は顧みず三葉と町を救おうとした瀧、

そしてラストの、そのショットは知ってた坂道での互いを認めあうシーン、ああ、ここで「君の名は・・」か、という、妙にストン、と腑に落ち具合。

たとえ相手の名さえ思い出せなくても、情報に溢れた世の中で、誰か、何かを大切に思うことのシンプルな強さ、潔さのような一本の筋が、このイマドキ感漂う描写の中にあったのが良かった、という後味。

それとRADWIMPSというロックバンドの音楽も、素朴なボーカルボイス+勢いあるメロディでシーンの切なさ+ポップ感にマッチしたチョイス、と感心、という久方の作品鑑賞でした。




関連サイト:君の名は。公式サイト象のロケット「君の名は。」
関連記事:東京タワー オカンと、ボクと、時々オトン(’07)Little DJ 小さな恋の物語(’07)風のガーデン(’08)第1話第2話第4話第5話第6話感動の後半突入SP第7話第8話第9話第10話最終話ナツユキカヅラサマーウォーズ(’09)借りぐらしのアリエッティ(’10)借りぐらしのアリエッティ(’10)<2回目>バルトの楽園(’06)涙そうそう(’06)ガンジス河でバタフライ(’07)

<アート・デザイン部門>に応募します


by MIEKOMISSLIM | 2018-01-15 00:09 | 邦画 | Trackback(1) | Comments(0)

ゆずり葉 ー君もまた次の君へー(’09)

昨日15日(火)、近くの成田図書館で映画会、「ゆずり葉」という未見のもので、都合も合ったので久方に図書館で鑑賞。

全日本ろうあ連盟の結成60周年を記念作、とのことで、初耳の作品。主な登場人物はろうあ者達、なのだけど、特にそう障害者もの、という後味は薄く、しみじみとした家族・青春もの、という感じ。

意外と、というか結構じんわり来るものがあるかも、と思ったら、Wikipediaによると公開時、その週の「ぴあ」満足度ランキング1位だったそうで。



主人公の大工木村(庄崎隆志)の亡き妻早苗役で、今や国会議員、先日不倫沙汰騒ぎがあったばかりの今井絵理子が出てて、

女優業もやってたのだ、と初めて知ったけど、一瞬、何だか地味な映画に出たものだ、と思ったけれど、

そういえば、政界進出のルーツとなったのは、お子さんが何かの障害を持ってて、というのを思い出して、そういう背景もあってか、と納得。後で確かめたら、お子さんの障害はやはり聴覚障害だったのだったと。



その他健聴者達、木村の働く工務店の先代店主役の大和田伸也、多分早苗の母役だった山口果林、ちょっとどこで出ていたか?友情出演だったらしい西村知美、のクレジットとかもあったけれど、

主な出演者、役者を目指す吾郎(福嶋一生)、その恋人さやか(津田絵里奈)、その妹で薬剤師を目指す尚美(貴田みどり)など皆ろうあ者で、演じる俳優陣もそのようで、

後で知ってちょっと驚いたのは、さすがに監督は健聴者だろうと思っていたら、その早瀬憲太郎監督自身もろうあ者で、普段ろうあ者向けの塾をやってるそうで。





大分前に見たやはりろうあ者出演の「アイ・ラヴ・ユー」「アイ・ラブ・ピース」「アイ・ラブ・フレンズ」等シリーズの、

「アイ・ラブ・ユー」の監督のお一人はろうあ者だったけれど、健聴者の監督と2人で共同、だったし、こういう風にろうあ者でありながら単独での監督、というのは初耳。

劇中の木村のように、この監督も映画は好きだけれど字幕のある洋画でないと見られず、だったそうで、

でもこうして一般公開作品を撮るまでに、というのはやはり情熱、努力、才覚あったのだろうと。


印象的だったのは、木村が帰宅して、出血して倒れている身重の早苗を目前にして、しゃべれないがゆえに病院に電話もかけられず、雪の中彼女を運んでいくしかない、身を切るようなもどかしさ。

ほのぼのシーンとしては、海の見える丘公園で、男子高校生が手話で、さやかの手話アクション手助けを受けながら、女子生徒に告白、のシーン。

You tube映像でも、聞こえない、という個性を生かすことでこれまでの映画では表現できない面白さが加わった、というくだりがあったけれど、

そういう手話というツールならではのストレートで爽やかなな温かみ、というか。


健聴者の早苗が木村に魅かれていく、というくだりは、まあ手話には縁がない自分としては、想像でしかないけれど、

この作品の後味的なものもあるのだろうけど、もどかしいことは山盛り、にしても、何だかもしかして普通にしゃべれるより、

”手話”という手段を通じて、の方が、余分な駆け引き、摩擦、すれ違いが少なく良くも悪くもストレート、ピュアに気持ちが通じ合って、相手によってはハマる、ということがあるのかも、とか。

あとやはり、まあお話的には出来すぎ、ではあるけれど、病魔が迫る木村の、ずっとぬぐえなかった亡き早苗に対する自責の念が、

思いがけない形で、自分の血筋を引く命を宿すさやかの身をアクシデントから救った、という形で緩和出来た、というカタルシス。


作品の根底的には、薬剤師の資格に合格しながら、厚生省に取り消された尚美、のエピソードにもあったように、ろうあ者への差別を失くす、という意義があるのだろうけれど、

むしろそういう所よりも、余りそういう障害ゆえのマイナス部分を乗り越えて、というより、普通に日常を頑張ったり落ち込んだりしつつ過ごす人々の人生ドラマ、という感じ。


俳優陣的には、今井絵理子もこの作品のスパイスの1つ、かもしれないけれど、やはり過去に傷を持つ主人公木村役の庄崎隆志の深みある物腰、

一見今時のイケメン風の吾郎役の福嶋一生の、等身大のろうあ青年の、恋人さやかや木村とのやり取りでの揺れ動く心情、とか、

演技力というのは?何とも言えないけれど、この作品の表立っての”柱”だったような。


a0116217_239354.jpg上映前、図書館スタッフが携帯は切っておくように、と言ってたと思うけれど、上映中はそのスタッフは部屋にいず、

途中、観客の男性の携帯が鳴って、仕事のことか何かしばらくそう声をひそめるでもなく話してて、マナー的には困ったもんで、だけど、

丁度木村が自分の過去の出来事について、多分早苗の事以外で何か仲間に告白してた、というシーンで、

ずっと字幕は出たいたのだけれど、何だか気が散って、見落としたまま不明だったのだけが、ちょっと鑑賞中も気にはかかってて、

この作品はノベライズもされているようで、図書館に在庫あるようなので、そのシーンがあるか?だけど、一応予約して、読んでみることに。<↑(C)汐文社>


そういう所で、まあたまたま今話題の今井絵理子の出演映画?という、ちょっとした興味以外、正直そう期待を持って、という訳ではなかった鑑賞だけれど、意外と良かった、

人それぞれの幸せ、人生のケジメのつけ方、みたいなことも思わせられた作品でした。

関連サイト:ゆずり葉ー君もまた次の君へー サイト成田図書館 イベントページ
関連記事:埋もれ木(’05)理由(’04)それでもボクはやってない(’07)


by MIEKOMISSLIM | 2017-08-16 02:55 | 邦画 | Trackback | Comments(0)

ストロングマン(’15)

先週16日(木)渋谷ユーロスペースで、25日公開のギリシャ映画「ストロングマン」試写会、案内メールが来ていて、都合も合ったので出かけて鑑賞。

a0116217_23284166.jpgこの劇場も随分久方、前に来たのはサーフィンのドキュメンタリーだったか?いつ頃か思い出せず。<→チラシ>

メールを印刷した地図を見ながら、東急本店の角を曲がったけれど、

もしかしてもう1本先か?間違っていて、開演時間に間に合わなかったら入場出来ない、とのことなので、やや不安に思いながら進んだら、無事覚えある劇場発見。

珍しいギリシャ映画、スタッフ、俳優に知る名もなく、監督のアティナ・ラヒル・ツァンガリは「ビフォア・ミッドナイト」の共同プロデューサーで女優としても出ている、というのが引っかかった位。


6人の中年男たちが、クルージング中、ふとした話の流れで、色んな面で一体誰が一番最高の男、ストロングマンなのか?自分達で判定するゲームをすることに、という、

あらすじ的には緩い笑い?系と思っていたのだけれど、どうも序盤~前半、時折、6人のふとした仕草が”採点”されたり、笑いが起こるユーモラス場面もありつつ、

さしたるストーリー展開もエスプリシーンもなく、やや眠気に襲われつつ、だったけれど、

中盤頃6人の中のディミトリス(マキス・パパディミトリウ)の彼の一芸口パク、懐かしい調べ「Loving You」のミニー・リパートンのハイトーンボイス+彼の渾身のパフォーマンスで目が覚めた、という感じ。

a0116217_23413679.jpgそこら辺から彼のキャラがそこはかとなく愛嬌醸し出し、

何だかルックス的にも、普段接している高3男子の天然ワイルドキャラと少し重なったりで、可笑しかったり。〔←チラシ裏>

他の5人の誰だったかの、メンバーたちが逃げ腰の、常軌を逸した友愛の証の要求に、ディミトリスだけが、そのピュアさ?か人の良さか?で応じて・・のシーンも「Loving・・」と共にハイライト。

終わってみれば、まあある種船内でのの密室劇、結局誰がNo1か?というそもそもの趣旨はさておき6人(+2人の世話係クルー)の個性が反発したり歩み寄ったり、確かに緩い笑いっぽい味わい。

終了後、ギリシャに詳しい女性のインタビュー形式での短いトークがあって、今回出ていたのはギリシャで色々劇等に出ている常連の面々、

確かに一番イケメンだったクリストフ役のサキス・ルヴァ―スは歌手で、ギリシャでは珍しい「アイドル」だとか。

まあそういう所で、久方の試写会、まさにミニシアター系、ちょっとシュール風味の緩いコメディを見た、という後味でした。



by MIEKOMISSLIM | 2017-03-23 23:36 | 洋画 | Trackback | Comments(0)

推手(’91)

今日近くの成田図書館の映画会で、米国・台湾合作「推手」上映、都合も合ったので、鑑賞。

a0116217_22254567.jpg図書館の上映会は、一昨年著作権の関係で休止、と聞いて以来久方、<←チラシ>

サイトでこの図書館で、昨日邦画「夏の庭」、今日この作品の映画会、と見かけて、昨日は行けなかったけれど、

丁度阿佐谷界隈に用もあったし、この図書館自体久方に訪問。いつもの会場の部屋には、結局観客は中~高年の4人。


これは「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督のデビュー作、「推手(すいしゅ)」は太極拳の技の一つらしく、

物語は、太極拳の師の老中国人が、NYで息子夫妻と孫一家と同居、1か月が経ったけれど色々問題あって、というヒューマンドラマ。


a0116217_2285718.jpg始まる前、例によって部屋の前方にあった関連書籍の中から、「マイ・ファースト・ムービー」という本の、アン・リー監督の所を読んでいて、<(C)フィルムアート社→>

表題は「東洋と西洋の間に立つ、私の内面の平衡感覚を表現したい」で、

この監督って、「ブロークバック・・」を見た限りでは、普通にアメリカ人、としか思ってなかったけど、

台湾生まれ、米国育ちの人だったのだった、と今にして、で、この「推手」が脚本コンテストで一等になって、陽の目を見るまでの、アメリカでの色々変遷、苦労のエピソード。

途中で上映時間になったので、せっかくだから、アン・リー欄は読もうかと、帰りにカウンターで借りてきて、映画関連本は随分久方。

まあここで取り上げられている16人のうち、知ってたのは他に、コーエン兄弟、ケン・ローチ位、特に気になる顔ぶれはなし。


作品自体は、まあ高齢で異国に渡った老人、朱(ラン・シャン)、異国人である生粋のアメリカ人、義理の娘マーサ(デブ・スナイダ―)との、にわかには埋めにくいカルチャー&世代ギャップ、



板挟みになる息子アレックス(ワン・ボーチャオ)の気遣い、孫のジェレミー(ハーン・リー)とのぼのぼのとした時間もありつつ、

太極拳の師という一芸を持ちながらも、というか、そういう一芸があるからこそもあって、かと思われるプライド。



同郷の同世代の未亡人女性陳(ワン・ライ)に魅かれつつ、相手にも同様のプライド、背景があって、すんなりとはいかない接近、選んだ孤独な道、など、

人種のるつぼNYならでは、という背景でもあるけれど、それぞれの程よい距離を模索していく、何だか今見るからこそ妙にしみじみドラマ、という感じ。


1/21追記:印象的だったのは、まあそう広い方ではないアメリカの家の構造上なのか?1Fのドアがない続きのフロア、手前で太極拳や書道にいそしむ朱老人、

向こう側で、PCの前でキーボードを打ちつつ文筆活動に励むマーサ、という精神性VS合理性、東洋の伝統VS西洋の現代性、とも取れるような対比、とか、

朱が道に迷って戻らない夜、彼を探し回り、マーサに日頃のジレンマを爆発させて台所で暴れるアレックス、

でもついに朱を老人ホームに送り込む決心をしたけれど、体調を崩した朱にそれを告げられず、彼と陳を接近させることによっての大団円を図ったり、

アメリカのコンピューター界で仕事し、アメリカ人を妻に持つ中国人、アレックスが、東洋の、親を深く思う精神と息子としての立場、

西洋の合理性と朱との生活に苛立つ妻の夫としての立場、の狭間で揺れる様、というのも、

ちょっと(元プロ野球選手新庄+イ・ビョンホン)÷2、のようなムード、風貌のワン・ボーチャオが醸し出していた感じ。


また、朱が太極拳の講師をしている時、陳の料理教室と兼ね合いのフロアで、一突きで大男をずっと後ろまでのけぞらせたり、

一番の見せ場、というか、終盤、レストランで皿洗い作業が遅い朱を追い出そうとする店主が仕向けた男達が、5,6人かかっても、太極拳で鍛えた朱をその場から動かせない、ある種スーパー老人!のようなシーン。



こういう一芸がなければ、朱は、息子夫妻宅で、老人としての分相応の扱いに甘んじて、マーサとの摩擦も少ないだろうけれど、それではドラマにならない、

太極拳をモチーフに、やはり気骨ある東洋人、中国老人としての主人公、にして、彼が西洋での暮らし、違う文化での息子宅での身の置き場、葛藤、

また同世代の似たような境遇、プライド、ジレンマを持つの女性陳との距離が、互いに好意を持ちつつもそれぞれの状況、心境もあって、

性急でなく、一歩一歩自然に近づいていく様が、シルバーロマンス的にもなかなか渋い、と思わせられる、思ったよりさり気なく色々見所あった、アン・リーデビュー作、でした。

関連サイト:Amazon 「推手」成田図書館
関連記事:ブロークバック・マウンテン(’05)




by MIEKOMISSLIM | 2017-01-22 22:18 | 洋画 | Trackback | Comments(0)

ふれあい音楽会~映画音楽への誘い

先週18日(土)、近くのセシオン杉並1F談話室で、「サクソフォンとビブラフォンによる映画音楽の誘い」コンサート、都合も合ったので母と行ってきました。

ここでの「ふれあい音楽会」は、’13年のラテン音楽コンサート以来、この時結構混みあっていて、予定では1時間だけど、立ち見は母はきついし私も嫌だし、少し早めに出発、今回は余裕で前の方の椅子に座れて一安心。

a0116217_23104032.jpg演奏者は、サクソフォンが横山美優さん、ビブラフォンが西村安世さんの女性コンビ「夕暮れコンセール」、

2人とも東京芸大卒、色々演奏会に出たり、指導したりしているようで、30代前半位?という感じ。<→チラシ>

主に進行役だった横山さんは、チラシの写真では、やや元モー娘の中澤裕子似?という印象、しゃべりだしたら、まあしっかりはしてるけど中澤裕子よりはおっとりソフト、

時折バトンタッチでマイクを渡して、曲や楽器のことを話す西村さんと共に、終始余り気張らずアットホームなムードを出してた感じ。

ビブラフォンの紹介で、鉄琴盤の下にあるペダル操作で、音にビブラートがかかるから「ビブラフォン」なのだ、とか。

演奏も、こういう2楽器コラボは初めてだったけれど、スパイス効いたサクソフォン+柔らかな音色のビブラフォンミックスで、聞き馴染み曲も少し新鮮だったり。


演奏曲は、

★ジ・エンターテイナー

★ムーン・リバー

★愛のロマンス

★白い恋人たち

★マイ・ウェイ

★雨にぬれても

★星に願いを

★サウンド・オブ・ミュージックメドレー

★愛を奏でて

★ゴッドファーザ― 愛のテーマ

★オン・マイ・オウン

★SHE

★ジブリメドレー

★ニューシネマパラダイス

★ディズニーメドレー

★見上げてごらん夜の星を

今回ほとんど聞き馴染み、母も、映画そのものは未見でも、結構知っている曲があったようで。

まあどの曲も懐かしく、久方に聞いて改めてしみじみ名曲感、だったけれど、一番インパクト、というと「白い恋人たち」なんて、メロウな旋律が何とも郷愁。

  


それと、先日GWのウインドハーモニーアンサンブルコンサートでも聞いた、ジブリメドレーの中の「魔女宅」の「海の見える町」、

  

「やさしさに包まれたなら」、

  

そして「君をのせて」。

  

ジブリメドレーは、あと「トトロ」のテーマ曲で、今回、唯一日本映画の代表でジブリのを選んだそうだけど、

まあ確かに、思えば実写でも、歴代名作は色々あっても、こういうコンサートでスタンダードに人に知られてて、演奏される日本映画曲って、なかなか難しいかも。

あえて言えば、浮かぶのはやっぱり角川作品で、ユーミン曲「時をかける少女」「Woman~Wの悲劇より」とか。

また、他の曲より短かったけれど「ニューシネマ・・」の曲も、久々、映画の感触が一瞬蘇ってキュッとするような。

  

それと、超スタンダードで、今までに色んなシンガー版で何度聞いたか?だけれど、今にして聞く「マイ・ウェイ」というのも、歌詞はなくとも、何だかこれまでにはなかった感慨あったり。

  



その他、最初の「ジ・エンターテイナー」もだったけれど、そうもタイトルだけではピンとこず、メロディを聞いて、ああこれだったのか、だったのが、

「禁じられた遊び」の有名過ぎる曲だった「愛のロマンス」。あ

  

2人は時々映画自体のことにも触れていたけれど、この曲の時、ギターで有名、とは言っていたけれど「禁じられた・・」には触れず、ただ切ない曲調ということから、

西村さんが「愛するというのは、楽しいことなかりでなく、辛いことも多い・・」のようなことを言っていて、

もしかしてこれが恋愛映画のテーマ曲と思っている?かどうかまでは不明だけど、「禁じられた・・」自体は未見かも、とも思ったり。


それと、「星に願いを」というタイトルも、アグネス・チャンのしか連想しなかったけれど、聞けばああ、これか、だったり、映画「ピノキオ」の曲だった、というのも、今にして。

  


その他は曲とタイトルが脳内で一致、「ムーン・リバー」、

   

「雨にぬれても」、

   

サウンドオブミュージックや、ゴッドファーザー、どの局がどの作品、というのは浮かばなかったけれど、どれも聞き覚えだったヂィズニーのとかも、懐かしさ。


全く聞き覚えなかった「愛を奏でて」「オン・マイ・オウン」は、それぞれどちらも未見の「海の上のピアニスト」「レ・ミゼラブル」の曲とのことで、

冒頭の旋律は覚えあるような?やや微妙だった「SHE」は、2人は触れなかったけれど「ノッティングヒルの恋人」の曲だったようで、

  

これはDVDで見たはずだけれど、どうもこの曲シーンらしいYou tube映像見ても今一思い出せず。でも好きな感じのメロディ。


そういう所で、やや押して1時間10分位のスタンダード曲ミニコンサートではあったけれど、映画音楽特集というのも久方、なかなか凝縮、充実感でリフレッシュの今回でした。

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by MIEKOMISSLIM | 2016-06-24 23:05 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

ハリー・ポッターと賢者の石(’01)

少し時間が経ってしまったけれど、先週末5日(日)、近くの総合施設セシオン杉並での「セシオン杉並まつり」で、ハリーポッターの一番最初の「・・賢者の石」上映、都合も合ったので見てきました。


ハリーポッターシリーズは、どうも縁ないままで、まともに見たのは今回初めてで、原作も未読。少し会場に着くのが10分位か遅れてしまって、魔法学校からの案内状が渦巻いているシーンから。

残念ながら、今回字幕版ではなく、字幕はついていても、流れてきたのは日本語吹き替え版だったけれど、こういう話だったのか、と、今にして。

主演のハリポタ役、当時12才位のダニエル・ラドクリフは、これがこのメジャーシリーズの”顔”か、というのも今にして、で、

パワフルさとか線太感はないけれど、知的っぽい眼鏡も似合う、上品な繊細さ漂う風貌を併せ持つ芯の強い漂う佇まいが、サラブレッド的な、生まれつきの訳あり魔法使いキャラクターにフィット。

彼が幻の3/4番線から魔法学校に旅立つキングス・クロス駅や、まだビッグアイなどない、ロンドンの街並など、英国モードを背景に、

魔法学校での、さもありなん、というホウキで飛ぶ授業や、スリリングな空中ゲーム、広い食堂で生徒たちの前に並ぶ美味しそうな食事、コウモリ達が空中から各生徒に配る郵便物、

学校周辺の、1軒1軒何を売っているのやら?という横丁の、怪しげな銀行や、魔法の杖専門店、などのファンタジック空間の趣、

立体チェスなどを使ったりしながら、因縁の石を巡っての、魔物達との攻防など、アドベンチャーテイストも散りばめられて、男子にも女子にもアピールありあそうで、人気ぶりもなるほど、というか。

俳優陣では、ハリーと魔法学校で接近するハーマイオニー役のエマ・ワトスンもまだ11才、近年「マリリン7日間の恋」の衣装役だったのを見ていたのだけれど、こましゃくれた優等生役少女のリトル魔女ぶり。

そして、魔法学校の副校長マクゴナガル役のマギー・スミスは「天使にラブソングを・・」の修道院長役も彷彿の、渋い存在感。


そういう所で、今金曜ロードショーで、このシリーズ特集中のようだけれど、遅ればせながらの元祖「ハリーポッター」味わいでした。

関連サイト:Amazon 「ハリー・ポッターと賢者の石」象のロケット「ハリー・ポッターと賢者の石」
関連サイト:マリリン7日間の恋(’11)天使にラブソングを・・(’92)ラヴェンダーの咲く庭で(’04)シャンプー台の向こうに(’’00)


   

by MIEKOMISSLIM | 2016-06-11 23:34 | 洋画 | Trackback(1) | Comments(0)
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「KYOKO」は’02年に映画掲示板にスレッドを立てた村上龍監督、高岡早紀主演映画で、当ブログはそのスレッド、次のブログに続いての3代目です。マイペースで、長年ファンのユーミン関連初め音楽、美術展、仕事、グルメ(食事)、映画、本、日常、旅のことなどアップしてます。


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